華道
お華は、16世紀ごろから盛んになった日本の伝統的な芸術の1つです。 生け花とも呼ばれ、6世紀に仏教のお坊さんが、仏さんに花をお供えしたのがその起源やといわれてます。自然の花を使おて天(宇宙)、地(地球)、人の3要素をバランスよく表現する、という考え方が基本です。広口で平たい花器(水盤)に水を張り、金属板(プラスティク等の材質もある)にたくさんの太い針が上向きに並んでる剣山で花を固定し、盛り上げるように立体的に花を生ける(盛り花)、というのが一般的です。鋏で、長短をつけたり、葉の形を整えたり、手で反りを加えたりして、自然の美や心情をあらわします。現代では芸術の1ジャンルとして、植物を使わへん前衛的な生け花も行われてます。
茶道
茶道は、来客の際の茶の入れ方や飲み方の伝統的な作法で、茶の湯ともいわれます。
茶道では、抹茶といって、日常飲む煎茶とは違うものを主に使用します。茶碗に粉末の抹茶を入れ、湯を注いで茶せんでかき混ぜ、泡立てて飲みます。
16世紀に千利休がわび、さびといわれる簡素な趣や「一期一会」の心を取り入れ、茶道を大成しました。
「一期一会」とは、一生にただ一度の出会いという意味で、主人は出会いを大切にするために、床の間に飾る掛け軸や花、茶碗などの道具を心を込めて用意します。
一方、客はそれらのものから主人のもてなしの心を思い、感謝の気持ちを持つのです。 |