|
. U) k" j4 G8 J3 r e( i動詞:[ます]形 + たてだ+ q* [0 Y8 _. k" w) j
たてが
9 J8 d5 t9 S6 ?$ O& U) g8 a たての + 名詞# o7 I2 A8 {& Q! Z1 U# `
' ^5 q* J3 M% Z" e; p. r4 a% z李 :あ~っ、うまい!湯上がりのビールは最高だ!あと一本、飲みたいなあ。7 ?7 j2 {8 e' p$ N2 m# e- {; {
良子:この料理はできたてがおいしいのよ。ビールを飲んでばかりいないで、熱いうちに召し上がれ。李 :うん、これはうまい!とても習いたてとは思えない。8 G. D/ C7 Q g6 G, O( p6 E
良子:お世辞を言ったって、もうビールは出ないわよ。+ h9 L/ M( r, h! U, H+ F7 S
4 E4 S$ h' E) y6 v" c 「~たて」は動詞の[ます]形について、「~したばかりの<時・状態・もの>」を表す名詞を作りますが、「産みたての卵・炊きたてのご飯・入学したて・入れたてのお茶・入りたての社員・採れたての果物…」のように、常に新しさ・新鮮さなどのプラス面を強調するのが特徴です。「~たて」の用例は「~したばかり」(→文型148)で置き換えられますが、「~したばかり」は動作や事態の終了して時間がたっていない状態を表すだけです。逆に言えば、「~たて」には新しさや新鮮さを表さない動詞にはつかないことで、例えば、「食べたて・寝たて・壊したて…」などの用法はありません。
( z9 q3 q/ V, ]& v* Q# I3 B また、類義語に「~あがり」(→文型003)がありますが、一部の自動詞について「~した完成品」を表します。意味の違いに注意してください。→例題1)
: K: V- Y% Z+ p% x できたての料理 <まだ暖かくておいしい>
% i d) e- g5 W! z9 D できたばかりの料理 <少し前にできた>
% v1 V, m7 g2 A5 Z& s! }% A 料理のでき上がり <完成>
/ R4 b9 ]% |# n; n% N
$ \/ S0 A- `2 M& s k1.牛乳は搾りたてが一番おいしいよ。# o. b0 _4 w/ }! u' f
2.日本に留学したてのころは、言葉がわからなくて困りました。7 ^" }6 l6 t5 D* [& c5 |
3.焼き芋、石焼き芋、焼きたてのほやほや。0 X+ L0 u/ D7 w5 h
4.ペンキ塗りたてですから、触らないでください。% Z4 m; l, d$ C X7 \( h# V7 m
5.あのふたりは結婚したての熱々で、こちらはすっかり当てられっぱなしだよ。% ]6 E6 E1 A$ ?! D4 s) ~4 L7 T3 {
o9 U, _' [! P8 k/ n- e1) お~い、みんな、やっと学校新聞が刷り(あがった/あげた)よ。刷り(たて/あがり)だから、まだインクのにおい(が/を)するよ。1 _( w' r# y' |: ~ M
2) 医者に(なる→ )たて( )頃は、手術室で血を見て、貧血を(起こす→ )こともあった。' A0 t5 i) v0 r
! ]% R& i; w1 Z# \- B
/ Y3 ]' ?; |# H+ m/ G5 v1) やめよう/思った(~ことがある→文型080)/あった
3 c: i# D/ N$ E0 i8 [' x. F- D H2) だった(過去回想)/で/思い) a n( ]0 n* u O4 c X8 s1 w+ l
& m1 I5 d; F( C/ o' S/ {$ h 3 L8 C, \, i% w0 A' G% `
. v: b; m- e8 }9 o$ h+ V8 ]2 S3 h3 A他動詞:[ます]形 + たてる
: R# f2 i0 d. m$ ~; }6 m% M R/ U. V. c, u1 [0 r* b0 @* j
李 :どうしたんだい?さっきから会社の不満ばかり言いたてているけど、課長に嫌みでも言われたの?* T0 B9 ~* C3 O# z' Q$ x
山田:今年の冬のボーナス、いくらだか知ってるか?あの金額を見たら、とても冷静ではいられないよ。
( G3 r ~ e9 |+ n9 t李 :出るだけでもましだと思った方がいいよ。みんなが仕事する気をなくしたら、それこそ会社は倒産だよ。
5 O# R% J. a/ G
6 f+ U0 V- g7 V9 p+ f# V 「~立てる」は動詞の[ます]形について、例文1、2のように「突き立てる・埋め立てる・組み立てる・積み立てる…」などのように原義に近い意味の複合動詞や、例文3~5のように「激しく~する」という意味の程度強調の複合動詞を作ります。後者の例としては、「煽りたてる・言い立てる・追い立てる・駆り立てる・せき立てる・責めたてる・攻めたてる・吠えたてる・ほめたてる…」などがありますが、「~立てる」の前につく動詞はほぼ決まっていますから、語彙として覚えた方がいいでしょう。
5 g4 [ f' | M6 E4 M3 k8 x! i+ {: W9 [( _$ i1 c
1.この一帯は東京湾をごみで埋め立ててできた埋め立て地だ。1 i8 T7 X) [0 q5 s: _, @5 M
2.その雑誌は民主主義の旗手として、戦後の出版界に不滅の金字塔をうち立てた。0 ^# D4 A. q- ^! s6 z0 @0 E
3.彼が新人賞を取った頃は口々に褒め立てた人々が、落ち目になると、てのひらを返したように冷たくなった。3 ?' a* }" A& e0 i8 c
4.ちょっとしたことで、すぐ騒ぎ立てる最近のテレビ報道には問題が多い。- O3 x, Q$ r# S2 T8 H( P
5.自分の責任は棚に上げて、部下の失敗を責めたてた。
7 X0 E" n0 c2 c, F" ]' A; a- l% B: s" D: Z
1) 飾り(尽くした/切った/たてた)部屋よりも、シンプル(な/で)清楚な部屋の方(が/は)僕は好きだ。8 T; t" A/ y0 g7 a4 h
2) 新聞で(盛んだ→ )汚職事件の事を(書く→ )立てているが、当人は平然と(する→ )。/ b6 q: l/ Y3 z9 G' A1 j3 g
- o" A( @& @- ?1 N0 h0 {& J/ q# z
6 w8 e' v0 v' e d6 A1 `1) 上がった(助詞「が」に注意→文型003)/たて/が(→文型031)! Y5 j- t7 W: u; ^9 g: d
2) なり/の/起こした(→文型080); ?5 p' `8 |8 g. Z
- L" w! ]) |! f
" ~4 Q. R# i$ Y( e3 j, L6 v* l& {( R143 *たとえ~ても/*いくら~ても/*どんなに~ても | & U3 ?4 x- p2 h- A7 U+ O
たとえ/たとい ~ 名詞 : で + も+ [/ q n$ S$ W( J8 t
いくら 動詞・形容詞:て形 <ナ形ーで>4 }- B/ \# J9 T. O9 R
どんなに. e+ q) N6 S% q. C& i1 a
どんな+名詞
- E% B! C+ ^! o% c( C' l+ w/ M* ?" j$ K7 g
李 :たとえ山田君から誉められても、適当に割り引いて聞かないとね。その日の気分でころころ変わる人だよ。
7 Y3 P. f1 D; r9 |% O/ Y百恵:でも淡白で、どんなときでも後を引かないからいいわ。いつまでもねちねちしてる誰かさんとは大違いよ。7 U* r" S3 i2 e1 d
李 :それって、俺のこと?でも、くよくよしない彼の性格が羨ましいよ。明日は明日の風が吹くって感じだ。8 d1 o* `8 p, `3 b
1 h0 B+ |. k$ c+ u# L4 N+ V' U) k
「たとえ~ても」は仮定条件の逆説で、まだ起こっていないことを条件にしています。「たとえ~ても」と「たとい~ても」は意味も用法も同じですが、話し言葉では「たとえ~ても」がほとんどです。
; {/ i9 z2 ~, P 一方、「いくら~ても」「どんなに~ても」は既定条件の逆説で、もう起こったことを条件にしています。そのため、以下のような違いが現れます。' k y: j8 S! K
たとえ読んでも、わからない。<まだ読んでいないが、わからないだろう>
) ?1 t% {/ X" E# P, a1 i いくら読んでも、わからない。<もう何度も読んだが、わからなかった>
/ D# T6 V' N4 @' Z5 r, A* w# d& }- p なお、「いくら」と「どんなに」は違いがあって、「いくら」は「何度も・何回も」という回数から程度まで広く使えますが、「どんなに」は程度しか表さないので、用法としては「いくら」よりも狭くなります。→例題1)
+ `1 _4 Q" D- d& S4 m( Z& M2 }$ q9 e, x4 G1 p* @
1.たとえ何億の金があっても、死に直面したきには、何の意味もない。
3 `4 |1 [, y. d* v2.たとえ冗談でも、言っていいことと悪いことがある。6 Y1 i. b) s# S$ T/ e
3.いくらお金があっても、使い方を知らなければ、ただの紙切れに過ぎないよ。
& S/ A5 O B9 n6 N. p( V' P( E8 w4.愛しているよ。たとえ死んでも、君を離さない。# d5 a4 q8 f0 x& d% u& L0 F6 M
5.どんなに時代が変わっても、変わらぬものもあるんだ。6 |0 O3 V0 n* `9 v& u/ m
- A# F5 ^: x# A6 O% C( G& ]
1) (いくら/どんなに)電話しても、彼につながらなかったんだ。まさか、部屋で死んでる(なんか/なんて)ことはない(だろう/かもしれない)ね。
7 P* Y; q3 a; _2 E3 g2) たとえ冷血漢と(言う→ )ても、(貸す→ )金は返してもらう( )が俺の商売だ。( J: O+ m% g U
2 }: m/ A/ S5 Y- O4 C3 g& I8 h2 J. @1 B7 Q% [
1) たてた/で/が(比較文「~より~の方が~」)
& s3 U. t7 g! X4 y; S$ @) f2) 盛んに(ナ形)/書き/している(眼前の事実は「~ている」形)
1 c- S- |8 s8 p. {+ F, Q 2 d" U% S0 m) n& N7 { s
/ L! O/ i6 X! S
6 t# t' l) M9 P* w* y動詞: た形 + ところ ~ した, U f9 n% E/ e' O0 j$ L
だった1 l' a& e( m% A: f) Q9 P j
6 h' J" ]$ r5 b/ V( O- [3 s ~; {
良子:海外旅行の懸賞に応募したところ、なんと当選したのよ。「こいつは春から縁起がよい」だわ。+ G7 X7 e6 M: G
李 :僕も組合の役員に立候補したところ当選したよ。色々と経験できるので期待してるんだ。でも、君も知ってのとおり、半ば割り当てみたいなものだけどね。) f3 B" C1 Y' t1 _5 J7 p
良子:でも、当選は当選よ。お祝いしましょ。
/ W' `5 s/ E9 A" p
' |1 a+ ?/ p& Q$ `' z+ T) U 「~た‐ところ~した」は既定・発見の用法で、「~したら~した」と同じ意味になりますが、意外感や驚きをいっそう強調した表現です。実際に発生した既定事実なので、文末で 完了形(「~した/~だった」)と呼応します。→例題1)2)
9 ^ F& d, O( u+ w1 e3 c 「~すると~した」も既定・発見を表しますが、「と」は習慣的・反復して起こっていることを表しますから、それを自然で当然のこととして受け止めています。これは、条件の「~と」と「~たら」の違い(→資料・)から生まれたものです。( i- E) w! x% O5 T8 X
家に帰ると、妻が料理を作っていた。 <習慣、いつものように>* f5 n" x: ]+ f/ k; g4 R+ ]6 D
家に帰ったら、妻が料理を作っていた。<驚き、珍しいことに>
% e# O' a' t+ b1 E1 n/ [) x) w ^+ S2 a
1.見たところ、特に問題はないようだね。+ i' N& S) `4 Z# H2 L( ~: g* l
2.先生に電話したところ、あいにく不在でした。) w) p/ @8 c( Z* l
3.医者に診てもらったところ、悪性の腫瘍ではないとわかりました。& G% X% K* ^4 ~- ~7 L/ H
4.色々試してみたところ、この方法が一番いいという結論に達しました。
' e5 {' }+ F7 o2 p* ~3 I! y5.彼女を食事に誘ったところ、あっさりと断られてしまった。2 K: r3 @1 M r& K( `
) T' T2 m$ ^, m1 S1) 受付の人(に/で)(尋ねる/尋ねた)ところ、そんな名前の社員はいないとのこと(だ/だった)。8 j2 |$ m, w! r9 o+ J. h7 t( B
2) 大学に願書を(送る→ )ところ、もう(締め切る→ )を(過ぎている→ )。. d* @1 ?4 w; ]! B# g7 B9 ?" S
% x! _% L, i. |! v; I' ^
/ ^/ a& ^ x; m% G
1) いくら/なんて(→文型274)/だろう4 L5 |, u2 J" E8 I9 B; _) R' ~
2) 言われ(受身:人に~と言われる))/貸した/の
. o8 d g2 a @
4 m! V( P. [0 n7 f2 o. n 7 W' f% k- N+ K& O: c. i
; ^8 I2 {; K5 B0 b D
動詞: た形 + ところが ~ した
( J" g* N0 s4 A8 O だった
8 P1 w4 T% v; x$ I! t& ?1 F0 _; M6 h3 W& {
山田:彼、一目ぼれの彼女と結婚したところが、いろいろと大変なことを背負い込んだみたいだよ。
1 y4 [' l5 \; s1 z1 k3 ^李 :あいつ、面食いだからなあ。とかく美人というのはわがままなんだよ。3 s& J3 n& n" R6 a5 V
山田:どうだって彼に聞いたところ、洗濯物は山のよう、部屋の中は散らかしっぱなしだってさ。
~3 t) C! y1 n4 W# t! L
! Q; S' A9 p! o, t4 {7 C$ _ 「~た‐ところが」は「~したが/~したけれども」という逆説を表すのですが、予想外・意外な事実の発生を後件で述べるのが特徴で、「~と思ったが、実際はその予想や期待に反して~」という意味を表します。例えば、下の用例ですが、「~た‐ところが、~」を使うと、「しまった!困った!どうしよう!」などの大慌ての情景が浮かんできます。しかし、「~が/~けれども」は単なる事実の描写になります。6 S; N7 P6 r" P
お金を払おうと思ったが、財布が見あたらなかった。<客観的叙述>
% e3 V( L6 K9 m! M3 T お金を払おうと思ったところが、財布が見あたらなかった。<慌てた様子>
( L& p) u1 _! H' x4 } その他、例文5のように「ところが」は接続詞としても使われます。→例題1)
, X8 i$ ^1 Q) u( y; ?
$ H0 y! C1 Y( [7 c i/ C1.親切のつもりで忠告したところが、恨まれてしまった。
1 h3 S% W# g2 U3 C2 h2.ローンで家を買ったところが、火事で焼けてしまった。
: s2 ]- q8 K. b" E6 K$ P3.日曜日なのでいると思って、彼の家に行ったところが留守だった。
$ g! b. k `, H- {( e4 y* H4.軽い気持ちでカラオケコンクールに出たところが、優勝してしまった。' I% r1 S8 B6 @2 s W
5.天気予報は「明日は曇りのち晴れ」と言っていた。ところが、なんと雨が降りだした。
! V. a* h* z- Y/ U O |6 t6 w# n' g5 i8 t, d: V A' ^5 Q h
1) この商品は絶対(売る/売れる)と(誰/誰も)が思っていた。(やはり/ところが)、さっぱり駄目だった。
+ W3 t. ^# E; l$ @3 C2) (似る→ )人っているね。てっきり劉君だと思って声を(かける→ )ところが、別人(だ→ )。1 i: C( O2 c0 H" X2 k# N1 t' g6 @
" X3 N, x% ?7 Z/ H2 v: {. @0 W9 q
1) に/尋ねた/だった
( Z2 b$ u8 U1 D) Z3 L2) 送った/締め切り([ます]形は名詞)/過ぎていた
1 o. O( \7 Y' L$ i3 q
( b/ r" N& J: e 8 L' n! z9 E+ ~
) d! D8 K5 V- v$ V1 j動詞:た形 + ところ(だ/で/に)% h% U& z, r4 A& i
ばかり(だ/で)
" l$ A7 a- g3 E/ g* p' e ばかりの + 名詞) [, k1 E. _5 C2 g
/ {% y% a) C& g5 D. K
李 :日本に来たばかりの頃は、電車の切符も満足に買えなかったなあ。% r) R# O% K- [
良子:先ほども、自動券売機の前で困っている外国の人に、買い方を教えてきたところよ。
* ?0 v+ F2 e/ A6 b5 e李 :君と初めて会ったのも、券売機の前だったね。あの時のことを思い出したよ。6 v) U# s, [/ s
8 L0 t0 ]# S( I9 ~$ s; A' G
「~た‐ところだ/~た‐ばかりだ」は初級文型ですが、用法上気をつけなければならないことがあります。「~た‐ところだ」は終わった直後の場面なので、「今・たった今・ちょうど」などの副詞とは一緒に使えますが、「一時間前に/三日前に」のような過去を表す語や副詞「まだ」とは一緒に使えません。' e7 A: u' G1 E1 \- t. `0 H
一方、「~た‐ばかりだ」は「まだ終わって時間がそれほどたっていない状態」を表す文型なので、「戦争が終わったばかりの頃」のように戦争が終わって2~3年経っていても使えます。また、「~た‐ばかりだ」には「~したばかりの+時/頃/ところ」の形がありますが、「~た‐ところ」にはありません。→例題1)
" ]: l' }; B2 U# I" {, w& ~. S たった今、食べたばかり(⇔ところ)だ。3 N9 ?& i) @1 c
二時間前に食べたばかりだ(×ところ)だ。; g2 `$ m! L( O# t8 U' M
まだ食べてから十分たったばかり(×ところ)だ。4 K% e+ N- x! D2 i8 {) Y3 W O4 b
2 o% h i* {" x2 t+ f1.「遅くなってごめん」「ううん、僕も今来たところだよ」6 O; n5 k1 A1 G/ J' E1 W4 x$ Z
2.「噂をすれば影が差す」とはよく言ったものだ。ちょうど彼の噂をしていたところに本人がにょこっと現れた。
) ^) ^& T. W: |0 q3.会議は始まったばかりで、まだ、本題には入っていないよ。' G( ?1 |& Q3 v# }, ^. t& G
4.昨日買ったばかりの服に、うっかり醤油をこぼし、しみをつけてしまった。8 v% R- u; a( D! w. B: W& W
5.先の戦争が終わったばかりの頃、多くの日本人は茫然自失の状態だった。2 Y/ u& C5 @) E4 X
5 L4 O& ^ l7 R' X
1) (まだ/もう)日本には(来る/来た)(ばかり/ところ)で、右も左もわかりません。
* ]8 ^; l2 Z E3 v2) 田中はたった今(出かける→ )ところです が、何( )急用でもお(ある→ )でしたか。
4 ^2 K( p0 U) W5 K5 c
/ r5 E8 V; _4 W4 B$ s3 ^$ D' z7 ?# S$ p9 S) n: i8 W
1) 売れる(自V)/誰も/ところが
4 S% Q* k' r9 y- P) ]5 i1 d% X5 o2) 似ている(「似た」も可)/かけた/だった
. d: C# e7 X+ M2 R+ a) P
8 \5 u" ~& n; }2 P& C " o: ^. T$ u9 X, ]9 U+ Q9 ~
- F; m5 [. Z A+ {$ p- r動詞・形容詞: た形 + ところで ~ ない
6 [1 o+ H5 @5 E' ?6 l
E+ K0 [9 n" e2 v- @" B佐藤:さあ、三曲終わったら、交代、交代。
6 x& d9 F; G. A d李 :君がマイクを放さないものだから、もう、こんな時間だよ。女房が心配してるよ。; i. w; ~) r! y- `. B2 w
山田:あれ、もう12時か。今から出たところで、終電には間に合いそうもないし、サウナで一泊しないか。& K$ {2 D2 }/ a: H
李 :独身は気が楽だねえ。悪いが、僕は失礼するよ。
9 d( G! P: G! }# D2 ~
9 N3 o8 ?$ E) L8 ?. R ?# H3 c 「~た‐ところで」は常に文末で否定形(「ない」形)や「無駄だ/無意味だ/無理だ 」のような否定の意味の語と呼応して、「たとえ~ても、~ない」を表します。後件では「役に立たない・大したことはない・無駄だ」などの否定的な判断を表すのが特徴です。「~ても」と違って、文末で「~てください/~たい/~ほうがいい/~なければならない」などの意志表現や、「~した/~だった」などの既定表現が使えませんから、注意してください。
$ K7 O( V+ u3 n% y$ [. d% _. g/ B( A 今更後悔しても(・後悔したところで)、仕方がないよ。
( t+ {) z& M/ ~1 L' }! P1 p たとえ苦しくても(×苦しかったところ)で、がんばりなさい。
( Q/ m# i& E. [5 T( } いくら待っても(×待ったところで)彼は来なかった。, B+ Y% j+ o5 U( f8 s
( z+ ?. A+ l ]
1.これ以上議論を続けたところで、堂々めぐりだ。
) r l+ O0 O- l9 N- t& }7 F8 r2.考えてばかりいたところで、一歩も前には進まない。
% q2 ]& ]: D& ?+ g1 ]3.私が言ったところで、素直に聞くような奴じゃない。7 j7 l8 D/ e! s& H' t# t0 ?4 ~3 d6 ^& }
4.この子にこんなに高価な百科事典を買ってやったところで、猫に小判ですよ。
8 Y0 ~6 n |8 Y9 `. i5.たとえ失敗したところで、失うものがあるわけじゃないし、駄目でもともとさ。先ずやってみるよ。
: e0 y0 T& F) O4 O
% b! e4 S- A7 O: p8 Q1) 学校の成績が少しばかりよかった(ところで/ところが)、それで将来が約束(する/される)(わけがない/わけにはいかない/わけではない)。+ k5 O8 A8 a" z
2) もう泣くのはおやめ、いくら(泣く→ )ところで、(死ぬ→ )息子は帰っては(来る→ )。: L, u5 M: p. Y- d7 F
; t. c) E0 Z) V8 e8 ^4 }1 W9 f/ j' ^8 r) C* H3 d3 ?
1) まだ/来た/ばかり; e% U- L E& a( |3 G/ p
2) 出かけた/か/あり(→文型019)
3 [' p9 W1 @2 p# x1 J
# x7 U! [- Y* p' Y) @6 x
) o/ ~5 ^5 C+ X) _0 m7 U1 p3 {7 Y
動詞:た形 + とたん(に) ~ した0 P6 ^/ q2 z6 U6 V# @
矢先に: R" H* b6 X+ [
/ _, r$ `. M' K, q# z( F李 :山田の奴、課長が出かけたとたんに居眠りかい。あれっ、やばいぞ。課長が戻って来ちゃったよ。 A, ]6 ~3 G( j" r
課長:玄関を出ようとしたとたんに夕立が来てね。出かけるのは明日にしたよ。! Y7 q6 D% _# c; v4 U
百恵:ねえ、山田さんったらあ、このプログラム、どうなってるの?動き始めたとたんに画面が消えちゃったわよ。
- n( m$ G' K1 v+ r- S6 a2 @9 y
8 x2 k% J; d2 N7 c+ y+ l+ l 「~た‐とたんに」は「~した瞬間に~した」を表す同時・連続発生の表現で、後件で予期しなかった突発・偶発事態の発生を表すのが特徴です。そのため最初から予定していた行動や意図的な動作には使えません。ここが同時発生を表す「~が早いか」(→文型046)や「~か~ないうちに」(→文型042)などとの違いですが、逆に偶発事態の発生には動作面に焦点がある「~が早いか」(→文型046)や「~か~ないうちに」が使えなくなります。→例題1)2)$ ^% y# C) F1 f# I5 t; K8 F
座ったとたんに(×座るが早いか)、椅子が壊れた。- S/ G' @' K" O6 S
部屋に入るが早いか(×入ったとたんに)、テレビをつけた。- y1 `1 E7 ]% ^8 z S7 }
なお、「~た‐矢先に」は「~た‐とたんに」とほとんど同じ意味を表しますが、日常会話よりも新聞や報道などでよく使われる客観的な表現です。
9 a) A+ h/ `5 P# U( a1 S$ q+ E% n$ v! d% J1 }. v
1.彼女は私の顔を見たとたんに泣き出した。
; I4 V" w2 H+ g! q2.教室を飛び出したとたんに、先生とぶつかった。
: p. u- a/ |8 ]( X& z3.荷物を持ち上げたとたん、腰に激しい痛みが走った。
3 v# S" s: T7 g, \/ d# {4 j$ D4.息子の戦死の知らせを聞かされたとたんに、母親は全身の力が抜けていくのを感じた。) e3 D' i5 A- Z: q8 g6 d1 }
5.その原発事故は、科学者たちが安全対策の不備を警告した矢先に起こった。
8 w9 b T, o1 C- I- k; J0 s- X+ p
- y3 ~) L; Q' [1 X" ?2 ]' ^1) 「僕は彼女を一目(見る/見た)とたんに、好き(にして/になって)(しまう/しまった)んだ」 「つまり、彼女に一目惚れという(はず/わけ)ね」
( L2 k7 S0 u) d" A1 ]4 o2) 彼は(結婚する→ )とたんに、人( )変わったように横暴(になる→ )。
S1 K' q2 v+ f7 |, E7 ^. b' \, ]# g Q y+ V6 s* L4 U* o
9 F. s3 o; H1 u2 P1 {3 N
: i, u- w8 S3 ~! L% ` f% `$ E1) ところで/される(受身)/わけではない(→文型455)
& n; l8 b+ e- l5 f& D6 C2) 泣いた/死んだ/来ない
* Y& c* \* A7 z( G5 U% s9 ?; \6 L/ z
! y9 ^, c; G4 v$ B
7 i8 \( Y) o3 k: U; a; i2 \5 c8 C- C5 j" s
名詞(+格助詞): × + だに# W$ e M H& x0 o" _7 Z
動詞 :辞書形/ます形
" q6 x" } H R, _
) V2 _- u9 R( Q8 w, o! v3 M部長:旧い世代の私の目から見ても、彼はなかなかの人物だよ。何かやってくれそうな男だねえ。" o! ]" P9 x4 }/ |/ E5 p* B) y# }
李 :でも、周りの女性は彼のことなんか一顧だにしていませんよ。むしろ気味悪がっていますよ。百恵さんは?. T9 c* R+ }2 ?" [( p
百恵:あの彼と二人だけになるなんて、想像するだに恐ろしいわ。ブルドッグの方がまだましよ。
& h8 S( w$ X2 c- _ M' i
7 R4 N* ^5 ~+ v7 J. C: _ 「~だに」は極端な例を取り上げて強調する古い表現で、「~だけでも/~さえ/~すら」に相当する表現です。例えば例文2は「~だけでも」に置き換えることができますし、それ例外は「~さえ/~すら」を使うことができます。この「~だに」は今日では書面語に属しますが、一般には否定形と呼応して「~だに~ない」の形で使われることが多いでしょう。
/ r( ~2 ?3 X, D6 u8 v4 i8 K 想像だにしなかった。
/ i3 K3 b' G% }3 h* h \/ y, R →想像さえしなかった。/ T8 G3 J9 \3 u, b% ?
→想像すらしなかった。
+ @) X) h6 k Q" K
# }, O+ l) }$ x# E7 U1.えっ?私の絵が入選したの?夢にだに思わなかったわ。
7 A$ g- D- p! I4 U& T; h: L# V3 z2 s2.死ぬ前に、一目だに行方しれずの息子に会いたい。
4 k) e; ^6 \1 V8 |: c1 N3.まさかこんなことになろうとは、思いだにしなかった。
k/ A4 p1 i8 K7 E/ c4.あの当時ことは、思い出すだに嫌ですねえ。できれば忘れてしまいたい記憶です。$ R% M* V, N. k6 n0 p7 [3 o$ ^
5.彼にいくら声をかけても、知らんぷりで、振り向きだにしなかった。* \3 F Y, r+ v; q/ L4 |
7 X% ] b6 d. U
1) 市場調査(だに/しか)(し/せ)ず、商品開発ができる(わけがない/わけにはいかない/わけではない)。
4 Q* ]* R# `8 N" t6 @2) 溺れる子供を(助ける→ )んがため、身の危険だに(顧みる→ )ず、彼は荒れ狂う海に(飛ぶ→ )込んだ。
( R* x2 q8 M9 I; E/ d6 W" F7 T6 O
% ~" }0 q" D# R2 u1 f, i. A7 E6 s" \* ^6 q9 A0 e6 _( b/ f
1 r2 F. ]4 G8 j1) 見た/になって/しまった/わけ(→文型454)
! n6 o. V4 r, t, E6 D2) 結婚した/が(自V)/になった
2 Y$ |# l Q2 f& }" u9 ], M
% P" \0 y: z* k: K" Q1 c, K
4 P9 H/ [6 w$ `5 @/ E* ?6 D5 X5 u7 y& a( x3 @8 {
動詞:た形 + 弾みに ~ した
+ K$ V |# D* P) H" } 拍子に7 U% X" Y0 U5 _( `. R8 i
(注:その他に「その弾みに/何かの弾みに/その拍子に/何かの
3 w5 U1 V: B' J' _拍子に」などの形もある)2 a7 }+ A$ L6 }8 L; {9 h* d
3 y }8 D4 j" J% @
李 :今朝、子供を抱き上げた拍子に腰を痛めてねえ。前にもぎっくり腰をやっているので心配で・・・。3 j2 ~, a! C3 u$ g' Z
佐藤:大丈夫ですか?ちょっとした弾みでなるらしいですね。私も若いけど気をつけていますよ。9 q% t+ Y. |8 p( ?
李 :痛い!立ち上がるのも辛いよ。
8 `. F+ J# S- ]5 e佐藤:会社を休めばよかったのに。& [; I9 Y! T0 p; J6 }
0 A$ t W* q# P: B: [
名詞「弾み」「拍子」には「瞬間・機会・勢い・動機」などの共通する意味を持っています。そこから生まれた「~た‐弾みに~した/~た‐拍子に~した」は「~したとたんに~した」(→文型148)と同様に偶発事態の発生を表す表現になります。しかし、これらは「人が~した瞬間に、それがきっかけや機会になって、<うっかり/つい/ふと/誤って>~が起こった」という人間の不注意や動作に伴って偶発した事態を表す表現なので、「~た‐とたんに」と違って後件で人間の行為と無関係の現象は表せません。6 U5 W5 i) ?+ b' @9 f% M
大声で怒鳴ったとたんに(○弾みに/○拍子に)、入れ歯が落ちた。7 I5 [- h: @2 m7 _! e' g. U
家を出たとたんに(×弾みに/×拍子に)、雨が降りだした。
+ E" Q( @1 C3 Y% K, A* v7 { J+ r/ i; m( w+ q; k5 |/ n1 g
1.転んだ弾みに頭を壁にぶつけて、たんこぶができた。
, n0 Q: n* g# ?* G: J$ O2.滑った弾みに足をくじいてしまった。" ^1 {$ }! N, h; \2 I L% `
3.ふとした弾みに、いいアイディアが浮かぶこともある。
# O2 e" K. H$ T2 L- h% a4.くしゃみをした拍子に眼鏡が落ちた。
5 J4 e9 R: ~% I; G5.今ちょっと度忘れしましたが、何かの拍子に思い出すかもしれません。, t z6 F. V, ~7 t
) @2 P6 B# C- G. Z0 c
1) 慌てて電車(に/で/を)飛び乗ったが、その(とたんに/弾み)に片方の靴が脱げ、線路(に/で/を)落ちてしまった。+ R# E$ U" u% [4 ?, ]
2) 「どうしたの、その傷は?」 「対向車( )(よける→ )拍子に、ハンドルを(切る→ )損なって電柱( )ぶつかったんだ」2 u) j6 J# t% }+ {
3 K3 q# `( T# S5 Q* C- J
2 x' {5 q) r+ ^% D7 U1 v1) だに/せ/わけがない(→文型453/→文型455/→文型457)
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