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by 半日半華人さん
「ウェイ」は「ウェ~ッ!」じゃありません。
「ウェ~ッ!」は飲み過ぎて時々私が発する不快な音…
「ウェイ」…もしもし(日本語)/ハロー(英語)の同義語ですが、
「オイ」「チョット」など、注意を引こうとする時にも使われます。
例えば家庭内で使われると…
妻:ウェイ、ウェイ!
チョットチョット、何やっているの!的に使われ…私は好きじゃありません。
兎に角、電話が掛かってくれば第一声は「ウェイ」。
問題は…ではさて第二声は何でしょう?
日本の常識(世界でも常識?)からすれば、
「もしもし、○○さんのお宅ですか?××ですけど△△さんはいらっしゃいま
すか?」となるハズです。ーーところが上海(中国)では、、
相:ウェイ。
私:ウェイ。
相:サニン?(←上海語:お前は誰?)
----自分から電話してきて「お前は誰」とは何だ!と頭に来る私…
私:ノン・サニン?(上海語:お前こそ誰だ?)
相:サポニン…(上海語:日本人?)
!!ガシャ!!ツーツーツー。← まったく!気分の悪い間違い電話。
―― しかし、これはまだしもマシなほう…
こんなケシカラン輩もいます。
相:○△ではないのか?
私:間違い電話だ。
相:何故間違い電話だ。
私:何番に掛けた?
相:13○176○26○○。
私:違う!
相:何故違うんだ。
私:番号が違う!
相:○△じゃないのか?
私:違う、オレは日本人だ!
自分が間違った事を知りながら絶対に謝らない。最長30分間も相手をさせら
れた事がある。(切っても、切ってもリダイヤルするバカ!)
―― 名仱椁胜い韦纤接盲坤堡趣舷蓼辘蓼护蟆
受付嬢…日本で教育を受けた人もいますけれど、なにも質問せずそのまま内線
へ接続してしまうのが一般的。ーー居留守ができぬ上海事情でございます。
まぁ~、今や携帯電話が普及したので、同じような按配ではございますが…
携帯は、事前に相手の番号を確認出来るだけマシかもしれません。
―― その携帯電話ですが…
上海でも、メールサービス開始と共に困った(危険な)事件が勃発。
ある日…こんな事がございました。
久し振りに娘同伴で外食に出掛けた私達。
帰宅後のTV鑑賞も11時となり、そろそろ寝ようかと…
すると妻の携帯電話がメールを受信した音が鳴った。
が、眠気に負けて、翌朝確認すればいいやとそのまま寝入る。
翌朝、私は速攻で仕事へ向かい、一日が終り…帰宅してみると妻が暗い顔。
私:どうしたの?
妻:昨日のメール…なんかおかしいの。
私:何がおかしいの?悪戯メールかなんか?
妻:それがね~~。
昨日の夜中に、妻の携帯に届いたメールの内容が怪しい。しかも、
相手は妻の本名や番号を知っている者。
妻の番号は、1年前に変更したので知っている者は少ないハズだが…
誰か知人の悪戯と思い、受信した番号に電話してみても応答が無い。
しかし、暫し経つとまたメールが来る…
『逢いたければ○○に来い。自分は△△付近に住んでいる』
ーーこれは..本格的に危ない奴かもしれないぞ。
○○は、私達が昨日外食に行った場所、△△は我が家に近い場所。
相手は、少なくとも昨日の私達の行動を知っている?!
電話に出ないのは、どうやら音声から正体がバレル事を恐れてと思った。
その後も…何度かメールがあり、妻を誘い出そうとする。
『これが(上海)ストーカーなのか?』――見えぬ卑怯者に怒りを感じる私。
妻は「名前も名仱欷膛舷嗍证顺隼搐獭工葟姎荬畏敌拧
その翌朝早朝、、一本の無言電話。
「誰じゃ~~!!名を名仱臁。 筡
怖~い怖いドスのきいた声、然も日本語・中国語で対応した私。
!!ガシャ!!ツーツーツー。
その後、今日になるまで、二度とメールも電話もありませんが、悲しいな…
これが昨今の上海若者事情と思うと先行きが心配になる。
それとも、『ダメで元々』精神はこんなところでも生きているのかな?
日本では、今ではほとんど見かける事はなくなりましたが…デパートでの買物
でも値切るのが中国の常識。以前、妻とこんな会話を交わしました。
私:デパートだよ。正価販売が常識だと思うけど?
妻:ダメで元々よ。万が一安くなれば得でしょう?
それに、言うのはタダだからね。
こんな感じだった妻も、今では日本式主婦化が進行…そのような行為はナシ。
ーー嬉しいような寂しいような。
まぁ~、上記の不届き者にもチョットだけ感謝―→まだまだ妻に魅力があると
いう事を再認識させてて頂きました。マンネリ化しつつあった思いも吹き飛び
新鮮感いっぱい。
ヤキモチや心配がなくなったら、茶飲み友達化してしまいます。
これで我が家の結束も更に向上したからね。―― 『災い講じて福となる!』 |
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