|
|
# a) ?# j6 w6 I
名詞 : × + だろうか8 d9 [8 q6 e! T3 p$ Z) T# f1 U
動詞・形容詞:普通形<ナ形ー×> でしょうか! Z" {1 P# ~ F, X3 v$ h) v
0 h5 g* W# v8 f李 :最善を尽くしたけど、客先は喜んでくれてるのだろうか?顧客満足度が、当社の評価基準だからね。
2 p8 O% {0 W8 f7 ] Z8 L: ]山田: 要求仕様はかろうじてクリアしたけど、心配だよ。
6 d" n( f$ j& K8 |佐藤:ぎりぎりの予算の中で、できることは全てしたよ。それで認めてもらえないなんてことがあるだろうか。7 x5 h' A6 u7 D+ J' b ]5 P
山田:そうあってほしいけどね。でもねえ・・・。, v+ R% n$ m" a% b! u% Q7 X0 T i
+ @( j9 Z8 G& q0 Z/ ]+ ?, p0 `6 E
「~だろうか」は、例文1のように普通に質問を表すことも、例2のように「~だろ(う)?」の形で確認・念押しする用法もあります。しかし、「~だろうか」にはそれ以外にも、例3~5のように、「~だろうか?いや、たぶん~ないだろう」という意味の反語表現の用法があります。その場合、「果たして~だろうか?」のように副詞と呼応した形で現れることが多でしょう。
! e% e* w$ l" \! z" v これよりも強い反語表現に「~ものか」(→文型417)がありますが、推量の気持ちをいっさい含まない「いや、絶対~ない」と断定する表現になります。
! ]: g* m0 Q; \6 Q" \- x; A 彼にできるだろうか? ≒たぶんできないだろう" Z- R) W) s2 t- X+ [. v
彼にできるものか。 ≒絶対できない
/ i+ Q: B I! R" @( X; i0 M9 d0 J: ]4 }. {, L1 Y! q, A
1.彼は一体どうして、あんなに怒ったんだろうか?(疑問)
6 E& n1 p5 P( O2.ね、やはり僕が言った通りになっただろ(う)。(確認)
4 ] p' @3 h8 `, {3.ひとつも欠点のない人間なんて、果たして存在するだろうか。(反語)
" j0 a6 _; @2 a1 n$ Q1 W+ w4.彼の話をそのまま信じていいだろうか。(反語)
( Q8 j1 J, ^, V8 ]9 d: H5.自分の子どもがかわいくないなんて親が、どこの世界にいるだろうか。(反語)
% o) e; L9 Q j! u) z) i$ ?8 r: n+ t) i' e* |, i
1) 国家の浮沈(に関わる/に関する)ような大事を、(果たして/やはり)首相ひとりの判断に任せていい(こと/もの)(だろう/だろうか)?2 q" o7 c! t2 ~; y8 z
2) 「地球連邦だって?そんなの、絵に描いた餅( )過ぎないよ」「そうとばかり(言う→ )だろう( )」
7 T$ P$ h+ J1 i: M5 l
+ \& q; u' Q# H' M& f3 j9 l2 P$ C! S2 J6 U0 F ~: G; X* P7 k, B
- v/ ?7 n3 B' U: E8 C& c
1) としたことが/とは(→文型242)/だに(→文型149)
9 T" d. E7 z" Z8 y; K: C. ]4 Q' e2) とも/が/隠し(V〔ます〕形+続ける)- I! {, Z- j; n; J" y
: a# x# i. @# e4 ^* x+ \
# q5 g% |- R! i
# t& z0 D5 Y! O: Q1 W5 l/ P, ?動作名詞 : × + 中だ
! P% p2 ~2 i$ y5 D5 N3 F期間を表す名詞: × 中に. @: o$ b9 m" ]0 a/ X+ t. z z, Z
状態を表す名詞: × 中は
9 [& T4 |4 h) Y9 G# y 中を
3 T. X5 g9 W2 s# g9 \
# m z9 `! [" c, x5 b0 O N1 {0 h李 :お話中を申し訳ございませんが、部長にお電話がかかっております。' h9 q% u* c) v
部長: ありがとう。「はい、もしもし、部長の白石ですが。あっ、○○様でございましたか。・・・」% y! }5 S# a8 l- ]7 g+ }/ ~
課長:今、新しい企画を検討中だ。すまんが、今日中にこの書類を仕上げておいてくれ。2 M) U' K% M+ e4 |! u# O
1 p% b% Q/ A8 M0 [, V
「~中」にはいくつかの用法があります。一番よく使われる「~中」は動作名詞(「営業・会議・工事・試験・修理・調査・食事・仕事・話し・お取り込み・アルバイト…」)につくときで、「~ちゅう」と読み、「~の最中/~ているところだ」と同義表現になります。/ q0 p/ C5 m6 V! W' F0 T+ o
次によく使われるのは、特定の期間を表す名詞(「午前・*今日・今週・今月・*今年・*明日・来週・来月・来年…」)や、状態を表す名詞(「在米・不在・失業・在学・在職…」)につくときで、「~の間(は/に)」(→文型001)に置き換えられる表現になります。人によって多少異なりますが、*印を除いて「ちゅう」と読みます。
% U# Z; e4 g( z8 G0 C. Y$ D" k その他、「一晩・一日・一年・夜・夜中…」につくときは「じゅう」と読み、「~の間ずっと~」の意味になります。
. E1 g0 b! l3 E4 a& `
7 `3 r" C3 N/ ^6 x6 C1.試験中は、隣の人と話しをしてはいけません。
, \ j, [( b" h7 k) A2.工事中につき、足下にご注意ください。
1 X0 n% T" G; B4 \4 i3.この原稿を午前中に書き上げないと、締め切りに間に合わなくなる。2 l/ {4 D0 V, j7 K D4 J
4.私の不在中に会社からの書類が届いたら、電子メールで送ってくれ。
4 [3 c( @0 x" B: |6 I! @& r* X5.一年中あれこれと仕事に追われ、「貧乏暇なし」ですよ。
& z1 q8 F& v7 S; B# R
9 P( Y1 m7 P% q5 V6 \1) 在日(中/間)は、色々お世話(になりまして/をしまして)、お礼の(申す/申し)ようもございません。
8 [' _" | o3 {& z4 A! [, |# n2) 誠に申し訳ございませんが、ただ今課長は会議中( )ございますので、少々お(待つ→ )(いただく→ )ませんか。 D4 N" w M) M5 u$ r
- z% @( S9 D9 x
9 R/ z8 Y' E8 n# V$ h4 n
; i/ l% T* w0 q: G9 i9 d1) に関わる(→文型293)/果たして/もの(→文型420)/だろうか1 D' L+ I r8 k7 X1 h8 _
2) に(~に過ぎない→文型320)/言える(可能形)/か! I* a3 {9 s# j# Y: ~
2 }6 v; i( Y9 {: @% ?2 J _" ~$ z: a
6 N& V! T1 n' G* O; J! n6 X5 M# m4 V$ Z. f. y/ A4 K
8 q( p7 e9 |% V3 |' r2 }名詞: の + ついでに4 T0 B1 j1 h9 n% g, F% g
動詞:原形/た形
) b9 B2 j7 j, u$ D/ y& o/ I4 u5 |
& ?* T9 o4 J; _
5 L# k9 j. v+ \" E1 T- F5 Y* ]
; a' ^6 u! c- S) S8 X' k4 b& @9 n6 t W課長:出張のついでに、時間を作って中国の御両親に会ってこいよ。これでお土産でも買ってってくれ。
+ S3 D+ I7 [0 M% ?& c李 :お心遣いありがとうございます。今回は御好意に甘えさせていただきます。5 U+ W4 F f* b$ G
課長:仕事の方もしっかり頼むよ。9 M$ h4 P2 h# G5 I; q* d
李 :はい、アフターサービスのよさを印象づけてきます。
0 {( j: y6 H8 [- V3 c ^" {9 l, @+ |) F- C4 L6 M
. V# Q5 Y' |, ~4 E
. ~ l9 F( T4 k' K 「ついで」は「機会」を意味する名詞で、この「AついでにB」文型は主たる 行為Aをする機会を利用して、付帯行為(+α)Bをするという意味を表します。「AするついでにBする」「AしたついでにBした」と作文するといいでしょう。
% F! O( D9 A( F7 T4 { この「~ついでに」は「~がてら」(→文型000)と類義文型ですが、「~がてら」は同時進行なので、下図のような用法上の違いがあります。
! [2 |6 J# K' I' N/ d7 N; y 図あり
% A$ p1 h) B: T( M また、例文4のように副詞として使われることも、例文5のように名詞として単独で使われることもあります。# s8 I0 m+ } D; T
" [( V! v2 K3 P' f
8 h9 l l1 v/ Y& Q, ~
8 O1 b! v+ i9 T5 v2 o# B: a1.買い物に出かけたついでに、李君の家に寄ってきた。
; f9 T* p' Q8 `. e! F, L. ]) u) Q) ]2.出張で京都支社に行くついでに、大阪まで足を延ばして、友人に会ってくるつもりだ。: P+ ]4 Q* J, S4 `+ h$ D8 m, t ?: m
3.部長のところに行くの?だったら、そのついでにこの書類も持って行ってくれない?
$ _3 @# h. {$ ^) }. e: Y4.ついでに社長のお耳に入れたいことがございます。% }5 p' ~% Q" ~: ?5 t: p6 B
5.東京に来るついでがおありでしたら、是非、私のうちにお立ち寄りください。
5 b' x; l4 ]) F1 c# Z, N7 N* V1 Q. r6 `! a* f; P6 Z/ b
( M" b: i C+ O" E% k n' G" m8 a
1) あなた、洗濯の(ついでに/がてら)、お風呂の掃除も(ていて/ておいて)ね。(その/この)ついでに○○も頼むわ。0 e2 ~2 k' h# y3 L
2) 伊豆まで来たんだし、ついでに伊東あたり( )温泉( )一泊して、骨休めをして(行く→ )よ。9 {- f2 m0 L+ x
$ a/ n6 H& j1 P: `( r# N& Y+ Z; c( N( v3 f! _1 k$ E
, P! j, E( }# c3 n
5 r1 x% Y; G0 ~) F' M( y
1) 中/になりまして/申し(~ようがない→文型435)
# ^8 X' |. V; p$ |" E9 E$ t2) で/待ち(→文型019)/いただけ(可能形を使うと依頼)( p3 m' w$ J* n) i1 p( W( |
) C' G& y1 a! o$ }* d0 E
7 |* L$ Z% j) g" B
4 U2 ?: L* T, Q4 O擬音語・擬態語の語幹: × + つく
- V1 q, A- ?; [% d0 A( w; ]% o: p. v名詞 : × + づく(一部例外あり)
! ^% d7 [" }! w, [) Z# @! y
7 X- C* d' d1 K良子:高い山が紅葉してきたわねえ。一ヶ月もしないうちに東京の紅葉も色づくわね。
( l o C3 u4 x* k李 :「秋来たりなば冬遠からじ」だね。" y# D* W" C* V. \( c
良子:あれ?それって「冬来たりなば春遠からじ」だったんじゃないかしら。( b- j% p: W$ }, N/ U7 c
李 :いちいち揚げ足を取るなよ。むかつくなあ。6 \1 T; o2 x7 P m9 m- I
( k$ r; ~$ y' K- H! l
補助動詞「~つく」は多くの畳語形式の擬音語・擬態語の語幹について、「ぎらぎら→ぎらつく/がたがた→がたつく」のように自動詞を作ります。これらは「ぎらつく=ぎらぎらする/がたつく=がたがたする」のように「~する」を使っても表せます。多くの擬音語・擬態語につくので、応用度の高い接尾語です。→例題1)2 ]: I: c2 {" z9 [
また「~づく」は名詞について、「片づく・気づく・勢いづく・色気づく・怖じ気付く・傷つく・調子づく・たてつく…」のように「そのような事態や傾向になる」という意味の自動詞を作ったり、「ゴルフづく・小説づく・客づく…」のように「頻繁に~する/盛んに~する」という意味の自動詞を作りますが、語彙として覚えた方がいいでしょう。
- t$ {. [6 Y- u* v% C: t% {$ I/ c6 z) m3 Q* T! ^9 L8 W; S
1.変な男が家の回りをうろついていて、気味が悪いわ。
3 D& i6 o, n( Z2 k0 Q+ c) [) e2.新婚早々だし、言いたくはないんだけど、そんなに人前でいちゃつかないでくれよ。
% x& M8 o& T- a9 ~1 E) Y3.彼女のことが頭の中でちらついて、勉強どころではない。
0 O# `2 J; M/ I0 ~4.海外に進出した企業がその土地に根づくには、色々苦労がある。, n' O8 V# n3 k# m5 R) w- P& s4 Z
5.さあ、勝負しようじゃないか。それとも、今になって怖じ気づいたのか。
. K' n" l3 g6 m5 D4 P$ C' ]9 W W! E( v$ o# j2 Z
1) あいつ(ときたら/と言うと)、(おだてると/おだてれば)すぐ調子(つく/づく)。8 g7 H& j/ F) D' j5 Z
2) ネオンも(きらきら→ )つき出した( )、夜の歌舞伎町でも(ぶらぶら→ )ついて帰らないか。
" ]" q$ p2 L3 W3 O) i0 H1 y9 l( b1 i2 n
' p% v1 W8 m# A( f
1) ついでに/ておいて(事前動作の「ておく」)/その
. ?$ w5 B4 O( y2) で(「の」も可)/に/行こう(→文型4 40)
; ~# A7 z) s2 G5 L- P- W* e" ~( ~/ f6 U4 ]6 D9 D' t
) i$ h8 U0 I3 f7 f
; v9 c7 F2 ^. m5 e, W& Q( E" L動詞:[ます]形 + つく6 j S1 H7 E* V v* O' N: [
3 y$ G _0 O) X A$ Y- \李 :競馬でとった五万円を飲んじゃった。すっかり酔っちゃってさ、家まで帰りつくのがやっとだったよ。
; c. M: j6 ^6 X+ _' I, e良子:悪銭身につかずとはよく言ったものね。+ l" `0 r) U. M! f4 k- K Q
李 :やはり一番落ちつけるところは、わが家だなあ。悪いが、ふとんを引いてくれ。すぐ寝るよ。
3 ~% {& i B, Z+ ~8 @0 I良子:その前に、お風呂に入って酔いを覚ましたら?
4 ^7 j& W" X7 R2 X6 `$ P; W5 a. V6 v
9 }2 D% n. A' l4 P* Q 補助動詞「つく」は動詞の[ます]形について、到着・密着・定着などの意味を表します。漢字を使うと「着く・就く・付く」と書くように多義になります。<到着>行き着く・追いつく・帰り着く・泳ぎ着く・たどり着く…<密着>噛みつく・しがみつく・抱きつく・吸いつく・すがりつく・食いつく…<定着>落ちつく・染みつく・住みつく・考えつく・錆びつく…<完全に~した事態>凍てつく・焦げつく・焼けつく・凍りつく…
2 E( G- Y- Z. S' {% }' Z2 m' z. \
1.足が棒のようになって、やっとふもとにたどり着いた。
" _: }! G" J0 K3 @/ |# h2.単なる思いつきのプランじゃ駄目だよ。
% ^, O. H7 J" C; V* J4 X; z3.インクが服に染みついて、いくら洗っても落ちないわ。2 U. z- J$ Q9 B. n" r" D
4.余りに悲惨な光景に、私の心は氷のように冷たく凍りついた。0 F) ]! c8 n; |- u% n$ `
5.焼けつくような太陽が、さんさんと頭上に輝いていた。
]0 a+ E# U! ~3 i
8 v7 u' [4 C3 X5 }* ~! m( `1) 旅は帰るところがある(から/ので)楽しいんだ。落ちつく場所もない流浪の旅の(どこ/だれ)が楽しいと言える(だろうか/だろう)。
& p+ F7 z8 T+ y- N" y2) 足下( )(すがる→ )ついて泣いた娘の姿が、今も目に(焼く→ )ついて離れない。" y8 x" L0 [% Z( O
& y# x1 Z2 g5 k+ Z, S* W7 g
% [3 K6 ]# c& a
1) ときたら(→文型229)/おだてると(→文型203)/づく1 r* B h6 H8 `! S8 ^
2) きら/し(理由の「し」→文型107)/ぶら- c7 e2 t! Y: w3 S. H; U$ @3 g
2 M% K7 ^3 b6 f( c8 ?/ y
# }+ r5 {! u2 p$ b5 }) X5 H( R) M8 G- |4 h+ t
動詞:[ます]形 + 尽くす7 a1 H5 k/ }$ L( J$ S
_8 ?; ~# Q- r4 O- x- X' \
社長:若いときには飲む・打つ・買うの三道楽をし尽くしたが、その報いで親の死に目にも会えず、後悔したよ。家の財産も食いつぶし、残ったのは借金だけ。4 m1 J9 |- S4 c% U
専務:戦時中は、明日がどうなるかもわからない日々でしたから、私も投げやりなところがありました。
! I0 y& x9 B3 R! S5 s社長:当時のことを思い出すと、今でも胸が痛むよ。9 H ~( b m) x& t
) M* n4 j4 _" O( q 「尽くす」は「ある限りのものや力を全て出す」という意味の動詞で、例文1、2や「全力を尽くす/手段を尽くす/国に尽くす」のように単独でも使われます。そこから補助動詞として「残らず全部~してしまう」という意味を表すようになります。
1 D% ^- B/ J& [ 類義文型に動作の完了を表す「~終わる」「~切る」がありますが、そこには以下のような違いがあります。6 r+ M* j" f/ D, z
料理を. X" n d h% l5 {5 h z/ I$ _2 ?
食べ終えた。 <~が終わった>8 C' s* i" _! [% p- n; K
食べ切った。 <完全に~した>2 z' `! }5 D" s- Z6 T: r
食べ尽くした。<残らず全部~した>
2 V; M, Y4 N) Z/ ~3 t. f9 J" ~ 目標の完遂を強調したいときは「~切る」、残らず全部(数量)を強調したければ「~尽くす」が基本的使い分けとなります。そのため例文3~5のような例には「~切る」が使えません。→例題1)( f& Z1 l0 m9 `* C; z8 V! w$ ?; l
% Q8 R1 ?! z, q+ ]1.八方手を尽くして探しましたが、ついに彼を見つけだすことはできませんでした。: i+ A# Q0 d" L- D; K( d5 _
2.それは筆舌に尽くし難い美しさだった。
& {& g, ^, v- d1 M9 Y3.もう意見は出尽くしたようだ。そろそろ結論を出そうじゃないか。; {# i, ]4 ^% T [! ]0 H/ U
4.あり金全部を使い尽くして、今夜の飯代もない始末だ。, z: M3 ^8 C% k5 ]1 _9 a
5.当時の苦労は、ちょっと一言では語り尽くせません。. z. k! g; M8 \; A' _# C
8 L5 q: ^2 j4 ]' h# i% s6 Q+ x* Q- Q1) 優勝は逃した(ものの/ものを)、自分(について/として)は持てる力を出し(切った/尽くした)ので、後悔はありません。+ b4 V |0 a' @
2) 彼は元政治記者だけに、政界の裏( )裏 ( )( )(知る→ )尽くしている。
6 j( |+ A4 l7 g8 A) y+ q! }5 s+ u# ]2 g7 a, f
$ z6 G. L V4 a( _9 z+ J1 x1 \$ P
( ^% z6 m3 r$ ]7 C
1) から(強調「~から~んだ」)/どこ/だろうか(反語→文型161)
/ N w" X7 @$ i+ R2) に/すがり/焼き
; H; }. R5 ]5 J# k X/ [7 ?; | h3 I f; r( ]. F& v
* {: p# G9 Y' S2 M3 I
6 x+ j- R* Y- ^( W# j) q
動詞:[ます]形 + つける. x: N" E" | e: Y, O2 \1 m/ m
慣れる1 G* c* T3 R* t
こなす& {# W$ _ a# s1 k; R7 `/ \
, s! U3 s& s$ S: K3 L, W' ?. d部長:やりつけた仕事でも、慣れによる油断は禁物だよ。「慣れても狎れるな」だよ。% b& j0 a- j2 a; U
李 :「猿も木から落ちる」ということですか。2 N( N) ^8 d* U* `5 x0 f1 x0 W
部長:自分が何でもやりこなせるようになったと過信したとき、とんでもない失敗をしでかすものなのさ。
0 N% @8 G4 m! a" D" o# r d; @: [( P李 :心しておきます。
& A0 u/ x9 J7 @. e9 t y! W( x7 o8 x* z6 p M( T
他動詞「つける」は「張り付ける・植えつける…」<接着>から、「叱りつける・決めつける…」<強意>、「聞きつける・かぎつける…」<感覚>まで広く複合動詞を作ります。ここでは「~つける」が「~することに慣れている」という意味を表す用例を取り上げますが、この「~つける」は「日頃からたびたび~している」<習慣性の反復行為> を表します。2 z) r" ^) s# W( m
「~慣れる」は「日本の生活に慣れる」の表現でわかるように、対象に自分の方から順応することです。自然や生活・社会・風土などの環境は、人の方が対象に順応しなければならないことですから、「住み慣れた町」のように「~慣れる」しか使えません。「やりつけた仕事・やり慣れた仕事」のようにどちらも使える場合、動作に注目したのが「~つける」で、対象に注目したのが「~慣れる」です。
# q3 ~9 ~& ~# }* c/ u 一方「~こなす」は、「(難しいことに習熟した結果)上手に~する」という人間の習得能力・技術面に注目した表現です。意味から使い分けしましょう。→例題1)
1 R; Q# g$ n" }4 u& }- O
5 p$ ?: Y9 X: A X2 ^. D8 q' @1.ここらではあまり見慣れない(×つけない)人ですね。
$ H- }- d g; H% h6 d2.ここは通いつけ(×慣れ)の店なので、つけがきく。
0 A* Z* e$ K& z( B0 ~% S3.やりつけない(⇔慣れない)ことをしたもんで、今日は体の節々が痛くなりました。# _0 v9 O0 b. D& \
4.凄いもんだねえ。モンゴルの子ども達は、裸馬を自由自在に乗りこなして(×慣れて/×つけて)いる。1 m& c6 ^; l8 D2 O! F
5.彼は数カ国語を使いこなせる(×慣れる/×つける)、まあ一種の天才だ。
8 `8 e+ B6 ]7 X5 N: ?/ H
1 V4 W, F0 F7 U1 e1) 彼女は上手に和服を着(つけて/こなして)いるが、普段から着(つけて/こなして)いるに(違いない/過ぎない)。% d% ?( w" Q6 B5 T! e0 `
2) 作業( )は、やはり(使う→ )慣れたパソコン( )限るよ。
l9 [9 B$ J2 z# U) t! y1 }+ e* o2 q* w3 @1 h; t1 v" h
0 O7 G5 ?" ^0 x" I$ O1) ものの/として/切った(出し尽くした=「もう余力はない」)- Y8 E+ h2 H& t5 Q4 ?
2) の/まで(「裏の裏まで」は慣用的言い方)/知り! Z4 R# K1 V( E1 A' X# X& @* H2 ^
1 q3 w- u* ?; `3 ]9 R
6 q0 p6 A8 n" I- {
6 M5 T6 T7 Y; K4 t動詞:[ます]形 + っこない2 R& [$ `1 `3 V
っこ2 U+ |0 ]/ [! F+ s% |% Z
. z+ d1 t& s0 c" ?3 ]! D! }% R) y良子:人間の科学技術って凄いわね。火星を人間が住める星に変えるって計画も、夢じゃないわ。/ R% A# L( i( M, L
李 :できっこないと思っていたことが、知らない間にできるようになっているんだからね。
( F* k: w0 J( s0 M9 E良子:でも、クローン人間を作るようになったら、恐いものがあるわ。$ Q1 h5 Z6 Q( O2 q* g5 d0 f! y8 S& n
6 F, K0 J# X. Z5 } r+ t 「~っこ 」は動詞の[ます]形と結びついて、例文1~3のように「~っこない」の形で「絶対に~ない」を表す口語の用法があり、男女を問わず日常会話ではよく使われます。「~はずがない」(→文型366)や「~わけがない」(→文型453)とほぼ同義表現です。5 }) X5 o/ D( |1 a# q$ m- G* M+ @! q
彼にできっこない=彼にできるはずがない=彼のできるわけがない。
( U9 D6 Q( T+ m P. \$ z このほかにも「~っこ」には例文4のように「お互いに~する」という用法があり、例として「教えっこ・取りっこ・恨みっこ…」などの語を作ります。また、例文5のように「~比べ/~競争」を意味する「かけっこ・にらめっこ・鬼ごっこ…」などの慣用語を作りますが、これらは語彙として覚えた方がいいでしょう。/ H9 p9 v" W( X0 K# W9 K
( b6 C/ D [& G- G1.守れっこない約束は、最初からしないことだ。
9 f: s) C& f+ w5 I# R- P, b2.「ばれたらまずいぞ」「大丈夫。誰がしたかなんて、わかりっこないから」
# h" w j5 F; ]6 K3.たくさん作っても食べられっこないし、無駄になるよ。4 e7 k% Z) E' S2 h, I, S& [9 u
5.腹のさぐり合いはやめて、お互い隠しっこなしで、本音の話をしないか。" I& m) W0 @$ l, R! E, m4 g
4.にらっめっこしましょ、あっぷっぷ。
9 z* g6 B+ A6 e5 A: l
: e) o: n( r* k+ C, I& e1) 君が逆立ちし(たって/たっけ)、彼には(勝ち/勝て)っこない。やる(だけ/のみ)損だから、やめときな。3 Q4 h1 ^# {. `
2) 「(恨む→ )っこなしで、別れましょうね」なんて女性から(言った→ )ら、男はどんな気持ち( )なるかなあ?" c9 c9 R6 R# y! L7 n2 {! I
- z5 a1 Z+ W8 [/ B4 U
7 A. ]: F8 E' q% m1 |9 X6 v
1) こなして/つけて/違いない(→文型305/→文型320)- R9 P3 ?* z4 O3 f% w& i$ E, ?
2) に(~には→文型336)/使い/に(~に限る→文型297)" W! d E" ` q
8 L9 O8 _- e9 m2 s/ o# w# N# r# A* ]; i: v
. ~" \4 J" l9 j" q) l0 j4 }1 D動詞 :[ます]形 + つつ1 m* E' R' ~; W# i4 c7 E9 p
つつも3 Y" u3 B. W3 D1 U( [0 n. S
8 b2 {4 R7 \% q+ J2 ^" W李 :社長は業務改革を推進しつつ、財務体質の強化にも手を打ったよ。守りに関しては完璧だ。) V* s+ [, P1 v2 R% ~8 N. ]
山田:リストラの手腕もさることながら、若手を起用しての攻めの体質作りも、銀行筋から評価されているね。5 z* _1 ^. q; \$ h6 ^. z. f' v6 d
李 :必要だとは知りつつも、なかなか抜本的な対策を講じられない会社も多いねえ。) S+ A6 V6 ] a9 N# j6 o7 K9 e
7 F. i& S5 @" i
「~つつ」には動詞の[ます]形と結びついて、例文1、2のように「~けれども、同時に~/~のに、同時に~」に相当する逆説をあらわすときと、例文3~5のように同時進行動作を表すことがあります。「~つつ」がどちらを表しているかは、文脈から理解するしかありませんが、「~つつも」の形は常に逆説です。これらの「~つつ」は「~ながら」を使って表せる表現で、口語ではほとんど「~ながら」が使われます。# i% ^; [) N( C: N( C4 b
注意してほしいのは、「~ながら」と違って「~つつ」は、動詞の「ます形」としか結びつかず、名詞や形容詞と結びつく用法がないことです。→例題1)
2 v7 C7 U4 Q# {) H$ t9 x 悪いと知りながら(・つつ)、つい・・・
6 {( y: r0 r( m" }! O7 {. r/ ] 若いながら(×つつ)しっかりしている。
0 }4 r7 w ^! m1 e& | 女ながら(×つつ)男より力がある。
8 K" d+ X! Z) G6 o. J4 c' Z+ @5 ?
1.悪いと知りつつ、つい落とし物の財布を自分のポケットにしまい込んだ。
& t9 l+ L% d4 g: ] w% x2.親というものは、厳しく子どもをしかりつつも、心の中では愛しくてたまらないものなのです。% F! x5 e) m2 g+ b. {; J2 D: g
3.今は将来の再起を期しつつ、この逆境に耐えるしかない。4 N" V( h# \0 c1 ~" o* @1 o
4.妻は航海の無事を祈りつつ、夫の船出を見送った。
) @# w. c1 U+ G3 K. I5.お二人の末永いお幸せを念じつつ、これで筆を置きます。
9 A) ]0 s: C5 X# v# t: u$ m9 p' y+ Q. P4 J7 Z- s, \% Z
1) 昨年の最下位(という/とする)屈辱から立ち上がり、優勝の栄冠を勝ち取ったのは、敵(つつ/ながら)立派であり、敬服(に値する/に堪える)。
- Z* F3 k0 A9 X% P% o6 T& Q2) タバコが体( )悪いことは百も(承知する→ )つつ、どうしても(やめる→ )ない。
0 ]6 J9 X4 a, T/ m6 c5 ?: l1 S+ {4 p: l1 R; S6 R
7 a4 j2 h, k7 k$ X. I4 d1) たって(=ても/~たっけ→文型140)/勝て/だけ(→文型131)* ~* R# e* K. X/ G, b: k
2) 恨み/言われ(受身文「~から~られる」)/に(N+になる)% ^# W& H; F" v0 E# p
1 ]# I" W3 O* d) p- u5 L% B: z
. S: u* O2 D9 _$ n J& e# R
9 j. F: \0 D$ |; g0 n3 h動詞A:[ます]形 + つ 動詞B:[ます]形 + つ, O$ ^: M* F" L) T, [. J
7 ?, a9 T: P3 |0 m6 l" Y$ n2 ~! A
李 :どうしたの?目が兎みたいに赤いよ。
2 z. N0 Q# B* n5 n! o) N佐藤:謝ろうかどうしようかと、彼女の家の前を行きつ戻りつしているうちに、東の空が白んできちゃってね。. t$ F9 ^2 i g* x+ \0 j2 V b& }
李 :君たち二人はどうなってるの。いつも二人で順番に振りつ振られつじゃないの。# ~7 J& V( i& e% d: ?% p
佐藤:そろそろ年貢を納めて、プロポーズしようかなあ。
+ ]. B; U# P/ _* i8 d9 T
' L! O( Q Y/ a& \5 Z o 「~つ~つ」は「~たり~たり」(→文型158)とほぼ同じ意味を表しますが、同一場面・同じ時間帯の中で起こっていることを表すのが特徴で、下のような例には使えません。5 |) e- \9 K) O* v# X
昨日の日曜日は漫画を読んだり、洗濯をしたりしてのんびり過ごした。# Z+ F5 ^; m& ^+ P' c& h
人生、泣いたり笑ったり、いろいろあるものだ。
3 {1 c5 H% m; P+ p; @7 s+ L これらは異なる場面を例示しているからです。逆に「~つ~つ」文型は、どれも「~たり~たり」を使って表せます。
& B: [4 K( s+ W5 E: _; B T' R9 p! w 抜きつ抜かれつの接戦 →抜いたり抜かれたりの接戦. h S( P6 l' T, U7 P" Z/ Q$ w5 {- t
$ X( H$ Q1 d7 ]4 R% |' u7 Q' _( H
1.昨日のマラソンは、実に手に汗を握る抜きつ抜かれつの大接戦でしたねえ。3 u. p I( F0 E, W/ A
2.人間は持ちつ持たれつの関係ですよ。
5 K- d$ y# w2 F0 d N" I4.雲間から富士山が見えつ隠れつしていた。
. g( Y. J" L4 U% L* x; G5.追いつ追われつ、彼ら二人はすばらしい勉強面のライバルです。
3 `1 B& E8 p# j/ j7.気のおけない仲間達と、差しつ差されつ飲む酒の味は格別だ。3 k& B/ r1 N, c8 s$ O
. R& q5 u. M: S6 {4 |1 h7 j1) 地図を片手(に/で)、行きつ(来/戻り)つして探したが、(やっと/とうとう)彼の家は見つからなかった。# R. c8 g' P) O8 A: v+ U+ J! n
2) まるで木の葉の( )( )に、小舟が波間で(浮く→ )つ(沈む→ )つしている。
( ]: M. h9 `: N4 Y7 E: m
7 v0 c! [8 g$ a* i( Y+ G" f
6 O/ A j# R* k& z- K/ o1) という(→文型207)/ながら/に値する(→文型324)
5 f# Q" T6 B- |. e) S9 `2) に(→文型336)/承知し/やめられ(可能形) |
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