宇宙飛行士の山崎直子さんが天から詠んだ一句、〈瑠璃(るり)色の地球も花も宇宙の子〉。飛んだ者だけに見える世界がある。大気の変が花を遅らせ、政治までが春寒の中にあった4月の言葉から。
宇航员山崎直子在天上吟了一首俳句:“宝蓝颜色的,地球、花朵全都是,宇宙的孩子”。可见超尘脱俗者的眼里自有另一番天地。因天气异常而花开推迟,连政治都重锁于春寒中之中的四月,让我们来看看四月里的言论吧。
沖縄で「なんくるないさあ」といえば「なんとかなるさ」の意。「いい言葉。でもそれでは勝てない」と、春の甲子園を制した興南高校の我喜屋(がきや)優監督。「子どもの可能性は無限大。選手たちは毎日生まれ変わっている」。
在冲绳说“なんくるないさあ”就是“なんとかなるさ”(总有办法的)的意思。兴南高中在春季甲子园(棒球赛)上力挫群雄,他们的教练我喜屋优说:“话是不错。但光靠这个是赢不了的。孩子们的可塑性无限大。他们每天像是换了人似的”。
普天間飛行場の県内移設に反対する県民大会に9万人が集う。「危険を危険と感じなくなる怖さ。この状況が日常になりすぎ、私の感覚は鈍くなった」と普天間高校の岡本かなさん(17)。「フェンスで囲まれているのは基地? 私たち?」。首相が「なんくるないさあ」では困る。
反对普天间机场在县内转移的县民大会聚集了9万人。“对危险不感到危险之恐怖。这种状况太过平常,我的感觉已经迟钝了”。 普天间高校的冈本加奈(17岁)说:“铁丝网围起来的到底是基地还是我们?”。对此,首相光说“なんくるないさあ(总有办法的)”可不行啊。
唱歌「春の小川」のモデルは都心の渋谷川支流。暗渠(あんきょ)となった川を復活させる運動を立ち上げた尾田栄章さん(68)は「川が埋まって50年以上。街の記憶のフタを開けることから始めないと」と語る。
学校老歌《春日小河》的原型就是东京都中心的涩谷川的一条支流。致力于将已成了暗渠的小河恢复原貌之活动的尾田荣章(68岁)说:“小河已被埋了50多年了。不从打开街市记忆的盖子开始是不行的”。
「ドバッと」など関西のオノマトペ(擬音、擬態語)を仲間と本にした豊島美雪さん。「この時代、互いに共通の認識を持ちたいがために厳密さを求めがち。相手の受け止め方に遊びを残すオノマトペは関西人の優しさの象徴です」
把“dobato”等关西特色的象声词当作朋友,并写成书的丰岛美雪说:“如今为了谋求共识,常常把话说得过于严密。其实,在对方的接受方式上留有余地,才是关西人善解人意的象征”。
帝国ホテルの地下にある靴磨きコーナー。40年以上働くキンちゃん(77)は、米軍将校に習った腕でスターの足元も光らせてきた。「心をこめてシューシャインすれば、靴はアンサーしてくれる。この10分だけは世界の一流たちを独占できる」。グッドな心意気。
帝国饭店的地下室里有个擦鞋角。在此工作了40多年的金先生(77岁)用从美军将校那里学来的手艺让明星们的脚下生辉。“用心擦,鞋子就会有回应。在这个十分钟里,世界一流的人物都是属于我的”。真是良好的心态啊。 |