被众人误解的古金水，回顾他十项全能的奋斗故事

nomimi

先日、日本語の練習として古金水に関する新聞記事を訳してみました。その後、インターネットで彼に関する情報を調べたらこんな記事を見つけました。内容を読んで心が打たれたので日本語に訳してみました。

被众人误解的古金水，回顾他十项全能的奋斗故事
皆に誤解された古金水　彼の十種競技の努力物語を顧みる

古金水，与李福恩两人在民国７０-８０年代，是田径界十项全能项目上著名的瑜亮情结。在此，先不提他们的竞争过程，这篇主要是想要讲一下古金水的一个令人感动的故事。
古金水と李福恩の二人は８０～９０年代に陸上の十種競技上で有名な”瑜亮情結（ライバル）”だ。本文は彼らの競争過程を控えて、古金水の感動物語を語ってみたい。
十项全能是个相当耗费体能的一个比赛项目，选手要在短短两天内比完十个项目，所以每次拿到金牌的选手往往都会有「铁人」的尊称。
十種競技とは相当の体力を要する競技だ。選手達は二日間で合計十種の競技を行う所以、金メダルを獲得した選手はしばしば「鉄人」と尊称される。
在１９８４年的洛杉矶奥运前一年，李福恩与古金水在田径亚锦赛为我国拿下了冠亚军，不过要参加お明年的奥运有个分数门坎，那就是７６００分。
１９８４年ロサンゼルスオリンピックの前年に、李福恩と古金水は(アジア大会)陸上競技の1位、２位で我国を輝かせた。しかし、翌年のオリンピックの仲間入りには７６００ポイントの勘所があった。
李福恩的成绩有达到这个标准，古金水则是还差一点。古金水从来没有拿过７６００分以上的成绩，就因为这个门坎，古金水在１９８３年６月的期限以前展开了一连串的７６００分追逐战。　
李福恩の成績はその基準に達したが、古金水はもう一踏ん張り必要だった。古金水は一度も７６００ポイントを獲得したことが無いから、１９８３年６月の期限が到来するまでに一連の戦いを広げた。
三月，他参加了台湾区田径赛，前五项比完，状况相当好的阿水，拿到３７８３分，但是第二天的铁饼项目居然三次都犯规，这项０分，这样不可能凑得到７６００分，第一天的努力也全部白費了。
３月、彼は台湾の陸上競技に参加し、好状態の彼は初日５項目で３７８３ポイントを獲得した。ところが、それとは一転して二日目の円盤投で３回も反則して得点がゼロ。その影響を受けて７６００ポイントを及ばすには到底無理、初日の努力も無駄になった。
两星期后，他又继续飞到东京参加比赛，这次前五项比完成绩还是不错:３７８０分，不过似乎是上天有意磨炼他的心志，这一次却是他拿手的撑竿跳失败了，也是０分，这次撑竿跳他一直PASS前面的基本高度，直到某一个高度后他才开始跳，可能因为等太久了，身体都冷掉了，三跳不过，因此，挑战７６００分再度告吹。
その２週間後、彼は東京へと飛んで競技に参加した。今回は初日５項目の成績も良い３７８０ポイント。しかし、神様は彼の意志を磨すが如し、翌日の彼は最も得意な棒高跳に失敗し、同じくゼロ得点。今回の棒高跳では、彼は基本高さへの挑戦を幾つかパスして、ある一定の高さになってから試技することにしたが、恐らく待つ時間が長すぎて、体が冷えてしまったのだろう、３回も跳び越えず、再び７６００ポイントへの挑戦が失敗に終わった。
两个星期后，他又继续参加大专运动会，继续为７６００分奋战，这一次他比完九项分数已经高达了７２１４分，其中撑竿跳更是一雪前耻的跳过５米０７，在这项拿到相当高的分数，只要最后的一千五百公尺能够拿到４００分就可以突破７６００分的关卡了，没想到，接连比赛的他，也或许是撑竿跳项目想讨回面子花了太多了力气在这上面，到了第十项已经气力放尽了，最后极为勉强地跑完，连３００分都不到，又再度与７６００分失之交臂。
それから２週間後、彼は大学・専門学校運動大会に参加し、再度７６００ポイントに挑戦。今回、９項目の完了時点では既に７２１４ポイントに達し、特に棒高跳では前回の恥を雪ぐが如し、跳び高さは５.０７メートルにも超えての高得点をマークした。残りは最終項目の1500メートルランニングで４００ポイントを獲得すれば７６００の勘所を突破できると思いきや、彼は休まずに競技し続けて来たからか、それとも棒高跳であんまりにも面子を挽回したくて力を使い過ぎたからか、第１０項目では体力が尽きて、かろうじて最後まで完走したが、３００ポイントにも及ばず、またしも７６００ポイントが先送りとなった。
两个星期后，他再度参加高何土杯田径赛，这已经是他３５天内所参加的第四次比赛了，通常十项全能比赛完的选手几乎都至少要休息一个月才会再度参加比赛，但是阿水已经没有时间了，他不得不这么拼，因为他也不想辜负大家的期望。
またもの２週間後、彼は高何土陸上競技大会に出た。これは彼がこの３５日内の４回目出場だ。通常、十種競技の選手は試合後、最低１ヶ月の休養を取ってから次の大会に出るのだが、彼にはもう時間がない、皆の期待にも答えたい、ひたすら戦うしかなかった。
这一次，他比完前五项，成绩也还可接受，只要不要再有大差错，保持平常水平，７６００分应该是没问题了。偏偏上天这个时候跟他开了玩笑，第二天的赛程开始下起雨来，在雨中比赛，对田径选手来说是相当不利的，因为身体容易冷却失温，再加上下雨对于撑竿跳相当不利，杆子会湿滑难以施力，果然他撑竿跳只跳过四米七，结果比完九项后，阿水的成绩大大受到影响，才７０６１分，也就是说他在最后一项的１５００公尺要跑进４分３８秒６以内，分数才能够突破７６００分，但是阿水以前的个人最佳成绩，连４分４５秒以内都没跑进过，再加上这种天气，以及这两个月来的体能疲累程度，这真的是一项艰巨的任务。
今回、初日５項目の成績も未だ納得出来るほうだ。普段の水準を保ちながら大きなミスさえ起さなければ７６００ポイントの獲得は問題ないだろうと思ったが、神様は彼にジョークを投げ、競技の二日目に雨が降った。雨の中では身体の体温が下がり、選手にとって相当不利だ。また、棒高跳の場合はボールが滑りやすく力を入れ難くなる。やはり予想通り、彼は棒高跳で４．７メートルしか跳べなかった。９項目が完了し、彼の成績は雨に大きく影響され、７０６１ポイントしかなかった。と言う事は最終項目の１５００メートルランニングは４分３８秒６以内でないと７６００ポイントを突破できないのだ。しかしながら、今までの彼の最高記録は４分４５秒以内に入ったことはない。況してこんな雨の中、そしてこの２ヶ月以来の身体疲労を加えて彼にとっては過酷な挑戦であることは言うまでもない。
阿水在雨中卖力的跑着，所有的观众也在雨中为阿水加油，随着时间一点一滴流逝，大家盯着定时器，最后，大家都哭了....... 因为最后成绩统计结果，阿水得分为７５８４分，差１６分，也就是差仅仅不到三秒的时间，尽管阿水最后真的撑一股气跑出了他在１５００公尺的个人最佳成绩，但是，还是令人遗憾...
彼は雨の中で懸命に走り続け、観客全員も雨の中で大声援を上げ、タイマーを睨みながら時間は一秒一秒過ぎて行き、最後に、皆が泣いた………最終成績の集計結果では彼は７５８４ポイント、１６ポイントの差、つまり僅３秒足らずの差だった。彼の個人１５００メートルの最高記録になったが、遺憾の情で胸がいっぱい。
大家心疼的不是７６００分的奥运名额，心疼的是这样的古金水，因为大家都知道这应该是他最后的一次机会了，他是那么地努力，却又是那么地歹命......
皆が無念に思ったのは取れなかった７６００ポイントのオリンピックの枠ではなく、古金水という人だ。これが彼の最後のチャンスと知り、こんなに一所懸命努力しながらもまた、こんなにも不運…
从他身上看到的，是一股不肯放弃的运动家精神，从他身上看到的，是身为台湾十项全能选手的尊严与使命感，这就是古金水。而不是当初被当作嫌疑犯，仅仅被媒体称呼为「前十项国手」，大家连背景都不熟悉也不了解他为人，就认定他有罪的那位古金水。
彼の身から見えたのは諦めない運動家精神、そして台湾の十種競技選手としての尊厳と使命感だ。これこそが古金水だ。当初容疑者と扱われ、メディアにただの「前十種競技国代表」と呼ばれ、皆は彼のバックグランド、彼の人柄も知らずに有罪にするあの古金水だ。

本文摘自 痞客邦  阿东的运动阿司匹林之部分内容　原文：http://sgdyang.pixnet.net/blog/post/3584450