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    ビジネスマナーの基礎知識 
■                          <第176号> 
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◆ 今週の問題 ◆ 
 
ある会社のパーティに出席して大勢の方と名刺交換をしているうちに、 
自分の手持ちの名刺がなくなってしまいました。 
さて、そんなとき、正しい行動は以下のうちどれでしょうか。 
 
1:白い紙をもらって即席で自分の名刺を作って渡す 
 
2:相手の名刺だけもらって、自分の名刺は後日送付する 
 
3:挨拶はするが名刺交換ができないので、相手の名刺も受け取らない 
 
4:名刺交換自体をやめる 
 
 
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◆ 解答と解説 ◆ 
 
正解は2です。 
 
名刺は常に多めに持っていないと、いつどんな場面で必要になるか分かりません。 
あいにく切らしてしまった時には挨拶をした上で、まず相手にお詫びし、 
後日簡単な詫び状を添えて郵送するのが望ましい対応です。 
 
即席で名刺を用意するのも悪くはありませんが、 
特別、急いでこちらの連絡先を伝えなければならないわけでなければ、 
後日、改めてお送りする方が良いでしょう。 
 
また、自分がお渡しできる名刺がないからといって、相手の名刺も受け取らない、 
というのは失礼です。有難く頂戴しておきましょう。 
 
ついつい名刺の補給を忘れがちになりますが、特に外部の人と接触する機会が 
多い人は特に名刺の残量を意識しまましょう。 
名刺交換が出来なかったことで、チャンスを逃すこともあります。 
常にカバンの中や手帳などに予備の名刺を入れておき、得意先では名刺を絶対に 
切らさない。これもビジネスマナーの1つだと言えることでしょう。 |   
 
 
 
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