东京爱情故事脚本（第10回）

zhaoyiyi410

第10回「約束」
: t3 R* r6 F$ W+ G
: B' v2 Q5 |% h  }
9 v0 w% Y; B, X% P+ d
! R+ M6 ~/ G4 Q+ {& W
% l' ?2 w3 P2 o1 l) h
紙飛行機

パンテオン前での待ち合わせに来なかった完治。次の日、完治は

: `& l1 p3 j9 kリカに会社で会うのだけれども、口はきけない。
5 W5 W* H8 F- w
) t8 h8 U- i) c  Bリカは、会社の屋上に登り、紙飛行機を飛ばすのだった。

) G3 |7 r" [, N1 U# U8 ~5 p7 ]（第10回）

; }6 m+ I4 e7 q4 l# @1 }) W



やすらぎ
; V) H  {: F+ F7 @) u) C, o
公園で三上と話す完治。完治は三上に言われる。お前は、関口といる
  Q% O) Q. [1 H6 S6 P
ときにやすらぎを感じていたんだなって。

そして、完治は三上に尋ねる。それは、もはや、終わっている
) y, j; c) P/ t& y# @
ことを表す言葉だった。（第10回）
( `) Y4 n( {6 h% A3 }
, M4 z- q. T5 w! g: @. T/ Q
( L2 @/ N/ n% D- m- W" E- d
- n  G& @" P( s完治「なあ、お前どう思う。何でリカは俺を選んだんだ？」


; y" H* q6 J* S9 \6 T, d! H1 ?
" ]# D5 e' T7 D  r9 H5 \　　　　　　　（「東京ラブストーリー」　第10回　脚本・坂元裕二）

5 s; g- S4 F+ F9 t  M; p- b

7 b+ S: A) }; w$ W" q1 b* I! K

/ Y) e% ^+ M3 n3 Y私も行かなかった

ハートスポーツの地下倉庫で、完治と話すリカ。
$ u: T/ K5 b9 p$ t% T
昨日、待ち合わせに行けなかったことを謝る完治に、リカはこう言う。

" T5 m; U1 L8 ^: E  X" E8 e! _もちろん、それは嘘だった。（第10回）


1 K. @2 J5 s. n: c" {  z) _
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" d: f7 `8 J/ L- O誰かがいないから
" b* D$ \- O, |4 o+ N- Z7 D$ R: Z
$ u9 N/ h  u* n2 O2 Q- a7 I( V完治のところに訪ねてきた三上は、ハートスポーツの前でリカと会う。
  u2 k5 R4 p- |4 d$ i( C
予定を変えて、リカと飲みに行った三上の前で、リカは、完治との
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; J6 s+ a2 h+ J/ g9 g# h; {' b. Xことを話す。がんばったんだけれども、完治はドアを開けてはくれなかったって。
' ~. O; y2 G2 ~
  e  \( u8 c% P) k落ち込んでいるリカは、三上に言います。

8 A' ]" S, H$ v

リカ「誰もいないから寂しいわけじゃないから。

  f' W2 V' ^. G2 K# j　　　誰かがいないから寂しいんだから。」
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, r+ z& h) l2 w( ~+ M' y' ~

　　　　　　　（「東京ラブストーリー」　第10回　脚本・坂元裕二）


- N, r" U+ {, p" D/ J; O# F5 ~# {
# w2 z5 P' v# q4 i& s4 P
' R2 R$ Q. n6 d# ~/ ?3 P
! y6 b# X) D& P5 ^* Wロスの地図
3 M4 h4 c/ z- T  G2 X
日曜出勤で、リカは会社で残っている仕事を片付けていた。
7 n7 Y  k1 ?2 G; V' N7 o
2 p, m- n6 h$ x1 M6 J( Q" h( iもう３週間でロスに転勤なのである。　会議のための書類を

( V* k6 A2 L- t! M% M" C取りに来た完治は、出退者名簿にリカの名前を見つけて、事業部に

) @( Y1 p' E' a0 v行く。そこではリカは、ロスの地図を見ながら、ワープロを

打っていた。

7 v" Z( i/ l: @; p5 r
8 D0 P  q. s1 o: D( F, d( y

& p* T  `6 c7 Z( o8 z5 E0 V
日曜出勤
( E( K- J5 w% p- w4 C
ロスの地図を参照。

4 S" i; u* X: C) M$ m9 `



振ってあげる

日曜出勤しているリカのところに完治が来る。
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リカは、何を言われるかすでにわかっている。

リカは、完治に話す時間を５秒だけあげるけれど、完治は何も言わない。
6 w( @) F$ ~9 v9 ]* g3 G
* Q; I( D2 i6 q; ^7 h: kたまらなくなったリカは、自分から別れる話を切り出す。
% m& Y: @% j3 _1 A! I$ _7 P, }( l
# A' T  [! q" Z完治の口からは、聞きたくなかったんだよね。最後の言葉。

（第10回）

5 B$ f  k/ c# U$ T7 O. w1 f
) b  w* ^- d' s# i6 c( ~0 s
リカ「どっちも言ってくれないんだね。いいよ、わかった。振ってあげる。

　　　どうしてだろ、どうしてかな、顔が笑っちゃうよ。

　　　泣ければいいのにね、こんな時。泣ければさ、ちゃんとさよなら
+ ?; u5 Q  n8 Y! B
　　　できるのにね。　こんなんじゃハッピーエンドになっちゃうよ。」

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3 p  d! C" ?6 z! P& A4 k　　　　　　　（「東京ラブストーリー」　第10回　脚本・坂元裕二）
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$ x$ d6 ?6 `9 N

' `7 n# {/ f+ A, f
8 ~8 T1 {/ `9 Z4 Y, Y認めない
# n9 D$ J1 E6 T5 U
0 t4 n. H# z# Q* y3 u* n6 G& E  A2 W星空を見上げるリカ。それは、第１回で、完治と一緒に見たのと

! Z( ]( T0 n# u% C5 L9 p# r同じ夜空だった。　アパートに帰ると、そこには完治が待っていて、

二人で話をする。
. H  x/ x. d. {' i$ v  u% S7 U
そして、完治は、別れ話を切り出す。

その言葉を、完治の口から聞きたくなかったリカは、反発する。

( x. L, G3 m. d; H1 O5 Pリカは、まだ完治が好きだから。（第10回）
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# R/ Q5 B6 L0 T! r: N; [リカ「そんなことないよ、別れる必要なんかないよ。まだやっていけるよ。

　　　なんで諦めるの？」
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完治「もう、これ以上」
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6 q! T7 i& I2 f: Q0 C4 w5 `リカ「嘘だよカンチ。　また嘘ついてる。」
( u: N) ~7 V. z9 ]0 m" t  A
8 @8 K& n# j6 u( {完治「嘘なんかじゃない」
  S  T8 X) n/ V, }
リカ「そんなの認めない。あたし別れない。絶対別れたりなんかしない」
, Q) C% ?- t& K, b" R" |! E9 \
! S& L  N- z9 W+ J; R

& T. [0 |/ e  Y& W　　　　　　　（「東京ラブストーリー」　第10回　脚本・坂元裕二）


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$ L+ ?, v, n& d0 r! g. R& W& i; xそれだけの男...
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日曜の夜、会議で使う書類を会社に忘れた完治は、ハートスポーツに行く。

( a$ o0 t+ T- R出退者名簿を見ると、そこにはリカの名前があった。

" w! E  C0 h7 R& lリカは、ロス行きの準備のために、やりかけの仕事をかたずけていた。
4 K' n7 _/ H, P3 |: m) h
そこで、リカは自分からさよならを言い、外に飛び出す。

リカのアパートの前で待っていた完治は、リカと外に行って、
, ]; v  ?9 y+ q$ X6 j* ^2 Z
別れ話をきりだす。　だけど、リカはそれを認めなかった。
/ l( l8 D+ [( c0 E8 d. N
% }; c/ k/ W: ?7 t/ Oアパートに帰ってきた完治に、電話が鳴る。さとみだった。

完治は、今あったことをさとみに話す。
! W( @, y( W; c' l
/ F: u1 p( ?8 G. k3 a7 eいつだって、何か話すときは、完治とさとみはペアである。
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+ ]$ w( b: |2 T( N# C結局のところ、この二人が一緒にいることが自然なのかもしれない。

リカには悲しいことだけれども。

9 o# f2 ?( S5 {5 M（第10回）



' v: R3 P8 ^" D( X8 K完治「リカと、今リカと別れてきた。　あいつ認めないって言ってるけど。
0 `( @8 t/ m% z/ h1 P
5 i, h4 N* M* ]$ D9 O, e, J　　　愛媛から東京に出てきて、俺、初めて会ったのがリカだった。

　　　何もかも不安でしょうがなくて、俺、おどおどしててさ。

( d  P) x% M# y6 `% |8 T" E　　　そんな俺に向かって、あいつ言ったんだ。何があるかわからないから

: e9 v2 V( [3 j- }4 g: d; T1 @　　　元気出るんじゃないって。

　　　関口と三上のことで俺が落ち込んでいるときも、頑張れ、元気出せって、

2 Z, X  f( e, U& R) i　　　振られたって、好きになった気持ちは無駄にはならないって。
3 z( E: j' Z7 n" E5 f
1 @$ L* f& O2 C9 R8 J6 B　　　いつも近くにいて、笑ってた。笑いかけてくれた。
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　　　なのに俺、愛媛行く約束も果たせなかった。
: s3 |  Q! n+ \2 i+ {! H
' r  c8 w4 \$ u: N, H　　　あいつがロス行くの止めなかった。俺、あいつ愛してなかったのかなあ。

　　　あいつ頼りにして、甘えてたの俺の方だった。

8 F! M2 \+ x/ ?4 z4 ], E. H3 a- j　　　俺は、多分、それだけの男だったんだ。　あいつを幸せにしてやることの
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　　　できない、ただ、それだけの...」
/ V  I3 t" i7 |! f4 W& p


8 D# D1 a6 c3 ^0 Z, N4 z　　　　　　　（「東京ラブストーリー」　第10回　脚本・坂元裕二）
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0 r- P- f  }7 y% ~) ?, U; \電話（リカと別れた後で関口と）
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+ S( ?/ L4 g7 V1 T2 A; uそれだけの男...を参照。

. |6 j5 J/ d6 T3 k7 u8 M7 x& u



. y0 o" `* f6 D3 @結婚式場（長崎その１）
( J: j6 r. {6 r% v) r% ~
式の当日、三上が花嫁の控え室に一人でいる長崎のところにやってきた。
/ z8 o# D4 T9 L5 t; @5 z. B
さらいに来たのだ。でも、断る長崎。

4 \5 s( o( y% m" z& p2 aそれは、本心からだったのか。（第10回）
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長崎「あなたにはわからないかもしれないけど、
3 H; A5 ]+ c% c' C( L
+ i+ f7 @. @! X2 h7 Z　　　こんな風にしか生きられない人間もいるのよ。」

( J. m" Z7 h" c' I+ @4 i& {

" y2 n4 [) ^$ M3 [% k　　　　　　　（「東京ラブストーリー」　第10回　脚本・坂元裕二）




6 l8 G& o; u& k
赤名がいなくなった

そして、赤名が消えた。　和賀部長が完治に知らせた。（第10回）
( H, X7 L+ {+ w. [* ?


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タウンページ
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消えたリカを探しに、リカのアパートに行く完治。そこには、
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玄関先に置いてあるタウンページがあった。ここには帰っていない。（第10回）

( H/ h( d2 e+ e; ~/ ]
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3 y& I: X( n, ?8 t

今会わなきゃ...
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9 J  R5 A; y" c2 `1 Iリカが愛媛に行っているかもしれないと思った完治は、愛媛へ。
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でも、その前にさとみのアパートに立ち寄った。（第10回）
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完治「どうなるかわからない。でも、どうしても今会わなきゃいけないんだ。」
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% j# O) x7 _5 A$ h( ]! f　　　　　　　（「東京ラブストーリー」　第10回　脚本・坂元裕二）
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2 y+ G8 }6 y# G0 E) o' ]  _. C! _/ u0 d

# b6 Z$ O8 C7 h8 T

Ｂ７６７
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* N9 j; Z4 ~$ b6 g9 @+ J7 g3 z) pリカを探しに愛媛に飛んだ完治が仱盲匡w行機。（第10回）



2 x, I! `5 f9 `) E' \. a. p
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$ Z3 I# I4 a7 v7 [松山空港
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リカを探しに愛媛に飛んだ完治が着いた空港。（第10回）
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出石寺
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9 Q' l9 ~% Z: z# N  O! ^4 Tリカを探しに愛媛に飛んだ完治が、空港から仱盲骏啸工巍