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東野圭吾さんの小説『手紙』は映画化にあわせて今年10月、文芸春秋から文庫になった。帯に「たちまち100万部突破」とある。若い人たちによく売れているようだ。
东野圭吾先生的小说『信』被搬上了银幕,并于今年10月份由文艺春秋出版了其文库。书的封带上印着「瞬间销量突破100万部」。好象很受年轻人的欢迎。
強盗殺人の罪で刑務所に収監された兄のために、弟が社会からの差別や疎外に苦しむという話だ。弟がジョン・レノンの「イマジン」を歌おうとする場面で、小説は終わる。
故事讲的是由于抢劫杀人而锒铛入狱的哥哥的原因,弟弟受到了社会歧视和疏远而深感苦恼。小说在弟弟准备唱约翰•列侬的《IMAGINE》的场面中结束。
イマジンはいろいろなところで歌われる。カンボジア内戦を描いた映画「キリング・フィールド」では最後に流れた。今年のトリノ五輪の開会式にも登場した。今月8日はレノンの命日だ。熱狂的ファンを自称する男にニューヨークの自宅アパート前で銃撃され、死亡した事件から26年になる。
《IMAGINE》在世界各地广泛传唱。描写柬埔寨内战的电影「キリング・フィールド」的最后,就流淌着该音乐。今年举办的トリノ奥林匹克开幕式时也被播放。这个月的8号是列侬的忌辰。他在纽约的家门前受到了自称是其狂热的歌迷的枪击而身亡,至今已有26年了。
6年前、命日にたまたまニューヨークにいあわせたことがあった。事件現場に行こうとしたら、地下鉄の駅であまりの人の多さに驚いた。本当のファンに加えて、世界中からの「お上りさん」でごった返している。日本人も数百人はいるように感じられた。
6年前的列侬的忌日,笔者正好在纽约。便打算到事发现场去,到了地铁站台,令人惊讶的是人太多了。加上真正的歌迷,来自全世界的「进城者」使地铁站拥挤不堪。其中好象也有数百名日本人。
自宅アパート前のセントラルパークの一角に記念の庭園がつくられ、多くの写真や花束が供えられていた。小雪が舞い、路面から冷気がはい上がってくる中、黙祷(もくとう)したり、大声で祈ったり、合唱したり、人々の弔意の表現方法は様々だった。今年も多くの人たちがあの庭園に集まって、故人をしのぶのだろう。
在列侬的公寓前的中央公园处,开辟了一角作为纪念庭园,那里供奉着许多照片和鲜花。在小雪飘舞,路面的冷气上升中,有的人在默祷,有的人在大声祈祷,有的人在合唱,人们吊唁的方法多式多样。今年也会有许多人集聚到那个庭园,来追忆故人的吧。
日本でも、さいたま市に「ジョン・レノン・ミュージアム」という施設がある。00年につくられ、年間4万人が訪れる。8日は開館時間を午後9時まで延長して、献花を受け付けるという。
就是在日本的崎玉市,也建立了「约翰•列侬•博物馆」。2000年建成,每年有4万人到访。据说8号的开馆时间会延长到下午9点,以便接受凭吊者供奉的鲜花。 |
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