日経春秋 2011.06.08 检视历史的时刻到了

nomimi

2011/6/8

静岡駅から車で30分ほどの山の中に、秘密基地めいた巨大な施設がある。ぶ厚いコンクリートの壁。林立する鉄塔。赤茶色に塗られた機械の群れが、「ブーン」と低くうなっている。中部電力の東清水変電所だ。
距静冈车站约车程30分钟的山里，有个神秘的秘密基地里边有着距大的设施。厚实的水泥墙、林立的铁塔、被漆成红棕色的机械群正响着「呜呜」的转动声，其实这里就是中部电力的清水变电站。
▼日本列島の電力は、富士川を境に東側が50ヘルツ、西側は60ヘルツで流れる。異なる周波数を変えて、いざという時に、お互いに融通し合うのが、この変電所の役割である。山の上から眺めると、はるか東西から鉄塔がリレーするように送電線が走ってきて、基地の中に仲良く消えていく。助け合うために友達が出会う「合流点」のように見える。
日本列岛的电力以富士川为界，东边流着50赫兹，西边流着60赫兹。转换不同的频率，在紧要关头时可以相互通融正是这座变电站所扮演的角色。从山上眺望，远处东西两侧的铁塔就好像是在接力赛一样，电线沿着它跑进基地尔后友好的消失。看起来就好像是要去帮助朋友的「会合点」。
▼電力会社の心はどうだろう。巨額の資金を注いで築いた変電所だが、その実像は、お互いの領地を守る「関所」ではないか。電線はつながっているのだから、本来ならば西から東へ60ヘルツのまま電力を流し込む考え方もできるはずだ。自力で需要を賄えないなら供給を誰かに任せ、負担を減らす発想があってもよい。
电力公司的心理想的又是什么呢? 话说是投注距额资金建造的电变站，实际上却是保护自己的领土的碉堡不是吗?!既然电线是连着的，照里说应该会想到直接让西边60赫兹的电流入东边，无法自给自足的话，由外部供给以减轻负担的想法不也是很好吗!
▼それをしない背景に、周波数の違いを理由にして市場を守りたい気持ちがないと言い切れるかどうか……。そもそも東西で方式が違うのは明治時代に関東はドイツ製、関西は米国製の発電機を別々に採用したからだとされる。なるほどと納得してはなるまい。120年も変わらない歴史を点検する時かもしれない。
然而不这样做的背后，拿频率不同作理由，说没有想要捍卫自己的市场，这说得过去吗? ……东西采用不同方式的原因可回溯到明治时代，关东用德国制，关西用美国制，各自用的发电机不同之故。「原来是这样」--我们不能就这样的接受，或许现在正是检视120年未曾改变的历史的时刻。

zdenny0001

秘密基地めいた巨大な施設：秘密基地般的巨型建筑设施
ブーン：嗡嗡。呜呜一般是哭声吧。
鉄塔：高压电塔
関所：关卡
言い切れる：断言，打包票说
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一点点拙见，仅供参考。

nomimi

回复 zdenny0001 的帖子

ご指摘の通りです。1点だけ、
「関所」は　前のセンテンスにある「変電所」と呼応するので、「关卡」より「碉堡」のほうがいいと思います。

zdenny0001

関所：街道の要所や国境に設け、戦時における防衛あるいは通行人や物品の検査に当たった所。
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关卡：为收税或警备在交通要道设立的检查站、岗哨。
碉堡：军事上防守用的坚固建筑物，多用砖、石、钢筋混凝土等建成。
以上，不多作解释啦。