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文学作品の中の「根性」

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发表于 2005-5-22 12:47:00 | 显示全部楼层 |阅读模式
  こん-じょう -ジヤウ [1] 【根性】(1)生まれつきの性質。根本的な考え方。「―をたたき直す」「乞食(コジキ)―」(2)苦しさに耐えて成し遂げようとする強い精神力。「―がある」「―が足りない」(3)〔仏〕 仏教信者としての宗教的素質。根機。
――を入れ換・える 精神を入れかえる。心を改める。
                                 ↑「大辞林」より
こんじょう【根性】(1)〔性質〕脾气;[性格]性情,秉性,根性;[天賦の]赋性.¶卑しい根性/卑鄙的根性.¶さもしい根性/劣根性.¶役人根性/官气;官吏的作风.¶商人根性/唯利是图的根性.¶根性の曲がった人/性情┏别扭〔乖张〕的人.(2)〔強い性質〕骨气,斗志,毅力.¶ど根性/硬骨头精神.¶根性がある男/有骨气的汉子; 硬汉.¶あの男には根性がない/他没有斗志.
 根性を入れ替える [悔い改める]洗心革面『成』;[立場・観点を]脱胎换骨『成』.
              ↑小学館・日中辞典

翻訳の実際↓

嘘を吐いて罸を逃げる位なら、始めからいたずらなんかやるものか。いたずらと罸はつきもんだ。罸があるからいたずらも心持ちよく出来る。いたずらだけで罸は御免蒙るなんて下劣な根性がどこの国に流行ると思ってるんだ。(坊っちゃん)
/想用撒谎来逃避受罚,当初就别去淘气。要淘气就要受处罚,有了处罚淘气才显得有趣。光想淘气不愿受罚,我以为这是一种卑怯的品性。这种品性在某个地方流行着。

「どれ、見せな――そいったッても、まあ、情ない。道理で先刻から穏順しいと思った。すこし母さんが見ていないと、直にこんな真似を為る。黙って取って食うようなものは、泥棒だぞい――盗人だぞい――ちょッ、何処へでも勝手に行って了え、そんな根性の奴は最早母さんの子じゃねえから」(「破戒」)
/“哎,给我看看!养活你们这帮孩子真叫人泄气。怪不得这阵子那么老实,妈稍微看不到,就学着这么干,不言一声就悄悄拿着吃,这是小偷干的,是贼干的!你爱到哪儿就到哪儿去吧,这么个下贱的东西不是妈养的孩子!”

なぜ、同しだと言うのか。優れている、と言えないのか。奴隷根性の復讐。(「斜陽」)
/为什么要说是一样的呢?为什么不敢说是优越的呢?就是奴隶根性的报复。

こういう傲慢な、我が侭な根性は、前から彼女にあったのであるか、或は私が甘やかし過ぎた結果なのか、いずれにしても日を経るに従ってそれがだんだん昂じて来つつあることは明かでした。(「痴人の愛」)
/她这种桀骜不驯、我行我素的本性是从前固有的,还是我过于娇惯她的结果呢?无论属于哪一种,总之随着时间推移,这种性情愈发强烈起来,这一点是清清楚楚的。

彼はそんな言い訳をして見たが、うまかったら、今感じているようなひけ目は感ぜずに、気まりのわるい程、腹のうちで得意になりそうな気がした。まずいので反って軽薄な根性を露骨に出さずにすむと思ったが、うまかったらこだわらずに、ますます得意になれたような気がして残念な気がした。(「友情」)
/野岛这样自慰,却又想到,要是精通球艺,就不会象现在这样自卑了,那该多得意呀!可现在,因为球打不好,反倒暴露出了自己浅薄的劣根性,真是太遗憾了。

前置きが長くなったが、邉踊幛嗽挙驊筏郡ぁM礁傋撙瞬渭婴工毪长趣瑳Qまったボクは、「せっかく、徒競走に出してもらえることになったのだから、みんなの前で無様な走りをすることはできない」と、相変わらずの見栄っ張り根性で考えていた。お尻を引きずるようにして走ることしかできないのだから、格好のよい走り方ができるはずなどないのに、子ども心に「みんなの前で、いいカッコをしなきゃ」という気持ちが働いたのだろう。(「五体不満足」)
/话扯得远了,再回到运动会的事上来。决定参加赛跑以后,我就暗暗对自己说:总算可以参加赛跑了,决不能在观众面前丢人。我知道这是我的爱虚荣的根性使我下决心要为自己争一口气。我只能靠快速起落屁股来跑,不可能做出优美的姿势,但在我那小孩子的心中却有一个念头:我要做出个好样子给大家看看。
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