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发表于 2008-10-23 09:43:42
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2008年10月21日(火)付
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昔の盗人たちは、お宝が眠る土蔵を娘にたとえた。しっくいの白壁を白粉(おしろい)に見立てた発想である。これを起点に、悪党の仲間内で色んな言い回しが生まれる。楽に運び出せた蔵は安産、逆は難産で、戸締まり厳重だと「母親が厳しい」とぼやいた(渡辺友左『隠語の世界』)▼同著によれば、隠語の目的は「集団内部の秘密保持」だ。こそこそと語り継がれてきた言葉が、悪事と一緒にひょいと暴かれたりする。それもたび重なると、隠語が隠語でなくなる時が訪れる▼会計検査院が12道府県の経理を調べたら、もれなく不正が見つかった。使い切れない何億円もの補助金を国に返納せず、文具の大量発注などを装って次年度に持ち越す手口が目立つ。お金は架空発注先の業者にたまるので「預け」と呼ばれるそうだ▼「預け」の言葉は、岐阜県や長崎県で裏金づくりが発覚した06年に紙面をにぎわせた。この広がり、もはや隠語の域を脱し、役所の会計用語として定着した風でもある。ほかに、県費で賄うべき出費に補助金を回す「はり付け」や、関係のない臨時職員の給料に充てた例もあった▼自治体の台所は苦しいが、使い残し、すなわち余分である。少なくとも、その事業のその年度には要らなかった。不明朗な処理は横領や癒着を生むだけだ▼話を土蔵破りに戻せば、公金の管理は「難産」を旨としたい。苦労して引き出した財源なればこそ、立派な事業に育てる気にもなろう。国も自治体も、蔵に収めた大枚はほかでもない、納税者の「預け」だと肝に銘じ直してほしい。 |
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