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标题: 《南十字星》原文及汉语翻译 [打印本页]

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-8 11:26
标题: 《南十字星》原文及汉语翻译
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-7-16 09:08 编辑

最近刚看完赤川次郎的小说《南十字星》,在网上搜索了下,发现还没有关于这本书的译文,遂献丑,自己翻译了一下。由于水平有限,希望广大网友在阅读原文后能给予我指正。不胜感激
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-8 11:29
1.走り出す美女

カチッという音が聞こえた。

万年筆のキャップをはめた音だったらしい。その若い女性は、細身の赤い万年筆を、静かにテーブルにおくところだった。

そして、そっとため息をついたのだ。

「いいなあ.....」と、その女性を眺めていた奈々子もため息をついた。

「何が?」カウンターの中でコーヒーカップを洗っていた店のマスターが、奈々子のため息を聞きつけて、訊いた。

「え?ああ、あの窓際の女性」

「美人だね」と、マスターは見もせずに言う。

译文:1开始行动的美女

喀的一声传来,好像是钢笔笔帽扣上的声音。女人刚刚将红色的细钢笔静静的放在桌子上。

然后,轻轻的叹了口气。

“真不错啊”正在观望美女的奈奈子也叹了口气。

“什么不错?”正在柜台中洗咖啡杯的老板听见奈奈子的叹息问到。

“啊?哦,那个窗边的女人。”

“美女吧。”老板看也没看的说到。

「へえ、ちゃんと分かてんだ」

「もちろん。店に入って来た時から気が付いてるよ」

もう五十がらみで、大分髪の白くなりかけたマスターは、この店を開いて二十年近い。客が入って来たのを気付かないなんてことはないのだろう。

「ああいう美人がため息をつくと、風情があっていいわね」

「奈々ちゃんだって、悪くないよ、消化不良みたいで」

「澄まして残酷なこというだから、二十歳のうら若き乙女に」と、奈々子はマスターをにらんでやった。

まあ、浅田奈々子自身も、自分がため息の似合うような繊細さ感じさせるタイプでないことは承知している。丸顔、どっちかという少し下ぶくれのふくよかな顔、そして方の張った、かっしりした体格。

でも、こうしてジーパンはいて、大きなエプロンをして立ち働くには、誰にも負けないくらい向いているのだ!

「ーすみません」

窓際の女性が、囁くような声で言った。

こんな小さな喫茶店だから聞こえるけどね、もって広くて、BGMをガンガン流している店だったら、とてもその声はカウンターまで届かないだろう。

译文:

“诶,你都知道?”

“当然,进店的时候就注意上了。”

已经快要50岁,大部分头发变白的老板,经营这个店差不多20年了。

不可能客人进来了都不察觉吧。

“正如所说,那美人的叹息真有一种风情呢。”

“就是奈奈子也不差啊,不过有点像消化不良。”

“不要装模作样的对才20岁的少女说那种刻薄的话!”奈奈子瞪了老板一眼。

当然,奈奈子自己也知道,自己不是那种适合纤细叹息的类型。圆脸,要说哪就是下半部还比较丰满的脸型。而且,伸展肩膀,是种健壮的体型。

但是,这样穿着牛仔库,带着大围裙努力工作,是不会输给任何人的。

“打扰下。”窗边的那位美女,低声的说了一句。

这么小的声音,虽然能够听到,但是再宽敞一点,播放音乐的环境下,这种声音怎么也传不到柜台那边去吧。

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-8 11:31
一本书也不少东西,打起来也比较费劲,一天就更新点吧,有问题的提出来,感激不禁哦
作者: Jennifer    时间: 2011-6-8 11:42
支持一下  加油
作者: reiuka2    时间: 2011-6-8 13:46
楼主加油。

提个小小意见。文字不要粗体,行距也别太大,现在这样看有点累啊。
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-8 15:55
回复 reiuka2 的帖子

啊,明白了。
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-9 08:33
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-9 13:47 编辑

はい」
奈々子は盆を手に、急いでそのテーブルへと飛んで行った。
「あの紅茶をもう一杯。それと、糊はありますか?」
「のり...。あ、くっつける糊ね」
まさか喫茶店で海苔を注文する人もないだろう。
「封筒に封をするだけですから」
「じゃ、何か持ってきます」
奈々子は、空になったティーカップを盆にのせて、さげて戻った。
「--これ、使ってもらって」
と、マスターがレジの下から、スティック式の糊を出す。
「はい、それと紅茶一つ」
「何か頼まなきゃ悪いと思ってるんだね」
と、マスターは低い声で言った。
そう、奈々子もたぶんそうだろうと察していた。本当は、飲みたいわけじゃないのだろうが。
糊を持って行くと、その女性は、白い封筒に、さっきまで書いていた手紙をたたんで納め、糊づけしてきちんと封をした。


译文:
“好的。”
奈奈子拿起托盘,急忙跑到餐桌旁。
“嗯,再来一杯红茶,还有,有浆糊吗?”
“のり。。。啊,粘东西的浆糊啊。”
可能是店里没有没有点海苔的人吧。(日语中海苔和浆糊同音)
“只是用来封信封口。”
“好,我这就去拿来。”
奈奈子把已经空了的茶杯放在托盘里,端着走了回去。
“用这个吧。”
老板说着从收款机下拿出棒式胶水。
“来了,一杯红茶。”
“不点些东西觉得不好意思吧。”老板低声说了一句。
是啊,奈奈子大概也觉察到,其实,美女可能并不是想要红茶。
美女把胶水拿回去,把直到刚才还在写的信纸叠好,放在白色信封里,最后用胶水牢牢封好口。


作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-9 08:36
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-9 08:44 编辑

PS:納める 収める都是一样的读法,但意思不同,我想大概日本人写的不那么严谨。在这里应该是 収める,意思是收在信封里的意思。
作者: reiuka2    时间: 2011-6-9 09:53
这句话翻错了啊。

「何か頼まなきゃ悪いと思ってるんだね」と、マスターは低い声で言った。
“让你办点什么事都办不好。”老板低声说了一句。

“她是觉得不点些什么不太好吧。”老板低声说了一句。
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-9 11:25
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-9 16:16 编辑

「どうもありがとう」
と、糊を返してくれるのを受け取って、奈々子は、その封筒の差出人が<美貴>となっているのを見た。
美貴か。-こういう女性にはぴったりね。私、美貴なんて名じゃなくて、良かった。
二十四、五歳だろか。真直ぐに背筋を伸ばして座っているところが、いかにもしつけのいいお嬢様って感じた。でも、左手の薬指にはリングが光っている。
まぶしげに、外を眺める彼女の横顔は、でも、どこか寂しげだった。
窓の下は、渋谷の雑踏。平日の昼間に、どこからこんなに大勢の人が出て来るのかと、毎日ここへ通って来る奈々子だって不思議になるくらいだ。それもどう見ても高校生とか、せいぜい短大生くらいの若い女の子たち....。
こういう場所には、この<美貴>という女性はあまりそぐわない感じだった。
「奈々ちゃん。紅茶」
とマスターに呼ばれて、奈々子は急いでカウンターへ戻る。
するとーその窓際の女性が、立ち上って、薄いコートとバックを手に、やって来た。
「すみません。もう時間がないので。その紅茶の分、お払いしていきますわ。」
「いや、これは結構ですよ」
とマスターが言った。「こっちで飲んじゃいますから。どうせ息抜きの時間ですし」
「でも、それじゃ申し訳ありませんから」
「いいんです」
と奈々子が言った。「私、飲んじゃおう」
さっさとカップを取って、一口飲んで、熱いので、目を白黒させた。
「すみません。じゃ、一杯分だけ...」
と、代金払う。
「-去年の秋ごろ、おいででしたね。」
と、マスターがおつりをでしながら言った。
「ええ、ご存知?」
「何となく憶えていて。確かお二人でー」
「夫です」
とその女性は言った。「でもあの時はまだ婚約中でした」
「そうですか。何だか、式場のパンフレットをご覧になっていたような」
「ええ、そうでした。-あの時は、式の十日前ぐらいだったかしら」
その女性の顔に、ふと捕微笑が浮かんだ。
「この前を歩いていて、私、このお店の名前がすきで、入ろうって言ったんです」
译文:
“谢谢。”
接过送还回来的胶水,奈奈子还看见那个信封上的发信人的名字叫做美贵。
叫美贵吗?——和这位美女还真相配呢。我不叫这个名字太对了。
她大概24.5岁吧。笔直的坐着,完全是一个有教养的大小姐的感觉。但是,左手的无名指上的戒指却闪耀着。
她向外遥望着,有些耀眼的她的侧脸却能看出一丝寂寞。
窗下是涉谷的熙攘吵杂。平日的白天里,不知从哪过来的一大票这样的人。每天都从这里走过的奈奈子也感觉到不可思议。而且,无论怎么看都是高中生,顶多是短大的女学生们。
这种场所对于叫美贵这样的女性来说感觉不太相称。
“奈奈子,红茶。”
被老板一叫,奈奈子急忙回到吧台。
那个窗边的女性站起身,把薄薄的衣服和包拿在手里,走了过来。
“不好意思,已经没时间了,结完红茶的钱后我就走了。”说着打开了包。
“不,不用了。”
老板说。“我们来喝完,反正是休息时间.”
“但是,真的很抱歉。”
“没关系。”奈奈子说道。“我喝了吧。”
奈奈子快速拿起杯子,一饮而尽。因为茶热的原因,烫的直翻白眼。
“那不好意思了,这是一杯的钱。”说着付了钱。
“去年秋天您来过吧。”
老板一边找零一边说。
“诶,您知道?”
“无意中还记得些。那时应该是2个人来的。”
“和我的丈夫。”
那个女人说。“不过那时还是在婚约中。”
“这样啊,你好像在看婚礼殿堂的小册子。”
“啊,对啊。-——那时是好像是婚礼前的十天左右。”
这个女人的脸上突然洋溢起微笑。“在这酒吧前散步,很喜欢这个酒吧的名字,就说进来看看吧。”


作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-9 11:28
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-9 11:38 编辑

回复 reiuka2 的帖子

谢谢指正,又看了下却是是翻译错了。当时看快了,觉得很顺嘴。。。。。。改正了。
希望以后多多指点啊,多谢多谢。
作者: reiuka2    时间: 2011-6-9 13:02
回复 呼唤十字星 的帖子

改了后意思也不对啊。

老板的意思是说那美女光要浆糊觉得不好意思,就再点了杯红茶。

再看仔细点。
作者: reiuka2    时间: 2011-6-9 13:14
这句有问题。

こっちで飲んじゃいますから。どうせ息抜きの時間ですし
在这喝完吧,反正都是休息时间

这个こっち不是这里,而是我、我们的意思。

我来喝了吧,反正到了休息时间
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-9 13:45
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-9 14:04 编辑

回复 reiuka2 的帖子

对对,なきゃ是不。。。的话。否定的意思我没翻译出来。二次改正了。


こっち有这里和我俩种意思。确实你的翻译更符合情景意思。休息时间是对酒吧工作人员来说的。但こっち作我,我们来讲的时候是代词吧?如果说是"我们来喝完吧"是不是应该说出こっちは....呢。用で就不通了啊。
作者: reiuka2    时间: 2011-6-9 14:41
回复 呼唤十字星 的帖子

で也可以的,它有“由”的意思啊。

由我来把红茶喝掉。

翻译还是要主要看上下文连接得是否通畅合理,不能死抠语法啊。
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-9 14:46
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-9 14:50 编辑

回复 reiuka2 的帖子

额。确实以前没见到过代词后加で解释做 “由”这种用法。我学习过で的7种用法里没有由的意思啊。像私で、彼女で这种都很少见啊。不过这也算学习到了。以后多来指点啊。
作者: reiuka2    时间: 2011-6-9 15:03
回复 呼唤十字星 的帖子

二人行きます。

这个见得多吧。就是表示方式的一种。
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-9 16:19
reiuka2 发表于 2011-6-9 15:03
回复 呼唤十字星 的帖子

二人で行きます。

嗯嗯,明白了。翻译成在这的话,后面那句就不对了。
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-10 08:27
[ここの名前が?」
「ええ。-<南十字星>って、私、一度オーストラリアかニュージランドへ行って、南十字星を二人で眺めたかったものですから」
「お二人で、いいなあ」
と、奈々子が口を挟む。「じゃ、ハネムーンに?」
「いえ、新婚旅行はヨーロッパで。夫の仕事都合もあったんです」
なぜか、その女性はちょっと早口になって、「ごめんなさい、つい余計なしゃべりで、お仕事の邪魔をしてしまって」
「いえ、とんでもない、またどうぞ」
と、マスターが言った。
「どうもありがとう」
財布をバックへ納めると、その女性は、店の出口の方へと歩き始めた。-と思うと、ふらっとよろけて、そのてからコートとバックが落ちる。
「危ない!」
奈々子が、駆け寄って支えた。
「ごめんなさい...。ちょっと貧血を...。大丈夫です」
「少し休んだ方がいいですよ」

译文
“这个店名吗?”
“是啊,——叫《南十字星》,我想去一次澳大利亚或新西兰,因为俩个人想一起仰望南十字星。”
“俩个人吗?真好啊。”
奈奈子插口道。“那么,在蜜月的时候去?”
“不,新婚旅行在欧洲,因为丈夫工作的关系。”
不知怎么,这个女人有些嘴快、“对不起了,不知不觉说了些没用的,打扰你们的工作了。”
“不会,您说哪里的话。还请您自便。”
老板说道。
“实在感谢了。”
女人把钱包放在包里,刚想朝店门出走去,突然蹒跚了一下,衣服和包都从手中掉落了。
“危险!”
奈奈子跑过去一把扶住。
“不好意思,我有点贫血,不要紧。”
“还是休息一下比较好。”

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-10 09:01
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-10 09:04 编辑

「いいえ、大丈夫。-行かなきゃならないので」
「でも、無理すると..」
「成田に、四時までに行かないと。迎えい行く約束になってるので」
その女性は、少し目をつぶって、深呼吸してから、「ーもう何ともありませんから」
と肯いって見せた。
奈々子、マスターの方を見た。

春の陽射しは暖かかった。
車が成田空港の到着ロビー前に着いた時、奈々子は、車内の暖かさに、うとうとしかけていて、
「お待ち遠さま」
という運転手の声に、ハッと目が覚めた。
「こんなところまでごめんなさい」
と三枝美貴は言った。
「いいえ、どうせ暇ですもの」
奈々子は、そう言って欠伸をした。
「駐車場の方でお待ちします」と運転手がドアを開けてくれながら、言った。

译文
“不行,我没什么。因为不去不行啊。”
“但是,勉强的话。。。”
“最晚4点到成天机场,因为约好了去迎接的。”
女人稍微闭了会眼睛,做了个深呼吸,点点头说到“已经没什么事了。”
奈奈子朝老板的方向看过去。

春日的阳光照射很暖和。
汽车来抵达成田机场大厅前的时候,奈奈子在车内暖气作用下,已经迷迷糊糊了。
“久等了。”
因为ドライバー的声音,奈奈子猛的睁开了眼。
“让你来这地方,真是不好意思啊。”
“别这么说,反正我很闲嘛。”
奈奈子说着打了个哈欠。
“我在停车场恭候。”ドライバー边打开车门边道。

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-10 09:05
「お待ち遠さま」不知道怎么翻,觉得差不多这个意思吧。ドライバー这个词居然写上成日语。。。
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-10 14:49
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-11 09:47 编辑

「-何とか間に合ったわ」
と、三枝美貴は、腕時計を見た。「もう、飛行機が着いているかどうか見て来るから」
「この辺にいます」
と奈々子は肯いた。
また欠伸が出て来る。
あの美貴という女性の顔色がなかなか元に戻らないので、マスターが奈々子に、ついて行ったら、と言いでしたのだ。
奈々子としては別に、そう忙しいわけでなし、構わなかったのだが、正直なところ、客の一人にそこまでしてやるのもどうかと思った。
しかし、マスターがいやにすすめるのと、美貴自身も、ついて来てほしそうな様子だったので、こうしてやって来たのである。
エプロンを外して、店を出る時、マスターが、「あの人の様子に、よく気を付けていた方がいいよ」
と、奈々子に囁いた。
どういう意味なのか、奈々子にはよく分らなかった。ハイヤーを使ってここまで来るのなら、何も「付添い」まで必要あるまい、って気もしたのである。
しかしまあ...。どうせなら、来てしまったのだから、少し見物でもして。-でも海外旅行なんてしたこともない奈々子としては、到着口から、両手で持っち切れないくらいの荷物をかかえ、くたびれた顔でゾロゾロと出て来る新婚さんたちを眺めていても、あんまり面白くはない。
結婚シーズンではあるし、当然ハネムーンの客が多いのだろうが、中には早くも険悪なムードのカップルもないことはなく、
「ざま見ろ」
なんて、つい言ってみたくもなる奈々子だった。
でもーあの三枝美貴って女性、一体誰を迎えに来たのだろう?当然ご主人、かと思って訊くと、
「いいえ、そうじゃないの」
と、首を振るだけ。
何となくよく分らない女性ではある。
「-少し早く着いたんだわ」
と、美貴が戻って来た。「もう出て来るところですって」
「出口はここだけなんでしょ?じゃ、ここで待ってれば、必ずー」
「ええ。そうなの。でもー」
美貴が震えているのに気付いて、奈々子はびっくりした。気分が悪いというのとは少し違うようだ。極度に緊張しているらしい。[/color]译文:
“勉强是赶上了。”三枝美贵看了下手表说,“因为已经能看到飞机到没到了。”
“我就在这里等你了。”奈奈子点头,又打了个哈欠。
因为那个叫美贵的女人的脸色还没恢复,老板对奈奈子说,要不你跟着吧。
奈奈子没什么好说的,也不是很忙,没什么关系,老实说对待一个客人而已怎么也不用做到这种程度吧。但是,老板的推波助澜,美贵本身也想让自己跟着的样子,所以才这样跟来了。
脱掉围裙,走出店时,老板对奈奈子耳语道:“那个人这个状态,你要好好注意才是啊。”
奈奈子不是太明白什么意思。觉得叫个出租车到这来的话,也没必要注意什么吧。
但是,算了。反正都来了,就稍微看看热闹吧。——但是从没海外旅行过的奈奈子,到了出站口望到俩手都提不完行李。一脸疲态的新婚夫妇一个个走出来却没感觉出太有意思。
因为是结婚季节,所以过蜜月的旅客才多吧,但其中也不是没有早已关系闹僵的夫妇。
“活该!”
奈奈子不禁想这么说一句。
不过,——那个三枝美贵到底来迎接谁的呢?奈奈子觉得是她丈夫,便问了句。
“不是的,不是他。”说着,只是摇了摇头。
总觉得她是个不甚了解的人。
“有点提前到达了。”
美贵走回来,“说是刚刚已经出来了。”
“出口就这一个吗?那在这等的话肯定...”
“恩,是,但是...”
因为觉察到美贵颤栗了一下,奈奈子吓了一跳。和不舒服有点不同,应该说是极度紧张。

作者: reiuka2    时间: 2011-6-10 16:30
这段翻译得不怎么样啊。

1 「この辺にいます」と奈々子は肯いた。
在这边。”奈奈子点头

我在这等你。”奈奈子点了下头

2 正直なところ、客の一人にそこまでしてやるのもどうかと思った。
老好人的性格让她怎能让客人这种情况还一个人走

老实说,她觉得就是一个顾客而已,没必要费心到这个程度

3 どうせなら、来てしまったのだから、少し見物でもして
反正都来了,就少点环顾吧

反正都来了,就稍微看看热闹吧

4中には早くも険悪なムードのカップルもないことはなく、
但其中也不是没有早有险恶用心的夫妇

不过其中也不是没有早已开始冷战的夫妇

5 もう出て来るところですって
说是刚刚已经出来了

说是已经开始出闸了。

6 気分が悪いというのとは少し違うようだ。極度に緊張しているらしい。
气氛要说是不好的话还有点不同。好像应该说是极度紧张的气氛

看上去不是身体不舒服,而是极度紧张。
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-10 20:08
回复 reiuka2 的帖子

多谢指点啊。由于初次翻译,有很多意思不是很明确。
其中第四个问题就是,自己也觉得翻译的很别扭,険悪还有冷战的意思啊,受益了。
第五点我觉得没差什么啊,开始和刚刚不是一样吗?
其他的都看明白了。

作者: reiuka2    时间: 2011-6-10 21:15
回复 呼唤十字星 的帖子

已经出来了跟正在出来意思还是不同吧。

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-11 09:36
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-12 08:41 编辑

一体誰を迎えに来たんだろう?
出口からは、切れ目なく人が流れ出して来る。同じバッジを胸につけたツアーの団体、先頭の添乗員は旗を手に、もうくたびれ切った表情で、最後の力をふり絞って、「みなさん、こちらへ!」
と、叫んでいる。
ああいう商売も楽じゃないわね、と奈々子は思った。ただでl旅行ができる、なんて羨ましいがっていたこともあるが、とんでもない話らしい。
「ー来ました?」
と奈々子が訊くと、美貴は黙って首を振った。
まるで憎い敵が出て来るのを待っているように、固くこわばった表情である。
ツアーのグループにまじって、あまり荷物の多くない、ビジネスマン風の男性が目に入った。スーツにネクタイで飛行機から下りて来る姿が、さまになる、ちょっとインテリタイプの男性である。
その男性が、奈々子に目を止めた。と、思ったのはもちろん奈々子の間違いで、当然、向うは美貴を見ていたのである。
「あの人?気が付いたみたいですよ」
と、美貴の方を向いて言ったが、美貴は全く聞いていない。
ただひたすらその男の方を見ているだけだった。その男がやっと人の流れから抜け出して、美貴たちの方へと歩いて来る。手にしているのは、小さなハードタイプのボストンバック一つ。いかにも旅慣れた印象である。
その男が、足を早めて、美貴たちまで数メートルのまで来た時だった。
突然、美貴が男に背を向けて、かけでしたのだ。奈々子もびっくりしたが、その男の方も愕然とした。
「美貴さん!」
奈々子は、自分でもよく分らない内に美貴を追って走りでしていた。
ただでさえ混み合ったロビーである。そこを走るというのは、容易なことではない。
奈々子は、何だか知らないが、ともかく美貴の後を追っかけた。
途中、二、三人は突き当たり引っかけたりしたかもしれないが、ともかくいちいち振り返っている余裕はなかったのだ....。
译文:
到底是来接谁呢?
从出口处,目不暇接的人流拥挤出来,胸前戴着一样徽章的旅行团的领队手里拿着小旗,也是一脸疲倦的表情,用尽最后的力气喊着:“大家往这边来!”
如此的行业也不轻松啊,奈奈子想。能免费旅行,让人羡慕,真是荒唐。
“来了吗?”奈奈子问,美贵没有说话,只是摇了摇头。
简直就像是在等仇恨之敌出来般僵硬的表情。
混在旅行团间,不是很多行李,一个商人形象的男人映入眼帘。穿着西服,打着领带从飞机上下来的身姿,颇有点知识分子派头的男人。
以为那个男人的目光是停在自己身上当然是奈奈子的错觉,应当是朝美贵望去的。
“是那个人?好像注意到了。”
奈奈子朝美贵的方向说了句,但美贵完全没有听到。
只顾朝那男人方向看着。这个男人终于从人潮中拔出身来,朝美贵等人的身边走来。手里拎着一个硬式老板皮包。的却给人习惯旅行的印象。
这个男人加快步伐,来到离美贵等人数米的地方时,突然美贵朝男人背后的地方狂奔过去。奈奈子吓了一跳,男人也一脸愕然。
“美贵小姐!”
奈奈子自己也不知道怎么回事,朝美贵追了过去。
原本就人山人海的大厅,要在这里跑真不容易。
奈奈子什么也不知道,暂时只好追在美贵身后。
跑的时候碰到几个人,也没有时间一一回头致歉了。

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-11 11:23
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-12 14:55 编辑

2.奈々子、溺れる
「-どうですか、美貴さん」と、奈々子は訊いた。
「うん、眠ってる。大分脈も落ち着いたようだ」
「じゃ、良かった」
奈々子は時計を見て、びっくりした。もう七時近くになっている。
ここは成田の空港に近いホテルである。
ヘッドでは、鎮静剤を射たれた三枝美貴が服を着たままの格好で眠っていた。
「悪かったねえ、君。何の関係もないのに」
と、その男性は、椅子にかけて、「僕は野田というんだ。美貴さんの亭主の古い友達でね」
「浅田奈々子です」
「いや、助かったよ。君が抱き止めてくれなっかたら、今ごろ美貴さんはバスにひかれてただろう?」
「いええ、運が良かっただけです」
「膝、すりむいてたね、大丈夫かい?」
「ええ、こんなもん。私、大体ドジですから、日に二、三度は切ったり転んだりしてるんです」
「お礼にーってわけでもないけど、何か食事でも取ろうか。彼女にもサンドイッチでも取っておくから。何しろ飛行機の中じゃ眠りこけてたもんでね」
「でも、私、もう帰らないと」
「遅くなると、ゴ両親が心配するかな」
「私、一人住いですから。でも、私がいても何だか...」
「構わないよ。それに帰りも送らせてもらわなきゃ。美貴さんもきっと気にするから」
「そうですか。-それじゃ」
正直なところ、さっきからお腹がグーグーとなっているのを、野田に気付かれないかとひやひやしていたのだ。
野田が電話でルームサービスの注文をした。奈々子はカレーライスを頼んで、つい、いつものくせで、
「ライス大盛り」と、言いそうになったのだった...。[/color]译文:
2。奈奈子,沉迷。
“怎么了,美贵小姐。”奈奈子问。
“嗯,睡着了。脉搏基本稳定了。”
“那就好。”
奈奈子看了下钟,吓了一跳,已经接近7点了。
这里是成田机场附近的一个宾馆。
床上,注射过镇静剂的美贵和衣而睡了。
“不好意思,你和这事没什么关系,却把你扯进来。”
那个男人坐在椅子上说到,“我叫野田。美贵丈夫的老友。”
“我叫浅田奈奈子."
“呀,真是得救了。如果不是你抱着她,使她停下的话,现在恐怕美贵被公车撞了吧。”
“哪里,是运气好而已。”
“你的膝盖擦伤了,没大碍吗?”
“额,这个事啊。我因为毛躁啦,一天要几次弄破手啊,摔跟头什么的。”
算不上致谢,你吃点什么吧。给她也来点三明治。毕竟我在飞机中睡好了。。”
“但是,我还没回去的话...”
“晚了你父母会担心的啊。”
“我一个人住,但是,我总觉得....”
“没关系,而且不送你回去的话,美贵小姐也会一直挂心的。”
“这样啊,那好吧.”
说实话,从刚才肚子就咕咕叫时,就担心野田先生注意到。
用野田电话里的号码点了一份咖喱饭,一不小心将平日里“米饭大份”说漏了嘴。.

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-11 11:24
用黑色写的那段不知道怎么翻译好,请reiuka2 来指教啊。
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-11 15:28
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-12 15:01 编辑

「ーきれいな人ですねえ」と、奈々子は言った。
「美貴さんかい?うん。大学でも、評判だった。家は名門だし、誰が彼女を射とめるかってね。-結局、僕の友人で、三枝という男が、彼女と結婚したんだ。」
「でも、-どうして空港で、あんなことを...」
野田は、ちょっと眉をくもらせた。奈々子はあわてて、言った。
「いえ、いいんです、別に。ただーちょっと気になったんで。」
「僕が深刻な顔をしてたせいかな」
「え?」
そりゃまあ、この野田という男、なかなか悪くない顔ではあるが、しかしそうれだけのことで...。
「いや、美貴さんにとっては、僕の帰りが、待ち遠しくもあり、怖くもあったんだ。」
野田は、ベッドの上の美貴へ目をやった。「自分の夫が生きているのかどうか、分るかもしれなかったんだからね。」
奈々子も美貴の方へ目をやった。
ベッドの上に横たわって、眠りに落ちている美貴は、まるで子供のように見える、と奈々子は思った。
「生きてるかどうか、って.....。どういうことなんですか。」と、奈々子は訊いた。
「三枝成正というのが、彼の名なんだけどね」
と野田は言った。「ハネムーンでドイツへ行った時、三枝は行方不明になってしまったんだよ。」
「行方不明...。事故かなんかで?」
「分らない。ただ、突然姿を消してしまったんだ。-もちろん彼女は必死で夫を捜した。しかし、結局は諦めて、帰国せざるを得なかったんだ。」
「へえ」
同情よりも何よりも、そんなことが本当にあるのかという驚きの方が先に立ってしまう。
「三枝の実家でも、もちろん大騒ぎで、あらゆる手を打って、現地の警 察に捜査も依頼した。しかし、遠い国のことだからね。はかばかしい進展はなかった」
「でも、一体どうしちゃったんでしょう」
「さあ...。で、美貴さんに頼まれて、僕が向うへ出向いて来たわけなんだ」
「何か分ったんですか」
「いや、だめだね」

译文:
“真是个漂亮的人呐。”奈奈子说。
“美贵小姐吗?恩,大学的时候大家就这么评价了。说她出身名门,谁能得到她呢。结果,我的朋友,叫做三枝的男人和她结了婚。”
“但是,为什么在机场会发生那种事?”
野田皱了下眉。奈奈子紧张的说到,“不,没什么,只是很担心而已。”
“是我的表情太严肃的关系影响你了吧。”
“诶?”
这个嘛,这个叫野田的男人长得很不赖,但是不是因为这个啦。“唉,我的归来对于美贵来说,既盼望又害怕。”
野田往床上的美贵看了眼。“因为自己的丈夫是否生还不知道。”
奈奈子也朝美贵看了一眼。
床上横躺着的美贵睡得很沉,看起来简直像个孩子。
“你说是否生还,这是什么意思?”奈奈子问。
“三枝成正,这是他的名字。”野田说,"蜜月去德国旅行的时候,三枝行踪不明了。”
“行踪不明?出事故了吗?”
“不知道,只是突然消失了。当然,美贵拼死也要找到他。”但是,结果还是放弃了,不得不回到国内。
“诶??”
比起同情,这件事是否是真的这种震惊才是最先体会到的。
“在三枝的娘家也引起了轰动,动了所有门路,当地警方也被拜托查找了。但是因为是远国,事情进展的不是很顺利。”
“但接下来要怎么办呢?”
“谁知道呢。我被美贵拜托前去事发地。”
“得知了什么吗?”
“没,什么也没有。”

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-12 10:22
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-12 15:04 编辑

と野田は首を振った。「向うのK札も、もちろん気にはしてくれている。だけど、日本からの観光客が一人、どこかへ行ってしまった、というくらいじゃ、大捜査網をしいちゃくれないんだ。」
それはそうかもね、と奈々子は肯いた。
「でも、可哀そうですね、美貴さん」
「うん、何かつかむまでは、と思ったんだけどね。いくら頑張っても、見当がつかない。-僕が、いい知らせを持って帰らなかったと分ったんで、そのショックで逃げでしてしまったんだろうな」
奈々子は、やっぱりハネムーンは国内にしよう、などと呑気に考えていた。
ルームサービスが来て、奈々子は美貴の身の上に大いに同情しつつも、カレーライスをあっという間に平らげたのだった...。

「ただいま」
奈々子は、アパートのドアを開けて言った。
待てよ、奈々子は一人住いじゃなかったのか、と首をかしげる方もあるだろが、奈々子の同居人は口をきかない。
実物大のコアラの奴いぐるみである。あの<南十字星>のマスターのプレゼントなのだ。
明りを点けて、アーアと大欠伸。
もう夜も遅くなっていた。
三枝美貴も、眠りから覚めると、すっかり落ち着いていて、奈々子や野田と一緒に、サンドイッチを食べ、野田の話に耳を傾けていた。
そして、待たせてあった車で、このアパートまで奈々子を送ってくれたのである。
やれやれ、まあ、あの美貴って人も気の毒だけど、でも、こんな六畳一間のアパート暮らしのわびしさは分んないでしょうね。
夫がハネムーンの途中で蒸発なんて、そりゃ悲劇には違いないけど。
着換えるのも面倒で、ぼんやりと畳の上に座っていたら、電話でなり出した。
独り暮しだから、電話は必要だが、いたずらに悩まされることにもなる。用心しつつ、受話器を上げると、
「奈々子ちゃんかい?」
「マスター。今、帰って来たんです。」
「いや、気になったんで、何度か電話していたんだ。そりゃ大変だったね。」
「いいえ」
奈々子は、受話器を持ったまま畳の上にひっくり返って、今日の出来事を話して聞かせた。もちろん、何から何までってわけにはいかないが、ともかく珍しい話題には違いない(美貴には申し訳ないが。)

译文:
野田点头说到,“当地警方当然也很在意,只是,一个日本来旅游的客人去哪了这种事情不能展开大的搜查网。”
好像是这样,奈奈子也点点头。
“但是,美贵小姐很可怜啊。”
“嗯,想抓住点什么线索,可是无论怎么努力,也没有一点头绪。——知道我这次回来没带回有用的消息,所以打击之下,逃跑了吧。”
奈奈子忙里偷闲的想:果然蜜月旅行的话还是在国内吧。
电话点的饭菜到 ,奈奈子一边同情着美贵,一边享用着咖喱饭。

“我回来了。”
奈奈子打开公寓的门。
等下,奈奈子不是一个人住吗?和奈奈子一起住的人不能说话啦。
是和实物大小相同的布偶考拉。那个南十字星的老板送的礼物。
开了灯,“啊-"的打了个大哈欠。
夜已深了。
三枝美贵睡醒后很消沉,和奈奈子 野田一起吃了三明治后,听野田说了一番话。
然后,用等着的车送奈奈子回公寓。
哎呀,算了,那个美贵是够可怜的,但是这样六张床一间房的孤独感她也体会不到吧。
丈夫在蜜月途中人间蒸发这无疑是个悲剧。
换衣服也是很麻烦,正坐在床上发呆,电话响了。
因为是一个人住,电话是必要的,但是也被恶作剧困扰着。奈奈子小心的操起电话。
“奈奈子吗?”
“老板,我已经回来了。”
“呀,我担心死了。打了几次电话,出事了?”
“没,”奈奈子拿着话筒回到床上,把今天发生的事说给老板。当然,不能说从头到尾那么详细,总之是个劲爆话题。虽然有点对不起美贵。

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-12 12:17
もちろん、何から何までってわけにはいかないが、ともかく珍しい話題には違いない
最后这句话有些挠头。。。。。。。。
作者: reiuka2    时间: 2011-6-12 14:26
这几段翻得还行。说几个地方。

1 突然、美貴が男に背を向けて、かけでしたのだ。
突然美贵朝男人背后的地方狂奔过去
突然美贵转身狂奔而去。

2 うん、眠ってる。大分脈も落ち着いたようだ
嗯,睡着了。脉搏跳动好像降了不少
嗯,睡着了。脉搏似乎也基本稳定下来了。

3 ヘッドでは、鎮静剤を射たれた三枝美貴が服を着たままの格好で眠っていた。
床上,注射过镇静剂的美贵穿好衣服就睡着了
床上,注射过镇静剂的美贵和衣睡着了

4 君が抱き止めてくれなっかたら、今ごろ美貴さんはバスにひかれてただろう
如果不是你抱着她,使她停下的话,现在恐怕美贵引人注目了吧
如果不是你抱着她,截住她的话,美贵恐怕已经被大巴撞了。

5 お礼にーってわけでもないけど、何か食事でも取ろうか。彼女にもサンドイッチでも取っておくから。何しろ飛行機の中じゃ眠りこけてたもんでね
不是客套,你吃点什么吧。她也吃点三明治。毕竟我在飞机中睡过了
算不上是致谢,你吃点什么吧。也给她点份三明治。反正我在飞机上也睡饱了

6 つい、いつものくせで、「ライス大盛り」と、言いそうになったのだった...。
一不小心暴漏了平日恶习“多盛些饭!”说了出去...
一不小心差点把平时说惯了嘴的“米饭要大份!”说了出去...

7 そりゃまあ、この野田という男、なかなか悪くない顔ではあるが、しかしそうれだけのことで...。
这样也罢,野田摆了个很轻松的表情,只不过看起来就那么一点。
这个嘛,野田其实长得还满帅,不过我也不是光因为这个才问他的……。

8 三枝の実家でも、もちろん大騒ぎで、あらゆる手を打って、現地のK札に捜査も依頼した
在三枝的娘家也引起了轰动,动了所有门路,当地警方也被拜托查找了。
三枝的父母家也搞得动静很大,动用了所有门路,还拜托当地警方查找了。

9 夫がハネムーンの途中で蒸発なんて、そりゃ悲劇には違いないけど。
这和丈夫在蜜月途中人间蒸发的悲剧没什么不同。
当然丈夫在蜜月途中人间蒸发这肯定是个悲剧啦。

10 もちろん、何から何までってわけにはいかないが、ともかく珍しい話題には違いない(美貴には申し訳ないが。)
当然,从哪开始从哪结束的暂且不说,说点敏感话筒。虽然有点对不起美贵。
当然,不可能从头到尾全部细说,不过这事绝对是个劲爆的话题。(虽然有点对不起美贵)。
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-12 14:38
1 突然、美貴が男に背を向けて、かけでしたのだ。
突然美贵朝男人背后的地方狂奔过去
突然美贵转身狂奔而去。
这个有点问题啊,这个是背对男人狂奔而去吧?
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-12 16:15
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-12 16:17 编辑

「-ふーん。何かありそうだな、とは思ったけどね。」
「ねえ。私、ハネムーンの時は、亭主をロープで縛ってよう」
「まず相手を見付けろよ」と、マスターは笑って言った。
「それは言えてますね」
と、奈々子も笑った。「でも、マスターはどう思います?」
「その行方不明の旦那かい?ま、さらわれたか、襲われたかだね、一つの可能性としては」
「強盗とかですか」
「うん。でなきゃ、自分で姿をくらましたかだ」
「自分で、って....。どうしてそんなことをー」
「たとえば、向うで方々見て回るだろ?その先々で、当然、他のツアーの観光客とも出会う。その中に誰かたまたま前に知っていた女がいて、二人で逃げるとか」
「へえ!ますたーって想像力豊か!」
「そりゃそうですね。あの人に教えてやったらいいわ」
「ま、これは無責任な推理に過ぎないからね」
「でも、あの美貴って人、何となく助けてあげたくなるタイプなんですよね。-ご主人を信じてるから、そんなこと言われても、きっと<まさか>って言うでしょうね」
「ただの事故かもしれないしね。いつかも、中年の婦人が、列車から落ちて、何か月もして見つかったことがある」
「へえ。人間、どこで災難に遭うか分りませんね」
「ともかく、ご苦労さん。明日はいつも通り出られるかい?」
「もちろん出ます」
と、奈々子は言った。「じゃ、おやすみなさい、マスター」
「おやすみ」
マスターと話をしたら、少し目が覚めた。
奈々子は、お風呂に入ることにして、浴槽にお湯を入れながら、服を抜いだ。
コアラの奴いぐるみが、奈々子を見ている。
「こら!失礼だぞ、あっち向け」
と奈々子は言いてやった。
ー南十字星を二人で見たい。
美貴の言葉を、奈々子は思い出していた。

译文
“哦- ,我觉得发生什么事了嘛。”
“恩,我蜜月的时候,要用绳子把丈夫锁起来。”
“先找到对象再说吧。”老板笑道。
“可以这么说。”奈奈子也笑了。“但是,老板你怎么认为的呢?”
“那个失踪的丈夫?那个,被拐走啦,被袭击啦,其中的一种可能性。”
“是抢劫什么的?”
“恩,不是那样的话就是自己藏起来了。”
“你说自己藏起来??怎么会有那种事。。”
“比如,各地到处漫游吧。在那个地方,和其他的旅行团的旅客见面。其中偶然有个熟识的“她”,俩人私奔了也可能。
“啊?老板的想象力太丰富了吧!”
“逗你的,但是,这种可能性也不是没有.”
“这倒也是,能教训一下那个人就好了。”
“算了,别对毫无根据的推理较真嘛。”
“但是,那个美贵。总觉得是那种想让人帮她的类型。因为信任她的丈夫,要是听到有人这么说,肯定会说这怎么可能嘛。”
“也许只是个事故呢。有时,一个中年妇人从列车上掉下去了。过来几个月才被发现的事也有。”
“唉,不知道人在哪就会发生灾难啊。”
“总之,你辛苦了。明天正常出勤吗?”
“当然出勤了."
奈奈子回答。“那么,休息吧,老板。”
“你也休息吧。”
和老板说完话,有点清醒了。
奈奈子进了浴室,一边在浴缸里注水,一边脱衣服。
玩偶考拉正看着奈奈子。
“考拉!太失礼了,转过去!”
奈奈子说到。
——想俩个人一起仰望南十字星。
美贵的话浮现在奈奈子的脑海中。

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-13 08:58
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-13 14:20 编辑

そうね。私だって.....。
奈々子は、コアラの頭をポンと叩くと、
「君の本物にも会いたいね」
と、言ってやった。
もちろん、二人でもいいが、一人だって構やしない。
オーストラリアだのニュージーランドだの、ハネムーンとなりゃ、結構費用も馬鹿にならないから、まず望み薄だろう。
今の給料じゃ、そんなに貯金するまで待ってたら、いくつになっちゃうか。
ふと、野田のことを思い浮かべた。
なかなか素敵な人だったなあ。もちろん、恋人がいないわけはないけど。でも、きっとあの人は、美貴さんに惚れてるんだ。
もし、三枝という人が結局見付からずに終わったら、美貴さんは野田って人と....。
「私に関係ないか!」
奈々子は、一つ深呼吸をして、「お風呂だ!」
と裸になって浴室へ駆け込んだ。
小さなお風呂場である。足が滑った奈々子は、みごとに頭から浴槽へと突っ込んだのだった...。


译文
这样啊。连我也....
奈奈子敲了下考拉的头说:“我也想见活的你呢。”
当然,俩个人一起很好,一个人的话也完全无所谓。
澳大利亚啊,新西兰啊。想要蜜月旅行的话费用肯定是不够的,所以首先这点就希望渺茫了。
要是指望现等在的薪水和那点存款,那得等到什么时候。
突然,想起来野田。
多好的一个人啊。当然不可能没有女朋友,但是,却一直钟情于美贵小姐。
也许,叫三枝的那个人的事最后以没被发现而告终的话,美贵和野田....
“和我有什么关系!”
奈奈子深吸一口气,“洗澡!”
这是间很小的浴室。奈奈子脚下一滑,头完全撞在浴缸上。。。。

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-13 09:42
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-13 14:27 编辑

3、奈々子、踊る
「ウォー」
ライオンが咆えたわけではない。浅田奈々子が欠伸をしたところだった。
「今日は暇ですね、マスター」
と、奈々子は、カウンターにもたれて、空っぽの店の中を見渡した。
「こんな日もあるさ」
マスターは、のんびりと新聞など広げている。
本当に不思議なもので、特別に休日とかいうわけでもないのに、混雑する日というのがあると思うと、表は結構人が歩いているのに、
店はガラガラってこともあるのだ。
ま、これだから面白いので、これが毎日、必ず八割の入り、とかいうのだったら、却って妙なものだろう。
そして、暇な日というのは本当に全然客が入らないもので、それはもう何時になっても同じことなのである。
「今日は開店休業日だね」


译文
“嗷-”
并不是狮子咆哮。而是奈奈子刚刚打了个哈欠。
“今天很清闲啊,老板。”
奈奈子靠着吧台,向着空空的店内望了过去。
“这种日子也会有啊。”
老板悠闲的翻开报纸。
真是不可思议啊。也不是什么特殊的节假日,只是一般平常的一天,店外很多的客源,店内却空空如也。
哎,正是这样才有意思,如果每天这的上座率都一定到八成的话,反倒奇怪了。
而且,清闲的日子本来就没有客人,不管几点都是一样的。
“今天是开门停业日啊。”

作者: reiuka2    时间: 2011-6-13 11:56
回复 呼唤十字星 的帖子

是的,原本男人向她走来,所以转身就是背对男人跑的意思。你原来翻的“向男人身后跑”的意思是错的。
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-13 12:30
reiuka2 发表于 2011-6-13 11:56
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是的,原本男人向她走来,所以转身就是背对男人跑的意思。你原来翻的“向男人身后 ...

恩,明白。
作者: reiuka2    时间: 2011-6-13 13:48
1 そりゃそうですね。あの人に教えてやったらいいわ
这倒也是,能教训一下那个人就好了
这倒也是。要能告诉她就好了。

2 オーストラリアだのニュージーランドだの、ハネムーンとなりゃ、結構費用も馬鹿にならないから、まず望み薄だろう
澳大利亚啊,新西兰啊。蜜月旅行要免费是不可能的,所以首先这点就希望渺茫了。
不管是澳洲还是新西兰,要是蜜月旅行的话费用可不是个小数目,所以首先这点就希望渺茫

3 足が滑った奈々子は、みごとに頭から浴槽へと突っ込んだのだった
奈奈子脚下一滑,头完全撞在浴缸上
奈奈子脚下一滑,头向前整个人飞进了浴缸。

4 こんな日もあるさ
这种日子多了
有时候就是这样的啦。

5 本当に不思議なもので、特別に休日とかいうわけでもないのに、混雑する日というのがあると思うと、表は結構人が歩いているのに、店はガラガラってこともあるのだ。
真是不可思议啊。也不是什么特殊的节假日,只是一般平常的一天,店外很多的客源,店内却空空如也。
真的很奇怪,有时候不是什么节假日,客人却坐得满满的,有时候外面经过的人很多,店里却空空如也。

6 ま、これだから面白いので、これが毎日、必ず八割の入り、とかいうのだったら、却って妙なものだろう
哎呀。真是有意思,要说这里每天都肯定能上八层客人的话,反倒觉得假了
哎,就是这样才有意思。如果每天都固定有八成的入座率,那反而让人觉得奇怪。

7 そして、暇な日というのは本当に全然客が入らないもので、それはもう何時になっても同じことなのである
而且,要说是因为假日而没有客人的话,这是从什么时候开始有这种事的?
而且,清闲的时候就真的是完全没有客人进来,不管等到几点钟都是一样。

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-13 14:12
提出几个不明白的地方,请reiuka2 指教一下。
1 そりゃそうですね。あの人に教えてやったらいいわ
这倒也是,能教训一下那个人就好了
这倒也是。要能告诉她就好了。

这个我不太赞同你的翻译方法。前面一直在说三枝的事,あの人很显然是说三枝的啊。既然说的是三枝自己隐藏起来,当然说的是要教训他,而不是告诉他。而且后面老板说奈奈子有些过了,那告诉美贵话也不是什么过分的事。所以综合来看还是我的翻译正确吧。还请reiuka2 再斟酌一下。

5.混雑する日というのがあると思うと。这段我确实不太明确怎么翻译。真的很奇怪,有时候不是什么节假日,客人却坐得满满的,有时候外面经过的人很多,店里却空空如也。
客人却坐的满满的,是由 混雑する日というのがあると思うと这句翻译过来的吗?看的不是很明白。混雑する日是什么意思?请指教下。
作者: reiuka2    时间: 2011-6-13 14:31
1 そりゃそうですね。あの人に教えてやったらいいわ
这倒也是,能教训一下那个人就好了
这倒也是。要能告诉她就好了。

这个我不太赞同你的翻译方法。前面一直在说三枝的事,あの人很显然是说三枝的啊。既然说的是三枝自己隐藏起来,当然说的是要教训他,而不是告诉他。而且后面老板说奈奈子有些过了,那告诉美贵话也不是什么过分的事。所以综合来看还是我的翻译正确吧。还请reiuka2 再斟酌一下。

首先,教える这个词是没有教训的意思的。其次,后面有一句话说美贵听到别人这么说肯定不会相信啦。还有,这句话前面那个词,说的也是。也有这个可能。如此分析,这句话的意思是想提醒美贵也有这种可能。

5.混雑する日というのがあると思うと。这段我确实不太明确怎么翻译。真的很奇怪,有时候不是什么节假日,客人却坐得满满的,有时候外面经过的人很多,店里却空空如也。
客人却坐的满满的,是由 混雑する日というのがあると思うと这句翻译过来的吗?看的不是很明白。混雑する日是什么意思?请指教下。

混雑就是人很多的意思。放到店里的语境就是客人来得很多。还有后面的と思うと的意思是既有……又有……的意思。
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-13 15:36
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-13 15:37 编辑

と、マスターは、新聞をたたむと、「ねえ奈々子ちゃん」
「何ですか」
「こんな日は、まず客が来ないよ」
「そうですね」
もう閉めようか、と言うのかと思って、奈々子は「儲かった」と思った。だがー。
「今、新聞見てたらね、前から行こうと思ってた展覧会が、今日でおしまい、って出てたんだ。行って来たいんだけど、君、留守番しててくれるかい?」
「あ、そうーです、か」
奈々子は、がっかりしたのを声に出さないように努力しつつ、「どうぞ、別に私、予定もなし」
「悪いね、閉店までに戻るから」
「どうぞ。私だって、コーヒーや紅茶ぐらい出せますもん」
それ以外はだめなんである。
「もしお客が来たら、作る人が休んじゃってとか、適当にやっといてよ」
「はあい」
いつも親切にしてくれるますたーのためだ。ま、たまにはいいか。
「じゃ、よろしく」
マスターは、エプロンを外し、ベレー帽どヒョイと頭にのっけて、もう画伯の気分で、ちょっと手を上げて出て行く。
「ありがとうございました!」
奈々子は元気よく呼びかけて、マスターをずっこけさせたのだった....。
ーアーア。
また、欠伸が出る。
何もカウンターの外に立ってる必要ないんだ。私が「マスター代理」なんだから。
カウンターの中に入っても、別に目が覚めるわけじゃない。小さなスツールに腰かけて、またまた眠くなる。
キーン、と飛行機の音が、かすかにガラス越しに聞こえて来た。
飛行機。-外国。
「そうだ」
あの、三枝美貴って人、どうしたんだろう?
美貴を成田まで送って行って、野田という男に会って...。あれから、もう半月ぐらいたつ。
「いい男だったわね、なかなか....」
と独り言。


译文
说着,老板又叠上报纸,“那个,奈奈子啊。”
“什么事?”
“这种日子首先不会来客人了吧。”
“应该是。”
要关店门了吧,奈奈子以为捡了个便宜。结果...
“看了报纸的话就知道,现在有个我以前就想去的展览会,说是今天结束。我是想要去,但你得在家留守,如何?”
“啊,这样啊。”
奈奈子一边努力阻止自己发出郁闷的声音,一边说到:“那请去吧,我没什么,也没约会什么的。”
“不好意思啊,因为要到关门时候才能回来。”
“请吧,我就拿出点咖啡啊红茶什么的吧。”
这以外的东西是不行了。
“如果来客人的话。就适当的说做工的人休息了什么之类的吧。”
“好的。”
为了对待自己总是那么和蔼的老板,偶尔这样一次也好。
“那么,有劳了。”
老板解掉围裙,轻轻的带上一定贝雷帽,很有画师的派头,微微摇下手,走了出去。
“谢谢。”
奈奈子中气十足的一声,老板被吓得摔倒在地。
啊——
又打了个哈欠。
没必要站在柜台外面了吧。因为我现在是代理店长了。
即使进到柜台里面,也并没觉得清醒。坐在一个小凳子上,偶尔打个盹。
嗡,飞机的声音,透过玻璃窗,能朦胧的听到。
飞机。-外国。
啊,三枝美贵怎么样了。
送美贵到机场,和野田相见。
从那时到现在已经过去半个月了。
“真是个好男人啊,非常好。。。”一个人自言自语。

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-13 15:42
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-13 15:53 编辑
reiuka2 发表于 2011-6-13 14:31
1 そりゃそうですね。あの人に教えてやったらいいわ
这倒也是,能教训一下那个人就好了
这倒也是。要能告 ...


教える是有教导教训这个意思的,沪江小d上就能查到。因为中文本身也会有歧义的,日文当然也有,如果语法上有问题就另说了。比如说 あの人を教えてやったらいいわ。而不是に。如果这样的话还是你的正确。
别的都明白了,多谢。
作者: i_toma    时间: 2011-6-13 16:19
本帖最后由 i_toma 于 2011-6-13 16:19 编辑

別に目が覚めるわけじゃない
也没必要一直瞪着眼睛吧
またまた眠くなる
变得越来越困

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-13 16:24
i_toma 发表于 2011-6-13 16:19
別に目が覚めるわけじゃない
也没必要一直瞪着眼睛吧
またまた眠くなる

多谢指点。像这种俗语字典上都没有啊。你是怎么学到的呢?
作者: i_toma    时间: 2011-6-13 16:27
回复 呼唤十字星 的帖子

我也是刚入门,大家一起学习
还有「そりゃそうですね。あの人に教えてやったらいいわ」
这句日文的前面和中文前面的句子不一样,所以可能会弄不清楚说话人是谁,导致语气有误差翻译不出来吧
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-13 16:33
回复 i_toma 的帖子

我想问你个问题啊。你说的那俩个问题是在别的地方见到过吗?
如果单纯从词上分析恐怕翻译不出你说的意思啊。比如別に那句。別に是并不的意思,整句话翻译下来就是并不清醒啊,和你说的意思差很多啊。
作者: i_toma    时间: 2011-6-13 18:59
回复 呼唤十字星 的帖子

我比较喜欢用意思去翻,可能无法精确到哪个词哪个意思~
作者: reiuka2    时间: 2011-6-14 10:20
別に目が覚めるわけじゃない

这句话觉得楼主的翻译是正确的。
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-15 18:24
这俩天电脑坏了,知道现在才修好。一直没有更新。以后会一直更新的,还请放心。
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-16 10:58
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-16 15:31 编辑

でも、ろくに顔なんか、憶えちゃいないのである。ただ、もやっとした輪郭ぐらいのもんだ。
無事に旦那は見つかったんだろうか?それとも、セーヌ河辺り死体が浮んだんだろうか。
ドイツ旅行じゃ、セーヌ河は流れてないかしら?
勝手なことを考えていると、電話が鳴り出して、うとうとしていた奈々子は、
「ワッ」と、仰天して、目を覚ました。「何よ、もう!」
電話に文句言っても仕方ない。奈々子は受話器を取った。
「はい、<南十字星>です」
「もしもし。あのーそちらで働いている女の方....」
「私ですか?」
「お名前、何とおっしゃいましたっけ」
おっしゃる、ってほどの名じゃないですけどね。
「浅田奈々子ですけど...」
え?その声は、もしやー。
「三枝美貴さん?」と奈々子は訊いた。
「そうです。まあ、憶えてて下さったの」
美貴の声が、嬉しそうに弾んだ。
「もちろんです。-あの、その後は?」
「ええ。主人のことは相変わらずです」
見つかってないのか。ま、でも死体も上っちゃいないということだ。
「早く何か分るといいですね」
「あの、奈々子さん」
と美貴は早口に言った。「厚かましくて、気がひけるんですけど、お願いがあるんですの」
「何でしょう?」
また成田行き?ごめんよ、そんな遠い所まで。
「そちらのお店に、もうすぐ、男の人が行くと思うんです」
「男の人....」
「ええ。週刊誌を丸めて持っているはずですね」
「目印ですね」


译文
不过,长什么样子已经记不太清了,只剩下一个模糊的轮廓。
平安无事的找到了丈夫了吧?还是在セーヌ的河边漂尸了?
在德国旅行的话,塞纳河好像不流经那里吧?
迷迷糊糊的奈奈子“啊”一声,吓了一大跳清醒过来。“讨厌!”
对电话发脾气也无济于事。奈奈子将话筒拿了下来。
“你好,这里是南十字星酒吧。”
“喂,那个,在那里工作的女士...”
“我吗?”
“您的姓名怎么尊称来着?”
用不着说什么尊称吧。
“我叫浅田奈奈子....”
“啊,对。叫奈奈子,”
诶,这个声音好像是...
“三枝美贵小姐?”奈奈子问。
“是啊,哎呀,让你记住了。”
美贵的声音好像很兴奋。
“当然了,对了,在那之后发生了什么?”
“唉,我丈夫的事还那样。没什么进展。”
没找到吗。但也没发生漂尸那种事。
“了解到什么早点说啊。”
“那个,奈奈子小姐。”
美贵抢过话头。“我厚着脸皮有个请求,真不好意思。”
“什么事?”
难道又是去成田机场?对不起,那也太远了。
“有个男人马上就要去你那个店了。”
“男人?”
“恩,应该是卷握着周刊杂志。”
“这个标志啊。”

作者: reiuka2    时间: 2011-6-16 11:48
セーヌ河:塞纳河
作者: reiuka2    时间: 2011-6-16 14:34
1 でも、ろくに顔なんか、憶えちゃいないのである。ただ、もやっとした輪郭ぐらいのもんだ。
但是,那么帅的脸都要记不起来了。只剩下轮廓了。

不过,长什么样子已经记不太清了,只剩下一个模糊的轮廓。

2 ドイツ旅行じゃ、セーヌ河は流れてないかしら?
去德国的旅行,好像不能漂到塞纳河那边去?

在德国旅行的话,塞纳河好像不流经那里吧。

3うとうとしていた奈々子は、「ワッ」と、仰天して、目を覚ました。「何よ、もう!」
迷迷糊糊的奈奈子“哇”的一声。吃惊的瞪大眼睛,“怎么了?”

迷迷糊糊的奈奈子“啊”一声,吓了一大跳清醒过来。“讨厌!”

4 電話に文句言っても仕方ない。
这和电话通不了。

对电话发脾气也无济于事
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-16 14:36
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-17 10:53 编辑

「その人が行ったら、私がそこへ行くまで、引き止めておいてほしいんです」
「え?」
「私も急いでそちらへ行きます。でも三十分はかかりそうなんです」
「はあ」
奈々子は肯いて、「じゃ、美貴さんがおいでになるまで、その男の人を引き止めとけばいいんですね?」
「そうです。でも私のことはその人に言わないで下さい。」
「はあ...」
「できるだけ早く行くようにします。-あ、車が来たわ。じゃ、お願いします」
「ええ、あのー」
電話は切れてしまった。「何でしょね」
やっぱり、お金持の御嬢さんだけのことはあるわ、と思った。自分の用だけ言って、ぱっと切っちゃうあたりが...。
あと三十分ね。-ま、それぐらいなら、たとえ今すぐ来たとしても、こんな店の客は、たいてい二十分や三十分、居座ってるもんだからね。
と、思っていると、店の戸が開いた。
「いらっしゃいー」
ませが抜けてしまって、魚屋さんかお寿司屋さんみたいに威勢よくなってしまった。
背広姿の、四十代の男。週刊誌を丸めて持っている。
「もう来たのか」
と、奈々子は呟いた。
男は、店の中をザット見渡すと、窓際の席について、
「コーヒー」と、言った。
「はい、ただいま」
もうちっと、手間のかかるもん頼みゃいいのにね、と奈々子は思った。頼まれても、奈々子には作れないのだが。
水のコップを運んで行くと、もう一度カウンターまで行って、今度はメニューを持って行った。
「コーヒーって頼んだろ」
「いいよ、コーヒーで」
「そうですか。ケチ」
「ん?」


译文
“那个人去的话,在我去之前,希望你帮我留住他。”
“诶?”
“我正匆忙的往那赶,不过得花30分钟。”
“啊。”
奈奈子点头“那么,在你到来之前,我来留住那个男人吧。”
“好的,但是,请别和他说我来的事。”
“啊。”
“我尽快赶过来,啊,来车了,那么拜托了。”
“额,那个-”
电话已经挂了。“怎么办?”
果然是有钱人家的大小姐,自己的事说完了就挂电话。
还有30分钟呢。——那样的话,即使马上来,在这的客人大概也得坐个二三十分钟吧。
正想着,店门开了。
“欢迎光临。”
拔了篱笆的鱼店和寿司店样子也差不多。
穿着普通西装,40来岁的男人。手里卷握着周刊杂志。
“这就来了吗。”
奈奈子嘟囔着。
男人朝店里简略的环视下,坐在了靠窗的位置上。
“来杯咖啡。”说到。
“好的,马上就来。”
花点工夫的委托也好。不过即使被委托,也有奈奈子不能做的。
拿水杯过去,又一次回到柜台。这次拿了菜谱回来。
“我不是点咖啡了嘛。”
“是啊,但是我以为您改变主意了呢。”
“好吧。我要咖啡。”
“这样啊,小气鬼。”
“啊?”

作者: i_toma    时间: 2011-6-17 10:14
本帖最后由 i_toma 于 2011-6-17 10:15 编辑

その人が行ったら、私がそこへ行くまで、引き止めておいてほしいんです
那个人去的话,我也得赶去挽留他
那个人想要走的话,在我来店里之前,希望你能帮我拦住他

ませが抜けてしまって、魚屋さんかお寿司屋さんみたいに威勢よくなってしまった
拔了篱笆的鱼店和寿司店样子也差不多
看上去并不老成却已经有像鱼店或寿司店老板那样的架势了
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-17 10:46
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-17 10:48 编辑

「いえ、別に」
奈々子はカウンターに戻った。
コーヒーか。ま、お湯はいつも沸いてるし、フィルターの用意も粉もあるし...。
二、三分でできるんだけど。それじゃ三十分は、もたないかもしれない。
豆から挽いてやろ。-奈々子は、缶から新しい豆を取り出した....。

「--コーヒー、まだ?」
と、男がうんざりしたような声を出す。
「今、お湯を沸かしてます」
奈々子は平然と言った。「コーヒーは心です。この店は、真心のもったコーヒーをー」
「分ったら、早くしてくれ」
男が苛立つのも無理はない。
もう二十分もたっているのだ。
早く来ないかな、美貴さん。-これ以上は引きのばせない。
コーヒーをドリップで落とすと、男のテープルに運んで行く。
「本当だよ」
男は渋い顔で、「いつもこんなにのんびりしてんのか、この店は?」
「ゆとりを持って、働いてる、と言ってください。都会の中のオアシス。せかせかした現代人の心のふるさとー」
「分った、分った」
男は、ミルクをドッと入れ、砂糖をドカドカ入れて、飲み始めた。
あと七分だ。-ま、何とかもつだろう。
奈々子が安心してカウンターの奥へ戻ると、
「お金、ここに置くよ」
と、言って、男が立ち上ったので奈々子は焦った。
「もう?もう飲んじゃったんですか?」
「ああ。まあ、なかなかの味だったよ」
と、男が出口の方へ歩き出そうとする。
「お客さん!」
奈々子は、客の前に立ちはだかった。
「何だい?」
「あのーもう一杯かがです?」

译文
“不,没什么。”
奈奈子回到柜台。
咖啡吗,水总是开的,过滤器也准备好,咖啡粉也有。
俩三分钟就能完成了。可是要求拖延30分钟,怕是维持不了。
磨咖啡豆吧。——奈奈子从罐子里拿出新的咖啡豆。

“咖啡还没好吗?”
男人发出不耐烦的声音。
“现在烧开水。”
奈奈子坦然的说。“做咖啡要用心的。这个店的咖啡是包含着真心的。。。。”
“知道了,那请快点吧。”
男人也难怪着急。
已经维持20分钟了。
还不来啊,美贵小姐。再以后没办法拖延了。
咖啡从容器中倒入男人的杯子里。
“让你久等了。”
“确实久等啊。”
男人悻悻的的说,“这个店什么时候都这么悠闲吗?”
“请说有富余的时间还在工作着。这里是城市中的绿洲,紧张的现代人心灵的故乡。”
“知道了,知道了。”
男人把牛奶一下全倒入咖啡里,然后扑通扑通扔进砂糖就开始饮用起来。
还有7分钟。勉强维持过去了吧。
奈奈子安心的回到柜台里。
“钱放在这了。”
男人说着站了起来。奈奈子着急了。
“这,这就喝完了吗?”
“啊,是啊,味道不错。”
男人朝出口方向走去。
“客人!“
奈奈子拦在客人面前。
“什么事?”
“额,再来一杯怎么样?”

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-17 10:57
ませが抜けてしまって、魚屋さんかお寿司屋さんみたいに威勢よくなってしまった
拔了篱笆的鱼店和寿司店样子也差不多
看上去并不老成却已经有像鱼店或寿司店老板那样的架势了

此句没有否定词啊。ませが抜けてしまって怎么翻译的?
作者: i_toma    时间: 2011-6-17 11:15
ませ 有早熟,老成的意思,而抜ける有消失、没有的意思
所以我这样翻了~
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-17 11:43
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-17 11:44 编辑

你在哪个字典上看到ませ有你说的意思?我查的字典上它只有一个意思就是篱笆,围栏。
也许是什么日本的俗语.我还真不会翻译。
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-18 10:07
「いや、もういいよ」
「そんなこといわないで!ね、もう一杯飲んだら、タダ!」
「タダ!前のも?」
「そう!飲まない手はありませんよ」
「へえ。変わったサービスだね。」
「ね、いいでしょ?」
「じゃあ...もらうよ」
と、男は席に戻った。
二杯目を入れて運ぶと、三十分が過ぎていた。
しかしー美貴が一向に現れないのである。
「-やあ、旨かった。本当にタダでいいの?」
今さら、だめとは言えない。
だけどー何て早いの、この人、コーヒー飲むのが!
「じゃー」
と、男が立ち上ろうとするのを、
「待って!」
奈々子は飛んで行った。「お客さん、カラオケ、好き?」
「カラオケ?」
「そう。好きそうな顔してる!マイク握ったら離さないんでしょ」
「まあね」
と、男は笑った。
「上手なんでしょ。いい声してるもん」
「女の子によくそう言われるよ」
「聞いてみたいわ!何か一曲!」
「いやーだって、こんな昼間に」
「いいじゃない!時と場所を選ばないのが、本当の名人!」
「だけどーここ、カラオケなんて、あるの?」
そうだった。この店にカラオケのあるわけがない。
「あのねー私、私がやります」
「カラオケを!」
「ええ、タータカタッタ、ズンパンパン、とか」
「面白い子だね、君」
と、男は笑い出した。「でも、用事があるんでね、悪いけどこれで....」
まだ美貴は来ない。-奈々子はぐっと凄んで、
「ちょっと!」
と男をにらみつけた。
「な、何だよ?」
男が思わずのけぞる。
「コーヒー二杯飲んで、逃げる気?」
「しかしー君がタダだ、とー」
「代わりに条件があるのよ。分った?おとなしく座ってないと、一一〇番するからね!」
「わ、分った....」
男は目を白黒させて、椅子へドカッと腰を下ろした。
「私の歌を聞いてからでないと、帰さないわよ!」
と、言ってからーだめだ、と思った。
何しろ奈々子、えらい音痴である。歌の方は全然だめなのだ。-どうしよう?
「聞くよ、聞くよ」
男は、情ない顔で、「早く歌ってくれ」
「うるさいわね!」
と、奈々子は怒鳴りつけた。「今、何を歌うか、考えてんじゃないの!おとなしく待ってなさい!」
「す、すみません.....」
男は椅子に座り直した。
結局ー美貴が店へ駆け込んで来たのは、さらに二十分後。
美貴は、たった一人の男の客の前で、盆踊りを踊っている奈々子を見て、唖然としたのだった....。


译文:
“不用了,已经够了."
“不要这么说嘛,再来一杯吧,免费的。”
“免费!之前的也是?”
“对,没有不喝的人吧。”
“哦?奇怪的服务。”
“怎么样?”
“那,请上吧。”
男人返回坐席。
第二杯喝完拿走时,已经过了30分钟。
但是,美贵仍然没有现身。
“呀,味道不错啊,真的免费吗?”
事到如今,也不能说不是了。
只是,这个人喝咖啡喝的这么快!
“那么——”
男人要起身走人。
“等下!”
奈奈子跑了过去。“客人,喜欢卡拉OK吗?”
“卡拉OK?”
“是啊,你喜欢的吧,握住迈克不肯离手的吧。”
“算是吧。”男人笑到。
“唱的很好吧,好嗓子呢。”
“被女孩子这么夸我。”
“我很想听下,怎么也得来一首。”
“呀,不过,这大白天的时候唱?”
“没什么不好!不择时间地点的才是真名人。”
“但是,这有卡拉OK吗?”
是啊,这个点不可能有卡拉OK的。
“那个,我,我来吧.”
“唱卡拉OK?”
“恩,(哼曲~)这个如何?”
“你真是个有意思的家伙。”
男人笑到。“但是我还有事,这次不好意思了....。”
美贵还没来。——奈奈子猛的威吓道:“等下!”并朝男人怒目而视。
“额,干什么?”
男子被吓得不禁后仰。
“喝了俩杯咖啡就想逃?”
“但是,你说免费的。。。”
“那是有条件的。知道吗?不老老实实的坐下我就打110了。”
“明,明白了。”
男人直翻白眼,嗵的一下坐到椅子上。
“不听我唱歌就不让你回去。”
说完后又觉得不行了。因为奈奈子严重的五音不全。唱歌方面全然不行。怎么办?
“我听着,我听着。”
男人风趣的说:“快唱给我听吧。”
“罗嗦!”
奈奈子怒吼着。“现在,不是正在考虑唱什么呢嘛,老实的坐在那等着!”
“对,对不起。”
男人又重新坐好。
结果,待美贵赶来的时候,已经是20分钟以后了。
美贵看见在唯一的一个客人面前跳盂兰盆会舞的奈奈子时,无语了。。。。。

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-20 08:48
4.友人か犯人か
「馬鹿にしてるわ、本当に!」と奈々子は憤然として言った。
「ごめんなさい。何とお詫びしたらいいのか....」
美貴は、すっかりしょげている。
奈々子が怒るのも当り前で、結局、あの男は、美貴が「引き止めてくれ」と言ったのとは別人だったのである。
そりゃ、週刊誌を丸めて持ってる男ぐらい、どこにだっているだろう。
「私、コーヒー二杯も飲ませてやって、そのあげくに、あの男の前で、盆踊りまで踊っちゃったんですよ!」
「ええ...。本当にごめんなさいね」
と、美貴は言ってから、おずおずと、「でもーとても上手だったわ、あの踊り」と、付け加えた。
奈々子は、ふくれっつらで美貴をにらんでいたのだがーその内、自分踊ってるところを想像して、ぷっと吹き出してしまった。
そして大声笑い転げた。-美貴はびっくりして眺めていたが、その内、自分も一緒に笑い出したのだ...。
「奈々子さんていい人ね」と、美貴は言った。
「おめでたいんですよ」
奈々子は、美貴と二人で、紅茶を入れて、飲んでいた。
「でも、美貴さん。その男の人って、誰だったんですか?結局来なかったわけですもんね」
「そうね。どうしたのかしら」
と、美貴は眉をくもらせた。「実は、その人、探偵なの」
「探偵?」
「ええ。ある人のことを調べてもらって、今日、その結果をここへ持って来てくれることになっていたのよ」
「へえ。じゃ、この店が分らないのかしらね。でも、探偵が、場所を捜せないようじゃ、困りますね」
「何かあったんじゃないといいけど...。ちょっと電話をお借りしていい?」


译文:
4.是朋友还是罪犯
“我真是个笨蛋。”奈奈子愤然的说。
“对不起,我该怎么道歉才好呢。”
美贵十分沮丧。
奈奈子发怒是当然的,因为最后那个美贵说的让奈奈子拦住的那个男人是别人。
但是那个手里卷握着周刊杂志的男人在哪呢?
“我让他喝了俩杯咖啡,最后居然还给他跳舞。”
“(⊙o⊙)…,实在是对不起啊。”
美贵说完,又小心的附加了句“但是,那个舞蹈跳的确实不错."
奈奈子鼓起嘴向美贵瞪了一眼,但是心里却想象着自己跳舞时的场景,“噗”的吹口气。
然后大声的笑倒了。——美贵吓了一跳,望着奈奈子。心里 也和奈奈子一起笑了出来。
“奈奈子真是个好人啊。”
“傻好人。”
奈奈子和美贵两个人倒上红茶,喝了起来。
“但是,美贵小姐。那个的男人是谁啊?最后也没来。”
“是啊,为什么没来呢。”
美贵皱起眉头说。“实际上,那个人是个侦探。”
“侦探?”
“恩,让他调查某个人的,今天带着结果来这见我。”
“额,那,不知道这个店吧。但是,他是侦探,居然找不到碰面地点,真让人头疼。”
“没有什么事才好,能借我电话一用吗?”

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-20 14:59
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-21 14:49 编辑

「どうぞ」
ななこも、全く、我ながら人がいい、と思ってしまったう。
また、美貴という女性が、年は上でも、つい面倒をみてやりたくなるタイプなの、確かだった。
「ーもしもし。K探偵社?あのー山上さん、お願いします。調査を依頼した者ですけど。」
と、美貴は言ったから、「-え?-それじゃー」
と青ざめる。
奈々子はびっくりした。何事があったんだろう?
「-分りました。じゃ明日でも、またご連絡します」
美貴は電話を切った。
「どうかしたんですか?」
と、奈々子が訊く。
「山上っていう人なの。ここへ来ることになってて...。途中で、車にはねられて死んだんですって」
「あら。気の毒に」
「さっと、そうだわ」
と、美貴は椅子に戻って、肯きながら、言った。
「何がです」
「山上って人、きっと、殺されたんだわ」
「こ、殺された?」
奈々子は唖然とした。
「ええ...。きっとそうよ。そんな時に、たまたま車にはねられるなんて。そんなはずないわ。」
「でもー」
と、言いかけた時、店の戸が開いた。
もうマスターの戻る時間だったので、マスターかと思って見た奈々子は、
「あれ?」
と言った。「確か...」
「やあ、その節は」
と、野田が、入って来て言った。
そして、美貴に気付くと、目を丸くしながら、
「美貴さんじゃないか」
「野田さん...」

译文
“请用。”
连奈奈子自己都完全认为自己是个好人。
果然又认证了叫美贵的这个女性,虽然年龄比自己大,但是却是容易让别人想照顾的类型这件事。
“喂,是K侦探社吗?请找下山上先生,我是那个调查的委托人。”
美贵说完后又“诶?那么..”脸色变得苍白。
奈奈子吓了一跳,发生了什么事吧?
“明白了,那么,明天再联络。”
美贵挂了电话。
“怎么回事?”奈奈子问。
“他们说叫山上的那个人在来这的途中被车撞死了。”
“啊?悲哀!”
“太突然了!这样啊。”
说着,美贵一边回到椅子上一边点头。
“有什么事?”
“叫山上的那个人肯定是被人谋杀了。”
“谋,谋杀?”
奈奈子哑然了。
“恩,肯定是这样。不可能在这种时候偶然的就被车撞死。”
“但是——"
正说着,店门开了。
已经到了老板回来的时间了,以为是老板的奈奈子“咦?”了一声。“确实。。。”
“啊,这个音调是。”
说着,野田走了进来。
发现美贵后,一边睁大眼睛,一边说:“这不是美贵小姐吗?”
“野田先生...”

作者: i_toma    时间: 2011-6-20 16:23
調査を依頼した者ですけど
我是委托他调查的雇主
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-21 14:44
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-21 14:46 编辑

美貴は、少しこわばった顔で、それでも何とか笑って見せた。「どうして、ここへ?」
「うん。いや、たまたまこの前をね、通りかかったんだ。そしたら、<南十字星>って店の名が目に入って。で、彼女が確か、この店で働いてたんだなあ、と思って、寄ってみたんだよ」
「どうぞ、コーヒーでも」
と、奈々子は、早速サービスすることにした。
「じゃ、一杯もらおうかな。ー美貴さん、まだ少し顔色が良くないね」
「そう?もう大丈夫よ」
と、美貴は言った。
「その後、ドイツの方から、連絡は?」
「ないわ」
「そうか。-すまないね、僕の方も、つい忙しくて」
「仕方ないわよ」
と、美貴は言った。「もう、あの人、帰って来ないかもしれないわ」
「そんなことないさ。大丈夫だよ。-や、どうも」
奈々子がコーヒーを出す。
美貴が、バッグを置こうとして、ミルク入れを倒してしまった。
「あ!ごめんなさい」
「いや、大丈夫」
と、野田が立上った。
「手が汚れちゃったわね」
「平気だよ。トイレはどこだっけ?」
「この外です。右へ曲ったところ」
「じゃ、ちょっと洗って来よう」
野田が、店を出て行くと、
「奈々子さん!」
美貴が、いきなり奈々子の腕をつかんで、「助けて!」
「え?」
「きっとあの人、私がここにいると知ってたんだわ」
「野田さんですか?」
「ええ。探偵と待ち合せてると知って、やって来たのよ」
「どうしてです?」
「あの人よ、探偵を殺したのは」
奈々子は唖然とした。


译文:
美贵的脸变得有些僵硬,即便如此还是勉强露出个笑容。“怎么到这来了?”
“额,是这样,偶尔从这门前路过,于是《南十字星》映入眼帘。想确定下她在这里工作,顺便就进来看看。”
“请吧,咖啡如何”
奈奈子马上过来服务。
“那就来一杯吧。美贵小姐,脸色没有好转点啊。”
“是吗?已经没什么事了。”美贵说。
“从那以后,和德国那边有联系吗?”
“没有。”
“这样啊,不好意思啊,我这边也是很忙。”
“没有办法啊。”美贵说。“那个人也许不能回来了。”
“这怎么会呢。不要紧的。——呀,来了。”
奈奈子端出咖啡。
美贵想把包放下,却碰倒了牛奶。
“啊,不好意思。”
“不,没什么事。”野田站了起来。
“手弄脏了。”
“不用介意,厕所在哪来着?”
“在这外面。右转。”
“那好,我去洗一下。”野田走出酒吧。
“奈奈子小姐。”
美贵突然抓住奈奈子的胳膊,“救救我。”
“恩?”
“肯定是那个人知道我在这里。”
“野田先生吗?”
“恩,知道我和侦探在这里见面,就过来了。”
“为什么?”
“那个人杀了侦探。”
奈奈子吓得说不出话。

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-22 10:22
「でもーご主人のお友だちでしょ?」
「ええ」
美貴は、ため息をついて、「でも、表向きだけの友だちなんて、いくらもいるわ」
「そりゃそうですけど...」
「主人のことも、きっとあの人よ」
「主人のことって?」
「野田さんが主人を殺したんだわ」
今度は、奈々子、言葉もない。
「-奈々子さん、私をあの人と二人にしないで」
と、すがりつかれても困るのである。
野田が、手を洗って戻って切る。美貴は、何くわぬ顔に戻った。
「美貴さん」
と、野田は椅子にかけて、「こうしてせっかく会ったんだ。夕食でも一緒に食べませんか」
「え...でもー」
「そう遅くならない内に送るから」
美貴か、チラッと奈々子を見て、
「今夜、奈々子さんがおいしい所へ案内してくれることになってるの。先の約束だから」
私、何も言わないのに..。奈々子は、ふくれっつらになったが、美貴の方はお構いなしで、
「悪いけど、また今度ね」
「そうか。-じゃ、いっそのこと、三人で一緒にどう?」
と、野田が言った。「ねえ、奈々子君。僕がおごるからさ!」
「そ、そうですね」
どっちかというと、奈々子は野田と二人の方がいいのだが...。ま、そういうわけにもいかない。
「でも、今、マスターが留守で、私、ここから出られないから」
と、奈々子は言った。
もう知らん、という気分である。お二人でうまくやって下さい。
と、そこにー。
「ただいま」
と、マスターが帰って来る。
「あら、もう?」
と、奈々子はつい言ってしまった。
「何だい?」
マスターはキョトンとした顔で、奈々子を見た。
仕方ない。奈々子は、美貴たちをマスターに紹介した。
「お話はうかがいましたよ」
と、マスターが微笑んで、「じゃ、夕食一緒に?いいじゃないか。奈々ちゃん、行っといでよ」
奈々子ににらまれて、マスターは面食らったのだった..。


译文:
“但是,那不是你丈夫的朋友吗?”
“嗯.”
美贵叹了口气,“但是,只是表面上的朋友,还有几个这样的朋友。”
“这样的啊,但是..”
“丈夫的事肯定是这个人干的。”
“你丈夫的事?”
“野田把我丈夫杀了啊。”
这次,奈奈子没说话。
“奈奈子小姐,不要让我和那个人俩个人在一起。”
被缠住也很难办啊。
野田洗完手回来了。美贵如无其事的返回到位置上。
“美贵小姐。”野田坐到椅子上,“这样好不容易见面,一起去吃个晚饭吧??”
“额,但是...”
“又不太晚,我还送你回家。”
美贵瞥了一眼奈奈子。
“今天晚上奈奈子要带我去一家味道不错的店铺。因为是事先约好的。”
我什么的都不说。奈奈子虽然绷着脸,但对美贵一点都没影响。
“不好意思,下次吧。”
“这样啊,那,不如索性三个人一起去吧?”
野田说。“怎么样,小奈奈子。我请客哦。”
“这,这样啊."
相比较而已,奈奈子更愿意和野田俩个人在一起。但,这是不可能的。
“但是,现在老板出去了,我不能离开啊。”
奈奈子説。
真不知道是什么心情。你们俩个人和好吧。
正在这个时候,“我回来了。”老板回来了。
“啊,这就回来了啊。”
奈奈子不禁说了出来。
“怎么了?”
老板看见一脸发呆的奈奈子问到。
没办法了。奈奈子把美贵他们介绍给老板。
“我们说过话呢。”
老板微笑着,“那么,一起去吃晚饭吧,不好嘛?小奈奈子,走吧。”
被奈奈子瞪着,老板不知所措了。

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-23 13:09
5.どっちもどっち
「野田さんは、学生時代から、主人とライバル同士だったの」と、美貴は言った。
「はあ」
奈々子は、それだけ言った。
「私を奪い合うと、他のみんなの前で宣言して、二人して花束だのプレゼントだの、競っておくりつけて来て...」
「はあ」
「でも、そんなことで私、三枝を選んだわけじゃないのよ。この人となら一生、やって行ける、って感じたから。-分るでしょ?」
「ええ、まあ...」
「もちろん、野田さんも、表面は男らしく、主人と握手して、『僕の負けだ』って笑ってたけど...。でも、あの人、心の中ではずっと私や主人を憎み続けてたんだと思うわ」
「でも...」
「おかしいと思うでしょうね。ついこの間まで、野田さんを頼りにして、主人のことをドイツまで捜しに行ってもらったりしたのに、どうして急に、って」
「はあ」
「私、ついこの間、知ったの」
何を?肝心のそこのところを聞く前に、野田が戻って来た。
ー何といっても、のんびり打ち明け話を聞いているムードじゃなかったのである。
野田と美貴と奈々子、三人で出かけてきたのは、若い女の子がワイワイやっているフランス料理の店で、そう堅苦しくはない代りに、店のやかましいこと!
それでも、野田や美貴は、ここの「顔」らしくー奈々子が「顔」なのは、アパートの近くの「ほか弁」ぐらいだー奥の方の、比較的静かなテープルを用意してくれたのだったが。
奈々子はフランス料理といえば、ムニエルとオムレツぐらいしか知らないが、それでも、確かに、お昼に<南十字星>の近くで食べる<Aランチ>よりおいしいことは、認めざるを得なかった。
これがタダで食べられるのだから、美貴の話を聞いてやるぐらいのこと、我慢しなきゃいけないのだろうが...。
しかし、美貴も、あんなに野田のことを頼りにしていたのに、何でこうコロッと変っちゃったんだろう?

译文:
5。俩个都不怎么样
“野田先生从学生时代起,就和我丈夫是对手了。”美贵说。
“啊。”奈奈子只说了这么句。
“在其他人面前发誓要得到我。俩个人竞相送花,礼物什么的给我。”
“啊。”
“但是,我并不是因这事而选择了三枝。因为我感觉得到可以和这个人走完一生。你明白吗?”
“额,算是吧.”
“当然,野田先生表面上很男人,和丈夫握手,笑着说‘我输了’,但是那个人心中一直在怨恨我和丈夫。”
“但是。。。”
“觉得很奇怪是吧。想说为什么我直到最近还这么急的在拜托野田先生去搜查我丈夫的事情,.”
“啊。”
“我最近才知道...”
知道什么?在这种要听结果的关键时刻,野田回来了。
——不管怎么说,没有悠闲的聊心里话的心情了。
野田,美贵和奈奈子,三人出去来到一个小女孩在大声吵嚷的法国料理店内,代替这种不郑重的是店中的喧闹。
尽管如此,野田和美贵保持和这种喧闹一个步调。奈奈子的脸却像公寓附近的 ほか弁似的。准备在里面比较静的一桌就坐。
要说法国料理,奈奈子只懂得黄油烤鱼和菜肉蛋卷。尽管如此,却不得不承认和白天在南十字星附近的吃的A午餐比起来味道好多了。
因为这顿饭是免费的,刚才听美贵说的话那事就必须得忍忍了吧。
­但是,美贵怎么从信任野田的一下子变了呢?

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-24 10:58
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-24 14:53 编辑

「もう一本、ワイン、どう?」
と、野田が言った。
「私、もう沢山」
と、美貴はあまり強くないらしく、頬を赤くしている。「奈々子さん、いかが?」
「いえーまあーありゃいただきますけど..」
「よし。じゃ、今度は赤を一本もらおう!」
奈々子は、特別アルコールに強いわけじゃないが、確かに,ここのワイン、アパートで友達なんかが遊びに来た時に飲む一本千円とかのワインに比べて、格段においしいことは、よく分った...。
「ちょっと酔っちゃったみたい」
と、美貴は立ち上って、「私顔を洗って来るわ」
野田と二人になる。
どっちかといえば、美貴と二人でいるよりも、野田と二人でいる方が、奈々子としては楽しいのだが、そこはやはり、美貴の話を聞いてしまった後なので、「まさか」とは思っても、いささか笑顔もぎこちなくなるのは当然であろう。
「-さ、飲もうよ」
と、赤のワインを注がれる。
「あ、どうも。-いえ、そんなにいただけませんから」
とか言いながら、すぐグラスを空にしてしまう。
「ーおいしい」
「ね、奈々子君」
と、野田は言った。「美貴さんがいないからいうだけどね」
「は?」
「君はとてもしっかりしていて、いい人だ」
「どうも」
「本当だよ。君のことは信用していいと思ってるんだ」
「はあ」
何が言いたいんだろ?
愛の告白っていうのとは少し違うみたいだけど...。
「君に頼みがある。美貴さんのことなんだがね。彼女、少しおかしくなってるんだ」
「おかしいって?」
「うん。-どうもね、少しノイローゼの気味がある」
「ノイローゼですか」
「まあ、見た通り、もともと神経の細い女だしね。あっちでご主人が消えちまったらきっと、誰だって少しはおかしくなる。そうだろう?」
「そうですね」
「ところがね」
と、野田は少し声をひそめて。身を乗り出した。
「調べてたら、意外な事実が出て来たんだよ」
やかましい所で声をひそめられたんでは、ますます聞こえなくなる。
仕方なく、奈々子も野田の方へ顔を近づけた。全くもう、何でこうみんな、「内緒の話はあのねのね」なんだろ!
「何が出て来たんですか?」
「うん、それがねー」
二人の顔の間隔はほぼ十センチ。-と、出しぬけに、野田がクッ身をさらに乗り出したと思うと、サッと奈々子にキスしたのだった。
奈々子、唖然として...
「あ、いや、ごめん」
と、野田があわてて行った。「つい、そのー何だかフーッとひきこまれて...」
「何するんですか、こんな所で!」


译文:
“再来一瓶葡萄酒怎么样?”野田说。
“我还要更多。”
美贵好像不太能喝,脸红红的说到。“奈奈子小姐,如何?”
“不,算了,就让我这样吧。”
“好,那么这次要瓶红的。”
奈奈子,并不是特别能喝酒,但是,确实也懂得这种葡萄酒要比朋友来公寓玩时喝的一千块的酒味道好多了。
“好像有点醉了。”美贵站起身,“我去洗把脸.”
只剩和野田俩个人了。
要说和美贵俩个人在一起比起来,奈奈子更乐于和野田俩个人在一起。但是在听完美贵的那番话后,虽然觉得不太可能,却当然的只会稍微生硬的笑笑了。
“来,喝酒。”说着,倒了杯红葡萄酒。
“啊,谢谢。——别,别倒了。”
一遍说着,一边迅速喝光了。
“真好喝啊。”
“唉,奈奈子。”
野田说。“只能在美贵小姐不在的时候才能说。”
“啊?”
“你实在是个好人啊。”
“多谢."
“真的,我觉得你是个值得信赖的人。”
“是嘛。”
他想要说什么?
爱的告白吗?又有些不像啊。
“恳请问你件事,美贵的事。她有点不对劲儿啊。”
“不对劲?”
“恩,实在是有些神经过敏。”
“神经过敏?”
“是啊,如你所见,原来她是个神经细致的女人。遇上像他丈夫消失的那种事,谁都或多或少的有点奇怪吧。是吧?”
“是这样."
“但是啊,”说着,野田声音放小,探出身子,“调查的话,意外的事情就发生了。”
喧闹的地方还放小了声音,越来越听不清楚。
没办法,奈奈子把脸朝野田的方向凑了过去。真是的,为什么大家都一副“这是个秘密哦”的样子啊。
“发生了什么事?”
“恩,这个嘛——”
俩个人的距离大约10公分。冷不防,野田身子猛地往前探,一下子和奈奈子吻上了。
奈奈子哑然了。
“ 啊,对不起。”
野田慌忙说到。“不知怎么回事有什么吸引着我就...”
“你在干什么?在这种地方竟然...”

作者: reiuka2    时间: 2011-6-24 12:48
ついこの間まで、野田さんを頼りにして、主人のことをドイツまで捜しに行ってもらったりしたのに、どうして急に、って
想说为什么我直到最近还这么急的在拜托野田先生去搜查我丈夫的事情

你肯定想问,我明明前不久还拜托野田先生去德国找我丈夫,为什么突然间……


野田と美貴と奈々子、三人で出かけてきたのは、若い女の子がワイワイやっているフランス料理の店で、そう堅苦しくはない代りに、店のやかましいこと!
野田,美贵和奈奈子,三人出去来到一个小女孩在大声吵嚷的法国料理店内,代替这种不郑重的是店中的喧闹。

野田,美贵和奈奈子三人来的这家法国餐厅,是那种经常有年轻女孩大声说话的店子,不会很拘谨,不过有点吵。


それでも、野田や美貴は、ここの「顔」らしくー奈々子が「顔」なのは、アパートの近くの「ほか弁」ぐらいだー奥の方の、比較的静かなテープルを用意してくれたのだったが。
尽管如此,野田和美贵保持和这种喧闹一个步调。奈奈子的脸却像公寓附近的 ほか弁似的。准备在里面比较静的一桌就坐。

尽管如此,野田和美贵的样子比较像是来这个店的客人。奈奈子的样子则像去公寓附近的 热心便当的人。他们坐的是比较靠里面一张比较安静的桌子。




作者: reiuka2    时间: 2011-6-24 13:34
「私、もう沢山」
“我还要更多。”

我已经喝得够多了。

「いえーまあーありゃいただきますけど..」
“不,算了,就让我这样吧。”

不用了。不过,如果有的话还能喝点……

君に頼みがある。美貴さんのことなんだがね。彼女、少しおかしくなってるんだ
恳请问你件事,美贵的事。她有点不对劲儿啊

我想求你件事,是关于美贵的。她有点不对劲儿啊

奈々子、亜鉛として...
奈奈子哑然了。

奈奈子吓了一跳。

「つい、そのー何だかフーッとひきこまれて...」
“不知怎么回事有什么吸引着我就...”

“不知怎么的就一下子被拉过去了...”


作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-25 12:34
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-25 13:09 编辑

奈々子、カット真赤になって怒ったが、今さら取り消しってわけにもいかず...。それに、「こんな所で」なんて怒ってる、ってことは、他の所でして下さい」といてるのだ、とも取れる。
「いや、...本当に悪かった」
野田も咳払いして、「ワインを飲みすぎたかな」
「それよりお話の続きは?」
「うん..。何だっけ?」
「あのねー」
「あ、そうそう。いや、もちろん、これは確実に証拠があって言うわけじゃないんだけどね。どうも...三枝は向うで美貴さんに殺されたんじゃないかと思うんだ」
「ええ?」
奈々子が仰天するのも無理はない。
美貴は野田が犯人だと言うし、野田は美貴が殺した、と...。どうなってんの、一体?
と、そこへ、
「-見ちゃったわよ」
と、女の声。「隅に置けない奴!」
見ると、格好は一人前に赤のワンビースなんか着てるけど、顔はあどけなく、どう見ても十六、十七という少女。
「ルミ子君!-来てたのか」
「今、この人に何をしたか、ちゃんと見てたからね」
と、その少女、ニヤニヤして、「パパに言っちゃおうっと」
「おいおい」
野田は苦笑して、「僕は独身だからね、言っとくが」
「お姉さんが一人、傷心の日々を送っているのに、冷たいんだ」
「一緒によ、彼女も」
「へえ!美貴が戻って来て、少女に気付くと、目を見開いて、
「ルミ子。あなた、どうしてー」
「パパと一緒によ。ほら、そこの席」
指さす方へ、奈々子は目をやった。50歳ぐらいか、がっしりした体格の、忙しいのが大好きという感じのビジネスマンタイプの男性が座っていた。
「あら、つい来たの?」
「たった今、そしたら、野田さんがー」
「良かったら、一緒にどうだい?」


译文:
虽然奈奈子由于生气脸变得通红,但事到如今又不能取消刚才的事。。。而且、如果说因为“在这种地方做”而生气,那么可以理解成请在别的地方做吧。
“额,实在是不好意思啊。”
野田假咳了一下,“葡萄酒喝多了呢。”
“比起这个,还是继续你的话吧。”
“嗯,说到哪了。”
“说到——”
“啊,对对。当然,我也并不是有确凿证据的。我觉得是美贵杀了三枝。”
“啊?”
奈奈子无法不惊讶。
美贵说野田是犯人,野田说是美贵杀的。到底是怎么回事?
这边——
“看见你咯”
一个女子的声音。“别在角落里嘛。”
放眼看去,一个穿着成年人装的红色连衣裙,一脸天真稚气,怎么看都只有16.7岁的女孩子。
“留美子!你来了吗。”
“刚才你对这个人做了什么我可都完全看见了哦。”
这个女孩子笑嘻嘻的说到。“我要和爸爸说去。”
“喂喂。”野田苦笑到,“我是单身的。”
“让姐姐一个人每日伤心,真是冷漠啊。”
“她也一起来的。”
“是吗?我没注意到。”
美贵回来了,看到女孩儿后,眼睛睁大了,
“留美子,你怎么会——”
“和爸爸一起来的,看,那边的座位。”
奈奈子朝她手指的方向看去。一个五十岁左右,健壮的体格,给人以喜欢忙碌的商人感觉模样的男人坐在那。
“啊,什么时候来的?”
“刚到,那么,野田先生——”
“好啊,一起吃怎么样?”

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-26 11:46
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-26 11:48 编辑

野田があわてて言った。
「もうそちらは終わりでしょ?こっちはメニューもこれからだもん」
と、ルミ子は言った。「でも、お姉さん、パパに声ぐらいかけて来たら」
「そうね」
美貴が、その男性の方へと、ルミ子と一緒に歩いて行く。
「ーやあ、何だ、美貴じゃないか!」
と、体にふさわしい大きな声を出して、その男が、美貴の肩をつかんだ。
「-あの人は?」
と、奈々子は野田へ訊いた。
「美貴さんの父親だよ。志村武治といってね。ルミ子は美貴さんの妹だ」
「志村っていうのが、美貴さんの旧姓...」
「そうだよ」 
奈々子は、美貴が、その志村という男、それにルミ子という少女と話しているのを眺めていたが、何だか...。
「-首をかしげているね」
と、野田が言った。
「え?あ、いえー何となく、実の姉妹とか親子っていうより、義理の、って感じかして」
「さすがだ」
と、野田は言った。
「え?」
「美貴さんは父親が違うんだ。小さいころに父親なくなって、母親の再婚相手が、あの志村。ルミ子は志村との子だから、美貴さんとは十歳近くも年齢が離れてるんだよ」
「なるほどね」
奈々子も納得した。「で、美貴さんのお母さんは?」
「亡くなって四、五年立つかな。それからあの志村は娘のルミ子と二人で暮らてるんだ」
「へえ...」
何だか、割とややこしいんだ、と奈々子は思った。
「まあ、そんなこともあって、美貴さんも、寂しかったんだろうな。本当に心を打ちあけて話をする相手がいなくなって..。ルミ子じゃ年齢が離れすぎて、とても話し相手にならないしね」
「ふーん」
と、奈々子は感心したように言って、「でも、どうして美貴さんが、ハネムーンの途中で、旦那を殺さなきゃいけないの?」


译文:
野田慌忙说到。
“那边已经结束了吧?这边菜单还在后面呢。”
留美子说,“不过,姐姐,去和爸爸打个招呼的话..”
“是啊。”
美贵和留美子一起朝那个男人的方向走了过去。
“呀,什么啊,这不是美贵嘛。”
那个男人发出和身材相称的洪亮声音,扶住美贵的肩头。
“那个人是?”奈奈子问野田。
“美贵的父亲哦。叫志村武治。留美子是美贵的妹妹。”
“叫志村啊,这是美贵的旧姓啊。”
“是啊。”
奈奈子看着美贵,叫志村的男人和叫留美子的女孩在一起说话的样子,总觉得有些...
“你在想事情啊。”野田说。
“啊?哦,没什么。不由得感觉到了来源于亲姐妹,父女间真挚的感情了。”
“果然是啊。”
野田说。
“啊?”
“美贵小姐和父亲不同的。小的时候父亲就亡故了。母亲再婚的对象就是志村。留美子是和志村生的,和美贵的年龄差了近十岁呢。”
“原来如此。”
奈奈子也理解了。“那,美贵的母亲呢。”
“已经亡故4.5年了。那之后志村就和女儿俩个一起生活了。"
“哦...”
奈奈子觉得意外的复杂。
“那么,发生那种事,美贵很寂寞吧,真的没有可以说知心话的人了。和留美子年龄差距有些大,也不是说心里话的人。”
“呼——”奈奈子吃惊似的说“但是,为什么美贵必须在蜜月途中杀了丈夫呢?”

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-28 15:51
「しっ!その話はまた」
美貴が戻って来たので、二人の話はそれきりになってしまった。
そしてーその後は何となく当たりさわりのない話題に終始して、この夜の「夕食会」は終ったのである。レストランを出ると、
「奈々子さんを送ってあげて」
と、美貴は言って、さっさとタクシーを停め、一人で行ってしまった。
どうやら、野田と二人きりになりたくないようだ。
「奈々子君ー」
「私、電車で帰ります」
と、奈々子は言った。「その方がよっぽど早いの」
「そうか。-まあ、それじゃ、無理には誘わないよ」
「誘うって、どこへ?」
「どこかで、一杯やろうかと思ったんだけどね」
「もう沢山!」
と、思わず奈々子は言って、「でも、とってもおいしかった。ごちそうさま」
「また、電話していいかい?」
「ご用があったら、お店の方に」
「君のアパートは?」
「だめです」
「分った」
と、野田は笑って、「じゃ、気を付けて帰ってくれ」
「さよなら」
と奈々子は歩き出して、振り返ると、「野田さん」
「何だい?」
「野田さん、名前の方は何ていうんですか?」
「ああ。言わなかったかな。野田悟。『悟る』一文字だよ」
「ハハ、悟りにはほど遠いや」
「全くだ」
ちょっと手を振って、野田は歩いて行った。それを見送って、奈々子も歩き出してから、
「-あ、そうだ!」
と、呟いた。
あいつ、いきなりキスなんかして!そうだった。怒ってたんだわ、私。
思い出して怒りながら(?)、奈々子は、それでも満腹で少し酔って、機嫌よく、アパートへと戻って行ったのだった。


译文:
“嘘,这话另说。”
因为美贵回来了,俩个人的话就此打住。
接着,那之后就一直说着毫无干系的话题了。这个晚宴结束后,他们从餐厅走出来。
“请送奈奈子回去吧。”美贵说,然后快速拦了辆出租车,扬长而去。
好像是不愿意和野田俩个人呆在一起吧。
“奈奈子小姐——。”
“我坐电车回去。”
奈奈子说到,“这样的话能比较早到。”
“这样啊,——算了,这样的话也不能再邀请你了。”
“邀请?去哪?”
“去哪都行啊,只想再喝杯酒。”
“已经喝不少了。”
奈奈子不禁说到。“但确实很美味啊。多谢你的款待。”
“以后电话联络吗?”
“有事的话,可以到店里来."
“去你的公寓怎么样?”
“这可不行。”
“好吧。”
野田笑道“那么,回去时小心了。”
“再见。”奈奈子走出几步又翻回头,“野田先生。”
“什么事?”
“野田先生的名字是什么呢?”
“啊,没说过啊。野田悟,领悟的悟。”
“哈哈,和领悟差多了。”
“确实啊。”
微微挥了挥手,野田走了。目送野田离开,奈奈子也继续了步伐。
“啊,对了。”奈奈子嘟囔着。
那家伙,突然亲吻我了。就是这样,我生气来着。
虽然一边想一边生气。但奈奈子,吃的很饱,还微微带醉,心情舒畅的朝回公寓的路上走去。

作者: reiuka2    时间: 2011-6-28 15:57
隅に置けない奴!
别在角落里嘛

你这家伙,少盯你一会儿都不行。

何となく、実の姉妹とか親子っていうより、義理の、って感じかして
不由得感觉到了来源于亲姐妹,父女间真挚的感情了。”

总觉得他们不像亲生姐妹和父女,更像干妹妹,干爹。

美貴さんは父親が違うんだ
美贵小姐和父亲不同的

他不是美贵的亲生父亲。

「ふーん」と、奈々子は感心したように言って
“呼——”奈奈子吃惊似的说

“哦——”奈奈子一脸佩服地说道

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-29 10:35
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-6-29 10:39 编辑
reiuka2 发表于 2011-6-28 15:57
隅に置けない奴!
别在角落里嘛


诶?很多都是意译啊,没见过的用法。我又查了下字典,隅に置けない是不能小瞧的意思。在这里也是这样吧?
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-29 12:31
6.出て来た女
「いらっしゃいませ」
昼下り、多少眠気のさしてきていた奈々子は、客が入って来て、帰ってホッとした。
用もないのに頑張って起きているのは楽じゃないのである。
入って来たのは、セーラー服の女学生だった。鞄をドサッと一方の椅子に置くと、
「コーヒー」
と、注文しながら椅子にかけた。
「はい」
奈々子は、水を持って行ったが、
「灰皿ないの?」
と、訊かれて面食らった。
「あなた高校生でしょ」
「見りゃ分るでしょ」
「タバコなんか喫っちゃだめよ」
「大きなお世話よ」
と、肩をすくめて、「ま、いいか。ここんとこ、本数減らしてるからね」
生意気なガキ!ムカッとして、カウンターの方へ戻って行くと、何を思ったか、マスターがカウンターの奥から灰皿を持って出て来た。
「マスターー」
「お客さんの注文には応じなきゃ」
「でも...」
マスターは、その少女の前に灰皿を置いて、
「どうぞ」
「ありがと。でも、いいの。ちょうどタバコ切らしちゃったから」
「じゃ、さしあげますよ、一本」
と、わざわざポケットから出して、「どうぞ」
と、言っているので、奈々子は面食らってしまった。
「サンキュー」
と、少女は一本取った。
マスターはライターを出して、カチッと火を点けた。少女は一服喫って、むせ返った。
「-喫ったことないのに、無理しないことだよ」


译文
“欢迎光临!”
过午,多少有些睡意袭来的奈奈子,客人进来了,反倒叹了松了口气。
没有什么事却要起来工作并不是什么有趣的事。
进来的是一个穿着水兵制服的女学生。砰的一下把提包放在另一边的椅子上,“咖啡。”一边点了东西一边坐到椅子上。
“好的,”奈奈子端了水过去,
但却被一句“没有烟灰缸吗?”问的愣住了。
“你是高中生吧。”
“看了就知道啊。”
“那就不能吸烟。”
“很照顾我嘛。”说着耸了耸肩,“没什么吧,因为我在这减少数量了。”
臭屁的小鬼!奈奈子火冒三丈的返回柜台,正想着,老板却从柜台里拿出烟灰缸来。
“老板!”
“不满足客人点的东西不可以地。”
“但是。。"
老板把烟灰缸放在少女面前,“请用。”
“谢谢。但是,没关系了。正好烟吸完了。”
“那我给你一颗吧。”
说着特意从口袋里拿出烟,“请吧。”
“谢谢!”
少女拿了一根。
老板拿出打火机,喀的点着了火。少女抽了一口,立即呛到了。
“既然不会吸,就不要勉强哦!”

作者: reiuka2    时间: 2011-6-29 14:46
回复 呼唤十字星 的帖子

嗯,对的,应该是这个意思。
作者: reiuka2    时间: 2011-6-29 15:02
用もないのに頑張って起きているのは楽じゃないのである
没有什么事却要起来工作并不是什么有趣的事。

没事干却要打起精神来不是那么容易的。

大きなお世話よ」と、肩をすくめて、「ま、いいか。ここんとこ、本数減らしてるからね
很照顾我嘛。”说着耸了耸肩,“没什么吧,因为我在这减少数量了。”

“多管闲事”说完耸了耸肩。“那就算了,反正我最近抽少了。”
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-30 08:28
回复 reiuka2 的帖子

多谢多谢
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-6-30 10:46
と、マスターは笑って、少女の手からタバコを取って、灰皿に押し潰した。
少女は水をガブガブ飲んで、息をつくと、
「子供をからかって!」
と、マスターをにらんだが、マスターの方は相手にせずに、笑いながら、カウンターの奥へ戻って行った。
少女の方も、しばらくふくれっつらをしていたが、やがて普通の笑顔になると、
「面白い店ね」
と、言った。
「あれ?」
奈々子は、目をみはった。「あなたー確か、ルミ...ルミ子さんんでしょ」
「あ、覚えてたか」
と、少女は楽しげに言った。
「その格好だから、なかなか分んながったわ」
「あなた野田さんとキスしてるのを見たから、ちょっと興味あってね」
マスターがびっくりしたように奈々子を見た。
「違うんです、マスター!そんなーキスなんてものじゃないの。こう...口と口が、間違ってぶつかっただけ」
奈々子の言いわけも、我ながらおかしかった。
野田に夕食をおごってもらって、一週間ほどたっていた。
ま、奈々子としても、心の片隅で、野田が店に電話してこないかな、と期待しているところがあったのだが、一方では、美貴と野田の、「殺しっこ」に巻き込まれるの迷惑だ、という気持もあった。
しかし、まさか、このルミ子という子がやって来るとは、思ってもいなかったのだ。
「-はい、コーヒー」
と、奈々子はコーヒーと伝票を置くと、「どうしてここが分ったの?」
「持ち、野田さんから聞いたのよ」
「野田さんと、親しいの?」
「お姉さん目当てに、ずいぶんうちへ来てたから。一時は私の家庭教師だったこともあるのよ」
と、ルミ子は言った。
「へえ。あの野田さんが、ね」
イメージ、合わない!
「姉さんも、ここに来るんですってね」
「そう何度もみえてないわ。美貴さん、今、あなたたちと一緒に住んでないの?」

译文
老板笑着说到,然后从少女的手中拿回香烟,按灭在烟灰缸中。
少女咕嘟咕嘟的喝了一大口水,叹了口气。
“逗小孩儿呢。”
说着瞪了老板一眼。老板那边什么也没表示,一边笑着一边返回柜台。
少女这边也是短暂的绷了下脸,然后马上绽放了一样的笑容。
说到:“有趣的店。”
“那个,”
奈奈子瞪大了眼睛。“你不是留美子吗?”
“啊,还记得的呢,”少女很高兴的样子说到。
“因为这件衣服,实在是不好认啊。”
“看见你和野田接吻了,有点兴趣。”
老板看见被吓了一跳似的的奈奈子。
“不是这样的,老板。不是接吻。只是嘴碰到嘴而已。”
奈奈子自己都感觉自己的说法很奇怪。
野田请客吃饭的事情已经一个星期了。
即使奈奈子心里的角落里期待野田迟迟不打来的电话,另一方面又怕被美贵和野田带来杀人事件卷入而烦恼。
但是,没想到这个叫留美子的孩子回来。
“给,咖啡。”
奈奈子把咖啡和发票放在桌上。“为什么会知道这的?”
“当然,从野田先生那知道的。”
“你和野田先生很亲近吗?”
“以我姐姐为目标,成功的来到我们家。成为我一时的家庭教师。”
留美子说到。
“啊,那个野田先生。”
和印象不符啊。
“姐姐也说要来这里。”
“没见过她来几次啊。美贵小姐现在和你们一起住吗?”

作者: reiuka2    时间: 2011-6-30 15:15
マスターがびっくりしたように奈々子を見た。
老板看见被吓了一跳似的的奈奈子。
老板吃惊地看着奈奈子。

ま、奈々子としても、心の片隅で、野田が店に電話してこないかな、と期待しているところがあったのだが、一方では、美貴と野田の、「殺しっこ」に巻き込まれるの迷惑だ、という気持もあった。
即使奈奈子心里的角落里期待野田迟迟不打来的电话,另一方面又怕被美贵和野田带来杀人事件卷入而烦恼。
奈奈子心里一方面暗暗期待着野田会打电话到店里找她,另一方面又怕被卷入美贵和野田杀人游戏之中。

お姉さん目当てに、ずいぶんうちへ来てたから。一時は私の家庭教師だったこともあるのよ
以我姐姐为目标,成功的来到我们家。成为我一时的家庭教师
因为他想追我姐,所以常来我家。有段时间还当过我的家庭教师。
作者: 紫砂茶壶    时间: 2011-6-30 15:53
なかなか根性があるね~では、頑張ってください~応援しますからね
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-7-1 08:08
回复 紫砂茶壶 的帖子

ありがとう。
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-7-1 10:38
「結婚したもの」
「そりゃそうだけど、だって、ご主人は行方不明でしょ」
「一人で、マンションにいるわ。だって、ともかく、父と私から離れたくて、三枝さんと結婚したようなもんですもの。一人になっても、戻りたくないんでしょ」
[そう...」
何だか、結構複雑なようだ。
「野田さんの方が好きだったな、私。三枝さんは、そりゃ人は良かったわよ。優しくってね。でも、何だか煮え切らないところがあって、好きじゃなかった。」
と、言ってから、ルミ子はコーヒーを少し飲んで、「ま、私の結婚相手じゃないからどうでもいいんだけどね」
他に客もなく、マスターも出て来て、
「みんなでコーヒーブレーク、と行こうじゃないか」
と、カップを二つ、テープルに置いて、こーひーを注いだ。
「-何か話したいことがあって、ここへ来たんじゃないのかい?」
マスターが訊くと、ルミ子は、
「そうなんです」
と、両手をきちんと揃えて言った。
こうして見ると、なかなか可愛い。-どうして、みんな私より可愛いの?奈々子は少々不満であった。
「野田さんも心配してます。で、こちらの奈々子さんって人に相談したら、って言われたんで」
「何を?」
「三枝さんが行方をくらました事件です」
「でも、-私、別に探偵でもないし」
という奈々子の抗議は無視され、
「話してごらん」
と、マスターが促した。
「姉さんが、三枝さんと結婚してハネムーンに発った晩でした。うちへ女の人がやって来たんです」
「女の人って、どんな?」
「たぶん..二十七、八かな。かなり思い詰めてる様子で、三枝さんを姉さんが奪った、と言って、怒っていました」
「じゃ、三枝さんの恋人?」
「それも、妊娠してるんだって...。その人が、そう言っただけなのかもしれませんけども」
奈々子は、マスターと思わず顔を見合わせた。

译文
“因为结婚了嘛。”
“倒是这样,但是他的丈夫失踪了啊。”
“一个人住高级公寓。不管怎么说,还是想离开我和父亲,和三枝先生结婚。即使一个人了,也不想回来。”
“这样啊。。。”
总觉得好像够复杂。
“我喜欢野田先生。三枝先生人很好,为人和善。但总感觉犹豫不定的,这点我不喜欢。”
说完,留美子喝了口咖啡。“算了,又不是我的结婚对象,怎么样都无所谓了。”
没有其他的顾客,老板也出来了,
“现在不是大家喝咖啡的休息时间嘛。”
说着往桌上的俩个杯子里倒满了咖啡。
“你来这不是有什么话要说吧?”
老板问到。留美子说:“是啊。”俩手紧紧握在一起。
看见这种状态,确实很可爱。为什么,大家都比我可爱?奈奈子稍有不满。
“野田先生也很担心,说和这里的奈奈子聊聊的话... ”
“聊什么?”
“三枝先生行踪不明的事情。”
“但是,我又不是侦探。”
奈奈子这句抗议被无视了。
“说说看。”
老板催促到。
“姐姐和三枝先生结婚蜜月出发的那天晚上,家里来了个女人。”
“什么样的女人?”
“大概二十七八岁。一脸想不开的样子。生气的说要和我姐姐争夺三枝先生。”
“那,她是三枝先生的恋人?”
“还说怀孕了...,好像就说这些。”
奈奈子和老板不禁对望了一眼。

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-7-2 11:24
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-7-2 11:43 编辑

「だけどーどうして、その人、もっと早く言って来なかったのかしら」
「ええ、父がそれを言いました。その女の話では、三枝さん、何か月か海外に行くんで、連絡できない、と言っていた、ってことなんです」
「じゃ、その間に結婚しちゃったわけ」
「確かに、三枝さん、婚約してから、挙式をかなり急いでたんです。私、姉さんがつわりにでもなるとまずいんじゃない、なんて、からかってたんですけど」
「すると、その女の言うことも、かなり説得力があるね」
と、マスターは肯いた。
「式の当日、たまたまその女の人が、三枝さんと姉の式から帰る、大学時代の友だちにばったり会って...。二人で一緒の時に、あったことがあったらしいんです、その人に。で、初めて結婚したことを知ってー」
「そりゃひどいわ」
と、奈々子は思わず言った。
「その女の話だけだからね。総て事実かどうか分らないが..」
「父は、ともかくもう娘と三枝は結婚したんだから、って突っぱねたんです。その女は、このままじゃ、絶対に済まさないから、って...。そしてー」
ルミ子は、少しためらってから、「ハネムーンの行先を聞いて来たらしくて、ドイツまで追いかけてって、仕返ししてやるから、って、そう言って帰って行ったんです」
「ドイツまで?」
奈々子は唖然とした。「じゃ、もしかしたら、その女が本当にー」
「父は、いくら何でもそんなことまでしないさ、と言って、ともかく帰国したら、三枝さんとじっくり話して、もしあの女のことが事実なら、きちんとけりをつけさせる、と言ってました」
「それはそうだろうね」
と、マスターは言った。
「美貴さんは、その女のことを、知ってるの?」
と、奈々子は訊いた。
「いいえ。だってー帰った時はもう、三枝さんがいなくなって、悲しみのどん底だし...。とても、そんなこと、言えた雰囲気じゃなくて」
「そりゃそうね」
「その女のこと、調べさせるにしても、名前も何も分らなかったんです。父は、その内また何か言って来るかもしれない、って...。三枝さんが姿を消したのと、その女が関係あるって証拠もないわけですから」
「で、その女から、何か言って来たの?」
「いいえ、一向に。そしたら...」
ルミ子は、鞄を開けると、中から新聞の切抜きを取り出した。「これ、見て下さい」
大きな記事ではなかった。〈ハンブルクの日本人死体の身許分る〉とあって、女性の写真が出ている。
「その写真、はっきりしませんけど、でも見た瞬間に、あの女だ、と思ったんです。」
と、ルミ子は言った。
「その女性が?だってーこの人死んでるんでしょ?」
「ええ、殺されたらしいんです」
と、ルミ子は言った。
奈々子は、改めて、その記事に見入ったのだった..。

译文
“但是,为什么那个人不早点来说呢?"
“是啊,父亲也这么说。那个女人的谈话中说三枝先生哪个月去海外了,所以联系不上了。”
“那,这期间应该结完婚了。”
“确实,三枝先生订完婚,着急忙慌的就举行仪式了。我还逗姐姐说孕吐的话也没什么。”
“那么说来这个女人的话有说服力了。”
老板点头。
“仪式当天,那个女人和从姐姐典礼上回来的大学时代的朋友不期而遇了。俩个人在一起见面时,才得知三枝结婚的事。”
“那样的话太过分了。”
奈奈子不禁说到。
“那只是那个女人的一面之词。事实是怎么样的还不知道。”
“父亲暂时拒绝让女儿和三枝完婚。说那个女人这样绝对不算完,而且——”
留美子稍稍迟疑了下,“说好像听到了蜜月的目的地,要追到德意志,进行报复。这么说完走的。”
“要追到德国?”
奈奈子哑然了。“那也也许那个女人真能.....”
“父亲说不管如何都不要做这种事,总之回国的话和三枝慢慢聊聊,如果那个女人说的是事实的话,好好的解决。”
“应该这样。”
老板说到。
“美贵小姐知道这个女人吗?”
奈奈子问。
“不知道,但是,回来的时候,三枝先生已经失踪了,她悲伤到了极点。实在是没有说能那事的气氛。”
“是啊。”
“那个女人的事即使调查了,也没知道叫什么名字。父亲说也许她过不久还能来说点什么。三枝先生失踪的事也没有和这个女人有关系的证据。”
“后来呢,那个女人来说了什么?”
“没,一点也没有。而且...”留美子打开包,从中拿出一份从报纸上剪下的新闻。“请看下这个。”
不是很大的报道。《在汉堡的日本人尸体身份证明》上有张女性的照片。
“这张照片虽然不是很清楚,但是看到的瞬间就能感觉到是那个女人。”
留美子说。
“这个女人?但,这个人已经死了啊。”
“是啊,好像是谋杀。”
留美子说。
奈奈子这次望着报道出了神。


作者: 呼唤十字星    时间: 2011-7-2 11:43
私、姉さんがつわりにでもなるとまずいんじゃない、なんて、からかってたんですけど
まずいんじゃない这里不知道翻译的准不准确


作者: 呼唤十字星    时间: 2011-7-3 13:35
7.尾行と出前
人殺しとか、ギャング同士の撃ち合いとか、そんなもの、奈々子としては、-まあ、どっちかといえば嫌いな方じゃない。
しかし、それはあくまで映画とか小説の中での話。やはり現実の中では、殺し屋に脅されるよりは、恋人に愛の言葉を囁かれた方がいい(もっとも、まだそんなことはなかったけど)。
ルミ子の話では、三枝正成の恋人だったという女が、殺されてハンブルクで見付かったということだが、もしその女の話が事実だとすると、わざわざドイツまで出かけて行ったのは、やはり三枝の後を追ってのことだったしか思えない。
しかしそうなると...。その女殺したのは、三枝ーということになりそうである。
ところが、当の三枝もまた、姿をくらましているのだ。どうもよく分らない話である。
しかしー何が分らないからって、そんなこと、奈々子とは何の関係もない。
そうよ、と奈々子は少々ふてくされつつ、考えた。私が何でそんな相談に、いちいち付き合わなきゃいけないの?
私は花もはじらう(ちょっと言い回しが古いか)二十歳の乙女なのよ。それがどうしてー死体だの殺人だの、殺伐とした話ばっかり聞いてなきゃいけないの?
冗談じゃない!私だって忙しいんだからね。デートの申し込みは順番なんかくじ引きで、毎日一人ずつあっても、同じ男と年に二度は合えない...てなことは、もちろんないが、それにしたってー。
マスターも人がいいんだから。それとも、美貴の妹、ルミ子のセーラー服姿に参っちゃったのかもしれない。結構そんな趣味があったりして..。
私も今度セーラー服着て、お店に出てみよかしら。何だか怪しげなムードになっちゃいそうだけど。
ま、色々と考えている内、いつの間にやら、奈々子はウトウトしていて....。
ガクッと頭がし垂れて、はっと目を覚ます。気が付くと、バスはどこか見覚えのある場所に停っている。
しまった!ここで降りるんだ。
「おります!」
と奈々子は大声を上げた。「待って!降りますから!」
草々客が多いわけではなかったので、幸い、人をはねとばすこともなく(?)
奈々子は、バスから降りることができた。
「-ああ、びっくりした」
居眠りして乗り過ぎすなんてこと、めったにない(たまにはある、ということである)。
降りた所で、あーあと大欠伸をしていると、いきなり、後ろからドンと突き当られて、「キャアッ!」
と、悲鳴を上げてしまった。
危うく前のめりに倒れてしまうところを、何とかこらえたのは、やはり奈々子の体の頑丈さゆえかもしれない。
「危ないわね!」
と、奈々子は怒鳴った。
突き当って来たのは、見たとこ二十五、六。「くたびれ度」からいうと三十過ぎという感じの男で、どうやら、奈々子同様、あわててバスから降りたらしい。ぱっと降りたら、まだ奈々子が目の前に立っていた、というわけである。
「そんな所に突っ立ってるからいけないんだろう」
と、男はふてくされて言った。
「私がどこに立ってようと勝手でしょ」
と、奈々子は言い返した。「自分が先に降りりゃよかったんだわ」
「そんなこと言ったって、そっちがいきなり降りるカラー」

译文:
7.尾行和送外卖
杀人案吗?还是暴力团伙互相斗殴,无论哪种这些东西对奈奈子来说都是讨厌的。
但是,到底这是电影或小说里的话。果然在现实中,比起被杀手恐吓还是对恋人的低声私语比较好。(最好还是啥都没有。)
留美子的话里说到那个自称三枝正成的恋人的女人被杀后,尸体被发现在汉堡,也许那个女人说的是事实。只想特地去德国紧追在三枝的身后。
但是,却发生了这种事。杀这个女人的是——三枝。应该是这样。
但是,现在三枝也失踪了。实在是不明白其中究竟。
但是不知道又和奈奈子没什么关系啊。
是啊,奈奈子一边有点怄气一边想。
为什么要和我谈论,还必须一个个的应付。
我这么花容月貌(旧时委婉的说法)的二十岁的女孩子。为什么那些尸体啊杀人啊那样充满杀机的字眼必须要让我听到。
别开玩笑了!我很忙的。提出的约会申请还需要抽签决定呢,每天每个人只能约会一次,一年里都能能和同一个男人见面俩次。虽然这些都不是真的。。。
老板也是个好人啊。或者,败给美贵的妹妹,留美子穿的水兵服了。真是个很好的爱好。
我下次也穿着水兵服去店里看看。虽然总觉得那气氛很奇怪的样子。
算了,心里思虑着各种各样的事情,不知不觉中,奈奈子变得迷迷糊糊的了。
汽车急停之下,头耷拉下来,一下子又清醒过来。注意到的时候,公车已经停到哪个眼熟的某个地方了。
糟了!在这里下车吧。
“我要下车。”奈奈子大声喊到。“请等下,因为我要下车。”
因为车上的乘客并不是那么的多,所以,幸运的,人没有被弹撞出去。
“啊,吓我一跳。”
由于打盹乘车坐过站的事情不是很多。(偶尔有的意思。)
下车的地方,奈奈子“啊”的打了个大哈欠,突然背后被咚的撞了一下,“啊”的一声惨叫。
差点朝前跌倒的过程中,勉强撑住,也许是由于奈奈子身体结实的缘故。
“危险!”
奈奈子怒吼。
撞来的是一个看上去二十五,六岁的人。因为劳累程度,超过三十岁的感觉的男人。仿佛是和奈奈子一样,慌慌张张下车的。
应该是突然一下车,才看到奈奈子在眼前。
“不要站在那里嘛。”
男人怄气的说到。
“我要站在哪里是我的自由吧。”
奈奈子反唇相讥。“自己先下车多好。”
“这么你这么说,因为突然要在这里下车嘛。”

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-7-4 08:48
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-7-4 09:42 编辑

「え?」
「あ、いや、何でもない」
と、男はあわてて言った。
「何よ。-あんた、私が降りたから、ここで降りたわけ」
「そ、そんなわけないだろう!-じゃ、あばよ」
と、足早に行ってしまう。
奈々子は首をかしげて、
「変な奴」
と、呟く、アパートへと歩き出した。
が、少し行くと...。どうも足音がする。後を尾けてきているような。
パッと振り向くと、さっきの男が、十メートルほど離れてついて来ていたが、振り向かれて足を止め、急にそっぽを向いて、あちこち見回したりしている。
尾行してるんだ。-それにしても、一目でそれと分る尾行というのも珍しい。
でも、何で私が尾行されるの?
奈々子は気になることを、いつまでも放っておけないたちである。その男の方へツカツカと歩いていくと、男は、ぎくりとした様子で、逃げ出しそうになった。
「ちょっと!」
奈々子はきっと相手をにらんで、「私の後を、何で尾けてるのよ!」
「俺はただ歩いてるだけだ!歩いちゃ悪いか!」
「痴漢?それとも引ったくり?」
「何だと!」
男はムカッとした様子で、「人のことをー」
「じゃ、何なのよ」
「俺はー」
と、言いかけて、ちょっとためらい、「ま、いいや。ばれちまったら仕方ない」
あれでばれないと思ってるんだろうか?
奈々子は呆れて、その男の出しだ身分証明書を見た。
「K探偵社の森田?-K探偵社って、どこかで聞いたことあるわね」
「そりゃ、うちは大手とは言えないが、業界でも一、二を争う歴史の長さを誇り、その良心的かつていねいな情報収集、調査には定評のあるところでー」
「PRはやめてよ。-あ、そうか。最近、誰だかが死んだでしょ」
「山上さんだよ。僕の良き先輩だった。よく昼にはソバをおごってくれた。もちろん、ざるソバだけだったけど」
「そんなこと、どうでもいいの。その探偵社が、何で私のことをつけ回す?」

译文
“啊?”
“啊 ,没什么事。”
男人慌忙的说。
“什么啊,你是因为我下车了才在这下车的?”
“那,那怎么可能。那么,再见了。”
说完急步走了。
奈奈子想了一下,“奇怪的家伙。”自己嘟囔着,朝公寓走去。
奈奈子刚走几步就总觉得听见后面有脚步声。好像后面跟来人了。
猛一回头,发现是刚才那个男人在十米外左右,发现被奈奈子回头看就停下了脚步,急忙转向一旁。这边那边的张望着。
跟踪?!即使是跟踪,一眼就能看出来的跟踪也太业余了吧。
但是,为什么要跟踪我呢。
奈奈子担心这家伙没完没了的跟踪。就毫无顾忌的朝那个男人走了过去。那个男人吓了一跳的样子,差点逃跑。
奈奈子严厉的瞪着对手,“为什么在我后面跟踪我?”
“我只是走路,走路也不行?”
“色情狂还是抢劫犯?”
“说什么呢!”
男人发火的样子.“别人的事——”
“那,是什么?”
“我是——”
刚说个开头,又有些犹豫,“算了,好吧。败露了就没办法了。”
他觉得那样还能不败露吗?
奈奈子愕然的看着那个男人拿出的身份证。
“K侦探社的森田?叫K侦探社,在哪听到过呢。”
“虽不能说是多大的公司,但在业界内也是能争夺一,二的侦探社。为有这样悠久历史而骄傲。这里价格合理,而且细心的收集情报,对调查的评定是——”
“别打广告了,啊,对了,最近谁死了是吗?”
“山上先生。我的优秀前辈。尝尝午饭请我吃荞面。当然,不只是荞面条。”
“那种事请怎样无所谓。那个侦探社为什么要跟踪我?”

作者: reiuka2    时间: 2011-7-4 12:53
だって、ともかく、父と私から離れたくて、三枝さんと結婚したようなもんですもの
不管怎么说,还是想离开我和父亲,和三枝先生结婚。
因为她是为了离开父亲和我才去和三枝结婚的。

かなり思い詰めてる様子で、三枝さんを姉さんが奪った、と言って、怒っていました
一脸想不开的样子。生气的说要和我姐姐争夺三枝先生
一脸想不开的样子,生气地说我姐姐把三枝抢走了。

それも、妊娠してるんだって...。その人が、そう言っただけなのかもしれませんけども
还说怀孕了...,好像就说这些
还说怀孕了……。不过也许只是她自己说的而已。

作者: reiuka2    时间: 2011-7-4 13:47
その女の話では、三枝さん、何か月か海外に行くんで、連絡できない、と言っていた、ってことなんです
那个女人的谈话中说三枝先生哪个月去海外了,所以联系不上了
据那个女的说,三枝有好几个月出国了,所以联系不上。

私、姉さんがつわりにでもなるとまずいんじゃない、なんて、からかってたんですけど
我还逗姐姐说孕吐的话也没什么
我还笑他说要是我姐在典礼上孕吐岂不糟糕什么的。

二人で一緒の時に、あったことがあったらしいんです、その人に。で、初めて結婚したことを知ってー
俩个人在一起见面时,才得知三枝结婚的事。
他们俩在一起的时候曾经跟那个人见过面。从那个人的口中才得知三枝结婚的事。

父は、ともかくもう娘と三枝は結婚したんだから、って突っぱねたんです。その女は、このままじゃ、絶対に済まさないから、って...。そしてー」
父亲暂时拒绝让女儿和三枝完婚。说那个女人这样绝对不算完,而且——
父亲严厉驳斥了那女人的说辞,说无论如何我女儿已经跟三枝结婚了。那个女人说她绝不会善罢甘休……,然后



作者: reiuka2    时间: 2011-7-4 14:39
尾行と出前
尾行和送外卖
跟踪和送外卖

人殺しとか、ギャング同士の撃ち合いとか、そんなもの、奈々子としては、-まあ、どっちかといえば嫌いな方じゃない。
杀人案吗?还是暴力团伙互相斗殴,无论哪种这些东西对奈奈子来说都是讨厌的。
杀人啊暴力团伙互相斗殴啊,这些事情奈奈子其实并不讨厌。

しかし、それはあくまで映画とか小説の中での話。やはり現実の中では、殺し屋に脅されるよりは、恋人に愛の言葉を囁かれた方がいい(もっとも、まだそんなことはなかったけど)。
但是,到底这是电影或小说里的话。果然在现实中,比起被杀手恐吓还是对恋人的低声私语比较好。(最好还是啥都没有。)
但是,因为那只是发生在电影或小说里的事。在现实生活中,比起被杀手恐吓当然还是恋人在耳边低声私语更好啦(虽然这种事情还没发生过)

デートの申し込みは順番なんかくじ引きで、毎日一人ずつあっても、同じ男と年に二度は合えない...てなことは、もちろんないが、それにしたって
提出的约会申请还需要抽签决定呢,每天每个人只能约会一次,一年里都能能和同一个男人见面俩次。虽然这些都不是真的。。。
要跟我约会得排号抽签呢,就算每天都跟一个人约会,同一个男人一年里也见不上我两面。当然这不可能的……不过

それとも、美貴の妹、ルミ子のセーラー服姿に参っちゃったのかもしれない。結構そんな趣味があったりして..。
或者,败给美贵的妹妹,留美子穿的水兵服了。真是个很好的爱好。
又或者他是迷上美贵的妹妹留美子穿水兵服的样子了。他居然有这样的嗜好……

草々客が多いわけではなかったので、幸い、人をはねとばすこともなく(?)奈々子は、バスから降りることができた。
因为车上的乘客并不是那么的多,所以,幸运的,人没有被弹撞出去。
幸好车上的乘客不多,奈奈子不用把人撞开就从车上下来了。





作者: reiuka2    时间: 2011-7-4 15:00
奈々子は気になることを、いつまでも放っておけないたちである
奈奈子担心这家伙没完没了的跟踪
奈奈子是那种一旦发觉什么就无法坐视不理的人。

そりゃ、うちは大手とは言えないが、業界でも一、二を争う歴史の長さを誇り、その良心的かつていねいな情報収集、調査には定評のあるところで
虽不能说是多大的公司,但在业界内也是能争夺一,二的侦探社。为有这样悠久历史而骄傲。这里价格合理,而且细心的收集情报,对调查的评定是——”
那是,我们虽然不是有名的侦探社,但历史之长在业界是数一数二的。本侦探社有良知的、认真的信息收集、调查深受好评……

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-7-4 18:33
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-7-4 18:36 编辑

.二人で一緒の時に、あったことがあったらしいんです、その人に。で、初めて結婚したことを知ってー
俩个人在一起见面时,才得知三枝结婚的事。
他们俩在一起的时候曾经跟那个人见过面。从那个人的口中才得知三枝结婚的事。
那个人是指哪个人,我自己翻译的时候就觉得只有俩个人(那个女人和他同学。)你的翻译里好像是三个人。迷糊了。。


作者: 呼唤十字星    时间: 2011-7-4 18:38
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-7-4 18:40 编辑

だって、ともかく、父と私から離れたくて、三枝さんと結婚したようなもんですもの
不管怎么说,还是想离开我和父亲,和三枝先生结婚。
因为她是为了离开父亲和我才去和三枝结婚的.
还有这句。ような在这里不是为了的意思,是什么的样子。翻译成为了离开父亲和我而去结婚不通啊。
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-7-4 18:40
别的差不多了。多谢你一来就能让我进步。
作者: Jennifer    时间: 2011-7-4 21:49
谢谢两位对广大学友的贡献。

十字星辛苦了   帖子申精
reiuka2 辛苦了  奖励500积分
作者: reiuka2    时间: 2011-7-5 10:02
回复 呼唤十字星 的帖子

二人で一緒の時に、あったことがあったらしいんです、その人に。で、初めて結婚したことを知ってー
俩个人在一起见面时,才得知三枝结婚的事。
他们俩在一起的时候曾经跟那个人见过面。从那个人的口中才得知三枝结婚的事。
那个人是指哪个人,我自己翻译的时候就觉得只有俩个人(那个女人和他同学。)你的翻译里好像是三个人。迷糊了。。

二人指的是女人和三枝,その人指的是同学。具体的意思是:女人跟三枝交往的时候曾经跟这个同学见过面,所以才认识这个同学。这个同学去参加三枝的婚礼后偶然碰到这个女人,女人才得知三枝结婚了。

这样解释明白吗?
作者: reiuka2    时间: 2011-7-5 10:13
回复 呼唤十字星 的帖子

だって、ともかく、父と私から離れたくて、三枝さんと結婚したようなもんですもの
不管怎么说,还是想离开我和父亲,和三枝先生结婚。
因为她是为了离开父亲和我才去和三枝结婚的.
还有这句。ような在这里不是为了的意思,是什么的样子。翻译成为了离开父亲和我而去结婚不通啊。

ような在这里当然不是为了,而是推测。这句话直译是这样的:因为姐姐似乎是无论如何想离开我和父亲,所以去跟三枝结婚的。
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-7-5 12:00
reiuka2 发表于 2011-7-5 10:13
回复 呼唤十字星 的帖子

だって、ともかく、父と私から離れたくて、三枝さんと結婚したようなもんですもの ...

恩。这个同意、
作者: 呼唤十字星    时间: 2011-7-5 14:29
本帖最后由 呼唤十字星 于 2011-7-5 14:31 编辑

「そりゃ、君の素行調査の依頼があったからさ。」
「私の?誰がそんなこと頼んだの?」
「それは依頼人の秘密だ」
「秘密が聞いて呆れるわね。そんな下手くそな尾行して。-ともかく、その依頼人に言ってちょうだい。用があるなら、自分で会いに来いって」
「そんなことできるか。俺の仕事は君に素行を調査することだからな」
「じゃ、ご勝手に」
というなり、奈々子はいきなりワーッと駆け出した。
「待て!おい、待て!」
森田というその男、あわてて奈々子を追って駆け出したが...。奈々子、足の方には自信がある。
あっという間に、森田の姿ははるか後方に消えてしまった。
「ざまみろ!」
と、奈々子は息を弾ませて、「でもー誰が私のことなんか...」
と、首をひねるのだった。
別にお見合の話も来てないし...。
「ま、いいや」
奈々子は肩をすくめて、アパートへと帰って行った。

ーその二日ほどのことだった。
お昼を食べた奈々子が、<南十字星>に戻って来ると、
「奈々ちゃん」
と、マスターが言った。「悪いけど、ちょっとで前に行ってくれるかい」
「はい、どこですか?」
この店は、あまり出前というのはしないのだが、それでも商売だから、手が空いてて、数がいくらかまとまれば、持って行くこともある。もちろんコーヒーは大きな保温のきくポットへ入れていくが、それでも時間がたてば冷めて来るし、香りも失われてしまうから、ごく近くに限ってのことだ。
「初めての所なんだけどね」
「へえ。迷子になんなきゃいいけど」
と、奈々子は笑って、「いくつですか」
「二十人分」
「結構ありますね。じゃ、ポット二つでないと足らないかな」
「もう用意してあるよ」
と、マスターが、大きなポットを二つ、カウンターにどんと並べる。

 
译文
“因为那是对你的品行进行调查的委托。”
“我的品行?谁委托的?”
“这是委托人的秘密。”
“真令人惊讶居然是秘密。这种拙劣的跟踪。——总之,请对那个委托人说,有事的话,自己来见我。”
“这种事可能嘛。因为我的工作就是对你的品行进行调查啊。”
“那随你的便。”
刚一说完,奈奈子突然一下子跑了出去。
“等下,哎,等一下!”
叫森田的男人慌忙的向奈奈子追去。但是奈奈子对自己脚下功夫很有自信。
一眨眼的工夫,森田就被甩在后面看不见了。
“活该!”
奈奈子喘着粗气说。“但是,是谁委托的呢。”
奈奈子歪着头苦思冥想。
不能是相见的话都没说过的人。
“算了。”奈奈子耸了耸肩,朝公寓走去。

——大约俩天后。
吃完午饭的奈奈子回到《南十字星》,
“小奈奈子,”老板叫到。“不好意思,能送下外卖吗?”
“好的,送到哪?”
这个店虽然不怎么送外卖,即使那样但因为是买卖,有空的时候也会攒凑一些,拿去送外卖的。当然,咖啡是用大的有效保温的瓶子装着带走,即使这样时间长了也会变凉。香味会消失,所以只能限于近些的地方。
“就是第一次去的那个地方。”
“啊,迷路的话也没有关系。”
奈奈子笑着说:“几份?”
“二十人份.”
“够了,这样,没有俩个瓶子装不下.”
“已经准备好了。”
说着,老板拿出俩个大瓶子咚的并排摆在柜台上。

作者: 呼唤十字星    时间: 2011-7-6 10:41
これに、カップと皿が二十客。スプーン、シュガー、ミルクとなったら、結構な荷物である。いくら体力に自信のある奈々子でも、手は二本しかない。タコじゃないんだから。「カップやシュガー、ミルクは向うにあるのを使っていいんだ。コーヒーだけ運んで、向うで示指してくれる」
「それなら楽勝!」
奈々子はほっとした。「じゃ、行って来ます!」
と、ポット二つ、両手に下げて、出て行こうとする。
マスターがあわてて、呼び止めた。
「奈々子ちゃん!まだどこだ言ってないよ!」

本当に..ここ?
エレベーターに乗って、奈々子は何とも落ちつかない気分だった。
もらって来たメモには、確かにこのビルの名前がある。しかし..
同じ名前の違うビルかしら、と、本気で心配しているのも、無理はない。
大体がタクシーで二十分も乗って来たのである。こんな遠くまでの「出前」なんて、聞いたことがない。
それにー凄いビル!
<南十字星>も、一応ビルの中に入っているのだが、同じ「ビル」なんて名で呼んじゃ申し訳ないような、堂々たる構え。
ロビーがもう、三階分ぐらいのスペースで天井が高く、床もツルツル。引っくり返らないようにと、こわごわ歩いて、やっとエレベーターへ辿りついたのだった。
こんな凄いビルに、喫茶店の一つや二つ、ないわけがない。どうして<南十字星>にわざわざコーヒーを注文してきたのだろう?
そりゃ、あそこのコーヒーは味がいいという自信はある。でも...。
エレベーターが停った。一番上の階、と言われて来たのである。
扉が開いて、目の前にまた両開きの重々しいドア。この奥に、きっと会議室か何かあるんだろう。
「よいしょ」
両手にポットを下げているので、ドアの取っ手をつかめない。奈々子は、足を上げて、膝で取っ手をぐっと押し、ポンとドアをけった。
意外にドアは軽々と開いた。
「あのー」
と、言ったきり、奈々子はポカンとしてしばらく、突っ立っていた。

译文:
至此,连杯子和盘子总共二十个客人的份。算上汤匙、白糖、牛奶的话,足够多的货物了。
即使是对无论对自己体力多自信的奈奈子,也只有两只手。因为不是八爪鱼。
“杯子白糖牛奶放在一个手里,咖啡单独放在一个手里,按对方的吩咐办。”
“那样的话就小菜一碟了。”
奈奈子放下心了。“那么,我走了。”
说完,两手提着俩个壶,就要走。
老板连忙招呼她站住。
“小奈奈子,我还没告诉你去哪呢。”

真的是这里?
乘上电梯,奈奈子怎么也不能静下心来。
得到的便条显示确实是这个名字的大楼。但是。。
是不是弄错了同名的大楼?真的有这个担心也是自然的。
到这里坐出租车得大概得二十分钟。这么远叫外卖都没听说过。
关于这幢建筑还是很伟大的。
《南十字星》也大致算做大楼中的一个、但和这幢大楼一起被叫做大厦简直都好像对不起这座楼的伟岸构局。
这座大楼分作三层空间,天花板很高,地板也光滑照人。奈奈子为了不至于滑到小心前行,好容易走到电梯处。
这座伟大的建筑里不可能没有一两家咖啡店啊。为什么特意要从《南十字星》订外卖呢?
虽然对那里的咖啡的味道很有自信。但是...
电梯停下了。奈奈子来到了最上层。
打开门,眼前还是扇向左右俩边开放的笨重大门。这里面肯定是会议室什么的吧。
“嗨呀”
因为两只手都拿着壶,没办法去抓门把手。奈奈子抬起脚,用膝盖按下门把手,一下子门就开了。
门开的意外的轻。
“那个——”
奈奈子话音顿住了,一时的呆愣在原地。





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