千与千寻]的日文剧本(5)

月影

千 この駅でいいんだよね。……行こう。
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. ]( A1 ~2 _! ]2 h, Y7 ]" N「疲れて坊ネズミを持ち上げられないハエドリ。坊ネズミが自分で歩き出す。」

5 B; d; S" o5 [& d/ _6 H1 J千 肩に乗っていいよ。

! Q3 p: m$ D8 T3 y  u/ A" M「坊ネズミは無視して歩き続ける。」
「一本足の電灯が跳んできて、家まで道案内をする。」
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; B! Y/ q# ^% g銭婆 おはいり。
1 n7 K2 Q! z+ ~0 y千 失礼します。
- |8 [0 R+ R- j) c2 Z銭婆 入るならさっさとお入り。
千 おいで。
- o4 Y& X# M2 Q/ j* R4 @2 \& A' a# ^銭婆 みんなよく来たね。
2 q9 F6 V& I% m+ P2 @千 あっ、あのっ……！
6 R' y, A5 |( f4 c9 s銭婆 まあお座り。今お茶を入れるからね。
千 銭婆さん、これ、ハクが盗んだものです。お返しに来ました。
銭婆 おまえ、これがなんだか知ってるかい？
千 いえ。でも、とっても大事なものだって。ハクの代わりに謝りに来ました。ごめんなさい！
銭婆 ……おまえ、これを持ってて何ともなかったかい？
千 えっ？
4 N8 o' k$ Q3 ~! z) O銭婆 あれ？守りの呪い（まじない）が消えてるね。
8 g2 {% p, R  S) s# E# j0 B千 ……すいません。あのハンコに付いてた変な虫、あたしが踏みつぶしちゃいました！
銭婆 踏みつぶしたぁ！？……あっはははははは。あんたその虫はね、妹が弟子を操るために竜の腹に忍び込ませた虫だよ。踏みつぶした……はっはははは……
さぁお座り。おまえはカオナシだね。おまえもお座りな。
3 |& M% p5 P7 t千 あっ、あの……この人たちを元に戻してあげてください。
銭婆 おや？あんたたち魔法はとっくに切れてるだろ。戻りたかったら戻りな。
（ぷるぷる）
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銭婆 あたしたち二人で一人前なのに気が合わなくてねぇ。ほら、あの人ハイカラじゃないじゃない？
魔女の双子なんてやっかいの元ね。
おまえを助けてあげたいけど、あたしにはどうすることも出来ないよ。この世界の決まりだからね。
両親のことも、ボーイフレンドの竜のことも、自分でやるしかない。
千 でも、あの、ヒントかなにかもらえませんか？ハクと私、ずっとまえに会ったことがあるみたいなんです。
  w$ l! r! L: o$ B  t銭婆 じゃ話は早いよ。一度あったことは忘れないものさ……想い出せないだけで。
3 W( Y0 h5 i$ W& qま、今夜は遅いからゆっくりしていきな。おまえたち手伝ってくれるかい？
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銭婆 ほれ、がんばって。そうそう、うまいじゃないか。ほんとに助かるよ。魔法で作ったんじゃ何にもならないからねぇ。
そこをくぐらせて……そう、二回続けるんだ。
0 Y- I, O, ], v/ j& s$ h( g/ X千 おばあちゃん、やっぱり帰る。……だって……こうしてる間にも、ハクが死んじゃうかもしれない。お父さんやお母さんが食べられちゃうかもしれない……。
: c+ w$ a: p& ^銭婆 まぁ、もうちょっとお待ち。……さぁ、できたよ。髪留めにお使い。
千 わぁ……きれい。
銭婆 お守り。みんなで紡いだ糸を編み込んであるからね。
千 ありがとう。
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) `9 y5 b% W, Y# p3 G銭婆 いい時に来たね。お客さんだよ、出ておくれ。
1 H4 y  Q; A" M5 P7 t千 はい。
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$ a( ~8 U$ j. M1 a% D千 ああっ……！ハク！
ハク、会いたかった……ケガは？もう大丈夫なの？よかったぁ……
' p. A4 |% q) l* d銭婆 ふふふ、グッドタイミングね。
3 {5 u5 p/ H- c' q# W千 おばあちゃん、ハク生きてた！
銭婆 白竜、あなたのしたことはもう咎めません。そのかわり、その子をしっかり守るんだよ。
さぁ坊やたち、お帰りの時間だよ。また遊びにおいで。
" u4 D% k# f' z6 R5 `8 R" e坊ネズミ ちゅう。
" j; C$ {5 W' j: Q0 _  x8 z+ |$ E銭婆 おまえはここにいな。あたしの手助けをしておくれ。
カオナシ あ、あ……
千 おばあちゃん！……ありがとう、私行くね。
: c% `( s1 ^' M0 h銭婆 だいじょうぶ。あんたならやり遂げるよ。
千 私の本当の名前は、千尋っていうんです。
" s  U! d$ I9 S! H7 M銭婆 ちひろ。いい名だね。自分の名前を大事にね。
- x% s* i) e$ c2 i. u: a千 はい！
+ N4 ?- U9 Z4 j5 V0 p: q2 F. E銭婆 さ、お行き。
& _1 V# T3 z& S# l3 `千 うん！
. Z2 {- y% |* v' g. k, rおばあちゃん、ありがとう！さよなら！
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「竜に乗って飛び立つ千。」
+ E( p7 `9 x- B「記憶がフラッシュバックする。水に流れていく靴。水に落ちるだれか……。」

千 ……ハク、聞いて。お母さんから聞いたんで自分では覚えてなかったんだけど、私、小さいとき川に落ちたことがあるの。
その川はもうマンションになって、埋められちゃったんだって……。
でも、今思い出したの。その川の名は……その川はね、琥珀川。あなたの本当の名は、琥珀川……
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「瞬間、白竜から輝く鱗が剥がれ落ち、ハクの姿になっていく。」

千 ああっ！
ハク様 千尋、ありがとう。私の本当の名は、ニギハヤミ　コハクヌシだ。
8 D; b  Q% {& ?. a, C2 [% M2 L3 k; O千 ニギハヤミ……？
ハク様 ニギハヤミ、コハクヌシ。
千 すごい名前。神様みたい。
& s( z9 {: A# L4 O* {4 e2 Uハク様 私も思いだした。千尋が私の中に落ちたときのこと。靴を拾おうとしたんだね。
千 そう。琥珀が私を浅瀬に運んでくれたのね。嬉しい……

「朝。油屋の前で皆が待っている。」

& n2 p- F7 a" Q- P2 p7 ?6 T- Jリン 帰ってきたーー！！
) |+ ]" {" t6 Kみんな おおっ……
湯婆婆 坊は連れて戻ってきたんだろうね？……えっ？
坊 ばぁば！
8 y, ]* k5 p9 m3 f/ W湯婆婆 坊ーー！！
; f! s1 S& w- E7 D: s5 u7 dケガはなかったかい！？ひどい目にあったねぇ！……坊！あなた一人で立てるようになったの？え？
ハク様 湯婆婆様、約束です！千尋と両親を人間の世界に戻してください！
湯婆婆 フン！そう簡単にはいかないよ、世の中には決まりというものがあるんだ！
; S" ~2 e$ X$ Z& Q0 dみんな ブー、ブー！
湯婆婆 うるさいよっ！
坊 ばぁばのケチ。もうやめなよ。
湯婆婆 へっ？
坊 とても面白かったよ、坊。
湯婆婆 へぇっ？ででででもさぁ、これは決まりなんだよ？じゃないと呪いが解けないんだよ？
坊 千を泣かしたらばぁば嫌いになっちゃうからね。
湯婆婆 そ、そんな……
千 おばあちゃん！
7 f7 X5 _& z/ |; [, i8 r, b0 x湯婆婆 おばあちゃん？
千 今、そっちへ行きます。
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千 掟のことはハクから聞きました。
湯婆婆 フン、いい覚悟だ。これはおまえの契約書だよ、こっちへおいで。……坊、すぐ終わるからねぇ。
千 大丈夫よ。
湯婆婆 この中からおまえのお父さんとお母さんを見つけな。
チャンスは一回だ。ピタリと当てられたらおまえたちゃ自由だよ。

千 ……？おばあちゃんだめ、ここにはお父さんもお母さんもいないもん。
2 P* ~7 }" x0 ~# b6 @1 |- P8 g& A: o湯婆婆 いない！？それがおまえの答えかい？
. x% W: h9 c9 X# m: a5 Q千 ………うん！

2 o  v: C' t7 A% I「ボン！と破れ消える契約書。」

湯婆婆 ヒッ！？
豚に化けた従業員たち おお当たりーー！
" a( I6 P3 a% }# y: m! hみんな やったあ！よっしゃーーー！！！
( v& T, S# ^; T4 U千尋 みんなありがとう！！
湯婆婆 行きな！おまえの勝ちだ！早くいっちまいな！
千尋 お世話になりました！
湯婆婆 フン！
) E6 v5 X' C! M2 o千尋 さよなら！ありがとう！

千尋 ハク！
. e* j5 n  o+ N4 mハク様 行こう！
千尋 お父さんとお母さんは！？
ハク様 先に行ってる！

0 Z" ]! V; j3 B: G9 P8 T千尋 水がない……
ハク様 私はこの先には行けない。千尋は元来た道をたどればいいんだ。でも決して振り向いちゃいけないよ、トンネルを出るまではね。
& y& B( l8 Y8 k2 p: f% e$ l9 w1 U! f千尋 ハクは？ハクはどうするの？
- k/ H9 |8 L5 |# m: r. Cハク様 私は湯婆婆と話をつけて弟子をやめる。平気さ、ほんとの名を取り戻したから。
元の世界に私も戻るよ。
% T' L; R6 s& @) _千尋 またどこかで会える？
ハク様 うん、きっと。
3 _  G( x* k: e; K; x, R+ ]千尋 きっとよ。
# \( t, S$ Y0 V+ Wハク様 きっと。
& m0 d3 e" }6 c) s9 R7 |4 lさぁ行きな。振り向かないで。

「結んだ手が名残惜しそうに離れる。」

( D. Z5 h' G& M+ z/ Q1 M# S6 W「門の入り口で、父と母が待っている。」

" ^1 l: O9 P% Q- Q9 b- s母 千尋ー。なにしてんの、はやく来なさい！
" K0 e0 E( \0 s, [千尋 ああっ……！
お母さん、お父さん！
母 だめじゃない、急にいなくなっちゃ。
, v$ r% {" o3 \父 行くよ。
" W% V% \9 y: T1 n千尋 お母さん、何ともないの？
母 ん？引越しのトラック、もう着いちゃってるわよ。
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「振り向こうとして、とどまる千尋。」
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父 千尋ー。早くおいでー。
! w0 `( w, w$ D足下気をつけな。
母 千尋、そんなにくっつかないでよ。歩きにくいわ。
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父 出口だよ。……あれ？
1 n1 d3 n& [+ V* p( g母 なぁに？
6 ?3 P; z) {" c8 n* q6 \+ Q  T父 すげー……あっ、中もほこりだらけだ。
: P5 ]! _+ `0 [. e% }- L3 `: _4 A母 いたずら？
, J6 w0 c! I9 c! f父 かなあ？
3 j& u1 ]" q- @+ Z: k* A母 だからやだっていったのよー……

& y9 z' I  V# G, I母 オーライオーライ、平気よ。
) R5 y. g- n8 E8 k$ ?父 千尋、行くよー。
母 千尋！早くしなさい！

9 I$ _& G0 W+ B4 `8 v  o「トンネルの向こうを見つめる目を、翻す千尋の髪にあのお守りが光っていた。」
$ k7 |- U6 V1 G" I# k7 \$ K9 Y
おわり
& ?( ]: H. m& t$ [4 l) w1 K- ?4 B
. d5 S  r5 Z/ F& p『いつも何度でも』

6 m) l- ]' J; r呼んでいる　胸のどこか奥で
いつも心踊る　夢を見たい

かなしみは数えきれないけれど
# m& L9 v3 ]" x$ w/ O2 m* m) rその向こうできっと　あなたに会える
1 y6 i! w( a) S; j
; f  B0 |0 T9 m5 H, k0 P8 ]繰り返すあやまちの　そのたび　ひとは
- R/ X( V" ?* [3 a+ S! H# K+ Xただ青い空の　青さを知る
. Y4 B5 f1 H0 w3 `0 Y6 ^果てしなく　道は続いて見えるけれど
& F* c! X. n" ?$ {この両手は　光を抱ける

さよならのときの　静かな胸
ゼロになるからだが　耳をすませる
' e7 O( v  g  d% Q1 \. ?+ W
生きている不思議　死んでいく不思議
花も風も街も　みんなおなじ
' k) G1 g8 C) J& D% I! a6 ~- q, e
4 @1 D, h3 Q/ v9 u. x  X呼んでいる　胸のどこか奥で
いつも何度でも　夢を描こう

3 b4 M+ m9 k  ^  [かなしみの数を　言い尽くすより
同じくちびるで　そっとうたおう
& h+ \9 O: u: [
閉じていく思い出の　そのなかにいつも
忘れたくない　ささやきを聞く
こなごなに砕かれた　鏡の上にも
新しい景色が　映される
% p: b6 y" [1 z6 m0 K" a7 `. z0 X
はじまりの朝の　静かな窓
ゼロになるからだ　充たされてゆけ

海の彼方には　もう探さない
+ N+ Y9 v4 O& }輝くものは　いつもここに
/ y6 G4 v9 E/ X' t# Qわたしのなかに　見つけられたから

海德公园

お疲れ様でした。

月影

呵呵,还好 还好

hamankarn

多谢楼主分享！

kkman321

済みません、それでは、いただきます。

心心小狐

谢谢楼主啦!!!!

yuqing14

谢谢搂主,好喜欢这个阿!

独飘零

谢谢!

淡雅の清香

お疲れ様でした。

湘水苓茉

すごいですね！