咖啡日语论坛

 找回密码
 注~册
搜索
查看: 1563|回复: 4

[学习网站] [千与千寻]的日文剧本(3)

[复制链接]
发表于 2006-10-10 00:17:23 | 显示全部楼层 |阅读模式
リン へぇーずいぶんいいのくれたじゃん。 , J4 f& m+ `2 v4 D: L! v% v
これがさ、釜爺のとこへ行くんだ。混んでないからすぐ来るよきっと。 + k1 V( v$ B& r  U1 P/ A$ a
これを引けばお湯が出る。やってみな。
" D/ F( X6 c3 ]  N5 C2 U* S" [9 R千 うわっ!… + }& R( I: K  ^' D1 y( s) H& R
リン 千てほんとドジなー。
( I& u0 e; A$ K, l, o6 [# e# D, q千 うわ、すごい色…
8 v  q$ b! r% B2 e* d* U& c; C: `リン こいつにはさ、ミミズの干物が入ってんだ。こんだけ濁ってりゃこすらなくても同じだな。
6 G/ \, n) W5 x! S3 {いっぱいになったらもう一回引きな、止まるから。もう放して大丈夫だよ。おれ朝飯取ってくんな! 3 x- s# a/ F0 {( E# v- ^
千 はぁーい。…あっ。
& h( `+ a3 k* K   7 a  p% F* Q2 _$ G0 [
カオナシを見つける。風呂の縁から落ちる千。
+ F9 p7 m" I, C  
; h  A. \8 r1 T0 C千 うわっ!…いったぃ…った…
# ]$ P5 H+ F/ f0 Q5 d3 E3 xあの、お風呂まだなんです。 - T( q5 u3 v5 J: i" v* q3 O
わ…こんなにたくさん…
+ T9 J2 Z2 K( M- o1 ~. Vえっ、私にくれるの?   n, j( R$ ?+ ~* z2 |- \
カオナシ あ、あ、… ) {" w# v* v9 I& P
千 あの…それ、そんなにいらない。 8 l9 H8 b& x1 N2 s
カオナシ あ、…
! W" `, h  `$ G5 m! h  y千 だめよ。ひとつでいいの。
* h( V( }+ v3 c9 xカオナシ あ…
$ z9 g2 K% A* Q  r  
% |) e8 M, k  A: N" Y" t0 @9 V千 え…あっ! ( _6 [( o* k2 Q- @
   : C; g0 m" f' Q
釜から水があふれる。
; k# i  ^5 y! b7 l) Q   1 e7 [; x* e$ E0 S. n9 q. m
千 うわぁっ!
1 Z8 o0 C0 G7 p  x, {0 E. n" |( F  
$ o1 J% u5 J6 @( _) X父役 奥様。
# o) s* a% T8 A- x  R. E湯婆婆 クサレ神だって!? " O& @3 s) y& ~' s6 ~) ?; J
父役 それも特大のオクサレさまです! $ K$ a/ z8 D8 E
従業員 まっすぐ橋へ向かってきます!
) k% e% ~2 Q1 v3 x1 L- t5 c  
0 q9 \/ m1 C' c2 Y. V% u1 ^: L従業員達 お帰り下さい、お帰り下さい! 8 i! Z- C* [2 g; A* g6 U$ A5 i9 `
青蛙 お帰り下さい、お引き取り下さい、お帰り下さい!
# T' N0 Y' V4 g# f- h; n8 D- pうっ…くっさいぃ~…!
; ~5 k2 x4 ?) |   . {5 W- O. M  c+ A6 k3 @7 y6 ^
湯婆婆 ぅう~ん…おかしいね。クサレ神なんかの気配じゃなかったんだが…
* W. m4 s# v; `3 A/ l来ちまったものは仕方がない。お迎えしな! 2 h! I7 v. O4 w: V2 G% z4 l6 c
こうなったら出来るだけはやく引き取ってもらうしかないよ!
( B  T' o. ^! I) ^     Q$ i: P$ `- D4 ^+ e' O
兄役 リンと千、湯婆婆様がお呼びだ。
4 [3 ], X+ d/ ]/ Z/ a1 A千 あ、はいっ! 0 p1 C5 h6 y" g8 a
湯婆婆 いいかい、おまえの初仕事だ。これから来るお客を大湯で世話するんだよ。 * c5 ?- I1 L1 R  f. G8 E
千 …あの~…
4 u8 [8 X" }7 i  k8 H湯婆婆 四の五の言うと、石炭にしちまうよ。わかったね!
2 r0 ^# w2 X6 P+ W( U/ X$ ^父役 み、見えました…ウッ…   m4 M7 a2 C( X% D$ x3 T0 S! |
  
# \' |% i6 m8 ~( ^9 A" K2 ~' d湯婆婆?千 ウゥッ…! ( Q1 ?3 f3 f! ?8 O' C. c
湯婆婆 …おやめ!お客さんに失礼だよ!
! L# b' p2 \& v! c, Zが?が?…ヨク オコシクダしゃいマシタ… 4 v6 {4 t) n, z. k5 I8 @4 @
え?あ オカネ…千!千!早くお受け取りな!
% c2 a) s0 k7 S) r# u+ R千 は、はいっ!
  F. ~- [: M% k+ @: H(ベチャッ)
" l& l( z# E: m- A$ }千 うゥ…! , B! Q; ]* @; P
湯婆婆 ナニ してるんだい…!ハヤク ご案内しな!
/ G. V+ A. C% \' @5 h7 U千 ど どうぞ …
  B; X# ~. _7 u/ t* g+ f     I5 e' Z, L' ?( z* l# g
リン セーーーン! / b5 {% Y3 E- f5 t& e, o! J. Y
うぇっ…くっせえ…あっ、メシが!
/ Q0 `8 S/ g  x1 N1 S   ( N# X, U% ?. m7 B) X9 J2 g
湯婆婆 窓をお開け!全部だよ!
* v* j7 s. x+ k0 G7 _# K6 G. v  
0 _+ c/ L8 k& v: L0 P0 R+ y大湯に飛び込み、千に何かを促すオクサレさま。 3 y0 V4 Q: o" z  F; S0 H4 F3 B
  
1 x: y5 Z0 l1 c  e. n千 えっ?ぁ、…ちょっと待って!
# a# n2 v* v. M. U* J! t% N   * B6 [* A- @$ m1 f  V! B$ g/ k
上から見ている湯婆婆と父役。
, N) b$ n! H+ E/ _% Q  
7 |6 [. c  g7 D# C/ o# m湯婆婆 フフフフ、汚いね。 $ `. y* D/ Q) t9 V- f
父役 笑い事ではありません。
; L% `0 z4 t2 U! T7 e, s3 g湯婆婆 あの子どうするかね。
1 P# R7 b' U0 t" a* c…ほぉ、足し湯をする気だよ。
* F# X' ?9 g0 L) N. ~% M父役 あぁああ、汚い手で壁に触りおって! & S1 a* U) t4 E( P9 m9 i4 z/ s
   + P0 `1 }2 K; O; A
千 あっ…あっ!
) M; T; J3 [! Y4 e1 z  
0 O3 X! K' [7 h+ p札を下げようとして落とす千。他の札を取って釜爺に送る。 0 w0 ^( X/ e, B' x& s, [; U
  
# C1 D5 }& u7 i& L湯婆婆 んん?千に新しい札あげたのかい? " b. U1 A) q4 X2 ]2 @% |
父役 まさかそんなもったいない… / B5 b; P, X# @9 u! R. F: P6 E5 d
   * S' {8 c+ W* ^5 t6 D9 N# F: K
千 わっ!
/ ^3 E8 Z2 y* J  
0 H) R8 ^4 f, C. j8 f& M0 y湯の紐を引きながら落ちる千。ヘドロにはまる。
3 {% u- b! b# ^* {  Y' H  
* H6 ?" v, ^7 q2 H7 \% e5 W6 X父役 あああーっ、あんな高価な薬湯を! $ `+ U+ M# I# [9 a1 m! O
  
/ o$ a0 d1 o( \4 a7 ~% a3 L4 R2 Sオクサレさまに引っ張り出される千。何かに手を触れる。
2 x* `7 `* y4 t, I% ^4 W  
  q/ D7 j  H3 k) U) ^1 [# ~3 `9 }6 g千 …?あっ? ( @& z; ]8 C1 w: S0 d, K" ]8 i7 \
  
7 q. t" ?1 C% A" w1 Zリン セーーーン!千どこだ! : Q2 r8 }* c8 C  p+ b, p: C0 i
千 リンさん!
: E5 Z  D9 i+ @& cリン だいじょぶかあ!釜爺にありったけのお湯出すように頼んできた!最高の薬湯おごってくれるって!
6 R# e0 g1 _* `: t千 ありがとう!あの、ここにトゲみたいのが刺さってるの!
- n5 y- e' p: q* ?リン トゲーー?
/ @: ^, |! S" V# r千 深くて取れないの!
, e4 o5 w+ u& O& [5 o. J) O6 L' l! m& F  
" |1 N$ r, ~- M# h$ o& p4 z湯婆婆 トゲ?トゲだって?…ううーん…
' A7 x0 f) q2 o$ Y# C& z- f4 d/ f下に人数を集めな!
4 [/ A% ~- L$ H" x父役 えぇっ? % {1 s7 D1 ]' [
湯婆婆 急ぎな!
1 H# @3 @! C1 `$ a+ Z3 C9 p千とリン、そのお方はオクサレ神ではないぞ!
4 b+ s# ]2 S) ~  p& F+ `8 aこのロープをお使い! ( \: d& g! B* V" L$ s
千 はいっ!
7 g' r9 ~: _' O# ~9 ~0 w- }リン しっかり持ってな!
$ v# ]$ v2 a$ b千 はいっ!
- v4 A; Q) G% j; x湯婆婆 ぐずぐずするんじゃないよ!女も力を合わせるんだ!
* f. S, r% @1 g! s0 P千 結びました!
5 x- C' L% l* S8 G5 x湯婆婆 んーーー湯屋一同、心をこめて!エイヤーーーーソーーーーレーーーー ; A7 N& @, G1 d1 n2 y8 x0 s8 `
一同 そーーーれ、そーーーーれ! 1 Q' c4 ~3 R4 t6 o# {
そーーーれ、そーーーーれ!
  G/ k* W0 R' G& Z& }千 自転車?
' L7 O% m7 y- ]" V) ^: w) ]湯婆婆 やはり!さぁ、きばるんだよ! - `. q# X2 _, a& c0 |: E, R
     U4 j" |- o0 a+ D- @4 W
オクサレさまからたくさんのゴミが出てくる。 6 P/ F" v& c* I' y5 B
  
  i4 g# @) o: g8 V+ N& h% e( ~. J河の主 はァーーー…
8 ]+ g5 |: v1 U% |9 y: ]0 p  
, |, B* q$ q5 ?; N千 うっわっ…わあっ! 6 p5 q( G% }2 w% A( Y: n6 o  j
  
9 a4 o- H) a7 Q. q& M水の流れに包まれる千。 5 E, O! T# ^1 a# _& ]4 K
  
8 B' M* W6 f, R# L' J; Zリン セーーーン!だいじょぶかあ!?
" q( q, G1 f" W  
2 M" i7 |( J7 ?* Q7 Q; `& [' u0 N河の主 …佳き哉…
6 }7 N9 R8 _! s, O千 あっ… 9 z+ g3 m* N. o8 r
  
8 p" y# c7 X( ^1 h! v/ r: H# |% J千の手に残る団子。 6 H  [0 L) A& {9 s3 I9 \- c5 ~
   8 n: a3 W+ p: U
湯婆婆 んん…?
+ n# \" d, L- g従業員 砂金だ!
/ R, S5 C9 n9 X, V& J& h7 r砂金だ!わあーっ! ; F: j" p( W; o# k3 c4 \
湯婆婆 静かにおし!お客さまがまだおいでなんだよ!
* F' u, a. O: i1 W* S( ?千!お客さまの邪魔だ、そこを下りな!
+ A! x$ U2 t2 _6 Q' J& F: s大戸を開けな!お帰りだ!
8 S6 g- ]1 J! L: @4 W: P  
' ?$ G  s: j4 r7 x河の主 あははははははははは…
7 d8 l: x! ?* f   : h2 ^* \+ @( a4 s
神様達 やんやーーやんやーー! " D  I0 E+ A! {) X: ]
湯婆婆 セーン!よくやったね、大もうけだよ!
0 r/ z6 p8 e5 ]' c& Fありゃあ名のある河の主だよ~。みんなも千を見習いな!今日は一本付けるからね。
/ X. `) t( }- @5 y* ~: [; H1 xみんな おぉーー!
" a7 ?1 @% N. E4 A5 Z9 K湯婆婆 さ、とった砂金を全部だしな!
, v: P1 e% G: r7 N; P2 xみんな えぇーーっ!そりゃねえやな…/ d& s  U. f% \* s5 \9 Z  ?

2 t! d4 S) M- j% s: F! |" O
* w+ x5 B7 h; W1 B+ X1 x1 K' B! W. l
4 ?. K, ~7 [! {5 ~# V「仕事が終わって、部屋の前でくつろぐ千。」
4 p, ]$ s: W& j; I
& i; I/ t/ d4 x% s! N" Kリン 食う?かっぱらってきた。. G4 G! ~% n, H5 i5 ?% ]# H4 W
千 ありがとう。
* q* t1 l3 n0 m+ j: Qリン あー、やれやれ……6 q0 p2 [6 f7 l1 i% h4 M
千 ……ハク、いなかったねー。5 D2 M- D& {* g8 P  X+ K
リン まぁたハクかよー。……あいつ時々いなくなるんだよ。噂じゃさぁ、湯婆婆にやばいことやらされてんだって。
' A* ?6 Y- m1 F1 z& Q* i. }. _. a千 そう……
0 `% p8 _5 g) b7 Q" o女 リン、消すよー。2 P0 J% X$ F7 f7 u4 T. I
リン あぁ。
' Q1 D. P4 b7 ]千 街がある……海みたい。& u- J: c& W0 C
リン あたりまえじゃん、雨が降りゃ海くらいできるよ。
' \4 w5 ?8 O# Z' ?+ @9 _おれいつかあの街に行くんだ。こんなとこ絶対にやめてやる。
1 _$ ?1 l. f+ ^. u3 O" [' _1 D2 `/ w$ ^$ ]
「ふと、団子をかじってみる千。」
/ X; `% X1 v9 u$ [
" z5 e4 m- E% L! l& U$ n千 ヴッ…うぅっ……1 i1 l2 r6 w4 n& x+ h
リン ん?……どうした?
* G8 S  }$ ]- c% r: U3 x
3 D  b* h3 p/ I, g3 `7 p" J「人気のない大湯に忍び込む青蛙。」# E& N& c. t9 }" }3 j% p
# X5 O: C' \5 x9 `  ]' |% x; O
青蛙 ん?んんーーっ……
. E4 G6 u1 ]0 C! c……砂金だ!……あ。
. B% x; [. ^" a% R7 Dおぬし!何者だ。客人ではないな。そこに入ってはいけないのだぞ!" X' z! Z; D6 L5 v8 w8 [
……おっ!おっ、金だ金だ!こ、これをわしにくれるのか?
6 W) l$ j$ W! {( xカオナシ あ、あ……; h. q; V6 Z' v9 f9 l1 L2 Y) t
青蛙 き、金を出せるのか?" u9 C& O+ n% W
カオナシ あ、あ、……/ V) A& t7 l# J, M5 c% ]9 H8 O
青蛙 くれ~っ!!
. [/ [& z, V8 x" S6 \4 m7 R5 t7 ]6 N
青蛙 わあっ!!!  c' n$ r$ q4 V8 I

( T) u$ N1 Q1 Z/ r% L" Z' O, ?9 ^「カオナシにひとのみにされる青蛙。」1 w9 e! N% ~% h

: H/ x3 }0 w& c兄役 誰ぞそこにおるのか?消灯時間はとうに過ぎたぞ。/ B' ?2 C. u/ `
うっ……?5 u0 w6 a9 W: k. }8 p
カオナシ 兄役どの、おれは腹が減った。腹ぺこだ!
8 e8 {+ d, ?$ `  r- w0 x兄役 そ、その声は……
2 B7 o4 H9 b# m4 H, J4 Eカオナシ 前金だ、受け取れ。わしは客だぞ、風呂にも入るぞ。みんなを起こせぇっ!
/ ]& A0 n6 K% m8 [4 n; a7 p5 U+ b$ {  [2 L' @/ b) K
千 お父さんお母さん、河の神様からもらったお団子だよ。これを食べれば人間に戻れるよ、きっと!
& K9 _: u. Q# ?5 {  a+ g1 c. K2 x5 X+ w" Q. F8 |: I; ^5 P
「たくさんの豚が一斉にこっちを見る。」
3 d8 S* w0 R6 q6 Z: F
) s1 D) U) c: J; Q) S  M千 お父さんお母さんどこ?おとうさーん……# a6 e+ z6 E) K8 c& \

) A) _' n6 i) _4 {9 i# k千 ハッ!……やな夢。9 i. c2 y, [; j3 G/ B3 `
……リン?……誰もいない……9 |$ L6 L% L; ^2 F6 }
7 a& d. r/ X5 p$ L
千 わぁっ、本当に海になってる!
3 M  y2 A& A1 h, @" G5 mここからお父さんたちのとこ見えるんだ。
- y9 f" o( Q, K8 {' c釜爺がもう火を焚いてる。そんなに寝ちゃったのかな……
! c4 {8 [# ~* r/ {/ C- O- m# f
8 ]- ?4 w3 w6 h# |: I兄役 お客さまがお待ちだ、もっと早くできんのか!?. ]# h! I' a) d
父役 生煮えでもなんでもいい、どんどんお持ちしろ!
' q# N( n3 O" f7 yリン セーン!
( N0 d; m  j' H9 N: \千 リンさん。
, p( B5 \4 p7 h! Z, Pリン 今起こしに行こうと思ったんだ。見な!
+ y2 U' E$ A5 Z$ _2 W- `) n本物の金だ、もらったんだ。すげー気前のいい客が来たんだ。
2 c6 D) b/ [2 V! q& R  j* m3 G7 [9 }9 A) |# x) `4 {, w2 R6 d1 T, m( t
「大湯に浸かってごちそうを食べまくるカオナシ。」5 ~1 P0 x. b% h* h  ~9 k; ?! O
8 r$ Q2 |9 m0 R5 V" q! ?- T
カオナシ おれは腹ぺこだ。ぜーーんぶ持ってこい!
1 G. ]3 p8 u6 O; ~( M1 `6 c) l' G  A8 f0 P2 K
千 そのお客さんって……5 ^2 Q$ g, P8 N4 ]4 c
リン 千も来い。湯婆婆まだ寝てるからチャンスだぞ。
, d& K$ K+ ?2 H; t千 あたし釜爺のとこ行かなきゃ。5 L7 @% y' }2 Z- A3 G5 t# W
リン 今 釜爺のとこ行かない方がいいぞ、たたき起こされてものすごい不機嫌だから!
" j; L. \& T7 v) h% x女たち リン、もいっかい行こ!" A- A/ E$ @2 I( d1 c- \7 ^) t2 L
リン ああ!
& V8 J# o( a6 s; }4 ]& `9 H+ t  s9 z7 v
「部屋に戻る千。」
  L4 ]$ L: B! r) |1 D- q& j! ~6 Y) R7 q; p
千 ……おとうさんとおかあさん、分からなかったらどうしよう。おとうさんあんまり太ってたらやだなー。
: T4 K* v9 G2 o# J+ R/ Pはあ……5 b. m+ \# r& u' h
4 G1 R9 R; J+ e  b
「海の中を白い竜が式神に追いかけられていく。」, [, T- U8 e5 E! r1 @) }  ~

% P- m% P0 c. U  l千 ん?……あぁっ!6 O! E9 i  A2 o! x  I
橋のとこで見た竜だ!こっちに来る!
3 Z8 |" l8 m2 H; Q& n* \, Lなんだろう、鳥じゃない!……ひゃっ!& z- o1 Q& M; }. S; m
ハクーっ、しっかりーっ!こっちよーっ!!……ハク!?
- {/ v% G4 Y. ~6 C: @ハクーっ!!
4 d) x+ D4 S/ B3 z
. z. ]3 t; Q& S& }「部屋に竜が飛び込む。窓を閉めようとする千に、式神が飛びかかる。」
' j3 C4 j5 w# X+ F" d! T" f
- t1 D/ g& J; [4 |+ W千 うわぁっ!わぁああーっ!!……あっ?) p) p# [  ~* X% t
……ただの紙だ……, h8 d1 P7 e& E, z# t" u) O1 y

8 ]$ X2 B; p3 R6 S' [千 ハクね、ハクでしょう?8 A) u1 G& U. Z" y# U
ケガしてるの?あの紙の鳥は行ってしまったよ。もう大丈夫だよ。……わっ!& k" j7 J' r& V9 b4 @
湯婆婆のとこへ行くんだ。どうしよう、ハクが死んじゃう!
/ q) X5 M: s* u! s' F* @. y) ]$ s5 {' ?: d; y  `
「竜を追って走り出す千の肩に式神が張り付く。」
/ d$ U- B, h" e, i1 d
& s/ m; ~( w0 R& e& `兄役 そーれっ、さーてはこの世に極まれる?お大尽さまのおなりだよ?そーれっ
) D1 Y$ `4 x5 }' s6 J1 fみんな いらっしゃいませ!!; a( [' s% O+ D' u( q, U) b$ W& I5 r
兄役 それおねだり?あ、おねだり?おねだり?
& o+ l1 T0 N' s  `8 v
/ m0 \4 h. X, Z5 H「騒ぎの中をエレベータへ駆けていく千。」
; [! z2 x! p$ u# H9 ^  X7 r, k: ?. ^4 C- P. O: ~
蛙男 おっ…と。こら、何をする。
( \7 u2 X  l6 ^! A$ R0 Q' y' ^千 上へ行くんです。
2 _/ s4 N& c+ h1 x. U' Q6 g蛙男 駄目だ駄目だ。……ん?あっ!血だ!!  \) W) d+ n# ^8 L+ R% M& @& l

) T1 l8 D4 P9 l1 Z千 あっ……3 x1 F& l) _  ]3 s7 c1 ~& }/ k
兄役 どけどけ!お客さまのお通りだ!
; F; b1 U# B  G$ A千 あ、あのときはありがとうございます。; a; L' B! p. h
兄役 何をしてる、早ぅど……うっ!?) B# ?6 u3 [( i0 A8 w0 [$ ]+ m: R4 q* M
カオナシ あ、あ、あ……2 m% a6 }! F4 ?- _- A

& Z6 \6 L; E' X% T「千に両手いっぱいの金を差し出す。」. |! S! q3 w$ V% }; }2 u$ D, `
$ V, X! x- R; @4 f7 A7 b- f
カオナシ え、え、……
1 f. C. R) K! m# D3 Q. S千 ……欲しくない。いらない!- H! F3 @0 Z) R: y# y
カオナシ え、え……
8 |/ ?2 x7 I& q9 M9 b: N千 私忙しいので、失礼します!
  C2 ~7 h# e: M" D# N
" m6 r. b6 c5 D! C( H1 M「こぼした金に群がる群衆をすり抜けて千が出ていく。」
; h" x/ b. z; z- m# v* l
* c, t% L* }9 y7 \兄役 ええい、静まれ!静まらんか!!下がれ下がれ!
7 @" q: f9 c* K/ l4 @これは、とんだご無礼を致しました。なにぶん新米の人間の小娘でございまして……
5 }$ W' S8 s/ d1 H5 Dカオナシ ……おまえ、何故笑う。笑ったな。& d. z; X- q  K" t
兄役 ぇえっ、めっそうもない!
2 `, w- l# ^, K7 d) N# Z# Y兄役?湯女 わっ、わっ、わああっ!( F1 ~5 ]8 S" U+ I7 ~! e

8 _' K$ V) {' e3 U  p: A「丸呑みにされる兄役と湯女。皆がパニックで散っていく。」! j: x' X' ?3 B' F( X7 U1 N
7 B1 ~; V3 x' \7 b; s% \
「窓からパイプづたいにはしごへ行こうとする千。走り出すと、パイプが外れて崩れていく。」
+ {1 ]: v# y5 L. w3 A, p7 E( i. C2 l" x' Z
千 わっ、わっ、わっ、わあっっ!!7 f$ O" E5 Q7 M0 q  K9 m# k
- @% L5 m$ t# o+ }0 [! u7 R
「かろうじてはしごに飛びつく千。はしごを登り出す。」  B  o( s( \  G" D
  N! O/ c3 f; w% Y+ ]" p2 E+ y: Q
千 はぁっ、はぁっ……あっ!湯婆婆!' U6 ?/ a% P$ {: s/ K
うっ、くっ……くっ!くっ…あぁっ!0 ^* X! s  U4 b7 s0 P) ^/ u! f

( r, z7 k5 p# Q1 z7 [「窓を押し開けようとする千。式神がカギを外して中に落ちる。坊の部屋へ。」6 o/ Q: |. ~% y. @. \% ^0 x

( R) y: {5 F3 u( n" U5 {/ }' c! m7 U湯婆婆 全くなんてことだろねぇ。
' Y3 e( S2 R6 [* T& A千 !. p7 X+ L. M* x
湯婆婆 そいつの正体はカオナシだよ。そう、カ オ ナ シ!' `: f' C8 W3 [
欲にかられてとんでもない客を引き入れたもんだよ。あたしが行くまでよけいなことをすんじゃないよ!- \0 Y/ r! I- ]: y
…あぁあ~、敷物を汚しちまって。おまえたち、ハクを片づけな!
8 y6 F8 ~* v+ i' _) X5 g9 `千 はっ!3 ~8 f9 O3 e8 e
湯婆婆 もうその子は使いもんにならないよ!
( x4 v8 {8 [7 O# _千 あっ……あ、あ、あ……- H5 M* c3 x0 Y8 B, z; D
5 l: |; S2 O6 r2 K2 }
「クッションの中に隠れる千。湯婆婆が来てクッションを探る。」
" l* _; }: k7 P; e6 R- B, p+ g% M. ~2 ^( [
湯婆婆 ばぁ~。
7 [/ v: U+ h6 I- q* K0 c( s坊 んんーー、ああー……ああーー……
9 i3 P4 A9 }# D  P8 o5 Z! w湯婆婆 もぅ坊はまたベッドで寝ないで~。
2 A  P5 d% F+ z- [9 L9 G坊 あ…あああーーーん、ああーん……/ d6 Z8 J) R% ^5 h3 M' Z0 g
湯婆婆 あぁああごめんごめん、いい子でおねんねしてたのにねぇ。ばぁばはまだお仕事があるの。% ~# d" H# w& @+ s/ f& y
(ブチュ)- F- M; J3 P" X
いいこでおねんねしててねぇ~。/ Q! g2 V. {0 p, v

) D) C0 Q( N3 d9 Q7 B7 Q千 ……あっ!…ぅう痛い離してっ!あっ、助けてくれてありがとう、私急いで行かなくちゃならないの、離してくれる?5 Q' H" i0 @& D( R
坊 おまえ病気うつしにきたんだな。
# O8 A  x( R# K0 \千 えっ?3 V' h# [6 ~, M9 f2 t
坊 おんもにはわるいばいきんしかいないんだぞ。
% A. q* r% ?3 p3 X9 r0 a千 私、人間よ。この世界じゃちょっと珍しいかもしれないけど。- N; S5 W2 }# R, c
坊 おんもは体にわるいんだぞ。ここにいて坊とおあそびしろ。
& x% `6 A( e, r千 あなた病気なの?
5 W$ n  N; y; ]2 Q/ R坊 おんもにいくと病気になるからここにいるんだ。
+ s# i2 H! `7 z) g4 ^4 w千 こんなとこにいた方が病気になるよ!……あのね、私のとても大切な人が大けがしてるの。だからすぐいかなきゃならないの。お願い、手を離して!
% |, W& l4 V) y4 y1 D! ?坊 いったらないちゃうぞ。坊がないたらすぐばぁばがきておまえなんかころしちゃうぞ。こんな手すぐおっちゃうぞ。1 v9 z- B' g" h; n# S) s
千 うぅ痛い痛い!……ね、あとで戻ってきて遊んであげるから。( [9 c2 A4 r9 ]# S' g( U* Y
坊 ダメ今あそぶの!8 Q9 n2 p1 G- }" H+ Y
千 うぅっ………
3 V4 y5 f# c0 {; p0 b坊 ……あ?
. W- x* Y- T* s千 血!わかる?!血!!
' Y6 V) R: n" D" X4 i' y坊 ……うわぁあーーああぁあぁあーーーー!!!!
回复

使用道具 举报

发表于 2006-10-12 16:54:44 | 显示全部楼层
大変勉強になりました。
回复 支持 反对

使用道具 举报

发表于 2006-10-26 03:14:25 | 显示全部楼层
済みません、それでは、頂きます。
回复 支持 反对

使用道具 举报

发表于 2006-10-27 06:59:00 | 显示全部楼层
我想问个问题/ |$ w5 H$ W6 c$ I
这台词是网友自己听写出来的还是根据台词书籍抄录过来的呢?( a4 v! `  n* o2 t
如果是后者的话我想利用一下的说% S/ C$ o( e: |, g1 [; @0 w, r6 D
谢谢楼主
回复 支持 反对

使用道具 举报

 楼主| 发表于 2006-10-28 23:05:52 | 显示全部楼层
是从台词书上摘下来的
回复 支持 反对

使用道具 举报

您需要登录后才可以回帖 登录 | 注~册

本版积分规则

小黑屋|手机版|咖啡日语

GMT+8, 2025-11-1 06:56

Powered by Discuz! X3.4

© 2001-2017 Comsenz Inc.

快速回复 返回顶部 返回列表