冰与火之歌 日文扫图版 第3部 全3卷
(一般小説) [ジョージ・R・R・マーティン] 氷と炎の歌3 剣嵐の大地 (ハードカバー123巻)
>>简介

七王国の鉄の玉座を賭けた王都キングズランディングの決戦の夜。湾を埋めつくした大船団は緑色の燐火に呑まれ、巨大な鎖に捕らわれて次々と沈没し壊滅した。一夜明けて、民衆は都の無事を喜び、少年王ジョフリーの統治を歓迎する。南部の大家ティレル家との婚姻による同盟も決まり、ラニスター家の勢力は隆盛を極めた。一方、敵対するスターク家には、かつてなく苛酷な運命が舞い下りていた。“北の王”として蜂起したロブは、戦で連勝するも若さゆえに政治的失敗を繰り返す。その母ケイトリンは、二人の幼い息子が鉄諸島人に処刑されたと知り、さらに消息のない娘たちを案じて、ラニスター家の捕虜ジェイムの独房に赴き、決意の剣をとる…。秘されていた愛憎や欲望が露わになり、さらなる意外な邂逅と運命の狂涛が描きだされる―世界21カ国で愛され、ローカス賞を連続受賞した、至高の異世界戦史シリーズ第三部、開幕。

若さゆえの過ちを繰り返す北の王ロブ、亡者の群れと戦う夜警団員サムウェル、そして最強の軍団とともに南方を覇するデーナリス…。七王国の混沌が今、9人の視点から語られる! 至高の異世界戦史、第3部第2幕。
“五王の戦い”が収束し、七王国の統治は事実上ラニスター家に委ねられた。“王の手”タイウィン公がめぐらせる権謀術数によって政情は安定し、民はひとときの平和を享受する。だがその一方で、滅びたと久しく信じられてきた怪異が国じゅうで目覚めつつあった。国境の“壁”よりさらに北の山岳地帯で、南下を続ける野生人の一群に同行する夜警団員ジョンは、青く光る肌をもつ異形人と、かれらが作りだす甦る死人たちの脅威を知る。また、王都決戦に敗れたスタンニスのもとに生還したダヴォスの眼前では、光の主を信奉する拝火教の赤い女司祭が未来を読み、その呪術が力を顕わにした…。さらに、海を越えた南の異邦では、古代王朝の末裔デーナリスが、七王国の鉄の玉座を奪還すべく、世界最強と名高い軍勢をその手に収めていた。

フレイ家への謝罪のため、双子城へ赴いた“北の王”ロブ。だがそこで待っていたのは、酸鼻をきわめる血の歓待であった!……かくしてスターク家は破滅し、もはや敵もないラニスター家の権勢はとどまるところを知らない。そして少年王ジョフリーと南部の大家ティレル家の娘の結婚に沸く王都キングズランディングでは、今しも豪奢な宴が始まろうとしている。 そのころ、野生人から逃れたジョン・スノウは、七王国の北の国境を守る夜警団とともに、“壁”を挟んで野生人との激しい攻防を繰り広げていた。黒の城に攻め込んだ一群を一度は後退させたものの、遠征中に異形人の襲撃を受け、司令官を失なった夜警団は人員不足に疲弊し、陥落は時間の問題であった―― これまで並行していた個々の視点が少しずつ結びつき、新たなる興奮の第四部に導かれる驚くべきクライマックスが訪れる! 激動の第三部完結篇。
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