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发表于 2004-9-26 08:24:05
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09月26日付
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《天声人語》
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醜い。第一印象でそう言ってしまうと失礼かもしれない。大きな口に点のような目、それにもっさりした風体は、よく見るとおかしみと親しみを感じさせるし、ときには威厳さえ漂わせる。世界最大の両生類とされるオオサンショウウオの魅力である。 ; X1 e5 `& @' |4 k8 [
+ L, N- {3 ^9 r8 T 日本原産で特別天然記念物にも指定されているが、彼らには謎が多い。そもそもこの日本に何匹ほどいるのかわからない。長寿らしいが、寿命60年とも100年ともいわれる。生態についてもわからないことが多い。
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500匹近くのオオサンショウウオを飼育し、繁殖にも成功した広島市の安佐動物公園で24日、「オオサンショウウオの会」の設立総会が開かれた。情報交換や保護活動を進める。会議では、白菜を丸ごと食べた例が報告された。魚や小動物を常食するとされるが、餌一つとっても未知の点が少なくない。
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安佐動物公園では、今月中旬に産卵が終わったばかりだ。オスが引きこもる巣穴に複数のメスがやってきて卵を産んでいくそうだ。10月中旬に孵化(ふか)するが、その後もオスは穴にこもって子どもたちを守り続け、冬を越す。
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「山椒魚(さんしょううお)には、もちろん精神はない。その点、人間に似ている」とは、皮肉屋の作家G・B・ショーの言葉だ。といっても、K・チャペックの小説『山椒魚戦争』(岩波文庫)に挿入された架空の新聞記事中での話だが。一方、井伏鱒二は「山椒魚」で精神をもっているがゆえの悲劇を描いた。こちらは、思索的でありつつ、人間の愚かさも体現する。 8 T# S+ w* u z/ v- b" o9 q% }
1 k1 ]( n, Y* f+ g0 P つい人間と重ね合わせたくなる生き物である。 |
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