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[天声人语] 生体認証システム 【天声人語】2006年12月10日

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发表于 2006-12-10 21:18:10 | 显示全部楼层 |阅读模式
 「手のひら」が先行したが、「指」が追いつき、現在勢力は均衡中。今後は指がやや有利か。銀行の現金自動出入機(ATM)に普及し始めた「生体認証システム」の現状は、こんな感じだ。

 キャッシュカードのICチップに、手のひらや指先の静脈の形状を登録しておく。現金を引き出す際、その情報を使って本人確認をするシステムだ。ATMに手のひらをかざす方式と、指を載せる方式がある。

 数年前からATMにカメラを仕掛けて暗証番号を盗撮したり、カードの磁気情報を盗んで偽造カードをつくったりする事件が相次いだ。対策の決め手といわれたのが生体認証だった。先行したのは現在の三菱東京UFJで、04年10月に実用化した。個人の識別には静脈以外にも、指紋や目の虹彩(こうさい)の形などいくつかの方法がある。約千人の客にアンケートをしたところ、手のひらを推す声が多かったという。

 しかしその後、他の大手銀行が相次いで指方式を選び、郵政公社も続いた。中小の銀行では手のひらを選ぶところもあり、銀行数ではほぼ互角だ。

 今のところ両方式の互換性はない。当初ベータとVHSに分かれたビデオレコーダーでは、結局ベータが消えた。統一規格を目指す動きはあるが、生体認証もどちらかが消えていくのか。

 両陣営ともこれまでは間違えて違う人に支払ってしまったことはないという。犯罪対策に万全はない。犯罪者の側も工夫を重ねるからだ。生体認証は世界的にも日本が進んでいる分野だといわれる。利用客の安心のため、より優れた方法を追求してほしい。

[ 本帖最后由 阿门 于 2006-12-10 13:19 编辑 ]
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发表于 2006-12-11 01:03:05 | 显示全部楼层
人体识别系统(天声人语061210)

「手のひら」が先行したが、「指」が追いつき、現在勢力は均衡中。今後は指がやや有利か。銀行の現金自動出入機(ATM)に普及し始めた「生体認証システム」の現状は、こんな感じだ。

“手掌”先行,“手指”跟进,如今是,二者势均力敌。今后,将是“手指”略胜一筹码?说的是银行的现金自动存取机(ATM)普及中的“人体识别系统”之现状,它给人的感觉就是这样。

キャッシュカードのICチップに、手のひらや指先の静脈の形状を登録しておく。現金を引き出す際、その情報を使って本人確認をするシステムだ。ATMに手のひらをかざす方式と、指を載せる方式がある。

该系统是先把手掌或手指的静脉形状记录在现金卡的IC芯片里,领取现金时,通过此信息来确认是否为本人。有在ATM机上按手掌和搁手指两种方式。

数年前からATMにカメラを仕掛けて暗証番号を盗撮したり、カードの磁気情報を盗んで偽造カードをつくったりする事件が相次いだ。対策の決め手といわれたのが生体認証だった。先行したのは現在の三菱東京UFJで、04年10月に実用化した。個人の識別には静脈以外にも、指紋や目の虹彩(こうさい)の形などいくつかの方法がある。約千人の客にアンケートをしたところ、手のひらを推す声が多かったという。

从前几年起就多次发生过在ATM机上安装摄像头以盗取密码,或盗取磁卡内信息伪造磁卡的案件。“人体识别系统”被认为是彻底性的对策。最早推行的是现在的三菱东京UFJ银行,于2004年10月,投入实际运用。个人识别除静脉法以外,还有指纹和人眼虹膜形状等多种方法。据说,对大约1000名顾客进行了问卷调查,结果是回复按手掌的居多。
 
しかしその後、他の大手銀行が相次いで指方式を選び、郵政公社も続いた。中小の銀行では手のひらを選ぶところもあり、銀行数ではほぼ互角だ。

不过,后来别的大银行却相继采用了手指方式,连邮政公司也是如此。在中小银行中倒是有选用手掌法的,结果从银行数量上来说,大致是旗鼓相当。

今のところ両方式の互換性はない。当初ベータとVHSに分かれたビデオレコーダーでは、結局ベータが消えた。統一規格を目指す動きはあるが、生体認証もどちらかが消えていくのか。

目前二者之间不具备互换性。想当初录像机分β和VHS两种指式,最后是β指式被淘汰了。在人体识别系统方面也已经出现了统一规格的动向,目前的两种方式也会有哪一方将被淘汰吧。

両陣営ともこれまでは間違えて違う人に支払ってしまったことはないという。犯罪対策に万全はない。犯罪者の側も工夫を重ねるからだ。生体認証は世界的にも日本が進んでいる分野だといわれる。利用客の安心のため、より優れた方法を追求してほしい。

据说两大阵营都声称,至今未发生过错付他人的情况。然而,针对犯罪是没有万全之策的,因为道高一尺魔高一仗,罪犯也没闲着。人体识别系统在世界范围来说,日本也是遥遥领先的。但为了让用户放心,还希望要更上一层楼。



相关链接:
日本冲电气公司开发人体识别ATM机器

作者:老沈 编译出处:新华网[ 2005-03-24 16:04 ]摘要:这种新型ATM机具有三种方式人体识别功能,通过人体识别与IC卡和手机等各种认证方式,实现比较安全的ATM用户认证。
  天极网3月24日消息 各家银行的自动柜员机(ATM)经常被一些不法分子用非法手段取出现金,他们的手段是伪造IC卡或窥探和盗取用户IC卡个人信息。为了强化ATM机器的安全功能,日本冲电气公司近日宣布,该公司已经成功开发出了具强化安全功能的新型ATM机—ATM-BankIT)。

     这种新型ATM机具有三种方式人体识别功能,通过人体识别与IC卡和手机等各种认证方式,可以实现比较安全的ATM用户认证。

新开发的人体识别功能包括手掌静脉识别(掌纹)、手指静脉识别(指纹)和人眼虹膜识别,用户可选择任一方式在机器上登录认证。为防止用户在输入密码时被人窥视,该ATM机在用户输入密码时会自动变换数字键盘角度并弹出遮挡护板。

     新型ATM机器还具有手机识别功能,用户在手机上预先登录特定账号后,将手机放在系统扫描设备上,ATM机即可读入账号信息,大大方便了用户现金支取和转账。

ATM机器还可以在机器屏幕上显示用户的连续操作记录,并且在用户操作间隙提供广告服务。为方便用户,显示方式采取了大字体和方便输入的“简单操作”模式。

     日本冲电气公司称,新型ATM机器将从今年7月开始销售,销售目标是在今后三年内达到2万台,预定价格为一台ATM售价400-600万日元之间(完)
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发表于 2010-11-10 17:54:13 | 显示全部楼层
本帖最后由 abyssthinice 于 2010-11-10 18:22 编辑

“手のひらを推す”窃以为在本文中意为“推选(推举,赞成)用手掌来认证”,即“属于手掌派”。这里的“推す”似即汉语“推选”、“推举”、“首推”、“当推”中的“推”。

从网上查到一个例句,虽然是说化妆品的(http://www.nikibisan.net/skincareway/cottonvs.html):

手のひらを推すメーカーもあれば、コットンを推奨するメーカーもある。

可见“推す”和“推奨する”意思差不多。



“両方式の互換性はない”似可译为“两种方式不兼容”。



参考资料(引自http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/keyword/25943.html):

静脈認証 とは  

■ 生体認証の一種

CEATEC JAPAN 2005において、富士通がおサイフケータイと静脈認証を組み合わせたシステムを展示  
 認証とは、ユーザーが「機能を使うことが許された本人」であることを確認することです。

 たとえば携帯電話のなかにも、有料メニューの登録などで、本当に利用するかどうか、暗証番号を入力する場面があります。これは「暗証番号による認証」を行なっているわけです。

 静脈認証は、生体認証の一種で、皮膚下に青い筋として見える静脈の血管形状パターンを認証のための情報として利用し、機械に触れている人間が、機能を使う権限をもった人であることを認識します。人間の血管パターンは複雑で、双子の間でも異なっているといわれており、現在実用化されている技術の中でも誤認率は非常に低い技術です。

 血管中を流れている血液には、酸素を運ぶヘモグロビンが含まれています。ヘモグロビンは、肺で酸素を取り込むと「酸化ヘモグロビン」となって動脈に、体の各所で酸素を失うと「還元ヘモグロビン」となって静脈を流れます。還元ヘモグロビンには波長約760ナノメートルの赤外線を吸収するため、この波長の光を当ててイメージセンサーで撮影すると静脈の部分の形だけを知ることができます。

 そこで血管を読み取りたい部分に赤外線を当てて、赤外線イメージセンサーで像を読み取り、コンピュータの計算によって静脈の形が持っている特徴(たとえば、枝分かれの個数や位置)などを、データベースに登録されている情報と照合して、本人確認を行なうのが、静脈認証の基本的な原理です。

 血管は人間の体の隅々を通っており、また、血管を読み取る方法もいろいろ考えられるために、各社がさまざまな方法での静脈認証を研究・開発しています。

 たとえば、読み取る血管の場所に関して言うと、人が気軽に機械に触れられる部分、また、読み取るのに邪魔になる毛が少ない部分ということで、手のひら認証や手の甲認証、指先認証などが、現在実用化に向けて開発されている静脈認証に挙げられます。

 手のひらは、面積が静脈が複雑に絡み合っているため、ほかの部位に比べて、個人を識別する情報を豊富に持っていますが、読み取り部分を大きく取る必要があります。逆に、指先では、読み取り部分を小さくできますが、その分情報量が少なくなる、というような違いがそれぞれの方法にはあります。

■ 盗まれにくい、抵抗の少ない認証方法

 静脈認証には、

・他人に盗まれにくい
・利用者の抵抗感が少ない

といった特徴があります。

 静脈認証は、皮膚の下にある静脈の形を認証のための情報としており、外部からでは形を写したり見たりすることができません。つまり指紋のように他の物にコピーするというようなことが困難で、その分偽造に強いということが言えます。

 ただし、静脈認証は、他の認証方法とは異なる技術面で難しいポイントがある方法でもあります。指先と指の腹とでは太さが異なりますし、寒暖の変化やタバコを吸うといったことなどでも血管が膨張、あるいは収縮します。さらに、赤外線(光)をあてて皮膚下の血管を見る際には、光量の調整が必要になり、指が傾いている場合への対処方法も考慮しなければなりません。

 これらの問題を吸収し、さらに「認証」として実用に耐えうる程度の時間で行なえるパターンマッチングを処理するには、それなりのコンピュータの計算速度と、アルゴリズムの改良が必要になります。

 また、読取装置内に、指先の血管を透けて見られる程度の光を出す光源なども用意しなければなりません。

 そのため、これまで「小型機器に静脈認証を搭載するのは難しい」とされていましたが、マイクロコンピュータの性能向上や、研究開発の進展によって、小型の機器でも実用化が最近可能となってきました。

■ 実用化が進む静脈認証

日立は指先から読み取る静脈認証装置をノートパソコンに内蔵する予定。将来的には携帯向け装置も開発していくという  
 生体認証は、これまでさまざまな方式が実用化されてきました。その中でも静脈認証は、これから広く一般への導入が進むことが期待される技術です。

 たとえば、東京三菱銀行では、昨年から静脈認証が利用可能なATMを導入しています。銀行のキャッシュカードは、磁気カード1枚と、4桁の数字からなる暗証番号のみで認証を行なっていたため、セキュリティ的には非常に脆弱です。近年では特に、本来の利用者でない人が口座名義人をなりすまして不正に口座から預金を引き出すといった被害が増えてきていました。銀行で静脈認証が導入されたのは、そういった背景があったわけです。

 携帯機器向けでは、日立製作所が、従来よりも1/20の容積に小型化された「指静脈認証装置」を開発した、と発表しました。更なる小型化を実現することで、2008年度以降に携帯電話へ搭載していきたいとしています。また、富士通は、静脈認証対応の銀行ATMとおサイフケータイを組み合わせる仕組みを「CEATEC JAPAN 2005」で展示しています。
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