中时电子报 2011.08.28 短评：哀哉日本

nomimi

2011-08-28 中國時報

短 评－哀哉日本
寸 評－悲しいや日本

日本趋势大师大前研一曾经大夸我们的马政府，还说想打包到日本去。看看日本现在的状况，应该会理解为何有此羡慕。
日本の評論家大前研一は以前に我国の馬英久政府を大いに評価し、それをパックして日本に持ち帰りたいと言った事がある。今の日本を見れば、彼の羨ましい気持ちを理解出来るだろう。
日本首相菅直人终于在廿六日请辞民主党党魁，廿九日新党魁选出后将产生新首相，也就是五年来的第六位首相。其实小泉纯一郎之后的这五位首相，每一位刚上台时人气都不错，不料很快就跌跌滚滚到了谷底，从干才变成了人人开干的蠢才。
日本の菅直人首相はとうとう26日に民主党代表を辞任すると表明した。29日には新代表すなわち新首相が選出され、この5年間で6人目の首相となる。実は小泉純一郎氏の後のこの5人の首相は、就任初期は皆人気上々で、ところが、それが一変して早くもトン底に転がり落ちてしまい、有能者から皆に罵倒される無能者になってしまった。
更糟的是，放眼日本当今政坛，上上下下找了个遍，就是没看到个象样的领袖人才。现在民主党出马角逐的五人都不特别突出，下任首相其实将由派系决定，那就是势力最大的小泽派加鸠山派。
最も悲劇なのは、今の日本の政界を見渡せば、指導者らしいものすらいないことだ。現在、民主党代表選に出馬する5人の候補者はどれも特別な存在感がなく、次期首相は党派で決定される。つまり党内最大勢力の小沢派と鳩山派の連携プレーだ。
日本政坛为什么宛如一摊死水？这个曾经全球称羡的国家为什么如今暮气沉沉、而且看不到转机？
日本の政界は何故、まるで“死の水”になっているだろうか。かつて全世界から羨まれる国は、何故今、全く活気がない、しかも転機が見られないだろうか。
其实日本的民主体制并不是人民自己争取来的，而是战后美国替日本架构的。没有经过人民的觉醒省思、文化的改革以及对旧思想的反抗，就轻易拥有了民主体制，因此旧有封建思维相当部分得以未受挑战地延续下来，并和新体制融合成牢不可破的派阀政治。政坛许多是政治世家的二世、三世，和社会基层脱节，很难出现经过铁血淬炼的领袖。
実は日本の民主制そのものは国民自らの手で作り上げたのではなく、戦後、アメリカが作ってあげたのだ。国民の覚醒、文化の革新、旧思想への反発などを経験ぜず、簡単に民主制を持つようになった日本は、従来の封建思想の多くはそのまま生残り、また、それを新しい体制と融合し、本日の根強い派閥政治を形成した。政界には多くの政治家の二世、三世は社会の基層から掛け離れ、その中から、洗練された指導者が現れるのは無理だと思われる。
党、政、商与大媒体结合，成为一个高层统治圈，自己人罩着自己人，结果拖垮了国家。归根结柢，日本若干本质性的东西，已经落伍了，应付不了这个新时代。
政党、政治、商売と大手マスコミが一体になって、政治の高層圏を形成し、身内で庇いあう結果、国を駄目にした。結果を言うと、日本は幾つか本質的なものが時代遅れで、新しい時代に対応できなくなっているのだ。