[千与千寻]的日文剧本(3)

月影

リン へぇーずいぶんいいのくれたじゃん。
これがさ、釜爺のとこへ行くんだ。混んでないからすぐ来るよきっと。
これを引けばお湯が出る。やってみな。
$ M: k" {) ?: u4 O千 うわっ！…
リン 千てほんとドジなー。
千 うわ、すごい色…
  I& [; S" {4 ~4 @5 Cリン こいつにはさ、ミミズの干物が入ってんだ。こんだけ濁ってりゃこすらなくても同じだな。
いっぱいになったらもう一回引きな、止まるから。もう放して大丈夫だよ。おれ朝飯取ってくんな！
千 はぁーい。…あっ。
5 w2 {5 Y3 Y$ n　　
カオナシを見つける。風呂の縁から落ちる千。
+ o3 T2 U& J0 {　　
) o+ b/ h: Q: H# p千 うわっ！…いったぃ…った…
7 ?( X$ Z  e0 H$ R! l6 z, Zあの、お風呂まだなんです。
5 W8 p: ~, N. [わ…こんなにたくさん…
! Z6 x! ]. e+ C" Z6 }  `7 r+ V3 `: hえっ、私にくれるの？
カオナシ あ、あ、…
千 あの…それ、そんなにいらない。
カオナシ あ、…
千 だめよ。ひとつでいいの。
% k+ T, f. K3 G4 t: ~4 rカオナシ あ…
  ?7 }4 b% O/ I% Q0 K1 {　　
4 w/ O% ]) {7 s! L! y千 え…あっ！
% }" c+ k; B, `- t. O　　
釜から水があふれる。
　　
千 うわぁっ！
　　
父役 奥様。
湯婆婆 クサレ神だって！？
/ t8 E- s4 u8 H) \父役 それも特大のオクサレさまです！
従業員 まっすぐ橋へ向かってきます！
　　
6 f* L) i$ D& K: |- _) D% d従業員達 お帰り下さい、お帰り下さい！
青蛙 お帰り下さい、お引き取り下さい、お帰り下さい！
うっ…くっさいぃ～…！
# f- f" Q8 b7 h' Q  T　　
湯婆婆 ぅう～ん…おかしいね。クサレ神なんかの気配じゃなかったんだが…
来ちまったものは仕方がない。お迎えしな！
こうなったら出来るだけはやく引き取ってもらうしかないよ！
　　
7 b9 R1 e5 M/ z- a. w兄役 リンと千、湯婆婆様がお呼びだ。
千 あ、はいっ！
湯婆婆 いいかい、おまえの初仕事だ。これから来るお客を大湯で世話するんだよ。
千 …あの～…
& N. ]4 h' T9 }( e# P湯婆婆 四の五の言うと、石炭にしちまうよ。わかったね！
父役 み、見えました…ウッ…
　　
湯婆婆?千 ウゥッ…！
湯婆婆 …おやめ！お客さんに失礼だよ！
2 g- X9 U; k9 n% f7 O6 W2 I5 Fが?が?…ヨク　オコシクダしゃいマシタ…
5 \/ p+ _0 {5 A# h' ^* B( iえ？あ　オカネ…千！千！早くお受け取りな！
/ x! |5 R$ ^- `: Y( }千 は、はいっ！
（ベチャッ）
千 うゥ…！
1 O8 W# _: Z2 `, X* s4 U湯婆婆 ナニ　してるんだい…！ハヤク　ご案内しな！
" e1 p( p7 N5 g5 |1 h& c千 ど　どうぞ　…
　　
リン セーーーン！
うぇっ…くっせえ…あっ、メシが！
) s  u6 o( t( H9 u  u$ B5 O　　
7 p$ e8 V* |- z' J! ?: G湯婆婆 窓をお開け！全部だよ！
" l# Y0 _+ y  r6 v  b( C9 z( a" l　　
  ^( b; \- M0 X0 D4 _  E. d9 f大湯に飛び込み、千に何かを促すオクサレさま。
- B. m" Z3 D" c8 v5 y　　
8 @# {4 ~& J- T; M# {千 えっ？ぁ、…ちょっと待って！
　　
上から見ている湯婆婆と父役。
　　
' O8 m. `; |& A1 ^! v湯婆婆 フフフフ、汚いね。
6 S" T& [5 b, O% g父役 笑い事ではありません。
湯婆婆 あの子どうするかね。
…ほぉ、足し湯をする気だよ。
7 \' _' a+ s! }" F6 i: D父役 あぁああ、汚い手で壁に触りおって！
' B' g3 S9 p0 `3 e& z6 b　　
7 w, @0 Y. Q9 r# M9 W千 あっ…あっ！
2 y: y7 Q, ~' ~: T/ c　　
) h+ I/ F9 y" w! _$ a7 A札を下げようとして落とす千。他の札を取って釜爺に送る。
* I; J! g+ Y0 j　　
# \% Y, L3 C5 p, r" E/ I湯婆婆 んん？千に新しい札あげたのかい？
父役 まさかそんなもったいない…
3 _0 W9 s0 j% R# j　　
千 わっ！
　　
湯の紐を引きながら落ちる千。ヘドロにはまる。
　　
父役 あああーっ、あんな高価な薬湯を！
3 U# a/ G& ^" K  j" {# ~" e2 ^. ?　　
オクサレさまに引っ張り出される千。何かに手を触れる。
# e# B+ M- z5 v) Q2 L. X　　
' X2 O/ {  E/ r3 f% o千 …？あっ？
　　
8 S& _; B6 N: i/ Lリン セーーーン！千どこだ！
2 k/ y' L9 Q+ j+ ]* l, Z千 リンさん！
0 R( |) }3 n9 b# i( @& v" }$ |" cリン だいじょぶかあ！釜爺にありったけのお湯出すように頼んできた！最高の薬湯おごってくれるって！
" B' i% D( T+ n$ b' f) z- k, \千 ありがとう！あの、ここにトゲみたいのが刺さってるの！
+ F1 T. ^3 D) L. `) ]( g& b) ~リン トゲーー？
千 深くて取れないの！
　　
湯婆婆 トゲ？トゲだって？…ううーん…
下に人数を集めな！
父役 えぇっ？
湯婆婆 急ぎな！
% {0 i/ C# m  A2 o千とリン、そのお方はオクサレ神ではないぞ！
このロープをお使い！
" k- J- ^8 r+ I1 y: g千 はいっ！
リン しっかり持ってな！
" s. E  b( ^, Y: n0 v2 B千 はいっ！
- i8 `* c! P3 i湯婆婆 ぐずぐずするんじゃないよ！女も力を合わせるんだ！
千 結びました！
湯婆婆 んーーー湯屋一同、心をこめて！エイヤーーーーソーーーーレーーーー
一同 そーーーれ、そーーーーれ！
( U3 m7 J& ^5 P$ [そーーーれ、そーーーーれ！
; Q) |6 ]# _( b4 q3 {5 S, ~千 自転車？
9 ?* B& G" z7 X2 r湯婆婆 やはり！さぁ、きばるんだよ！
: L* X( g% _0 q4 r" ^2 [# E' z　　
オクサレさまからたくさんのゴミが出てくる。
9 ]' ^9 Y* @: R; e　　
% p+ w# W, \/ m% A, s: `河の主 はァーーー…
　　
千 うっわっ…わあっ！
7 F, d$ E  n1 A9 {) z* m$ [　　
! N0 }1 j- B% [* V7 n水の流れに包まれる千。
9 S) Q5 M' ^7 {- n4 @5 x1 B& Z　　
リン セーーーン！だいじょぶかあ！？
& f  Z  M; u" k7 d6 D　　
# }$ E; ?) y# F5 S5 W# J河の主 …佳き哉…
) I" U6 z7 k( J9 i/ h) X& B4 P2 J千 あっ…
8 }; T0 z1 n0 ^5 R4 m+ ~1 {+ X6 w　　
9 L6 X6 B: v, n$ y* w" X千の手に残る団子。
　　
. M0 ?# `8 r% x6 R8 d0 i湯婆婆 んん…？
従業員 砂金だ！
. b. K; ~8 [8 k! j0 `7 e砂金だ！わあーっ！
+ o- L- A0 u$ W! H湯婆婆 静かにおし！お客さまがまだおいでなんだよ！
千！お客さまの邪魔だ、そこを下りな！
3 ?( v7 i& ~/ l% k大戸を開けな！お帰りだ！
7 Q. @- U7 B# f, s% ~5 |. T# J6 S0 S　　
河の主 あははははははははは…
8 C7 m: D  m  B/ k/ J9 I7 x) ?　　
神様達 やんやーーやんやーー！
/ [7 Z+ `* C" _8 [湯婆婆 セーン！よくやったね、大もうけだよ！
ありゃあ名のある河の主だよ～。みんなも千を見習いな！今日は一本付けるからね。
みんな おぉーー！
湯婆婆 さ、とった砂金を全部だしな！
! I! Y& t9 e5 e- a4 hみんな えぇーーっ！そりゃねえやな…
: x) K% o: P1 f0 J7 A
# j- s- F0 s  d0 n7 H

' ]2 J& t1 G8 j8 P「仕事が終わって、部屋の前でくつろぐ千。」

& w/ f! N* M' k/ C' V5 u" n. eリン 食う？かっぱらってきた。
千 ありがとう。
リン あー、やれやれ……
' d8 R& K: I1 B% l. a) Q; T千 ……ハク、いなかったねー。
. P* J# d" ^2 tリン まぁたハクかよー。……あいつ時々いなくなるんだよ。噂じゃさぁ、湯婆婆にやばいことやらされてんだって。
+ y. @1 `7 w( \0 i8 U4 ]千 そう……
7 ]) B4 J6 y! G  Q5 S# R女 リン、消すよー。
リン あぁ。
6 B& ^/ W3 v' p0 _0 B! A, |千 街がある……海みたい。
リン あたりまえじゃん、雨が降りゃ海くらいできるよ。
) f; |' A; ?$ `+ ^( Mおれいつかあの街に行くんだ。こんなとこ絶対にやめてやる。
8 F2 s& d) U0 e7 L& m0 R
/ S' \, }; V  M* J# [2 e「ふと、団子をかじってみる千。」
2 U( Y; @% [" I7 \! q) a; j
千 ヴッ…うぅっ……
リン ん？……どうした？

( W- Y& P1 B: P. v' |「人気のない大湯に忍び込む青蛙。」

青蛙 ん？んんーーっ……
……砂金だ！……あ。
おぬし！何者だ。客人ではないな。そこに入ってはいけないのだぞ！
……おっ！おっ、金だ金だ！こ、これをわしにくれるのか？
カオナシ あ、あ……
青蛙 き、金を出せるのか？
カオナシ あ、あ、……
青蛙 くれ～っ！！

- X7 ^% {( T# U: |0 |9 p青蛙 わあっ！！！

# O1 _4 R  y3 y7 o8 k1 ^$ w9 O「カオナシにひとのみにされる青蛙。」

兄役 誰ぞそこにおるのか？消灯時間はとうに過ぎたぞ。
$ `; N3 M* k  a1 p, S2 oうっ……？
カオナシ 兄役どの、おれは腹が減った。腹ぺこだ！
兄役 そ、その声は……
2 K' u& C! a( c9 x; M8 yカオナシ 前金だ、受け取れ。わしは客だぞ、風呂にも入るぞ。みんなを起こせぇっ！

千 お父さんお母さん、河の神様からもらったお団子だよ。これを食べれば人間に戻れるよ、きっと！
- [, U. G1 y- _8 M& @; f; {+ t" z
「たくさんの豚が一斉にこっちを見る。」
# S( {0 @2 Q" L& v2 X1 [) l
) \, h) }: z6 F6 Z* I千 お父さんお母さんどこ？おとうさーん……
& d* k& `3 J: Y  b3 P; A$ y
- b9 y1 |3 n. Q8 D: ?* \. w$ n/ B千 ハッ！……やな夢。
' g" f: Z3 ^7 Z! u- I3 X+ p……リン？……誰もいない……
- D9 f' [/ p. j! n9 z: g3 C( `
千 わぁっ、本当に海になってる！
  N9 E9 M  s0 k4 N, e3 Z8 Q. ~ここからお父さんたちのとこ見えるんだ。
釜爺がもう火を焚いてる。そんなに寝ちゃったのかな……

- E  x3 Q% d( y2 L1 J+ p1 {+ Q6 H5 w兄役 お客さまがお待ちだ、もっと早くできんのか！？
父役 生煮えでもなんでもいい、どんどんお持ちしろ！
リン セーン！
千 リンさん。
リン 今起こしに行こうと思ったんだ。見な！
# o! e1 \' d/ H" [' l9 [3 q本物の金だ、もらったんだ。すげー気前のいい客が来たんだ。

8 f8 M* H5 V/ c+ U「大湯に浸かってごちそうを食べまくるカオナシ。」

カオナシ おれは腹ぺこだ。ぜーーんぶ持ってこい！

; J8 t+ ?9 T3 p千 そのお客さんって……
リン 千も来い。湯婆婆まだ寝てるからチャンスだぞ。
千 あたし釜爺のとこ行かなきゃ。
! W2 ^8 Y5 N2 _' mリン 今 釜爺のとこ行かない方がいいぞ、たたき起こされてものすごい不機嫌だから！
女たち リン、もいっかい行こ！
リン ああ！

7 l' z' J/ Q  d5 ?1 t) L: i( f" y「部屋に戻る千。」
8 n! h5 ?* a8 U: E
( R: d( H, M7 u0 X9 V  o2 J千 ……おとうさんとおかあさん、分からなかったらどうしよう。おとうさんあんまり太ってたらやだなー。
+ `# ^, _6 @5 T5 @! V7 Fはあ……
# \, }/ L/ q; ^: k
「海の中を白い竜が式神に追いかけられていく。」
1 U# o8 u* J" @5 v1 t8 J7 B
! c% G' z9 G5 ^4 {千 ん？……あぁっ！
橋のとこで見た竜だ！こっちに来る！
+ ?2 s1 l/ X+ tなんだろう、鳥じゃない！……ひゃっ！
" n( V3 J2 D9 ^( M3 g+ V1 Vハクーっ、しっかりーっ！こっちよーっ！！……ハク！？
* ?1 G5 \6 v, C* z! ?' t/ E; t8 gハクーっ！！

「部屋に竜が飛び込む。窓を閉めようとする千に、式神が飛びかかる。」

/ ~5 d" b* T2 \" `千 うわぁっ！わぁああーっ！！……あっ？
7 r0 z. ]: T) r5 b1 f) }1 J……ただの紙だ……

! _; i! R9 L$ r( f3 v. g' h千 ハクね、ハクでしょう？
' _4 x- ^  t' c" K, J+ v+ R; Zケガしてるの？あの紙の鳥は行ってしまったよ。もう大丈夫だよ。……わっ！
& K# ?+ w/ P, E( k湯婆婆のとこへ行くんだ。どうしよう、ハクが死んじゃう！

) ^. K0 s  W  Y「竜を追って走り出す千の肩に式神が張り付く。」
, D0 X3 g& e/ A' B; D- a/ I( g
兄役 そーれっ、さーてはこの世に極まれる?お大尽さまのおなりだよ?そーれっ
5 q5 E' t. n7 B/ Y, d+ O8 Dみんな いらっしゃいませ！！
兄役 それおねだり?あ、おねだり?おねだり?
4 i- c& n: \& z6 w& X
# S, L: o. E' |! {) _4 c; Y「騒ぎの中をエレベータへ駆けていく千。」

蛙男 おっ…と。こら、何をする。
千 上へ行くんです。
) W  W8 A; \7 c4 ^8 V) c蛙男 駄目だ駄目だ。……ん？あっ！血だ！！
8 E! ^' P6 \" E9 J6 ?
千 あっ……
. y+ W* d5 }6 ?' T, G, C8 @, x兄役 どけどけ！お客さまのお通りだ！
千 あ、あのときはありがとうございます。
: O! O  q7 b8 ^兄役 何をしてる、早ぅど……うっ！？
カオナシ あ、あ、あ……
! _% R( b5 i9 d. J, a% u
「千に両手いっぱいの金を差し出す。」
2 [9 E2 x' @& H  O  T. H
, E6 h. C8 o. F- n' Vカオナシ え、え、……
+ p5 c7 m* c" f+ C: j+ m( M千 ……欲しくない。いらない！
* k8 ~% k& Q& i$ Q; a; {- Cカオナシ え、え……
千 私忙しいので、失礼します！

9 L4 W! Z" K! T! o2 L, O! @: q「こぼした金に群がる群衆をすり抜けて千が出ていく。」

兄役 ええい、静まれ！静まらんか！！下がれ下がれ！
# i% W4 D' F2 A+ ^+ @3 nこれは、とんだご無礼を致しました。なにぶん新米の人間の小娘でございまして……
0 G& {. v3 S4 G3 W2 [カオナシ ……おまえ、何故笑う。笑ったな。
兄役 ぇえっ、めっそうもない！
兄役?湯女 わっ、わっ、わああっ！

2 H+ n) M. B7 m% w「丸呑みにされる兄役と湯女。皆がパニックで散っていく。」
7 j, {/ t7 l1 l1 ^6 K9 b* l
. T# l- ]( {* D「窓からパイプづたいにはしごへ行こうとする千。走り出すと、パイプが外れて崩れていく。」
* B! K- U5 Y( K- [8 w0 s
: _( T4 l- c% [, n千 わっ、わっ、わっ、わあっっ！！

7 W/ v4 l  N% c6 `; f- @「かろうじてはしごに飛びつく千。はしごを登り出す。」
( z" V( s. x  O: M. P; U2 V
7 x- Z7 v0 I3 A) p; G& j1 A千 はぁっ、はぁっ……あっ！湯婆婆！
$ H7 V, Q. H8 i9 o( F0 Kうっ、くっ……くっ！くっ…あぁっ！
: Y& ?8 f8 ]* o
5 }# ~6 H/ y+ @& r  f「窓を押し開けようとする千。式神がカギを外して中に落ちる。坊の部屋へ。」

湯婆婆 全くなんてことだろねぇ。
千 ！
湯婆婆 そいつの正体はカオナシだよ。そう、カ　オ　ナ　シ！
: y2 l5 r: S6 Z7 k- N* a* ^' ?欲にかられてとんでもない客を引き入れたもんだよ。あたしが行くまでよけいなことをすんじゃないよ！
…あぁあ～、敷物を汚しちまって。おまえたち、ハクを片づけな！
# f6 h- @" c- o千 はっ！
) ]4 t$ m6 z) h6 ^, x湯婆婆 もうその子は使いもんにならないよ！
6 U/ ?- U1 Z0 f# W4 U) Y' Y千 あっ……あ、あ、あ……
, A' I0 }* K6 |# ~* ?7 U1 {
& {, J& E. q. p3 Y「クッションの中に隠れる千。湯婆婆が来てクッションを探る。」
! Y  D6 v! I- g4 L- `5 t) D
湯婆婆 ばぁ～。
; m: `# D& ^2 V7 `  a8 j坊 んんーー、ああー……ああーー……
湯婆婆 もぅ坊はまたベッドで寝ないで～。
/ a- H3 m! w( i8 _9 ~4 _4 s3 \坊 あ…あああーーーん、ああーん……
! _+ g; j% l5 P湯婆婆 あぁああごめんごめん、いい子でおねんねしてたのにねぇ。ばぁばはまだお仕事があるの。
* P7 k) C& m  x（ブチュ）
いいこでおねんねしててねぇ～。
9 G  s3 n; G! s) P$ i
千 ……あっ！…ぅう痛い離してっ！あっ、助けてくれてありがとう、私急いで行かなくちゃならないの、離してくれる？
坊 おまえ病気うつしにきたんだな。
千 えっ？
6 B5 ]% i7 d, F1 O; d- G坊 おんもにはわるいばいきんしかいないんだぞ。
千 私、人間よ。この世界じゃちょっと珍しいかもしれないけど。
坊 おんもは体にわるいんだぞ。ここにいて坊とおあそびしろ。
$ u" l- [1 m4 n( K0 }+ R1 b千 あなた病気なの？
坊 おんもにいくと病気になるからここにいるんだ。
; q! Z* c1 e- Z4 }2 c千 こんなとこにいた方が病気になるよ！……あのね、私のとても大切な人が大けがしてるの。だからすぐいかなきゃならないの。お願い、手を離して！
坊 いったらないちゃうぞ。坊がないたらすぐばぁばがきておまえなんかころしちゃうぞ。こんな手すぐおっちゃうぞ。
8 S1 N$ @( V) W* T1 ]9 a0 m千 うぅ痛い痛い！……ね、あとで戻ってきて遊んであげるから。
8 p! n" D8 @  R$ [坊 ダメ今あそぶの！
& |2 ^4 m) S" q$ K  c千 うぅっ………
坊 ……あ？
# Y0 M& ?0 S  m0 h8 R( Z千 血！わかる？！血！！
1 [8 v) C7 t4 C( i3 Z) B  g坊 ……うわぁあーーああぁあぁあーーーー！！！！

hamankarn

大変勉強になりました。

kkman321

済みません、それでは、頂きます。

yuantang

我想问个问题
4 m# j+ M6 p5 y, U# F这台词是网友自己听写出来的还是根据台词书籍抄录过来的呢？
如果是后者的话我想利用一下的说
3 c7 f2 _9 C2 U2 P5 U( _谢谢楼主

月影

是从台词书上摘下来的