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梦十夜(八)

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发表于 2005-10-11 21:51:02 | 显示全部楼层 |阅读模式

  第八夜

 床屋の敷居を跨いだら、白い着物を着てかたまっていた三四人が、一度にいらっしゃいと云った。

我一跨进理发店的门槛,里面三、四个身穿白衣服、聚在一起的人就招呼道:您来啦,里边请。

 真中に立って見廻すと、四角な部屋である。窓が二方に開いて、残る二方に鏡が懸っている。鏡の数を勘定したら六つあった。

我站在店中央四下望了一下,发现这是个四方形的房间。两对面墙上开着窗,另外两面墙上挂着镜子,数了数,共有六面镜子。

 自分はその一つの前へ来て腰をおろした。すると御尻がぶくりと云った。よほど坐り心地が好くできた椅子である。鏡には自分の顔が立派に映った。顔の後には窓が見えた。それから帳場格子(ちょうばこうし)が斜に見えた。格子の中には人がいなかった。窓の外を通る往来の人の腰から上がよく見えた。

我走到一面镜子前,坐下来,这时屁股底下发出“噗嗤”的一声。这椅子坐着挺舒服。镜子清晰地照出了我的脸。也看得见我脸后面的窗户。还看得见斜后方的账台上的栅栏。栅栏里面没有人。窗外来来往往行人的上半身,也看得一清二楚。

 庄太郎が女を連れて通る。庄太郎はいつの間にかパナマの帽子を買って被っている。女もいつの間に拵らえたものやら。ちょっと解らない。双方とも得意のようであった。よく女の顔を見ようと思ううちに通り過ぎてしまった。

我看见庄太郎带着一个女人走过去。他不知什么时买了顶巴拿马草帽,带在头上。那女人也不知什么时候给勾搭上的。两人看起来挺自在。我正想要瞧瞧那女人长什么模样,他们已走过去了。

 豆腐屋が喇叭を吹いて通った。喇叭を口へあてがっているんで、頬ぺたが蜂に螫されたように膨れていた。膨れたまんまで通り越したものだから、気がかりでたまらない。生涯蜂に螫されているように思う。

有一个卖豆腐的吹着喇叭打那走过。他把喇叭堵在嘴上,双颊猛鼓,就像被蜜蜂蜇着似地。他这么鼓着双颊就过去了,害得我心挺不落忍的。总觉得他这一辈子都一直被蜜蜂蜇着似的。

 芸者が出た。まだ御化粧(おつくり)をしていない。島田の根が緩んで、何だか頭に締りがない。顔も寝ぼけている。色沢(いろつや)が気の毒なほど悪い。それで御辞儀をして、どうも何とかですと云ったが、相手はどうしても鏡の中へ出て来ない。

艺妓上来了。没化妆的。岛田髻蓬松着,头上懒懒散散的。一副没睡醒的样子,脸色惨淡,惹人怜惜。就这个样子还在给人鞠躬行礼,听不请嘴里说了句什么客气话,可对方却怎么也不在镜中露脸。

 すると白い着物を着た大きな男が、自分の後ろへ来て、鋏(はさみ)と櫛(くし)を持って自分の頭を眺め出した。自分は薄い髭を捩(ひね)って、どうだろう物になるだろうかと尋ねた。白い男は、何にも云わずに、手に持った琥珀色の櫛で軽く自分の頭を叩いた。

这时一个穿白衣服的大个子男人来到我身后,他手持剪刀、梳子,端详起我的脑袋来。我捻着颌下薄须,问道:怎么着?能剃出个样子来吗?那白衣服男人,一言不发,用手里的琥珀色的梳子轻轻敲了一下我的脑袋。

「さあ、頭もだが、どうだろう、物になるだろうか」と自分は白い男に聞いた。白い男はやはり何も答えずに、ちゃきちゃきと鋏を鳴らし始めた。

“嗨,我说我的头,能剃出个样子来吗?”我又问那白衣服男人。他依然一声不吭,喀嚓喀嚓地动开了剪子。

 鏡に映る影を一つ残らず見るつもりで眼を睁(みは)っていたが、鋏の鳴るたんびにっwんで来るので、恐ろしくなって、やがて眼を閉じた。すると白い男が、こう云った。

「旦那は表の金魚売を御覧なすったか」

我生怕漏看了镜子的东西,眼睛瞪得大大的,可每当剪子声响起,黑发便直飘过来,我一害怕,就赶紧闭上了眼睛。这时那白衣服男人倒开了腔:
“老爷,你瞧见门口那卖金鱼的吗?”

 自分は見ないと云った。白い男はそれぎりで、しきりと鋏を鳴らしていた。すると突然大きな声で危険(あぶねえ)と云ったものがある。はっと眼を開けると、白い男の袖の下に自転車の輪が見えた。人力の梶棒(かじぼう)が見えた。と思うと、白い男が両手で自分の頭を押えてうんと横へ向けた。自転車と人力車はまるで見えなくなった。鋏の音がちゃきちゃきする。

我说:没瞧见。他也就没再开口,一个劲儿地鼓捣着剪刀。突然,我听到有人在大喊危险。“啪”地睁开双眼。只见那白衣服男子的袖子下面有个一个脚踏车的轮子。还有人力车的车把。刚看到这些,那白衣服男人便双手摁着我的头扭向了别处。脚踏车、人力车全都看不到了。耳边又响起了喀嚓喀嚓的剪刀声。

 やがて、白い男は自分の横へ廻って、耳の所を刈り始めた。毛が前の方へ飛ばなくなったから、安心して眼を開けた。粟餅(あわもち)や、餅やあ、餅や、と云う声がすぐ、そこでする。小さい杵(きね)をわざと臼(うす)へあてて、拍子(ひょうし)を取って餅を搗いている。粟餅屋は子供の時に見たばかりだから、ちょっと様子が見たい。けれども粟餅屋はけっして鏡の中に出て来ない。ただ餅を搗く音だけする。

不一会,那白衣服男人绕到我旁边,开始剪我耳朵旁的头发。因为头发不再在眼前乱飞了,我也就放心地睁开了眼睛。外面传来了“小米糕啦、糕啦、糕啦”的叫卖声。卖糕的故意合着拍子,用小杵对准臼钵,舂着年糕。我因为只在儿时才看过卖小米糕的,所以很想再看一眼。可是那卖糕人却不肯在镜中出现。只听得到声声舂糕声。

 自分はあるたけの視力で鏡の角を覗き込むようにして見た。すると帳場格子のうちに、いつの間にか一人の女が坐っている。色の浅っ济螡猡ご蟊逝恰Ⅲ姢蜚y杏返(いちょうがえ)しに結って、]子(くろじゅす)の半襟(はんえり)のかかった素袷(すあわせ)で、立膝のまま、札の勘定をしている。札は十円札らしい。女は長い睫を伏せて薄い唇を結んで一生懸命に、札の数を読んでいるが、その読み方がいかにも早い。しかも札の数はどこまで行っても尽きる様子がない。膝の上に仱盲皮い毪韦悉郡坤倜钉挨椁い坤ⅳ饯伟倜钉い膜蓼强倍à筏皮獍倜钉扦ⅳ搿

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发表于 2005-10-12 10:42:48 | 显示全部楼层
白い着物を着てかたまっていた三四人が、一度にいらっしゃいと云った。 三、四个身穿白衣服、聚在一起的人就招呼道:您来啦,里边请。 装着白衣候在那里的三四个人齐声招呼道:欢迎光临。
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 楼主| 发表于 2005-10-12 17:20:16 | 显示全部楼层
根据文章的情景,偶很想把「一度に」当作「一同に」译成"一起"、“齐声”或“异口同声”等等,可没找到依据。 能告诉偶译成“齐声”的理由吗?
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发表于 2005-10-13 09:38:08 | 显示全部楼层
http://dictionary.goo.ne.jp/sear ... mode=0&base=1&row=1 いちど-に 3 【一度に】 (副) いっぺんに。同時に。 「―撙帧筡 这个在线字典不错的。对你可能也有帮助。
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发表于 2005-10-14 15:28:35 | 显示全部楼层
真中に立って見廻すと、四角な部屋である。窓が二方に開いて、残る二方に鏡が懸っている。鏡の数を勘定したら六つあった。 我站在店中央四下望了一下,发现这是个四方形的房间。两对面墙上开着窗,另外两面墙上挂着镜子,数了数,共有六面镜子。 这边只是写两面墙上开窗,另外两面墙上挂镜子。 并没说对面墙。 而且很可能是镜子与窗对面,证据是这句话: 鏡には自分の顔が立派に映った。顔の後には窓が見えた。
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发表于 2005-10-14 16:07:14 | 显示全部楼层
それで御辞儀をして、どうも何とかですと云ったが、相手はどうしても鏡の中へ出て来ない。 就这个样子还在给人鞠躬行礼,听不请嘴里说了句什么客气话,可对方却怎么也不在镜中露脸。 どうも何とかです。是 还过得去 的意思。 对方肯定是问了:最近、元気でやってるかい 这类的问候。 小さい杵(きね)をわざと臼(うす)へあてて、拍子(ひょうし)を取って餅を搗いている。 卖糕的故意合着拍子,用小杵对准臼钵,舂着年糕。 拍子(ひょうし)を取って 是打着节拍, 卖糕的故意拿小杵碰着杵臼,有节奏地捣着饼粉。 那女人垂下长长的睫毛 那女人低着长长的睫毛。
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 楼主| 发表于 2005-10-14 16:30:18 | 显示全部楼层
非常感谢楼上的指教: 1)偶只查了「一度」,没有查「一度に」,惭愧! 2)4楼的提醒非常正确。
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 楼主| 发表于 2005-10-15 17:06:04 | 显示全部楼层
第八夜 (修改版)  床屋の敷居を跨いだら、白い着物を着てかたまっていた三四人が、一度にいらっしゃいと云った。 我一跨进理发店的门槛,里面三、四个身穿白衣服、聚在一起的人异口同声地招呼道:您来啦,里边请。  真中に立って見廻すと、四角な部屋である。窓が二方に開いて、残る二方に鏡が懸っている。鏡の数を勘定したら六つあった。 我站在店中央四下望了一下,发现这是个四方形的房间。有两面墙上开着窗,另外两面墙上挂着镜子,数了数,共有六面镜子。  自分はその一つの前へ来て腰をおろした。すると御尻がぶくりと云った。よほど坐り心地が好くできた椅子である。鏡には自分の顔が立派に映った。顔の後には窓が見えた。それから帳場格子(ちょうばこうし)が斜に見えた。格子の中には人がいなかった。窓の外を通る往来の人の腰から上がよく見えた。 我走到一面镜子前,坐下来,这时屁股底下发出“噗嗤”的一声。这椅子坐着挺舒服。镜子清晰地照出了我的脸。也看得见我脸后面的窗户。还看得见斜后方的账台上的栅栏。栅栏里面没有人。窗外来来往往行人的上半身,也看得一清二楚。  庄太郎が女を連れて通る。庄太郎はいつの間にかパナマの帽子を買って被っている。女もいつの間に拵らえたものやら。ちょっと解らない。双方とも得意のようであった。よく女の顔を見ようと思ううちに通り過ぎてしまった。 我看见庄太郎带着一个女人走过去。他不知什么时买了顶巴拿马草帽,带在头上。那女人也不知什么时候给勾搭上的。两人看起来挺自在。我正想要瞧瞧那女人长什么模样,他们已走过去了。  豆腐屋が喇叭を吹いて通った。喇叭を口へあてがっているんで、頬ぺたが蜂に螫されたように膨れていた。膨れたまんまで通り越したものだから、気がかりでたまらない。生涯蜂に螫されているように思う。 有一个卖豆腐的吹着喇叭打那走过。他把喇叭堵在嘴上,双颊猛鼓,就像被蜜蜂蜇着似地。他这么鼓着双颊就过去了,害得我心挺不落忍的。总觉得他这一辈子都一直被蜜蜂蜇着似的。  芸者が出た。まだ御化粧(おつくり)をしていない。島田の根が緩んで、何だか頭に締りがない。顔も寝ぼけている。色沢(いろつや)が気の毒なほど悪い。それで御辞儀をして、どうも何とかですと云ったが、相手はどうしても鏡の中へ出て来ない。 艺妓上来了。没化妆的。岛田髻蓬松着,头上懒懒散散的。一副没睡醒的样子,脸色惨淡,惹人怜惜。就这个样子还在给人鞠躬行礼,听不请嘴里说了句什么客气话,可对方却怎么也不在镜中露脸。  すると白い着物を着た大きな男が、自分の後ろへ来て、鋏(はさみ)と櫛(くし)を持って自分の頭を眺め出した。自分は薄い髭を捩(ひね)って、どうだろう物になるだろうかと尋ねた。白い男は、何にも云わずに、手に持った琥珀色の櫛で軽く自分の頭を叩いた。 这时一个穿白衣服的大个子男人来到我身后,他手持剪刀、梳子,端详起我的脑袋来。我捻着颌下薄须,问道:怎么着?能剃出个样子来吗?那白衣服男人,一言不发,用手里的琥珀色的梳子轻轻敲了一下我的脑袋。 「さあ、頭もだが、どうだろう、物になるだろうか」と自分は白い男に聞いた。白い男はやはり何も答えずに、ちゃきちゃきと鋏を鳴らし始めた。 “嗨,我说我的头,能剃出个样子来吗?”我又问那白衣服男人。他依然一声不吭,喀嚓喀嚓地动开了剪子。  鏡に映る影を一つ残らず見るつもりで眼を睁(みは)っていたが、鋏の鳴るたんびにっwんで来るので、恐ろしくなって、やがて眼を閉じた。すると白い男が、こう云った。 「旦那は表の金魚売を御覧なすったか」 我生怕漏看了镜子的东西,眼睛瞪得大大的,可每当剪子声响起,黑发便直飘过来,我一害怕,就赶紧闭上了眼睛。这时那白衣服男人倒开了腔: “老爷,你瞧见门口那卖金鱼的吗?”  自分は見ないと云った。白い男はそれぎりで、しきりと鋏を鳴らしていた。すると突然大きな声で危険(あぶねえ)と云ったものがある。はっと眼を開けると、白い男の袖の下に自転車の輪が見えた。人力の梶棒(かじぼう)が見えた。と思うと、白い男が両手で自分の頭を押えてうんと横へ向けた。自転車と人力車はまるで見えなくなった。鋏の音がちゃきちゃきする。 我说:没瞧见。他也就没再开口,一个劲儿地鼓捣着剪刀。突然,我听到有人在大喊危险。“啪”地睁开双眼。只见那白衣服男子的袖子下面有个一个脚踏车的轮子。还有人力车的车把。刚看到这些,那白衣服男人便双手摁着我的头扭向了别处。脚踏车、人力车全都看不到了。耳边又响起了喀嚓喀嚓的剪刀声。  やがて、白い男は自分の横へ廻って、耳の所を刈り始めた。毛が前の方へ飛ばなくなったから、安心して眼を開けた。粟餅(あわもち)や、餅やあ、餅や、と云う声がすぐ、そこでする。小さい杵(きね)をわざと臼(うす)へあてて、拍子(ひょうし)を取って餅を搗いている。粟餅屋は子供の時に見たばかりだから、ちょっと様子が見たい。けれども粟餅屋はけっして鏡の中に出て来ない。ただ餅を搗く音だけする。 不一会,那白衣服男人绕到我旁边,开始剪我耳朵旁的头发。因为头发不再在眼前乱飞了,我也就放心地睁开了眼睛。外面传来了“小米糕啦、糕啦、糕啦”的叫卖声。卖糕的故意用小杵对准臼钵,打着节拍,舂年糕。我因为只在儿时才看过卖小米糕的,所以很想再看一眼。可是那卖糕人却不肯在镜中出现。只听得到声声舂糕声。  自分はあるたけの視力で鏡の角を覗き込むようにして見た。すると帳場格子のうちに、いつの間にか一人の女が坐っている。色の浅っ济螡猡ご蟊逝恰Ⅲ姢蜚y杏返(いちょうがえ)しに結って、]子(くろじゅす)の半襟(はんえり)のかかった素袷(すあわせ)で、立膝のまま、札の勘定をしている。札は十円札らしい。女は長い睫を伏せて薄い唇を結んで一生懸命に、札の数を読んでいるが、その読み方がいかにも早い。しかも札の数はどこまで行っても尽きる様子がない。膝の上に仱盲皮い毪韦悉郡坤倜钉挨椁い坤ⅳ饯伟倜钉い膜蓼强倍à筏皮獍倜钉扦ⅳ搿
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发表于 2005-10-19 09:09:02 | 显示全部楼层
刚跨进理发店的门坎,三四个身穿白衣,聚成一团的人齐声喊道:“请进”。 站在房子中央向四下一望,这是间方方正正的房子。其中两堵墙开着窗子,另外二堵墙挂着镜子。我数了一下,有六面镜子。 我来到其中一面镜前坐下,理发员说:“屁股坐稳啦。”坐在椅子上感觉非常舒服。镜子里清晰地映出自己的面孔,脸的背面看得见窗子。从旁边斜视还看得见收款台的窗子。收款台里没有人。从窗子外边走过的人能够看见上半身。 庄太郎领着一个女人从窗外走过去了。不知他在什么时候买了一顶巴拿马帽戴在了头上,也不知他在什么时候有的女人,一点风声都没有。两人看来都很中意。我本打算仔细瞧一眼那个女人,他们却走过去了。 卖豆腐的吹着喇叭走过去了。喇叭堵在嘴巴上,鼓着腮帮子,脸蛋就象被蜂蜇了似的。因为臌得圆登登的,心里真替他着急,总觉得他的一生都在被蜂蜇着。 镜子里出现了一位艺妓,尚未上妆,头上的岛田根的发型有些松散,多少显得零乱。她表情困倦,气色坏得叫人寒心。她在那里弯腰鞠躬,客气地说道:“请多多关照。”但是镜子中没有露出对方的面孔。 这时穿着白衣的高个男人来到我的身后,手里拿着剪刀和梳子,开始打量我的头。我问:“把稀疏的胡子刮掉,会变成什么呢?能变成帅哥吗?”理发员没有回答,用手上琥珀色的梳子轻轻地叩打着我的脑袋。 “喂,把我的头发剃掉,会变成什么呢?能变成帅哥吗”我问理发员。理发员依然没有回答,挥动剪刀开始咔喳咔喳剪起来。 我打算一个不漏地打量镜子中的人影,就瞪大眼睛盯着,但是每次剪刀发出声音,黑色的头发就在面前飞下来,我因为感到可怕,不久就合上了眼睛。不料理发员却这样说: “少爷看见门外卖金鱼的了吗?” 我回答说闭着眼睛,理发员于是不吱声了,只是不住地挥动着剪刀。这时猛然听到有人大声喊道:“危险”,我顿时睁开眼睛,看见理发员白色袖口下面是自行车的轮子,还有板车的把手。刚想仔细打量,理发员用双手按住我的头向旁边死劲转过去,自行车和板车从视线中消失了,只有剪刀咔喳咔喳的声音。 过了一会儿,理发员转到我的侧面,开始在我的耳边剪起来,头发不会飞到前面来,所以就放心地睁开眼睛。“卖年糕呐,卖年糕呐”,吆喝的声音就在附近,还故意用小杵咂着石臼,有节奏地打着年糕。我只在小时候见过卖年糕的,心想看看舂年糕的样子,但是那人就是没有在镜中出现,只有舂年糕的声音。 在视线所及的范围内,我尽量观察着镜中的各个角落。这次在镜中看见了收款台的窗子里面不知什么时候坐着一个女人,她的脸色微黑,眉毛很浓,身材颀长,头上挽着银杏髻,套着带黑色缎子衬领的空心夹袄,半跪着正在数钱。钞票都是十元的,女人垂着长长的睫毛,闭着薄唇,聚精会神地清点钞票。点法相当利索,钞票顶多也就是百张左右,她数了又数,每次都是一百张。 我茫然地注视着这个女人和十元的钞票,这时耳根大声传来理发员的声音:“洗头”。正是好机会,我从椅子上站起来就向收款台的窗子方向回头望去,可是窗子里既没有女人,也没有那些钞票。 付了费之后来到门外,在门口的左边并排着五个袖珍水桶,桶里放了许多金鱼,有红色的,斑纹的,肥的,瘦的,种种色色。金鱼贩子蹲在后面,盯着自己面前摆放的金鱼,双手托腮,一动不动,对热闹的大街也无动于衷。我站着看了一会儿金鱼摊子,可是在我观看的时候,金鱼全都没有动弹。
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发表于 2008-5-1 08:25:52 | 显示全部楼层
翻译的真垃圾!!!

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 楼主| 发表于 2008-5-1 18:45:21 | 显示全部楼层
连“的、得、地”的用法都不懂的人,一开口还能说出什么来呢?
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发表于 2008-5-6 00:41:31 | 显示全部楼层
已處理。
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