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发表于 2006-4-19 12:38:57
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2006年04月19日(水曜日)付【天声人語】
作家の宮部みゆきさんは昔、速記者をしていたことがある。いわば自分を消すこの仕事を、ある対談で「忍びの世界」になぞらえていた。「歴史の影に生きるわれら、みたいな(笑)」(『知的〈手仕事〉の達人たち』大日本印刷)。
作家宫部美由纪曾经做过速记员。在某次座谈时,她把这份抹销自己的工作比成“隐形世界”。“我们仿佛生活在历史的影子里(笑)”(《知识(手艺活儿)的行家们》大日本印刷)
宮部さんの短編「ドルシネアにようこそ」は、速記者を目指す青年が主人公だった。座談会や講演会のテープ起こしのアルバイトをしながら、速記の試験で一級に挑む。試験の直前になると、何を見ても、頭の中で速記文字になおしてしまう。「息抜きにビールを飲んでも、ラベルの文字を見ると、ぱっと速記文字が浮かんでしまう」
宫部短篇集《欢迎恋人》中,主人公是立志成为速记员的青年。他一边做着座谈会及演讲会的录音的兼职工作,一边挑战速记一级测试。到考试前夕,无论见到什么,在脑中都转化成速记文字。“即使喝啤酒休息一会儿,一看到标题文字,一下子又浮现出速记文字了。”
dul・cin・e・a [d lsíni ,d ls ní ]
n. 愛する女,恋人.
[Don Quixote の恋人 Dulcinea より]
いきぬき
【息抜き】
1.俚連匯氏隅xiマxi yヌhuハr乖笥賑xiテ kヘu qハ
仕事の~にお茶を飲む/乖笥賑哉鵜画
2.〈建〉欠況fテngdヘu宥欠迅tヒngfテngkヘng宥欠廾崔zhuソngzhハ
議会や裁判所などで広く使われてきた速記だが、コンピューターによる音声自動認識などにとって代わられようとしている。国会では、1890年の第1回帝国議会以来、100年以上速記が続いてきたが、05年度には速記者の新規養成をやめた。
速记在会议以及法院等场所广泛运用,但逐渐为电脑的语音自动识别等软件所取代。国会自1890年第一届帝国会议召开以来,100多年以来一直使用速记。但2005年度起取消了速记员的新人培训。
世界の速記の歴史は古く、古代ローマの速記奴隷・アステリスをたたえる墓石には、こう記されている。「君はすばやく蝋(ろう)板を取り出し、見よ!、言い終わらない間に、いな考えていることすらもすでに書きとめている」(兼子次生『速記と情報社会』中公新書)。
世界上速记的历史源远流长。赞扬阿苏特里斯---古代罗马的奴隶速记员---的墓碑上,这样写着:“你麻利地拿出蜡板,看哪,话未落地,不,尚在考虑之中,你已经记录下来了”(兼子次生《速记与情报社会》中公新书)
すばやい
酔堀kuツisメ;[びんしょう]樗楯mノnjiト;[仕事が]醍旋mタli旋鯛lハluo;枯諸gチnjノn
すばやく準備をする/枯諸恬彈姥
情報が~/㍾連痩宥
情報をすばやくキャッチする/載酔仇俊欺㍾連
運転手がすばやくブレーキをかける/望字枯諸媛妁shソzhタ
巻末には、間違えやすい言葉どうしの例が載っている。「預かって・扱って」「指名される・示される」「一日に千人・一日二千人」「いいことない・いうことない」
卷末收录了容易混淆的动词例子。“管理 \参与”“ 被指定\显示”:“一天千人\一天两千人”“没好事\没这种事”
瞬時に聞き分けて瞬時に記すためには、それこそ忍びのような鍛錬が要るのだろう。そんな技能が消えゆくのは、ややさびしい気もする。
要学会速听速记,才正需要隐身术这种锻炼吧。随着这种技能消逝,略有起凄凉之感。 |
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