咖啡日语论坛

 找回密码
 注~册
搜索
查看: 1749|回复: 0

天声人语2010年10月15日(金)

[复制链接]
发表于 2010-10-16 17:29:55 | 显示全部楼层 |阅读模式
本帖最后由 greenpure 于 2012-3-14 11:17 编辑

運動会も終わり、さあ学びの秋と意気込む先生も多かろう。授業や教材に工夫を凝らし、子どもの心をつかむ。その一助に新聞を活用していただくのはうれしいが、残念な使われ方があった▼山梨の小学校。5年の担任が道徳の授業で「脅迫状」を作らせたそうだ。児童はグループごと、ひと昔前の誘拐犯よろしく新聞を切り張りし、黒板の例文を再現したという。この「不徳」について教師いわく。「共同作業の大切さを学ばせたかった」▼愛知では、小3の担任が出した割り算の問題がとがめられた。〈子どもが18人います。1日に3人ずつ殺したら何日で……〉。片や横浜の中学教師は、生物の時間に男子の口と鼻をふさいで失神させた。どれほど呼吸が大切かを教えるつもりだったという▼これらの先生は40、50代。悪意なく盛り上げようとしたにせよ、教室を笑わせるには寄席とは違った用心深さが要る。超えてはならない一線もあろう。授業中ではないが、大阪の高校教師は不用意にも、女生徒にゴキブリ駆除剤を食べさせてしまった。「私の特製クッキーよ」と▼無論、悪ふざけに傷つく子ばかりではない。とはいえ、脅迫状の代わりに招待状、「殺す」ではなく「遊ぶ」でも出題の狙いは達成されよう。それも穏やかに、親からの苦情もなく▼手作り、オンリーワンの授業だから良いとは限らない。効果のほどは、すぐれて「ワン」の中身による。面白くてためになる工夫なら、教師の研修を通じて津々浦々に広まり、技を欠いた思いつきは、コラム書きの糧となる。
回复

使用道具 举报

您需要登录后才可以回帖 登录 | 注~册

本版积分规则

小黑屋|手机版|咖啡日语

GMT+8, 2024-3-29 09:47

Powered by Discuz! X3.4

© 2001-2017 Comsenz Inc.

快速回复 返回顶部 返回列表