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慶応義塾を開いて実業家の育成に情熱を注いだ福沢諭吉のことを「相場などをして金をもうけることが好きな男さ」と揶揄(やゆ)したのは、旧幕臣の勝海舟だった
旧幕府遗臣胜海舟曾经揶揄开办庆应义塾着力培养实业家的福泽谕吉为“喜欢经商赚钱的男人”。
◆他人の財力に頼らない新しい生き方を説く福沢を、勝は誤解していたのだろう。未熟な少年に経済学は不要と言う人々もいたが、判断力を養うことこそ大切なのだと福沢は反論した
大概胜误解了主张不借他人财力的新生活方式的福泽。有人说不成熟的少年不需要经济学,但是福泽反驳道“培养判断力才是最重要的”。
◆社会科の授業などを活用して金融教育に取り組む学校が増えている。貯蓄・投資の意義や賢い消費生活などについてゲームなどを通じて学習させている
灵活运用社会学科的教学致力于金融教育的学校正在增加,通过游戏等方式让学生学习储蓄,投资的意义以及理性的生活方式。
◆「人生には三つのものがあればいい。希望と勇気と少しのお金」。映画「ライムライト」に登場するチャプリンの台詞(せりふ)の意訳だ。「少しの」を空欄にして、生徒に考えさせる。金融広報中央委員会(事務局・日本銀行)が発行した事例集には、そんな指導も紹介されている。真の豊かさとは何かを考える契機にもなるだろう
“人生里只需要三样东西就足够了,希望,勇气和一点点的钱”。---这是电影《聚光灯》里卓别林台词的意译。金融广报中央委员会(事务所,日本银行)发行的实例集里面介绍了这样一个例子--将“一点点”这个地方设为空白,让学生思考。或许这能成为学生们思考何谓“真的富有”的契机。
◆福沢が理想とした「文明」は、知徳を身につけた人々が活躍する世界であった。「お金で人の心が買える」とうそぶく起業家が闊歩(かっぽ)するマネーゲームの世界などは、論外だったことは言うまでもない。
福泽视为理想的“文明”是一个德才兼备的人们活跃的世界。至于洋洋得意说“有钱能使鬼推磨”的企业家们横行的不过是模拟游戏里面的世界,毫无疑问是不入“文明”范畴的。 |
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