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日本語レッスン16 「可能形」

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发表于 2007-12-16 19:50:48 | 显示全部楼层 |阅读模式
作者:市川保子  
  K. N* @& r* h. |6 X今回は「漢字が読める」「一人で行ける」のような可能形を使った文(可能文)文を勉強します。  8 ]) o9 W, ]! X4 ~! \3 j% ?* o
可能文のポイントは3つあります。  5 u/ x, i* m) ]9 j3 F, A" e
一つは可能形そのものの活用形の問題、2つ目は可能文における助詞の問題、3つ目は可能文の意味用法の問題です。  
2 W0 D, X1 Q0 @: ^; W. \まず、可能形の活用から見ていきましょう。  
- y9 j; i8 D6 D: G" i! m3 c! Zすべての動詞が可能形になるのではありません。可能形にできるのは「食べる」「行く」「勉強する」などの意志動詞だけです。(「あく」「しまる」「つく」「消える」などの無意志動詞は可能形にできません。)  4 h$ l" a& T6 \& ^5 e& @4 C* B
   
) x: ~3 b* n7 L+ x可能形はⅠグループ動詞が「行け」「飲め」などの命令形、「行けば」「飲めば」の「ば形」と似ています。また、Ⅱグループ動詞、Ⅲグループ動詞が受身形、尊敬の形と同じです。学習者の活用形の混乱が見られ始めるのが、可能形あたりからです。  
$ N( a- U' u/ p+ P# h   
+ A6 V) O, _/ M' w( Z( ^  
- ^) e8 r! S5 _  }4 n7 _" E4 \1 R) j+ {

; C3 y* }3 b1 p3 J+ @0 x1 ^% O  A. W. y/ w, Q# H7 y
( l2 a( p2 Q$ n; B
" |' q  ~0 H( D& _) N
Ⅰグループ動詞  - @- D- s. H! W

( a0 n$ |9 w1 o1 NⅡグループ動詞  
% z( `- d% y. f  m2 K; f, v' q7 W+ x/ [$ {
Ⅲグループ動詞  5 w9 ^% R+ B: j8 d2 j! ]# @

  S1 i; z# }( g) k0 e
8 H$ Y' n: f) @3 r/ p行く ikeru 行ける  
! L' L+ t9 h5 x) ~9 T( I! K7 x/ E* P* p" _2 b& R2 M
食べるtaberareru 食べられる  
5 I4 Z8 X" e+ B! E0 b
0 e7 F/ ^3 F4 ~" Z2 B) A" Q/ aくる korareru こられる  
2 `/ A+ `, G3 o9 _& ?! X; J' M+ W5 b7 x+ T- v

" T6 q( H- X- v) H飲む nomeru飲める  
) A0 }4 Q: ?+ m3 w* {: g/ j2 |
6 v4 B9 I: i# V7 B5 nいる irareru   いられる  ' G3 d, @7 c+ u. S8 n) w

1 o' @! Z/ f* kする suru   できる  9 w+ M% v9 E. _9 t5 ]+ [3 |
( z" e+ L/ g2 k: K3 `
& J( r2 C- q$ ^/ `' e1 f/ Q' [
遊ぶ asoberu遊べる       ; B; u4 [/ p$ t- ?

3 _1 u& r& m* u+ n5 M6 h: r1 K$ }* F   
% |4 o& x) o6 l7 ^" {7 H; w7 d- N5 Q' M- s
7 T1 f( ]6 t: H# E
帰る  kaereru帰れる  
8 X& p9 X- O6 U5 }5 l7 K* M9 S0 M+ O2 h$ d* b" `# P8 n+ j

5 m: Y* b- M5 S/ z会う aeru  会える  : x* U3 W" |1 b' H* B/ ]

  z3 ]2 v0 B! j% N  z% T$ J! X" V4 v3 }: G" H0 c/ I
話すhanaseru話せる   
* }5 J3 E* t* `/ M) K+ g3 ?   
' J! S4 `8 m' u1 u" S* s「する」の可能形は「できる」です。したがって、「理解する」の可能形は「理解できる」になります。学習者はcan understandのつもりで、「わかる」を「わかれる」や「わかられる」と可能形にしようとしますが、「わかる」自体の可能形はありません。  . S0 U) _5 P6 v$ Q+ G% }& c. k
   , K$ I, A! L" I, A: _! S
可能文に関わる助詞の問題は2つあります。1つは「できる」目的(対象)に「が」をとるか「を」をとるかということです。  & i# Y$ i/ J, d8 e- F8 A/ g
   $ q$ V4 E5 A; [! m8 d/ e% @
 (1)私はドイツ語が/を話せる。  ' w+ n, o" E  a4 v0 R% n# a" q& e  M+ G
   ) f/ Z9 e0 B# P& L9 C- k
可能形は基本的には「漢字が書ける」「英語の新聞が読める」のように「が」をとりますが、「が」をとるか「を」をとるかはゆれている部分もあり、新聞などでも「を」を使っているのを見受けることがあります。  : ]; P- E3 {& Z* @0 i& }. J
「食べる」「飲む」「書く」など日常生活の動詞は「を」より「が」の使用が好まれるようです。  1 H- W8 J8 U$ M' N- Y$ [; }
「が」より「を」が使われやすいのは次のような場合です。  , Z7 k1 d0 C; h0 w( P
   
% d% n+ r) o( C- A* A5 `. e1)主語か対象か混乱が起きる場合  
' L4 Z& `5 N% K% v% r  (2)?彼は息子が引き止められない。  ' N0 T- R8 H+ t9 B7 A9 q
2)他動性の動詞、また、それ自体が長い音節をもつ動詞  
1 T9 @: b/ ]  [% A! H2 J  (3)?あの柵にこの犬が結び付けられない。  
( a+ B" u7 s" n) O5 `3 X% p" ]3)従属節(連体修飾節、副詞節など)の中  , m& K/ D3 [/ C$ v/ F' J2 J& T
  (4)好きな字を書き込める装置を開発した。(新聞記事より)  " S# d5 X% M% U" u
  (5)節約をできる階層は限られている。(〃)  
. t9 }/ Q4 H1 u5 Y6 z$ L   $ Y- _2 U. s0 V- ?# E
可能形に関わる、もう1つの助詞の問題は「できる」主体に「に」をとれるのはどんな場合かということです。  
8 Q" [7 c% @" N) f% s) o   . E9 u1 G4 e- g1 U8 A
 (6)?私にドイツ語が話せます。  ; q1 ?: }, ^% X# \
 (7)○私にはこれ以上話せない。  
: {3 U( k5 I( b4 \6 n" ?0 L (8)あの人にできるのに、どうしてあなたにできないの?  0 k( F3 x( [  f* @3 k
   
4 y0 p; g5 X" W- o6 y- s7 a8 J(6)の文は不自然ですが、(7)のような否定の文、(8)のような他者との比較の文では「に」が現れることがあります。(6)(7)に共通して言えることは、対比的な意味合い(否定文もそうです)のときには「に」が付くことが多いです。。  2 H3 A9 f( I5 P, P
   
; c& f( ?- C. Q! P+ H" B可能形は大きく「能力可能」と「状況可能」の2つに分けられます。  + c9 B7 h1 q( I9 P9 O8 Y" H( i2 A
   
9 \, R2 ~& ^( a# }, l$ B. t (9)私は漢字が書ける。(能力)  
/ ^' r2 G: t# W0 X3 F( Y* i (10)手術中は中に入れません。(状況1)  # ~  i9 j5 Q3 z6 m. R0 j+ b9 m( b
 (11)この水はくさくて飲めない。(状況2)  
: L/ R" H! O+ l% u4 }3 Y   % s  @* G! u6 i2 ~+ G
「能力可能」は主体にとってそのことができる能力があるかどうかを表します。一方、「状況可能」は(10)のように状況が許可されるか否かの可能性(状況1)、また(11)のように対象物が持っている状態・性質によってその可能性が関わる場合(状況2)です。  % e2 l; F9 u0 R% x) ?* c4 e; r
学習者の母国語には、「能力可能」と「状況可能」を違う表現を使う国語もあるので、日本語の可能表現の特徴は説明しておく必要があります。  
) `' X$ \5 m/ j; A   " B( |; f! s, C$ }1 G+ h
可能形は自動詞、自発動詞、「許可表現」などと絡んできます。  5 r; l5 }* F1 K  F
   % c9 [6 \& c& I9 k& s( z$ N7 r
 (12)プラスチックのコップは落としても割れない。  
/ X2 z' B5 s! j7 S (13)ピアノを移動したいが、重くて動かない。  
# |. u: p% }9 K+ d- r   
# q, d$ C  I# S" e「割れる」「動く」は自動詞(他動詞は「割る」「動かす」)ですが、学習者は可能形にしたがり、「割られない」「動けない」などとしてしまいます。  
3 A! I/ P# D3 m9 O$ t; A& `( a5 T   4 Q/ N1 Y- c: q. q$ ~! J" w3 w7 B
可能形と同じ形をもつ自動詞には次のようなものがあります。  4 b  U% u% ~& q4 r( \( L  g1 p
他動詞       可能形・自動詞  
, S- _" y7 {0 M& y1 x: M* t% o皿を割る             皿が割れる  ' t3 M' }* @- H( |
棒を折る             棒が折れる  
, n  Y- G+ _6 Q5 P$ [4 }) G紙を破る             紙が破れる  0 W/ _9 U8 }1 p
米をとる            米がとれる  
+ X( f# O8 n0 I) C本を売る             本が売れる  
& V5 I& I. X/ n- q* E, r( d   # b# j/ {0 T1 ^. d4 ~; }0 Y% Q, z4 S* s
可能形と同時に提出される項目に「見える・聞こえる」があります。厳密には自発動詞と呼ばれるものですが、可能表現と重なる部分もあるので、可能形のところで提出されているようです。  
8 V  m4 @" y) i  C& qしたがって、「見える・聞こえる」に関しては、「見られる・聞ける」という可能形との意味・用法の違い問題になります。  # h7 |9 V) t0 H' O- G( P% [
   
! W2 k) S+ Y$ ~% J, g; g$ A (14)ここからアルプスが見える  
( z( M6 }) `! x4 S0 v! M (15)笠間美術館へ行くと、ルノワールの全作品が見られる。  
* ]' {( b( m" M3 {8 t; V   : q6 n& u- k/ L, g1 C
 (16)車の音が聞こえる。  
9 l7 W2 O: D! K8 c (17)千円も出せば、一流のオペラが聞ける。   : C8 |7 e; D( d, W: ], s; K- E
   2 o/ F, M; s( L3 p
「見える・聞こえる」は自発動詞なので、(14)(16)のように「自然と目の中に入ってくる」「自然と耳に入ってくる」という意味になります。一方、「わざわざ行く」とか「お金を出す」などの人間の意志と手間が入ると、(15)(17)のように「見られる」「聞ける」が使われます。  , ]0 F  t8 A- w6 X
   
3 L* P: V! F4 e, `+ _可能形「書ける」「行ける」は、多くの場合「書くことができる」「「行くことができる」と言い換えることができます。では、可能形と「~ことができる」は同じ意味・用法を持つのでしょうか。また、使い分けがあるのでしょうか。  9 c! ?$ ?: V( x1 N9 y" f' b
結論から言えば、可能形と「ことができる」は意味・用法は同じ場合が多いです。  / y: c5 u- o8 p5 E8 i
両者の特徴をまとめると、次のようになります。  / P1 Q1 a2 u: ~/ S/ w0 G" y
   $ X% r* |: o/ f$ a
【可能形】  - @. c$ T2 S( R" V5 v
  ⅰ 話しことばによく使われる。  
/ m, u* {" T# f: b% W  ⅱ「飲む・食べる・買う」などの日常生活に頻出する動詞に使われやすい。  
4 b5 ]& B- C  i【ことができる】  ' m: ]( y+ h( c' c+ V
  ⅰ 書きことば的である。    h/ t) V1 J, a& Z8 U2 l) f
  ⅱ 論理的な動詞(「述べる」「まとめる」など)に使われやすい。  
' j' L0 O, p/ q; T6 X% ~  ⅲ 2グループ動詞(一段動詞)では、可能形と受身形が同じ形なので、混同  " v* t0 `# S" T! C& @
       を防ぐために「ことができる」が使われることがある。  / @* O4 p3 ^$ S* _! X# }
  iv 他動詞や動詞の使役形で「せる」で終わる動詞に使われやすい。  # |( V. d' s/ P' C6 k
     早く済ませられる←→早く済ませることができる
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