というか というか
「Aと言うかBと言うか/Aと言おうかBと言おうか」は「Aと言っていいのか、それともBと言っていいのか、よくわかりませんが、~」という意味を表します。どちらも、どう表現したらいいのか、よくわからないときに使われる文型です。
これらの他にも、「Aと言ったらいいか、Bと言ったらいいか/Aと言ったらいいか、何と言ったらいいか」、或いは「Aと言えばいいか、Bと言えばいいか/Aと言えばいいか、何と言えばいいか」などの形も使われますが、どれも同義文型です。
§ 例文 §
1.彼は単純と言うか素朴と言うか、とにかく一本気な性格だ。
2.霧と言うか霞と言うか、その竹林は白いもやに包まれていた。
3.よく気がつくと言うか何と言うか、彼女は実に細やかな方です。
4.彼は頭が切れると言おうか、才気走ると言おうか、確かに優秀ではあるが、問題がないわけでもないね。
5.優しいと言おうか何と言おうか、まあ、人がいいのが彼の取り柄ですね。 |