咖啡日语论坛

 找回密码
 注~册
搜索
查看: 1345|回复: 2

[天声人语] 080204寒暖交替话立春

[复制链接]
发表于 2008-2-4 22:07:52 | 显示全部楼层 |阅读模式
080204寒暖交替话立春

きのう、近所の桜並木は雪に包まれた。枝にまで積もり、予定されていた花芽(はなめ)の観察会が流れた。地元の樹木医、石井誠治さんによると、昨夏の日射のお陰で芽はよくついているようだ。見上げれば確かに、春の卵がいくつも冬空に震えていた。

昨日,邻近的樱花街树一片银装素裹。枝头堆满积雪,预定的花芽观察会也只得作罢。据当地的树木医师石井诚治先生说,多亏了去年夏天的日照,芽也出了不少。确实,抬头仰望,见多个春之孢蕾在冬日的天空中颤抖着。
週末の散歩で通った梅林では、もう何本か咲いていた。薄紅の花に寄り、ほのかな和の香りに深呼吸する。根元の土を霜柱たちが持ち上げていた。冬の大地から、春が伸びる。

  上周末,散步经过梅林,已见数枝绽放。走近淡红色的花朵,我深深地嗅闻着淡雅的花香。霜柱将根部的土拱了起来。春天将在寒冬的大地上舒展开来。
きょうは立春。今年も名ばかりの節目になりそうだが、ここからの冷え込みは字面も音も弱々しい余寒(よかん)となる。寒寒寒(カンカンカン)という乾いた一本調子に、遠からず暖(ダン)の音が混じり始めるのだろう。

今天是立春。可在今年,立春也只是名不副实的时节,但此后寒冷就将变成从字面到音都孱弱无力的余寒了。过不了多久,在“寒~、寒~、寒~”的枯燥单调中,就要透出“暖~”的声响了。〈立春の光ついばむ雀(すずめ)かな〉中島伊智子。陽光(ようこう)も新たに昼の勢いが増せば、暮らしの随所に色が戻ってくる。それが近年、春の接近に紛れて不穏な色がちらつくようになった。スギ花粉である。

“麻雀,啄食立春的阳光” 中岛伊智子。若阳光再次装点了白昼,色彩就将重返生活的各个角落。然而近年来,随着春天的临近,总有些不祥之色纷飞飘扬,那就是杉树的花粉。
強風にうねるスギ林は、薄黄の煙幕を街へと送る。雄々しき生命の営みも、花粉に泣く身には敵の出撃風景でしかない。ただ、物言わぬ樹木の代理人として石井さんいわく。「きれいな環境に慣らされた体が、取るに足らない異物にも反応するようになったのです。都市化や排ガスも怪しい。木だけの責任ではありません」。

在强风中波浪起伏的杉树林,将淡黄色的烟幕送入城市。本是雄壮的生命延续运动,可在身受花粉之害者看来,无非是大敌当前的风景。然而,替不会开口的树木代言的石井先生说:“在洁净的环境中娇生惯养的身体,对如此微不足道的异物都会反应过敏。都市化、尾气,也非善类。怎能全赖了树呢?”
前年夏の天候が大切なのはスギの雄花(おばな)も同じで、東京の花粉は去年の倍と聞く。「カン」と「ダン」の間の不協和音。音源(おんげん)ばかりを責めてもせんないが、後(おく)れをとれば梅も桜も台無しとなる。寒寒寒のリズムが続くうちに、目鼻の防備を固めたい。

  上一年夏天的气候不仅对樱花很重要,对杉树的雄花来说也同样重要,据说今年东京的花粉将是去年的一倍。真是个夹在“寒”和“暖”之间不谐之音。多责声源也于事无补,贻误了时机则赏梅、观樱全耽误了。还是趁“寒~、寒~、寒~”的旋律未竟之时,就强加眼鼻防备吧。

[ 本帖最后由 华南虎 于 2008-2-4 22:08 编辑 ]
回复

使用道具 举报

发表于 2008-2-4 22:30:08 | 显示全部楼层
天声人語
2008年02月04日(月曜日)付
 きのう、近所の桜並木は雪に包まれた。枝にまで積もり、予定されていた花芽の観察会が流れた。地元の樹木医、石井誠治さんによると、昨夏の日射のお陰で芽はよくついているようだ。見上げれば確かに、春の卵がいくつも冬空に震えていた

昨日,附近的樱花街道树是一片银装素裹.连枝头都积着雪花,于是前期预定的“花芽观摩会”就化为泡影。从当地的“树木医生”石井誠治口中得知,多亏去年夏季的日照,树上似乎结了不少花芽。抬头望去,的确如此,些许新春的生命正在冬日的天空中颤颤地摇曳。

▼週末の散歩で通った梅林では、もう何本か咲いていた。薄紅の花に寄り、ほのかな和の香りに深呼吸する。根元の土を霜柱たちが持ち上げていた。冬の大地から、春が伸びる

周末散步时穿过了一片梅树林,见到几棵梅树已经开出花来。走到那淡红的梅花跟前,深深的呼吸着那淡雅的“暗香”。梅树下的霜柱(注:日本独有的一种小草)也带起了树根边的松土---春天,正从冬眠的大地上开始苏醒起来。

▼きょうは立春。今年も名ばかりの節目になりそうだが、ここからの冷え込みは字面も音も弱々しい余寒(よかん)となる。寒寒寒(カンカンカン)という乾いた一本調子に、遠からず暖(ダン)の音が混じり始めるのだろう

今日是立春。虽说今年的立春也是有名无实的时令,然而此后的“肃杀寒气“,无论在字面,还是声音,都即将变成弱弱的余寒。“寒~~寒~~寒~”的这种干巴巴的单一调子里,不久将开始介入“暖”的音符罢。

▼〈立春の光啄ばむ雀(すずめ)かな〉中島伊智子。陽光も新たに昼の勢いが増せば、暮らしの随所に色が戻ってくる。それが近年、春の接近に紛れて不穏な色がちらつくようになった。スギ花粉である

“立春薰阳照,犹闻雀啄声”--中島伊智子。一旦春光再次呈现白昼渐长之势,春色将回到周边的所到之处。相比而言,近年,随着春天的临近,却也闪烁着让人心神不安的色调。那是水杉的花粉。

▼強風にうねるスギ林は、薄黄の煙幕を街へと送る。雄々しき生命の営みも、花粉に泣く身には敵の出撃風景でしかない。ただ、物言わぬ樹木の代理人として石井さんいわく。「きれいな環境に慣らされた体が、取るに足らない異物にも反応するようになったのです。都市化や排ガスも怪しい。木だけの責任ではありません」

被强风吹肆的杉树林,送给城市淡黄的烟霭。雄伟的生命的活动,对于对花粉过敏的身体来说,只能是敌人出击的景象。然而作为那些默默无言的树木的代言人,石井誠治说道:“原因是因为人们长期适应了清净的环境,脆肉得连对微不足道的异物都会起排斥反映。还有城市化和汽车尾气也很让人难受,但这不只是树木的责任”

▼前年夏の天候が大切なのはスギの雄花も同じで、東京の花粉は去年の倍と聞く。「カン」と「ダン」の間の不協和音。音源ばかりを責めてもせんないが、後れをとれば梅も桜も台無しとなる。寒寒寒のリズムが続くうちに、目鼻の防備を固めたい。

据说去年夏天的气候对樱花来说很重要,对杉树的雄花也是一样的,东京的花粉是去年的一倍。或许有人抱怨这是“寒~”和“暖~”之间的不和谐音符。但是一味的指责“音源”也于事无补,再不“亡羊补牢”的话,梅花和樱花也将不复存了。在“寒~~寒~~寒~”的旋律仍在持续的期间,大家做好眼鼻的防护罢。

[ 本帖最后由 jannyhany 于 2008-2-4 22:36 编辑 ]
回复 支持 反对

使用道具 举报

发表于 2008-2-4 22:31:56 | 显示全部楼层
音源(おんげん)ばかりを責めてもせんないが、後(おく)れをとれば梅も桜も台無しとなる
多责声源也于事无补,贻误了时机则赏梅、观樱全耽误了。

看来日本的生活常识真的很重要呢.

我完全翻译错了
回复 支持 反对

使用道具 举报

您需要登录后才可以回帖 登录 | 注~册

本版积分规则

小黑屋|手机版|咖啡日语

GMT+8, 2024-5-11 23:21

Powered by Discuz! X3.4

© 2001-2017 Comsenz Inc.

快速回复 返回顶部 返回列表