天声人语 20120220 近期政事小议

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近期政事小议
2012-2-20
　陛下のご容体を案じながら、消費税キャンペーンに走り回る政府……。いえ、１９８８年秋の話である。時の竹下首相は各地に飛び、険しい世論に新税の必要性を説いた。その姿が念頭にあるらしい。
　　边担心天皇陛下的健康状况边为消费税促销奔忙的政府……。不，我说的是1988年秋天时的事情。当时的竹下首相正在各地奔走，在一片舆论的反对声中力陈新税种征收的必要性。估计现任领导人还记得当时的情形。
　野田首相、岡田副総理らは先週末、手分けしてテレビ出演や対話集会をこなした。閣議で大綱に格上げした「税と社会保障の一体改革」だ。柱の消費増税をはじめ、３月中の法案提出を目ざす。
　　野田首相和冈田副总理上周末分别接受了电视台的采访和举行了对话集会。主题都是已在内阁会议上升格到大纲高度的《税与社会保障的一体改革》。该法案内容包括最核心的提高消费税等，预计3月份内提交。
　だが野党との調整はならず、低所得層や景気への配慮はおぼつかない。これまた増税の前提となるべき「身を切る努力」では、衆院定数の８０減が見通しもなく並んだ。国家公務員の給与だけは自民・公明案を丸のみし、大幅に削られる。
　　然而执政党并未就该法案与在野党达成共识，也缺乏对低收入阶层和提升景气方面的考量。而应该作为增税前提的“刮骨疗伤的努力”方面，众议院定员减少80人这一举措的实施也遥遥无期。只有国家公务员的工资完全接受了自民和公明党的方案被大幅度削减。
　幸か不幸か、市場の改革圧力はしばし緩んだ感がある。日銀は「インフレ目標１％」を宣言、低体温のデフレ経済が「平熱」に戻るとの期待から、株価は持ち直した。ユーロ危機もつかの間の小康で、円高は一服している。
　　不知该说幸运还是不幸，市场的改革压力有暂时缓和的迹象。日本银行宣布“通胀目标1%”，大众期待低体温的紧缩经济重返“低度增长”使股价有所回升。由于欧元危机短暂的好转，日元升值得以暂时喘息。
　政府と民主党の悩みは足元にある。ボスの無罪が見えてきたせいか、党内野党の小沢グループは反増税で攻勢に出る構え。これに鳩山元首相が同調する。日本の不全は結局、水ぶくれの与党が政党の体をなさぬ悲劇に行きつく。
　　政府和民主党的烦恼就在自己脚下。大概是看到自己的头头即将被宣布无罪，处于党内在野地位的小泽派磨拳擦掌，准备以反增税发动攻势。对此鸠山元首相也持相同论调。结果，日本的危机就在水肿的执政党自身难保的悲剧中越演越烈。
　２３年前の自民党も、衆院で３００議席を誇った。竹下首相は年号が改まった８９年、強行採決で通した消費税と、ひと桁の支持率を残して退く。早大の後輩も同じ道を突進する覚悟と見たが、同志は議席と同数ではない。たまに振り返り、数え直したほうがよい。
　　23年前的自民党也曾在众议院拥有可观的300席。竹下首相在年号更换的89年，留下强行表决通过的消费税和跌到个位数的支持率下台。同是早稻田毕业的野田大概也做好了同样的思想准备，不过你们拥有的议席可大不一样哦。最好偶尔也回头好好数一数。

tzhh

翻译的非常好！！

star5052

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