圧迫面接
「キミの考え方には納得できない」とか「それで給料もらえると思っているの?」など、学生の答えに対して、面接担当者が次々と突っ込んだり、考えを否定したりして、精神的揺さぶりをかけて、学生の対応力を判断する面接のことをさす。
一般常識試験
社会人として必要と思われる知識・常識を問われるのがこの試験。 問題は、基礎的な英語・国語・数学・社会・理科と、時事問題が中心となる。能力検査系の問題の場合、そのレベルは、中学・高校程度なので難しくはないが、解法を忘れていることも多いから、油断は禁物。
インターンシップ
会社での実際の業務を体験することができる制度。主に1~3年生を対象に実施されている。外資系・大手企業を中心にインターンシップを導入する企業は年々増加傾向にある。受付・実施時期は企業によって異なる。
エントリー
志望する企業に、応募者登録をすること。または応募の意志を示すこと。エントリーの方法には大きく分けて、「Web上でエントリーをする」、「資料請求をする」の2つがあり、どちらの方法をとるべきかは企業によって異なる。
エントリーシート
企業が応募書類として学生に書かせるシートのこと。エントリーシートは、1.「資料請求の後、会社案内などのパンフレットと一緒に送付されてくるケース」、2.「説明会などの後で記入を求められるケース」、さらに、インターネットでは、3.「就職サイトでの企業ページ内にエントリーシートのフォームが用意されているケース」もある。
OB・OG訪問
希望企業や志望業界で働くOB・OGを訪ね、話を聞くこと。会社の雰囲気や、実際の仕事内容など、生きた情報を入手できるというメリットがある。一般的に、訪問するOB・OGは、就職部やゼミ/サークルのOB・OG名簿を活用して探す。
会社案内
会社のプロフィール等が書いてあるパンフレット。企業が発行するものなので、情報は他の出版物よりも詳細だと言えるだろう。しかし、会社案内は、企業のPRツールでもあり、そこに載っている内容は、企業のよそゆきの顔とも言えるから、気をつけたい。
会社説明会
会社が単独で実施する説明会。説明会に出ることが、その会社の受験資格になるところや説明会終了後そのまま入社試験になる会社もある。また、説明会が実質の入社試験で、その中の一部の人にだけ入社試験の案内がくる例もある。
ガイダンス
最近の就職市場の動向や特徴、先輩たちの就職実績、自己分析・業界研究の仕方などが分かる。また、就職活動を終えた4年生らが語る、就職活動体験報告会や内定者懇談会などは、就職活動を始めるにあたって、きっと役に立つはず。就職部で日程をしっかりチェックして参加しよう。
学生時代に力を入れたこと
就職活動中によく聞かれる定番の質問の一つ。題材は、勉強(授業・ゼミ・卒論など)でも、サークル活動でも良いし、アルバイトやボランティアの経験でも良い。注意すべきは、自慢話が多くなることやたわいもないことを大袈裟に言い過ぎること。
企業オフィシャルサイト
企業が公に向けて自社の情報を公開しているサイト。近年では、多くの会社がオフィシャルサイトを持っており、企業研究を行う際の情報源となる。ホームページは、いつでも必要なときに情報を更新できるため、パンフレット等の紙媒体よりも、新しい情報を入手できるというメリットがある
キャリアプラン
「将来こうなりたい」というビジョン。学生のうちに明確なキャリアプランを立てるのは難しいものだが、就職活動は自分の今後を決めるもの。将来のビジョンを考えることができれば、自分にとって就職活動が楽になるだろうし、自己アピールにも自信がつくはずだ。
業界・企業セミナー
企業が学生を集めて、会社の方針、仕事内容などを紹介、また質疑応答をしたりする会のこと。セミナーと説明会は、呼び名が違うだけで、どちらも事実上同じものだが、開催する主体によっていくつかのタイプがある。
業界研究・企業研究
興味のある業界の特徴や仕事内容などを調べること。同様のことを個別企業について行うことを、「企業研究」という。自分がしたい仕事ができるのは、どのような業界・企業なのかを探ること。逆に、業界・企業研究によって、今まで知らなかった側面を発見し、したい仕事が見つかることもある。
グループディスカッション
集団討論。5人~10人ほどで、一つのテーマについて討論をさせる選考方法のこと。学生の中から自主的に司会者を選出させて行う形式と、社員が司会を担当する形式がある。討論の様子を見ながら、学生一人一人の考え方や論理性、説得力、協調性、統率力などを評価していく。
クレペリン検査
左から順番に並んでいる数字の足し算を繰り返し行う。1分経ったところで次の行に移り、2行目の左端から同じように足し算を繰り返していく。前半15分(15行)、休憩を5分間挟んで後半15分(15行)行う。作業結果をもとに情緒の安定性や、仕事への態度、適応力などを判断する検査。
掲示板
Web上の投稿欄。就職関連の掲示板は、学生によって刻々と書き込まれ、仲間同士、生の情報を交換する場として活用されている。また、人事担当者とのコミュニケーションができることもある。提供される情報は、あくまでも個人が書き込んだもの。しっかりと情報を取捨選択することが大切。
契約社員
正社員以外にも、契約社員、準社員、嘱託などがあるが、こうした働き方の内容や呼び方については、会社が自由に定めているのが現状。専門職として1年契約をする社員を「契約社員」と呼ぶ会社もあれば、期間の定めず非常勤で働く人を指す会社もある。現在、契約社員についての明確な定義はない。
合同企業説明会
複数の会社が一同に集まって直接学生と企業が会うことの出来る場。様々な会社があり、会社をよく知らなくても気楽に説明を聞くことができる。さらに、何社でも説明を聞くことが出来るので効率がいい。
個人面接
学生一人に対して、面接官一人あるいは複数という形式で行われる面接。最終面接などでは役員がずらりと並ぶこともある。態度や人柄、志望理由など、応募者をさまざまな角度から把握しようとするもの。個人面接では、個々の学生とじっくり話ができる分、踏み込んだ質問をされる。
懇親会
内定獲得後に呼ばれる祝勝会的な場。今後の予定を説明されたり、宿題のようなことを課せられる場合もある。さらには、「こんな場合には内定取り消しになりますよ」というようなことを注意されたりすることも。懇親会後は飲み会が行われることが多ので、節度を持って挑もう。
最低賃金制
国が法的強制力をもって賃金の最低額を定め、それ以上の賃金を労働者に支払わなければならないとする制度。最低賃金制は、労働条件の改善を図ることが目的だが、労働力の質的向上や企業間の公正競争を確保する機能なども期待され、国民経済の健全な発展に寄与することをねらいとしている。
自己PR
企業に向けて、自分の人物像やセールスポイントをアピールすること。履歴書やエントリーシートなど、会社に書類を提出する場合でも、面接のシーンでも、必ずといっていいほど質問される重要項目。
自己分析
志望業界や職種を決めるために、自分自身を見つめ直してみる作業。過度にポジティブあるいはネガティブにならず、自分を客観視しバランスよく考えをまとめていくのが重要。そうすることで、面接時などにアピールすべきポイントも見えてくる。
志望動機
その会社で働くことを希望する理由。「なぜ、その会社でなければならないのか」「その会社で何がしたいのか」「仕事をしながら、どのように成長したいのか」といった“望み”や「自分がこの会社(業界)に入って、世の中にどう貢献したいのか」といった“志”の部分に踏み込んで伝えることが必要である。
就職サイト
就職情報会社などが開設しているサイトのこと。それぞれの就職サイトに、多数の求人企業と学生が参加している。学生にとっての就職サイトのメリットは、1.「企業とのやりとりのキーステーションになる」、2.「業界研究の資料をはじめ、就職活動にまつわる各種の情報が得られる」などが挙げられる。
集団面接
学生複数に対して、面接官一人あるいは複数の形式で行われる面接のこと。大人数の学生を効率的に面接できるので、一次面接などで行われることが多い。集団面接というと、そのグループから上位1~2名が受かるものと勘違いしている学生もいるが、全員良ければ全員通るし、その逆のケースもある。
職種別採用
営業系、コンサルティング系、SE系などエントリーの段階で自分の希望する職種を選択させることを「職種別採用」という。入社後の配属などが明確なため「自分の適性や将来のビジョン、そして、その会社に対してどう貢献できるのか」が明確な人にはピッタリ。
職能資格制度
賃金をポストに対してでなく、その人間の保有能力に対して支払うべきという考え方に基づいた賃金の考え方。職制から賃金を切り離し、保有能力を格付、職能資格等級の向上にあわせ、賃金を上げる。
資料請求
志望企業からより多くの情報を得るために、入社案内などの採用資料を送付して欲しいと要請すること。これを受けた企業は、資料請求してきた学生を採用選考の母集団としてとらえるので、エントリー方法がわからない場合は、資料請求をする必要がある。
新卒採用サイト
採用にまつわる情報全般が記載されている。資料請求の受付、エントリー、会社説明会・セミナーの予約受付、面接の日程や場所の告知、さらに合否の連絡や、細かい伝達事項にまで新卒採用サイトを活用する企業が増加。一人一人の学生と継続的にコンタクトをしている大企業もある。
スパムメール
本人の同意なしに無差別・大量に送りつけられる電子メールのことをスパムメールという。コンピュータやネットワークの資源を圧迫するのに加えて利用者がメールをダウンロードしたり参照する時間を浪費するため、インターネットの世界ではマナー違反とされている。
先輩
就職活動の経験者として、またOB・OG訪問の相手として頼りになる存在。先輩に会って、その業界や会社で働いてみた実感を聞くことは、志望業界や企業を絞り込む上で非常に役に立つ。知り合いの先輩がいない時でも、大学の就職部やゼミ/サークルのOB・OG名簿を使って探すなど、方法はいろいろと考えられる。
通年採用
「いい人がいれば採る」という考え方であり、一年中採用を行うこと。大手企業が行うことはまれだが、中小企業で多く行われている。
他社受験動向
「他社はどこを受けていますか?」という質問。二次、三次と面接が進むにつれて、必ず聞かれる。志望業種の企業ならば、他に受けている会社も、同業他社の名が挙がるはず。まったく業種の違う会社名を言うと、本気度を疑われることにも。志望業種が複数あるなら明確な理由も述べられるように。
適性検査
適性検査は、個人の能力や適性などを、客観的に評価するためのもの。各企業は、採用に際して、面接や筆記試験など様々な段階を踏んで人材を選考するが、面接や試験だけでは、その人の人間性や職種に向いた人材かどうかも明確にはわからない。そこで判断材料の一つとして適性検査が参考にされる。
内定拘束
内定者をある場所に集めるなどして、他社への就職活動ができない状態にすること。拘束の形態としては、内定後の研修や親睦会など様々だが、これらは必ずしも拘束を意図したものばかりではない。実際の業務に直結した研修もあるし、入社予定者同志のネットワーク作りを目的とした本物の懇親会もある。
内定辞退
内定を通達された企業に対し、入社意志のないことを伝え辞退すること。複数の会社で内定をもらった場合は、希望する1社以外は内定辞退をしなくてはならない。内定辞退は、企業に迷惑をかけることなので、找猡ⅳ雽潖辘螭幛椁欷搿 |