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規制中で渋滞→寄生虫で重体…“変漢ミス”優秀作品に
( J4 P. k: J2 x0 g 財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市)は15日、ユニークな変換ミスの事例を集めた「“変漢ミス”コンテスト」の年間優秀作品を発表した。
/ F7 A3 @* c$ b1 v' n. d5 ` 最優秀作品にあたる「年間変漢賞」は、海外に移住した友人からのメールに書かれていた「今年から貝が胃に棲(す)み始めました」で、「海外に住み始めました」の打ち間違い。受け取った女性は「肉より魚介類が好きな彼女だが、胃の中は大丈夫?」と仰天したという。
& }* F+ V1 `/ E+ _) n3 T6 n その他の優秀作品は7点。彼女から別れを切り出された男性がメールで思いを打ち明けた際の痛恨のミスは、「『同棲(どうせい)しよう!』と言いたかった……でも言えなかった」と打ったつもりが「でも家なかった」。もちろん返事は来なかったそうだ。
2 z9 K# ?$ M7 D+ a3 ]' s# V6 A, B 車で移動中に渋滞に巻き込まれた女性は、待ち合わせをしている友人に、メールで状況を伝えようとしたところ、「寄生虫で重体だ(規制中で渋滞だ)」と、とんでもない内容に変わってしまったという。
' b. R$ j! B4 x) E% g W6 d コンテスト作品の募集は、変換ミス時のエピソードも含めて昨年7月~今年5月にインターネットで行い、計5946点の応募があった。毎月、月間賞と次点を選び、今回はこれらの優秀作品計22点の中から、オンライン投票で、年間の優秀作品を再選考した。
0 [0 n6 P/ M. T ](2005年9月15日22時31分 読売新聞)1 o+ ?2 V5 {: ~4 u0 U: x( h9 j
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編集手帳
) @/ Z& Q$ U: Z2 |パソコンもファクスもなかった昔、新聞記者は急ぎの原稿を電話で送った。ときに珍談もあったようで、校正記者を長く務めた加藤康司さんが回想録「赤えんぴつ」(虎書房)に書いている◆電話で書き取った原稿に、「宮様が東大寺で大きな亀をご覧になった」とある。東大寺に大亀がいるとは本社内の誰も聞いたことがない。原稿を送ってきた奈良支局に問い合わせた◆「大きな亀でいいですか」「はい、大きな鐘です」「ツル、カメの亀ですね」「はい、釣り鐘の鐘です」「確認ですが、動物の亀ですね」「はい、大仏の鐘です」◆情報技術のおかげで人と人が織りなす勘違いは減り、パソコンの演じる勘違い、漢字の変換ミスに気を使う時代である。勘違いから人のにおいが消えつつあるのは新聞社に限るまい◆「地区陸上大会」が「チクリ苦情大会」に。日本漢字能力検定協会が発表した「“変漢ミス”コンテスト」の秀作集には意表を突いたミスの数々が並んでいる。こうしたコンテストも勘違いが変容する時代の産物であろう◆カメ・カネ問答の記者たちは、あとあとまで語り草にして笑い合ったと聞く。原稿を書きながら変換ミスに出くわしても、江戸川柳の「屁(へ)をひっておかしくもなし独り者」、パソコンが相手では笑いにくい。秀作集のような秀抜な屁は別かしら。( Y Y- J5 @2 D& Q
(2005年9月17日1時37分 読売新聞) |
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