|
2 g0 C7 ]0 J- A( ^9 d$ ]
名詞 : の + 一方(で)
( x1 `: k3 {; I ~" `動詞・形容詞:普通形<ナ形ーな>
2 ^5 U- J- I( |& J/ v: q: z9 F0 e+ u9 I/ P+ v7 g4 a9 Y- j
課長:李君は仕事に熱心な一方で、仲間とのつき合いも大切にしているようだな。それに大変な恐妻家だとか。
5 F3 j& e" } |0 o4 g% n) r山田:そうなんですよ。でも、奥さんに財布の紐を握られ、頭が上がらないというもっぱらの噂です。) U. [; L8 t* l! R; \6 L% V3 h
課長:はっは、それが夫婦円満の秘訣さ。夫婦で力を合わせて、将来に備えているわけだ。
# ~2 [4 `( |( p- d+ b W W9 L9 n$ p" N/ n# w2 V+ W4 a: I5 m5 ~, V
「~一方(で)」は「Aは~、他の一面では~」同一主語の異なる面を表す場合にも、「Aは~だが、反対にBは~」と主語が異なるものを対比させる場合にも使えます。7 H' p U6 C. C1 q$ \% N
類義語に「~かたわら」(→文型036)があり、例文1~3は置き換えることができます。また、例文4のように同一主語の対立する面を表す場合には「~反面」(→文型375)に置き換えることができます。ただし、この二つの文型は例文5のような異主語文では使えません。5 W- U v( i, x& h0 S
姉は家庭的だが、一方(×反面)妹は活動的だ。 <異主語文>
# o4 J4 M* q! w; N6 ^: [$ d 父はいつも静かだが、一方(・反面)怒ると恐い。<同一主語文>
0 d% B7 }; w4 O7 _1 E# I, A9 k1 v2 R
1.彼は病院に勤める一方で、地域ではボランティア活動に参加している。7 _9 q/ j) K2 v+ y6 c2 b
2.兄は勉強ができる一方、遊ぶことも忘れない。
3 `5 D. `" G. n# z( u; k3.表では争っているように見せる一方で、裏では手を結んでいるのが政治の世界だ。
3 V3 {3 v) T! u8 g) E* C8 ~4.日本経済については楽観的な見方がある一方で、今後は高成長は望めないという見方もある。
1 Y9 G2 p3 e/ H7 _& Y5.あの家庭は夫が遊び好きな一方で、妻はしっかり者だ。
3 b+ |( o: q; Y0 `+ I: o& I& s: W7 f7 T$ i
1) アジア地域の経済発展は目覚ましい(が/のに)、(一方/反面)、所得格差が拡大(する/し)つつある。
+ a- h! }% U2 L ~2) 豊かな国々( )益々(豊かだ→ )なる一方で、貧しい国々が益々(貧しい→ )なっている。$ S5 e2 V* `0 x' A# l5 f1 w
9 Q. [6 q% Z+ K/ t& x5 G5 }/ L& r% ~' J) z( J I7 y
' ?$ L5 _7 Z) q. D0 k* y' Y) A1) ばかり/ばかり/見あたらない
' o1 G4 C6 L. i2) で/越し(V〔ます〕形+そうだ<様態>/そうな
, g8 w8 q6 L+ ?0 M$ L
M; V# f' @1 s2 o& o , B+ a7 ~" H9 }9 b
012 いわんや~においてをや/~まして~にはなおさらだ | 6 j9 `2 `! x! r0 r
いわんや ~ 名詞 : × + においてをや$ H8 o! r3 N9 I; S3 U
まして に(おいて)はなおさらだ
0 `7 y9 e! `/ ]. J: r* C/ G
2 D8 r7 q# _. U% ~李 :このパソコンの使い方がどうしてもよくわからないなあ。え~っと、マニュアル、どこにあったっけ?) `4 F2 r0 e9 B6 A. b
良子:説明書を読むのもいいけど、山田さんに聞いてみたら?その方が手っ取り早いわよ。
9 @! ]5 B: s( b李 :彼がひどい機械音痴だってこと知らないの?僕でさえ四苦八苦なのに、いわんや山田においてをやだよ。
% q4 n: P! r8 _: X8 K( c
/ p$ [, ?* u+ ^, q" E 「況(いわん)や」「況(まし)て」と助詞「~において」(→文型291)が結合した文型で、「Aは~ 、だからBは言うまでもなく、(もっと・更に)~」を意味する文語です。話し言葉としては「まして ~ には、なおさらだ」が多く使われるでしょう。0 ~8 v. ?8 C8 D# r" N1 L
専門家にさえ直せない。
/ G5 C1 [; _, B5 k; D. [ →いわんや素人においてをや。
( @% d+ s% G6 r →まして素人にはなおさらだ。8 X1 y G( Y% I# m
8 C4 @7 u6 e8 B. S- P! j1.この高校入試問題は大学生の僕にさえ難しいのに、まして中学生にはなおさらです。
; _- `' R1 v! A+ B: m3 V# U+ N" {2.僕が子供の頃、日本の家庭にはテレビもなかった。ましてパソコンにおいてはなおさらだ。$ y% M" E5 [' F: V7 f" a
3.彼は英語すら読めない。況やフランス語においてをや。# n; H$ o& b$ t/ B
4.源氏物語を原書で読める日本人はそう多くない。いわんや外国人においてをやだよ。# A$ |3 p' L- G9 T* j# g
5.約束は守るもの。いわんや首相の公約においてをやだ。
2 ^1 k- j. s& q; y4 r ~# Z
! N* ?$ w) I, E2 ?4 e1) (これ/この)ほどの山と(する/なる)と、登るのは若者でも容易ではない。(だから/まして)老人においてをや。7 j L, _" |$ K) P1 ~9 V1 W# g: u
2) 当時の私は食べ物に( )( )事欠く始末(だ→ )。( )( )( )本を買う金などあろうはずがなかった。4 c) x% _& S2 z* |: q/ g6 e
$ D, c+ v: M E5 B
7 f, k& I- B+ y, P- W( o4 F8 |' z/ ~6 V+ e* k# I6 D0 E* @
1) が(「~のに」は因果の逆説)/一方(反面も可)/続けて(他V) i1 i- L5 z4 ^- F7 q
2) が/豊かに(ナ形+なる)/貧しく(イ形+なる)
8 _ Y$ K' b+ ?4 h5 H( l
+ w& R4 m) o. ~! F* _
4 ]$ J4 h6 W7 V9 N; _: k6 ^. f- u- V/ b: K& n D
名詞: の + 上で
8 @% y5 n7 @: ?8 a動詞:原形
' F" ]" i' N6 p; z( {/ Z( J名詞: の + 後(で)# O9 O. v, G4 v4 p
動詞:た形 上(で)
; J1 c' }8 ?6 R9 {! f! X+ o! p P! F- Z4 A0 Z$ E
銀行:御融資の件ですが、私の一存では決め兼ねます。本店の審査を仰いだ上で、お返事を差し上げます。
# a) Z6 r: q; l+ \ H1 w) T社長:そこをなんとか・・・。私も今回ばかりは無理を承知の上で、お願いに伺っています。2 E* L2 Y9 q; z* Y: K* h
銀行:本店とも相談はしてみますが、御期待にそえるかどうかは、ここでは何とも申し上げようがございません。
`8 R5 w' _8 |$ `3 R9 D4 U: L, X* y
「~上で」は二つの使い方があって、前が動詞で「原形」の時は「~する場合~」(方面・分野)を意味し、「た形」の時は「~た‐あとで」と同じ意味になります。ただし、前が名詞のときは文脈から理解するしかありません。
" v0 y4 e( ~8 u4 }. p0 c なお、「~た‐上で」は人の意志動作を強調するので、自然現象や状態発生には使えませんし、「~た‐上で/~た‐後で」は継続事態を表すときには使えません。例えば「~てから」「~た‐後で」「~た‐上で」を比較すると、以下のような違いがあります。
- M5 X% t. _# M4 f 風呂に入ってから(・た後で/・た上で)、寝た。 <動作発生>. ^9 P/ f8 d3 a9 J6 R! R
家に帰ってから(・た後で/×た上で)、雨が降り出した。<状態発生>, n3 ]; P! u% E" u3 A
離婚してから(×た後で/×上で)、ずっと一人暮らしだ。<継続事態>
. C$ ?# l. C6 Z- I7 V8 w! C) h% G6 }/ ~" r' V' q6 a! [
1.辞書は言葉を学習する上で欠かせないものだ。/ S. T4 d7 c& x4 W+ A1 E7 g
2.形の上では夫婦でも、実際は家庭内別居というケースが増えている。
9 ~5 }- U3 Y/ X2 T# n3 h3.先の事件は、法律の上では犯罪にならなくても、道義的責任は免れない。 [7 W5 r( ^- p. \6 t
4.この問題は拙速な結論は避け、慎重に検討した上で(⇔後で)ということでいかがでしょうか。" y) d% d# P3 i, d W8 k
5.採用か否かは面接の上(⇔後で)、決めることにする。
/ t6 ~4 d' o' k1 R5 }7 n
2 I. Q- g# |8 T; I$ ~9 R1) 買う(か否か/や否や)は、実物を(見る/見た)上で決める。先ず品物を見せて(くれ/あげ)たまえ。
9 Y4 _+ M) r2 `" L. b% f7 k2) いかに酔っ(ている→ )とはいえ、あのような暴言は酒の上で( )過ちで済むこと(だ→ )。
7 ]1 G. t8 w) A; t) ]! v- n( ~% Z8 V7 O( l
m7 {& t X; [- i( b5 z
+ W2 s8 e0 f: E- S/ X) n1) これ(これほど≒ここまで)/なる(→文型253)/まして6 C7 S6 s9 B- s7 b- u/ [/ V
2) すら(「さえ」も可)/だった/まして
! O8 f: E% V6 }0 C/ m4 c ; ?: u5 e8 B7 W+ z& b- `
' s" I c) \7 y7 m# t( W
8 {% g% L9 s1 V" K- R; q( P& V2 x* I {% E' p$ {" G
名詞 :である + 上(に)
' b* e& [6 B- w" h* M& `& V, E動詞・形容詞:普通形<ナ形ーな>
) q1 m4 V' y: w. V7 g% U( h4 R/ M: e5 d, X: m. W; e" |! v( |
李 :もう遅いので、そろそろ失礼いたします。
. _+ V* `7 W% w P' O1 j田中:今日はお休みのところを、わざわざ遠いところをおいでいただいた上に、遅くまでお引き留めいたして・・・、それに何のおもてなしもできなくて・・・。3 Y" B8 X6 ^0 ^ p3 N8 S8 n* [$ ]
李 :いえいえ、ごちそうになった上、お土産までいただきまして、本当にありがとうございます。2 s6 z# ~# T0 n3 n- h) H! q
) D9 E L8 N0 X, f 「~上(に)」は「~ し、(それに /しかも/更に) ~」と同義で、添加・累加の表現です。類義語に「~し、~」(→文型107)、「~も~ば、~も~」(→文型199)、「~ばかりか~」(→文型363)などがあります。- y h, c& @6 L) w1 H) M
彼女は優しい上に、美しい。" H: u- @: I5 ?- {
→彼女は優しいし、美しい。
4 k# D, w+ n' l( J3 j, Q →彼女は優しくもあれば、美しくもある。
2 r% c" C' }, E; b u →彼女は優しいばかりか、美しい。
9 p% p5 w. {' T6 v5 b9 E この文型は良いことには良いことを、悪いことには悪いことを添加・累加しないと誤文になります。例えば、「彼女は優しい上に、背が低い」は誤文です。
, F1 T- A( Z) G
% A) k. v6 {8 |1 P$ Q6 [9 f- K1.このカメラは小型である上に、性能もすばらしい。/ ~/ C! V9 L$ C0 T9 x9 F4 k" J9 x" K
2.彼は弁が立つ上に、知恵と勇気を兼ね備えている。
* h0 `" ^& M3 U3.お世話になった上に、送別会まで開いていただき、誠にありがとうございます。
) {. I% N* B# j( |- S8 f$ r4.わが家は手狭な上、子供も多くて、日曜日もゆっくりくつろげません。0 R5 R$ L% `' V3 Q3 g: ^2 ]/ u
5.生活が苦しい上に、妻の入院も重なって、もうどうしていいのかわかりません。 j G/ ?. Z6 B% d
: h+ Z( O! n' x1 e
1) 彼は頭がいい(上で/上に)、ユーモアもある(ので/のに)、女性(だけか/ばかりか)男性にも人気がある。
* h8 i, Q# q. y3 n D9 K1 C+ V2) この店は安い上( )うまいので忘年会の会場( )は打ってつけだが、一応みんなと相談した上( )決めないか。( `; r0 B8 R1 N5 T6 u/ c( ?" w* Q
2 b& x" n$ v* c+ H# \/ H) ~# F/ e6 C: s- W6 M+ R8 ^
1 X* o9 t& Z5 x `$ ?4 T8 T7 ^7 w1) か否か(→文型040/→文型428)/見た/くれ(→文型182)( z% T: W7 A. b' B8 E% ]" Y
2) ていた(あのような=過去)/の(格助詞+のN)/ではない
5 G# F% F# {$ G, a: z: X$ t3 ^
2 O6 w8 l7 f, m
6 v; A7 i3 z2 g& ?7 T3 d1 d
) W8 B$ e B1 n名詞 :である + 上は
8 ], t( F' t0 r! H1 M2 b8 b8 N動詞・形容詞:普通形<ナ形ーな>2 m1 D6 A& t- V5 r. E, E/ D) A
; p Y! v) }( U& d& r
社長:君、今回の不祥事の責任をどうとるつもりだ。このままでは、社内のけじめがつかないぞ。
1 M) I9 M4 C. n: h. |4 C3 d- H部長:ひとえに私の監督不行き届きです。かくなる上はいかような処分でも・・・。
4 h/ `( _1 V: _ H& S社長:君の辞表1枚で済む問題じゃない。会社の信用がかかっているのが、まだわからないのか!& O8 G" M1 O; L( N+ W% K6 \4 \' `+ L, R
/ L4 {0 V) ^; I q 「~上は」は「~だから、当然・必ず ~」と言う意味を表す原因・理由表現で、「~以上」(→文型009)、「~からには」(→文型056)と同義表現です。「~ 上は」は文語で硬い印象を与えますから、日常会話では「~以上」「~からには」の方が適切です。" @. t9 Q' i# I# e/ Y
' O5 e9 J! ^( j& D/ g1.軍人である上は、戦場での上官の命令は絶対である。% e7 e; M) c$ M/ G% D6 ?
2.日本に留学した上は、一日も早く日本の生活に慣れることだね。- N% I% P2 e: s, G& ~
3.君の協力が得られない上は、この計画は諦めるしかない。
( ^6 Z. H5 Y) a" B) l: d4.ここまで証拠が揃った上は、包み隠さず、素直に話した方が刑も軽くなるぞ。
+ a& V2 ^' c* A7 q2 O3 b6 V5.選挙民に公約した上は、政治家たるものに二言があってはならない。) h/ V+ M+ D. t3 H
+ R$ T% o! s5 b0 ^# L$ H7 t
1) 日本代表に(選んだ/選ばれた)(上は/上に)、皆様の御期待に添う(べく/べき)全力を尽くします。
% f7 ]$ n. X* e' h. D( [+ J2) たとえ不満で(ある→ )と、多数決で(決まる→ )上( )、それに従うのが民主主義だ。
# ?/ h; s3 _! a6 c, L7 L3 t& e9 C/ [) ~ W0 N4 `
9 N: f$ _1 a$ h
& U) l+ @6 q+ B! \# f- A5 |
・ 上に/ので/ばかりか
' S6 h6 H, `( [8 o. S・ に/に/で(「上に」と「上で」の違いに注意)) V% @- f9 n i. \
" H1 ]# _% f8 P- u% w8 h8 k' x - E# P6 K" H: M+ t* t# p
$ g/ a; L( `* u/ D' ?
名詞 : の + うちに) d: h* R* \9 O2 w2 A" r6 e/ C
動詞 : 普通形 (一般動詞は「ている」) うち(が/は)
L+ C% x3 d3 G" l: W2 E& x形容詞:<イ形:ーい・ーくない>: I* |) T& |9 h5 S0 F0 Q- s
<ナ形:ーな・ーでない>- h) q5 B% \! L3 |+ p% I: b
, A8 F% m- N5 K( e, G, I A真理:さあさあ遠慮しないで、冷めないうちに召し上がれ。でも、お口に合うかしら?
/ O$ y7 N3 x, `6 _# j+ q( \& a; d佐藤:真理さんの手料理なら、冷めてもおいしいですよ。: o, b8 _8 N* I" b
真理: まあ、佐藤さんったらお上手ね!どんどんお代わりしてね。, [' ~# [% R8 I% M/ O3 {5 s
佐藤:うまい!お袋の味を思い出しましたよ。
+ e% S2 O% ^% h q K! [. r
0 W. J) I1 R6 q+ T/ {% l, W 「~うちに」は「~の状態の間に ~する」という意味を表す表現で、「~間(あいだ)に」(→文型002)とほぼ同義表現ですが、状態変化に関心をおいたのが「~うちに」で、時間を問題にしたのが「~間に」です。
1 x/ m) J4 ]. k) |" _# C- s3 ] どちらも動作・状態が継続中に発生したことを表すので、状態動詞(ある・いる・できる・わかる・要る)を除いて、「~ている」形か「~ない」形に接続します。また、時間だけを問題にするのであれば、「~ないうちに」は「~する前に」に置き換えることができます。
+ s Y3 u& Y$ z2 h- ^ あなたが寝ている(×寝る)うちに、地震があったんですよ。( P* f! j1 \7 M, `
子供が帰らないうちに(≒ 子供が帰る前に)、掃除する。; C3 C8 o& V [+ m/ _9 F# E/ T' |
なお、「~うちに」<事態完了>と「~うちは」<事態継続>の関係は「~間に」と「~間は」と同じです。→例題1)2)
& F4 G+ c$ o1 F- H9 `# d" m8 U0 r ~2 r$ L# x D$ D
1.鉄は熱いうちに打て。- I+ P2 P0 v. A1 f" N q7 D$ L* X
2.あの先生の授業は退屈で、聞いているうちに、いつも眠くなる。
4 h d: O' C0 T. _4 J9 H3.生きてるうちが花なのさ。死んで花実が咲くものか。6 [% P" C) u V; W9 {' }, h
4.あ、もう五時ですね。暗くならないうちに帰りましょう。
0 D% E+ P5 y" M: B5.そうそう、忘れないうちに話しておこう。実は・・・
6 P5 [- `6 t4 w) G* i, J+ r5 u
. i3 H( f5 V: u* O" T1 c) K3 U1) うとうと(する/している)うち(に/は)、(つい/うっかり)畳にタバコの火を落として焦がしてしまった。# Q$ d: k/ M) |$ d9 K+ [
2) この件につきましては、この場での即答は(いたす→ )兼ねますので、一旦会社に持ち帰り、上司と相談の上、一両日( )うち( )御連絡申し上げたいと思います。
- M2 E) G+ j$ @* F* t% @) L* m% ^$ P4 F2 G8 `
! B' \9 r# [6 l7 H) P: _* x: }8 H6 Y3 u& B
1) 選ばれた(受身形)/上は/べく(→文型382/→文型385)
5 n5 b" o1 X6 M' R2) あろう(未然形+と:→文型437)/決まった/は3 Y- }5 Z$ M$ X# h! K
5 E. V1 o& ^5 P' e2 I
6 A, t5 Z/ Q" ^5 {1 U6 Z$ k3 |2 U4 ^& b0 |; ]0 W7 b! Z7 v
動詞:[ます]形 + 得る
$ E$ K$ B( U7 N% t 得ない
% }9 O- D8 I. m; Q+ C5 J8 M
; t: b3 m4 O+ L; t8 h U百恵:ねえねえ、山田さんが昨夜UFOを見たって言ってたわよ。
t* j* n. \, ~! c; J+ v% d李 :あり得ないよ。でも、嘘を付く男じゃないから、あいつの目の錯覚だろう。
; I) r( M3 f; u. ], b0 O- _百恵:まるっきしロマンがないんだから。この広い宇宙のどこかに宇宙人がいることだってあり得るわよ。! T. L% E+ `& W* P; {" V3 C) w
6 k W8 R5 j- c/ H& |0 y' l" e 「~得る/~得ない」は可能表現の一種で、一般動詞につくときは可能形「~られる/~ られない」と意味はあまり変わりません。しかし、「話し得る」は状況から判断して「~話せる可能性がある」が本来の意味なので、単に能力を言うだけの「彼は英語が話せる」を「彼は英語が話し得る」とは言えません。& u, p u* a7 _, ~
また、「~得る/~得ない」は可能形が作れない「ある・できる」などの状態動詞や無意志性の自動詞について、「あり得る/あり得ない」「起こり得る/起こり得ない」のように「~する可能性がある/ない」ことを表します。3 t4 _8 A3 y* V( P+ m' l& W4 k
あり得る(=存在する可能性がある/×あれる)
4 S- O% p0 n8 `6 @ できうる(=できる可能性がある/×できれる)8 j; |4 s2 q" a% X0 C: C
' l; N$ G7 O- E1.人類が火星に移住するってことは、近い将来、起こり得ることだ。4 g9 Q4 g: M; d2 O6 H
2.私ができ得る限りのことは、喜んでいたしましょう。* a5 |- b# X+ A5 [
3.これが今選択し得る最良の方法ではないでしょうか。; ]8 l6 ?- U( `8 u
4.申し訳ないが、まだ公表し得る段階ではないので、あしからず。& s% f9 r4 @+ K" k b* u
5.彼ほどの財力があれば、なし得ないものはないと言っていいだろう。
h5 `/ {$ D+ K4 n! P: Z
, q, p! u; z' k5 b& E" K2 X1) 考え(得る/兼ねる)限りの手は尽くし(ておいた/てみた)が、もはや倒産を免れる道は(絶った/絶たれた)。
8 z8 G8 t ^6 H$ ]1 Q2) あなたの主張は支離滅裂で、私( )は到底(納得す る→ )(得る→ )。: P [: ]1 U& ^# \; R
1 L5 E' m' E5 |7 r6 @. Y/ w& G' n- ^& |
: q9 k0 {0 O! F. Z! n1) している/に/うっかり(不注意は「うっかり」)
& E) F0 C; B, `+ s2) いたし(→文型044)/の/に(「うちに」と「うちは」の違いに注意)
% ]' Y j1 m7 y1 o9 `; B. S
: J1 Z- V) H' {$ Y6 y) J
- O4 j: b& ]3 h& Z! D4 v9 p D |) `1 j( r# n: G8 t. T
& v( b# }# T. [( G# k3 k( i
" o! `6 p& C9 F, A& V1 x
- g: ^; [! P9 _% L* p* b
名詞 : の + おかげで/ O0 f) m V% ?6 ^8 X" C7 y5 `
動詞・形容詞:普通形<ナ形ーな> おかげだ
; @) l0 z# M; I5 O H おかげか
& |. B# m9 h$ y* o1 I5 _0 u
7 U' t3 \$ b. h3 C% l0 O( x- a# @$ X! b8 n% ~
( L$ ~$ U5 N8 A. k2 y母親:おかげさまで、息子も志望校に無事合格できました。本当に夢のようです。 W4 d1 L, d+ c! z' h9 q! i$ o
先生:本人の努力のたまものですよ。本当によくがんばったと思います。7 @" r6 x' A" q, `% @
母親:いえいえ、先生のお力添えがなければ、とても・・・。全て先生のおかげです。
, D/ u4 L) b3 L% T
; e. j$ ?) R) }5 P* r' B: T- A+ u0 h p" _3 J$ } D, U( {
: P* [3 s( y5 {' |" x" b
「~おかげで」は「~(の)援助・恩恵があって~」という意味を表す原因・理由の表現で、いい結果が生じたときに使われます。悪い結果が生じたとき使うのが「~せいで」(→文型122)、どちらの場合にも使えるのが「~ために」です。ただし、「~おかげで」は、例4のように皮肉・非難の気持ちを込めて使うことも希にあります。どれも「ので」系(→ 資料編、)なので、後件では発生した事実や確定事実を表し、「~つもりだ/~たい/~だろう」などの意志・希望・推量表現は使えません。
/ @0 ~/ D4 h' |0 ?5 C3 r2 { 理由が不確かなとき、断定を避けて「~おかげか」の形が使われます。なお、「おかげさまで」という語は文頭でしか使えず、接続助詞の用法や文末で「~おかげさまです」とは使えません。: ]! Q$ s8 D% Z4 F
先生のおかげで(×おかげさまで)、無事合格できました。) W" h( @' m5 {- d
合格できたのは、先生のおかげです(×おかげさまです)。. H3 L( p$ r! i
% B# B N5 g& u! }7 U6 s6 A
0 {* o! ^: Q! h- S
" C7 C/ I+ T8 w$ B2 k+ Y6 c1.君が手伝ってくれたおかげで、仕事が早く片づいた。
8 F" T9 B3 o7 ^/ Y2.私が今日あるのは、田中さんがあのとき助けてくださったおかげです。御恩は一生忘れません。) k- D. U/ k L
3.お前が一人前になれたのは、一体、誰のおかげだと思っているんだ。' d- B4 g3 p! e1 E
4.あなたのおかげで、平気で嘘がつける女になれたわ。
; o! E0 Q7 Z. G: o4 P! A) d5.先生の丁寧な教え方のおかげか、このクラスには落ちこぼれの学生は一人もいません。
8 m% U! K# C* I4 [" S) U0 ]
" a! D6 L3 B& Z- b9 \ y, p1 t+ L F+ ^+ @4 u
1) 一人っ子の(おかげか/せいか)、わがまま(が/に)育っ(てしまいました/ていました)。
3 i8 }. ^( i+ \! Z2) おかげさま( )主人は軽い骨折で済んだのですが、あの事故( )亡くなられた皆様のことを思う( )・・・。
$ E; b& l n9 n1 v, F- v V3 U& D, N* _/ C& ]* T
+ w3 X; ?9 q5 g- f* D& O
2 n) q. k- i6 y+ |! a1 {( o
3 A( \6 R) J. D( H' \9 ]( ~% r1) 得る/てみた(→文型197)/絶たれた(基運「受身」:→ P)
- J6 X+ _, v6 Z2 l, [* Y3 B2) に/納得し/得ない( B8 V `2 ^; q
; J8 ?+ \3 G0 c. R. S- c; y T+ x+ }" C* b- Y) A- V5 J$ D
- L3 Z; [2 p4 N
御(お/ご)+ 動詞:[ます]形 + する/いたす: D6 ^9 A4 N+ O
になる/なさる d+ {( T* R4 I \9 v+ n
御(お/ご)+ 動詞:[ます]形 + ください) _0 P( H, }4 F
願えませんか
/ S( _4 @3 L- m) [9 O: {0 u なさい$ ?/ d6 Y! }9 D) p
4 L0 b1 n1 K% b: i7 T
李 :部長、田中様がお見えになりました。こちらにお通しいたしましょうか。
: R; O# m% F% I部長:うん、そうしてくれたまえ。% s0 O0 |1 S4 R# f2 T& s
田中:突然お伺いいたしまして、御迷惑ではなかったでししょうか?
; e3 w$ m0 w1 q& n* C2 a1 e4 I- K部長:いえいえ、そんなことはございません。さあ、どうぞ。2 l* |# @; t" r! X H$ C
9 B, G: D- `, X; t) U/ | `( U
「(お/ご)~する/いたす」を謙譲形、「御(お/ご)~になる/なさる」を尊敬形とも呼びます。敬語は場面や相手によって複雑に変化しますので、一言で説明することは困難ですが、私は下げる(=謙譲語)、相手は上げる(=尊敬語)と覚えておくといいでしょう。
$ D; E% s( ]/ h7 T 「御」は「お」とも「ご」とも読みなす。 「お約束する・お料理する」や「ご案じになる・ご案じいたす」などの例外がありますが、一般に和語動詞には「お」、漢語動詞(「~する」動詞)には「ご」がつくと考えればいいでしょう。( Q: m0 g1 {0 x! R# w \
; g9 e, ?+ S, `/ e }3 m
1.あのう、ちょっとお尋ねしますが、この近くに郵便局はないでしょうか。( ~. d$ ?5 ~. z o; e1 X' b% ~
2.申し訳ございませんが、もう少々、お待ち願えませんか。
& K. v7 m, f, m/ J& g" c7 p _# o3.私がご案内いたします。さあ、こちらへどうぞ。
! Y8 c E% T7 K. J8 t4.では、ご主人がお帰りになられましたら、私の方にお電話くださるようお伝えいただけませんか。
6 l1 g; K8 M* v5.当ホテルをご利用のお客様には、特別ディナー招待券を差し上げております。どうぞご利用ください。; H& ^: U/ l. t5 e+ I
5 ~2 f' s5 J& y8 P- H7 I
1) お買い上げ(する/になる)かどうかはともかく、一度お(召し/召し上がり)(して/になって)みてください。
( ?, B H1 v0 l! H, K; F2) どうぞ、お(入る→ )ください。( )(待つ → )しておりました。. D0 _" r' z7 F& b
_' }* \( L. V7 t4 `6 K& v& U* r* o
H/ U% h8 {1 a- Q# N. }* ~- u. n
, z7 O( v2 D: m, B5 \$ K6 q. R4 _1) せいか(悪い結果)/に(変化の結果)/てしまいました(不本意)
5 s, W2 {( N2 |8 D2) で/で(理由)/と(「お気の毒です」が省略・感情発生→文型203)) K. g. P" I! Y/ w. g1 D1 O4 a0 F3 e2 U
' n- F r2 w# A7 k7 n6 ] Z# m; `. n' Z4 c3 A6 @# T
9 T! K+ {, T4 d
( Z" [5 @9 d0 e1 H- v
5 n1 N! w6 K. l1 Y! b! F; E# J! ~& r# P5 z
名詞 : の + 恐れがある, W( q- ?) W& N# [
動詞・形容詞:普通形<ナ形ーな>6 i- N$ ?9 Z) c4 |* {( e5 E$ g, t1 _
4 k$ y* Z2 U* `3 A. d- T4 Q: @- S
2 V: j! N; D0 T
, z) Q- D( Q1 ^) a# t7 `. t( Q
良子:ねえねえ、今夜あたり関東地方に台風が上陸する恐れがあるそうよ。$ M8 W2 z( h0 U: G4 l
李 :道理で雲行きが怪しいと思ったよ。早く帰って来て正解だったようだ。" `( O3 v& X3 T& L) A
良子:でも、ここらで一雨あった方がいいかもしれないわね。そうでないと、水不足の恐れもあることだし。* A8 n% R: U7 n: j3 x; v0 B! ]- S
5 ^3 r6 A/ A) N& P1 [( T: S8 S$ S! n- }$ [4 L& O! u
; q5 V+ t: f4 i/ A6 s' ? 「~恐れがある」は「~(の)心配・不安・危険など<良くないこと>が起こる可能性がある」という意味で、否定は「~恐れはない」となります。「~かもしれない」と同じ意味です。しかし、「~かもしれない」はどのような場合にも使えますが、「~恐れがある」は悪い事態の発生の時にしか使えないという特徴があります。なお、この文型は「~兼ねない」(→文型043)とほぼ同義表現です。
. P3 w) ]! q, Z; J$ A/ X 台風が上陸するかもしれない。* e- }' v/ k2 l6 w8 G P
→台風が上陸する恐れがある。 h: T. h" f9 s( f3 r
→台風が上陸し兼ねない。
2 w+ x" _: b) D$ D+ | 間違えやすいのは悪い傾向を表す「~嫌いがある」(→文型063)との違いですが、「~嫌いがある」は既定事実で、未来の推測ではありません。→例題1)4 w% _, `) f! @; e v
) G# d: i4 q+ o. q& |
. Z7 x: M6 u5 J" X8 n, S
2 D: [' K6 F0 l9 K1.この病気は伝染する恐れもあるから、気をつけてほしい。
! K$ n+ ?; x w8 F+ S2 @5 D8 Q2.地震の影響で津波の恐れがありますから、緊急に避難してください。
8 a) S" U& b& j( `% d, _2 P3.バーゲン品は安いが、品質が悪い恐れがある。" K# z1 t8 |/ U3 N+ \
4.彼は口が軽いから、彼に話すと秘密が漏れる恐れもある。
' r+ j( G+ ?" r% a# _9 i. F5.この金融不安がこのまま続くと、最悪の場合、世界恐慌に発展する恐れがある。- y+ d/ m: N5 i) @3 Z6 b
# q- p7 m' F; N
* x0 b' ^& L4 t6 h4 }, X# N1) この船は(この/あの)程度の浸水で沈没する(恐れ/嫌い)は(ないから/なくて)、慌てなくてもよい。
( r F: ?) D3 G, U4 h7 Y/ O2) 未成年者の犯罪を警察力だけで(押さえる→ )(込む→ )とすれば、かえって事態を(悪化する → )恐れがある。& I; Q8 V/ z& @. L
) h( J n9 H! g S0 c6 {4 V1 c
/ B) S$ \+ W! Q3 i* e2 n
; Q( y) ~' I5 }5 J1) になる/召し(お召しになる=着る)/になって
9 l9 G) A. i, L. t2) 入り/お/待ち |
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