3月23日付・読売社説(2)
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[総額表示]「消費者の分かりやすさが一番だ」 ! Z7 \4 @% y8 u5 r* P! g
商品やサービスの価格が四月から、消費税込みの「総額」で表示されるようになる。 1 N8 T) s! [% m7 x7 n6 M- T
昨年の通常国会で、消費税法が改正され、総額表示が義務化されたためである。
2 X$ m4 l& X% f/ Z1 P$ } 四月の改正法施行を前に、これまで消費税抜きの「本体価格」だけを表示してきた百貨店、スーパーなどは、値札の張り替えやレジの更新に大わらわだ。 - u- A5 o0 V# Y: T5 ]
余分な手間がかかるうえ、価格を巡って顧客とのトラブルが起きかねないと、小売業界が、総額表示に強い不満を抱くのは無理もない。
$ z: }- m7 y2 B- y2 B しかし、消費者が買い物をして実際に支払うのが、税込みの金額であることに変わりはない。消費者にとって、分かりやすさは総額表示の方が、税抜き表示をはるかに上回る。消費者の利便性を優先し、総額表示の定着を待ちたい。 . X' K2 M" ]) w" l) [ Q9 m$ G3 o( G
ただ移行に伴う摩擦も少なくない。 " D$ f0 V$ I: l+ f7 ^
「本体百円」といった切りのいい価格を「総額でも百円」にするために、納入業者や下請けに対して無理な値下げを要求する動きがある、という。 & X' }8 @) i; g B3 g% f% s
公正取引委員会は、優越的地位を持つ大企業の行動を監視し、行き過ぎがあれば、厳しく取り締まるべきだ。 - E; K+ F1 D! B: H
「本体一万九千八百円」など、安さを強調するための価格は、「総額二万七百九十円」への変更を迫られ、値ごろ感の演出も難しくなる。だが、いずれ「総額一万九千八百円」で売ることを前提にした商品が開発されるに違いない。 , c4 t) u! O9 a" s& `, g
昨年の改正では、消費税を納めなくてもよい小規模免税事業者の上限が、年間の課税売上高が三千万円から一千万円に引き下げられた。その結果、課税事業者は約百三十六万件も増える。
: G3 H( `: y& A" j6 I 簡単な計算で納税額を算出できる簡易課税制度の適用上限も、課税売上高二億円から五千万円に引き下げられた。
2 }7 s+ j# J) Q* l5 h. W2 m いずれも、消費者の払った消費税が、税法の原則に基づいて、国庫に納められるようにするための改正だ。消費者から受け取った消費税が事業者の手元に残る「益税」は大幅に減少し、消費税への信頼が高まるだろう。
% c' D: f5 |. x, r 消費税は、所得税に次いで税収の多い基幹税に成長した。読売新聞のアンケートでは、性鹤h員の83%が「社会保障の財源を確保するために消費税の税率引き上げが必要」と考えている。 + h+ \$ x, z }; c) U) G5 e
将来、消費税率が二けたになった時、食料品などに軽減税率が設けられる公算が大きい。商品ごとに税率が異なる複数税率の下では、税込み価格が明示されない本体表示だと、店頭は大混乱する。
H, H% Z' }, \# z# J 総額表示方式なら、そうした事態を避けることが可能になる。
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1 f- n. v$ L. o. f* z哪位帮忙翻译一下红色字体的那段呀,谢谢了,不知道怎么理解……??!! |