|
(4) モンデーニュ(注1)は、こういうことをいっている。世間にはよく、心では思っているのだけれど、どういっていいかわからない、という人がある。その人は、たいへんいいことを考えている人のように見えるが、言葉にならないということは、心のなかにはなんにもない、ということである。もし考えがあるならば、言葉続々として従う(注2)、という。
% J5 k: t( b( e$ n
+ x. w6 y* S' T たしかに、言葉にあらわしてみて、はじめて自分の考えのつまらなさがわかることがある。何かすばらしい考えでもあるように思っているだけである。後世の哲学者はみなこの意味のことをいっている。
( j- U+ ] u* A$ R0 I, g' l: h" ^* a( Z. @. G
考えるというのは、言葉や文字で考えるのである。言葉になったものが考えなのである。
4 g+ U; Q' I/ G2 _% ]7 L$ o8 ^8 t7 w* i4 r
请帮忙翻译一下/ |
|