マナーの基本知識

阿佩

ヘアスタイル
髪の毛は清潔感を大きく左右するものです。よごれて油っぽくなっていたり、フケがでていたりでは当然いけません。また、ヘアスタイルによっても相手に不快感を与える場合があります。仕事という目的に合わないヘアスタイルは避けましょう。また、ぼさぼさの髪も社会人として落第（らくだい）です。定期的に美容院理容院にいくようにしましょう。散髪（さんぱつ）した手のような清潔感は好印象をもたれます。

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身だしなみの自我（じが）検査
身だしなみについて他の人が直言（ちょくげん）してくれることは、なかなかありません。自ら常にチェックし、気をつけましょう。
男性
ヒゲは毎日そっているか
鼻毛はのびていないか
頭髪（あたまかみ）にフケや汚れはないか
爪は汚れていないか
ワイシャツの襟や袖口は清潔か
ネクタイはゆるんでいないか
靴は汚れていないか
ズボンにアイロンはかけてあるか
女性
ヘアスタイルはきちんとしているか
長い髪はまとめてあるか
化粧は濃すぎないか
マニキュアは派手ではないか
爪は長く伸びていないか
派手なアクセサリーは身につけていないか
香水が強すぎないか

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第三節　姿勢と動作
立っているときも、座っているときも、必ず背筋をぴんと伸ばしましょう。疲れているからといって、だらしない姿勢は許されません。あなたの仕事がお客様と接する機会が多いなら無論のこと、同じ社員同士でも上司や先輩にどんなときでも見られていることを忘れないでください。

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  立った姿勢
１、       膝（ひざ）をぴったりつけつま先を２０度（男性は４０度）開く。
２、       首筋をまっすぐ伸ばし、お腹を引き、胸を張る。
３、       両肩の力を抜き、手を太ももの横に自然にたらすか前で軽く重ねる。五本の指をそろえる。
４、       あごを引いて、目の高さを見る。
５、       お尻の筋肉をぎゅっと緊張させる。

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座った姿勢
背筋を伸ばして執務する姿勢に、ビジネスマンとしての仕事に対する姿勢が感じられ、また会社全体の品格も象徴されます。
膝をきちんとそろえて、かかとを引いて座りましょう。机の下だからといって足を組むのもよくありません。姿勢は足の先まで正しくしましょう。ほおづえをつくのは厳禁（げんきん）です。

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おじぎの種類
目礼――軽いあいさつ
自分と関係ない来客を席に座ったまま見送ったり、プライベートタイムに会った時など軽く、目つきで会釈するもの。「こんにちは」
会釈――軽く頭を下げる
同僚やいつも顔をあわせる上司などに対して使う。首だけ曲げるのは横柄。
「ハイ、かしこまりました。」
「少々、お待ちください。」
礼――一般的なお辞儀
訪問先や来客を迎えたときや初対面の人にする。両手は両脇（りょうわき）もしくは軽く膝の上で重ねる。
販売業の時はお客様の表情を見ながら。
「いらっしゃいませ。」
敬礼（最敬礼）――最も丁寧なお辞儀
重要な来客、特に敬意を表す重要な人。
感謝の気持ちをこめる時など。視線は床面（ゆかめん）におく。ひざとつま先をそろえて両足をつける。
「ありがとうございました」

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歩き方
１、       から進んでいく感じ。
２、       膝が正面に向かって出るように。膝がこすれるくらい。
３、       体重は踏み出した足に移るように歩みを進めると軽やかに見えます。
４、       着地（ちゃくち）かかと、土踏まず、つま先の順に。これには踏み出す方の膝の裏をぴんと伸ばしておくのがコツ。
５、       お尻の筋肉は緊張させておく。
６、       あごを引いて目は正面に。
７、       廊下はきちんと左側を歩く。

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