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发表于 2011-4-30 06:35:29
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本帖最后由 nomimi 于 2011-4-30 07:57 编辑
6年前、ドナルド・キーンさん(88)に会った。本題が終わり、「息抜きにどんな本を読むか」と尋ねた。幕末の画家・思想家、渡辺崋山の伝記を雑誌に連載していたので、気分転換に新しい小説を手にすることがあるかと考えたのだ。
6年前会见了现年88岁的Donald Lawrence Keene先生。因其当时正在杂志上连载幕府末期的画家兼思想家渡辺崋山的传记,想知道他是否会因为想转换心情而阅读新的小说,故在访谈的主题结束后问了他:「您都读哪些书来放松自己呢?」。
いま思い出してなお背に汗がにじむのだが、キーンさんはこう答えた。「私は息抜きの読書はいりません。本は難しければいい」。自伝に「生涯を通じて私は、日本および日本人について出来る限りのことを学びたいと努力してきた」と書いている。努力と裏表にあろう覚悟に思い至らず、ただ恥じいるしかない。
至今想起Keene先生的回答仍令我觉得羞愧不已。他说:「我用不着放松读书,书要难才好」。其在自传里写道「我毕生都在尽我所能的学习与日本及日本人有关的东西」。没能体悟到其人前背后的努力着实令我惭愧。
キーンさんが日本に帰化し、日本に永住する。震災で決心したという。26日には米コロンビア大学で最終講義をし、「愛する日本で余生を過ごすという私の決断が、人々を勇気づけられればうれしい」と語った。希代の日本文学者がこの時期のこの国を終(つい)の棲家(すみか)に選んだ新しい覚悟は、誰の胸をも打ってやまない。
Keene先生决定加入日本国籍,永居日本一事,据说是这次的大地震令其下定决心。26日其在美国哥伦比亚大学的最终讲堂上说道:「我要在我所爱的日本渡过余生的决定,如果能带给人们勇气的话,吾备感欣慰」。这位杰出的日本文学家选择在这个时期的这个国家终老一生的新决定,令谁都感动不已。
キーンさんはかつて、桜にあまり美しさを感じなかった。変わったのが岩手県の中尊寺で満開の花を目にしたときなのだそうだ。「東北の長い冬の後、黒い森の中で桜が咲くのが、本当の桜の良さなのだと初めて分かった」と講演で話したことがある。きのうは震災から四十九日。中尊寺の桜はちょうど見ごろだ。
Keene先生过去并不觉得樱花很美,据说他是在岩手县的中尊寺看到盛开的樱花时,改变了想法。他曾在演讲中说道「在东北的漫长寒冬后,看到黑森林里绽放的樱花,我才初次体会到樱花真正的美」。昨天是大地震发生后第49天,也正值是中尊寺的樱花开得最美的时候。 |
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