081224严冬里的圣诞
キリスト教徒の詩人、板口冨美子の作「クリスマスを祝う」の一節を引く。〈みんなお互いにぬくめあおうと/みんなお互いによろこばしあおうと/どんな苦しい日の中も/この日だけは/そのことばかりを考えている〉。
引用一下基督教徒诗人板口富美子的诗,《庆祝圣诞》中的一节:“大家要相互温暖/要互相帮助/无论日子多么艰难/在这一天里/我们仅以此为念”。
浮かれつつ省みる、とでも言おうか。年末年始には華やかさと厳かさが混在し、どちらを欠いても「らしく」ない。昭和と平成をまたぐ冬がそうだった。列島の中心から重い空気が広がり、街は歌舞音曲をぎこちなく封じた。20年前と違い、足元の沈滞は同時多発である。
或可谓兴奋中的回顾吧。据说那是个从昭和转为平成时的寒冬,华彩与严酷并存,缺了哪一样都不像。沉重的空气从列岛的中心铺开,生生地抑住了歌舞升平的街市。如今,与20年前不同,是步伐停顿,同时又多发。
天皇誕生日の東京は、世相に一矢を報いる快晴となった。75歳を迎えた陛下は会見に代えた文書をこう結んだ。「互いに絆(きずな)を大切にして助け合うことにより、皆で、この度の困難を乗り越えることを切に願っています」。
天皇生日那天,东京倒是响晴白日的,与阴沉的世相来了个针锋相对。75岁的天皇陛下在取代了记者招待会的文稿结尾处写到:“衷心祝愿大家能互相关心,互相帮助,共度时艰。”
東京タワーもきのう、開業50周年を祝った。記念の公式応援ソングの詞にある。〈いつもそこで/幾千の物語見つめ/照らし続けてる〉。高度成長のシンボルがいま見つめるのは、幾千の貧困と経営難の物語だ。
东京塔也在今天举办了它50周年的庆祝仪式。声援歌中有这样的词句:“它总是站在那里/注视着万千故事/始终照耀着”。这个高速发展时代的象征,如今注视着的,是万千贫困和经营维艰的故事。
多くの経営者が「トヨタが赤字なんだから」とこぼしていよう。人減らしに走る企業に政官の対応は鈍い。土砂降りなのに、国の屋根がどうにも頼りない。政治が動くまで、傘を持たぬ者には傘の半分を差しかけるような「ぬくめあい」が要る。
或许许多经营者都会抱怨道:“丰田亏损了么。”。企业已在拼命裁员,可政府官员对此还没什么反应。下的是倾盆大雨,国家这个屋顶根本指望不上。在政治变动之前,给未带雨伞者撑过半把伞这样的“相互温暖”,非常必要。
〈ジングルベル貧富の差なく流れ来る/末村道子〉。誰にも公平に巡る季節は、時に残酷だ。どの絆にもつながらぬ不安、明日への絶望が路傍にあふれ始めた。そうしたものを包み込む、社会の深さが試されている。
“圣诞的铃铛声,响过贫富不等的人群”(末村道子)。无论对谁都是公平地到来季节,有时也很残酷无情。无人关心的恐慌和对未来的绝望,已在路旁蔓延。能否将其包容?社会的深度将受到考验。 |