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孙过庭《书谱》原文、汉译文、日译文(27)
【原文】
若思通楷则,少不如老;学成规矩,老不如少。思则老而愈妙,学乃少而可勉。勉之不已,抑有三时;时然一变,极其分矣。至如初学分布,但求平正;既知平正,务追险绝,既能险绝,复归平正。初谓未及,中则过之,后乃通会,通会之际,人书俱老。
【汉译文】
如果想要领悟书法的法则,青少年不如老年人;要是从头开始,学好一般规矩,老年人不如青少年。研究探索,年纪越大越能得其精妙;而临习苦学,青少年更可以勉励。勉励进取不止,但(也要)经过三个时期;每一个阶段都会形成一个变化,最后达到他所预想的最高境界。至于初学分行布局时,只要求得字体平稳方正;既然掌握了平正的法则,重点就要力追形势的险绝;如果熟练了险绝的笔法,又须重新回归到平正。初期可说还未达到平正,中期则会险绝过头,后期才能真正实现平正,书法臻于老成阶段,那么人也进入老年时期。
【日译文】
書の規範に通暁しようと思えば、若い人は老人には及ばないし、手本通りに字を書こうとすれば、老人は若い人に及ばない。思慮は年を取るほど円熟してくるが、訓練は若い内ほど努力することができるからである。努力して止めなければ、その成長過程には三つの時期があり、その時期ごとに一変して、その本分を発揮する。初めて文字の分布、すなわち構成布置を習うときはただ平正(まっすぐ平ら)に書くようにし、平正に書けるようになったら、次は険絶(破格で奔放)に書くようにする。険絶に書けるようになったら、もう一度始めの平正に回帰するのである。初めはまだ及ばないという気持ち、中ごろ過激だという感覚を持つであろうが、最後になって過不足のない通会の境地に達する。通会の境地で、人と書は共に練れて円熟するのである。 |
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