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12月9日付 読売寸評
〈「刃物をもって……卑劣なやつ」学生の喧嘩は双方木剣をもって戦うことを第一とし、格闘を第二とする。刀刃や銃器をもってすることは下劣であり醜悪〉
〈「带刀……卑鄙的家伙」学生的争斗方式第一顺位是双方拿木剑比高下,第二是空手搏斗定输赢。拿刀带枪是下三滥的丑恶行为〉。
◆昭和初期の雑誌「少年倶楽部」に連載された佐藤紅緑の人気小説「あゝ玉杯に花うけて」の一節。中学生のけんかの場面だ
这是在昭和初期名为「少年倶楽部」的杂志中,连载非常受欢迎的佐藤红绿的小说「呜呼玉杯」里描写中学生打架场面的一个环节。
◆〈これ学生の武士道すなわち学生道である〉と続く。かつて男の子の間では「刃物は卑怯のしるし」「卑怯は何よりも恥ずかしいこと」だった。そんな気風はどこへ消えて行ったのだろうか
续〈这是学生的武士道即学生道〉。过去在男孩之间「刀是卑鄙无耻的懦弱象征」「卑鄙懦弱最丢人」。这种风度气盖如今消失到哪去了呢?
◆埼玉県三郷市の路上で刃物を振るい殺人未遂などの容疑で逮捕された少年は通信制高校の男子生徒(16)だった。男同士のけんかではない。襲った相手は同市立中学3年の女生徒だ
依在埼玉县三乡市的路上持刀杀人未遂等嫌疑遭到逮捕的少年是函授制高中的男学生(16岁)。此一事件并非男生间的打斗,遭受攻击的受害人是同一市内的中学三年级的女学生。
◆死んだ猫の首を段ボールに入れて学校へ持って行った前歴がある。動物虐待からエスカレートした犯行らしい。弱い者ばかりを標的にした。「あゝ玉杯…」のモノサシなら〈下劣、醜悪〉の極
该男曾经有过将死去的猫的头放在纸箱拿到学校的前科。遽闻这次是从虐待动物升级发展的犯罪行为,专门锁定弱势者为目标,以「呜呼玉杯」的标准来说得话,就是〈卑鄙下流、丑悪〉到极点。
◆これを模倣した犯行などさらに低劣だ。〈卑怯は恥〉の気風よ、よみがえれ!
如果这是拟人犯罪的话更是低等卑劣。〈卑鄙懦弱乃丢人〉的风气啊! 重现吧! |
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