对一段文字的指正（转帖）

巴桥

转帖一位热心网友的来信，对巴桥所帖文字有非常中肯的指正，供大家参考。



----- 原始邮件 -----

发件人: wrh1
$ T2 q& C  C( d6 D' Z. T
收件人: bajoy@21cn.com
7 F( s+ g- |: _- ]4 p
5 t# @; f: p7 X8 g, Y/ O4 s  ?发送时间: 2004年5月17日 20:47

9 |/ h: F0 u. [) B0 b主题: 初めての翻訳、初めての失敗、初めて翻訳で稼いだ

, G' c- I# a: H: ^$ a  s

$ ?1 C9 {# n6 C7 D大二の時、先生から翻訳を頼まれた。
) f8 f9 O0 d: a: v) a, r& Y$ t
- N: q) ?0 Q9 x; F某鉄鋼企業の紹介で、約千字の中日訳だった。
  C/ I8 x# ^# B5 e
同級生のR君と、半々分けて訳して提出した後、
$ p2 ?# u' O- [9 H& x- h4 b
まったく使えないものだといわれた。

結局、先輩がそれをやり直すことになったが、

かわいそうだと思ってくださったなのか、
  \( e* Q, G% U. r7 T  ?6 W
先輩は翻訳料を折半してくれた。

# B6 Q. o9 x% `) ?" k* I初めての翻訳、初めての失敗、初めて翻訳で稼いだ
, ]4 K% I# y  K& Z


* d; {" w% X: n+ d% v

; l1 m' s& [* s+ h" ]巴桥 さん  
; J& k' x8 M; p/ Q3 n1 o  t
偶然カフェ日本語で貴方の書かれた上述の文を拝読いたしました。
& `0 G! p7 v- H1 q# N, s

  V  f9 v& _, r, ^
そこに間違いか日本文らしくない個所があると気づき老婆心を持つ当方が直してあげるか
. h. T( Q* y5 u  A9 M
7 P' h' C- u6 C
$ t5 F* c, `4 r; S6 C+ D
( q6 o$ z7 O5 Z* d! T3 [  @# }/ o' Xと何度も考えましたが、結局これから同じ間違いを犯さないようにという目的で


: ^! u' k- x! W
' d* k" v6 I) x) Kついに直してあげる事をしました。
/ [. ~! {2 I* a/ b1 S


; _, M. m  V# `: K- A* r3 ?& E
0 P1 U' d/ `3 `$ b9 g1 ^* I
3 G2 x' _; A  |$ k2 |日本語では聞くのは一時の恥じ、聞かずに一生の恥という諺があり



) i; \* j# T1 Q- M- ^, V0 Wましてそれを戒めにしていただければこのメイルをきっと受け入れ


. I* F1 _4 N& X( t. \4 E
) F/ r3 g- `+ x9 J  }これからおかしい個所を見つければ引き続きなおしてあげますと

1 C/ v9 ?2 H6 A. I- }% K
# i3 P; D/ u( n  t. W" q
' q3 m  t8 h  ~5 t思い存じますが、でなければそれを削除してこれから同類のメイルを出さない
4 s- h0 P9 r7 \' M; z

* ~0 h4 W( P1 f: }" o
8 l* W9 V" ~# ]$ T" \; U* I9 oことにいたします。
5 O/ d9 H* a4 v8 M
  _$ \4 `' A4 i


( _9 m7 C! t1 z/ }6 B
原文「大二の時、先生から翻訳を頼まれた。某鉄鋼企業の紹介で、約千字の中日訳だった。同級生のR君と、半々分けて訳して提出した後、まったく使えないものだといわれた。結局、先輩がそれをやり直すことになったが、かわいそうだと思ってくださったなのか、先輩は翻訳料を折半してくれた。 」



初めての翻訳、初めての失敗、初めて翻訳で稼いだ

) A8 @5 B2 l$ U  R9 A6 Y; U- L4 D

それは大二の事でした。先生から約千文字の某製鉄企業の案内という漢文和訳が頼まれ、同級生のR君と半分分けて翻訳することにした。提出したらまったく使い物にならぬと言われ、結局訳文を直してくれた先輩は私のことを可愛そうだと思うか翻訳代を半分与えてくれた。

- \, _: h. K: m7 a

それは私の最初の翻訳、しかも失敗した翻訳の経験でもあれば、最初の稼いだ翻訳報酬でもある。
, [" A" {7 S" r8 K3 g2 H5 L
. u1 M" N" b! g4 k& i
! G# Z% }+ v0 T0 b; u, h& u
( e$ R$ R; G# n( }; X6 O. ?
8 Q) l1 Q" O" S6 X; \
説明　
& l  j" R) J8 W* B, M( }' Y7 g# K
; D2 i' v0 c" ?$ R# f
2 @  ^  J3 l0 {( g# @: D) _
$ u+ C' j' \5 M1.「あれは大二の事でした。」　
: C6 B+ g9 S7 u1 n. [3 ]+ H
. @2 E" L8 F! A. c* e0 n4 i

思い出を語る時よく使われる日本語らしき言葉です。その代わりに「大二の時」といったら中国人の発想になります。


+ Z% I7 ~  [" {! O
* J2 c6 a( ?3 D# H2.「先生から翻訳を頼まれた。某鉄鋼企業の紹介で、約千字の中日訳だった。」
% A( ]( ^5 l+ ?: i+ b( ~9 E

3 D2 g- b  r2 G
3.「企業の紹介」とは日本語らしき言葉遣いではない企業案内とは日本語らしき表現です。かつ、鋼鉄企業ととは言えず製鉄企業とわれます。



) }2 B0 c( a/ m' e# s$ Q8 ^' a9 U4.「中日訳」は日本人の分からない表現で簡略に言いたいならば漢文和訳になります。


% p1 k$ F, ^' Y4 {! ]3 }- q# z
( G& f$ N6 z: F/ Y1 ~- Q5.　上述の文は日本の子供でも言わない区切りの短すぎる文です。




8 T) `: G+ D2 X( ?& T4 U% E

* i7 E1 r- l9 O5 e
+ b! X' m0 s9 H原文「同級生のR君と、半々分けて訳して提出した後、まったく使えないものだといわれた。」

2 V3 ^0 d8 K! e) s8 m4 K3 h) [
% r2 t( T. T* |1 {7 j: \+ n4 `
1.同級生のR君と、ここでは読点要らないです。以下は日本国語辞書で載った読点の使い方です。
, }8 V- h, v% B: f' T# j
+ W) i# F& E6 c/ e1 _2 k* ~; R
- G6 |9 v( W+ v* l& ~4 s$ \% [
1 `0 k5 k  p" j, W& A0 h& L+ i｛とうてん  【読点】意味の切れ目を示すため、文中に施す「、」の符号。｝文の切れる必要ない個所に「、」を使ったら間違いです。



9 O- {/ G9 @8 b2.　半々という言葉が辞書にない言葉です。ネットで調べたらすぐに御分かりになります。
" c' f6 v4 R$ g% k& N4 {


* M  W0 a/ w9 g$ i: t  |3.　「後」を「たら」に変える方がいいです。「たら」という助詞が偶発事件を述べる際よく使われるものです。
+ v; Z3 E5 i! K9 I
4 J3 F: z: z7 b5 B9 e) @2 h2 _

4.　「使えないもの」　使い物にならないとは正しい日本語です。
+ A, j8 @; _( L
) g. i" ~' @) @; e$ G6 J
# v6 B8 O, M( S/ n& M8 \* b9 p, l
2 o& \' }; O  i/ w
. L) ^" [$ r& b: A6 s
原文「結局、先輩がそれをやり直すことになったが、かわいそうだと思ってくださったなのか、先輩は翻訳料を折半してくれた。 」
5 E+ f5 z5 H0 x* h7 a  Z9 r

5 O. ?9 {/ w/ O9 E
1.先輩が　ここでがでなくはを使う方がいいです、というにはこの先輩という主語に三つの謂語が（中国では謂語というが、日本語では目的語と称する。）ついています。1.直す2.可愛そうだと思う3.翻訳代を呉れる。でも、がの場合文一つの主語であるのが普通です。はの場合いくつの文の主語になっての文法上正しいです。
% u/ E$ o$ \* X) J. \- Z

" Q# B# |# r% b/ b- R
1 A7 q) f/ L. ]  p9 z2.区切りの短すぎる文です。不簡潔です



, K) N: [, i, Z. h9 W, F以上ご参考になれば幸いに思い存じます。老婆心ながら申し上げます。

8 I! B7 g3 S: k: s

以上です。
! O" E( p+ V4 K4 A# P0 a
" ?3 W+ s* p& }% J; d; G! \6 N: J

老婆心の持ち者
; ]2 I! \6 v) r. j& }: `" L

+ M) \( J3 x6 f  T! p
  ~4 C+ @* T. N$ G: ?# k

586san

細かいところまで気づいたね。
* \3 N# j# _) s5 \1 U
  l  k( k+ K4 D8 v9 B! xいい勉強になった。

お疲れ様。

9 f2 n" r: d% Y: N; k7 Q