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发表于 2004-10-2 06:57:41
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《天声人語》10月02日付 * p" g. j& g6 W
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「一貫のブッシュ」対「判断のケリー」の闘いか。米大統領選のテレビ討論を見て、両者が、そう自称しているように思われた。 ( D/ k# `! F: }; }
8 S8 a5 e+ w, }! w' V8 l7 I! b. A 大統領は、ケリー候補の「一貫性のなさ」を繰り返した。イラクへの武力行使に賛成しておきながら、後になって「間違った戦争」と批判するのは一貫性がない、と。揺るがない一貫性は自分の方にあると言いたいらしい。
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* {2 q* |5 G* N) n/ u/ d9 _5 Z$ W; g ケリー候補は、大統領の「判断力」を問題にしながら「歴史」を引き合いに出した。9・11の同時多発テロをもってイラクを攻撃するのは「真珠湾攻撃を受けて、ルーズベルト大統領がメキシコに侵攻するようなものだ」。キューバ危機で、ドゴール仏大統領は、ケネディ大統領が届けさせたミサイル配備の写真を見もせずに述べた。「米大統領がそう言っているなら十分だ」。名だたる大統領を持ち出して、隣に立っている現職と比較させる狙いと見えた。 ' T. \# `, k* x+ L& f* W \( q+ m
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現大統領は、相手の「一貫性のなさ」を強調するあまり、相手方が言う「間違った戦争」を、大きく何度も繰り返した。「間違った」という言葉が大統領自身に降りかかってくるようで、逆効果と思われた。初回の討論は、戦争という凄惨(せいさん)な現実に直接の責任を持たない方に分があったようだ。
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身長は、ケリー候補が10センチ以上高い。並べば、はっきりと分かるが、両者を個々に映して横に並べた画面では、頭の高さは同じに調整されていた。
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- v9 n. c& |5 A# f+ e 視聴者は、「ブッシュの一貫性」と「ケリーの判断力」については、どう点を付けたのか。一国の有権者の判断が、世界に大きく響く。 |
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