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发表于 2004-10-8 15:07:19
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10月(じゅうがつ)08日(にち)付(づけ)% e. l8 j" k2 k. i
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吾輩(わがはい)は「あるとされていた大量(たいりょう)破壊(はかい)兵器(へいき)」である。まだ見(み)つかっていない。というより、吾輩(わがはい)は居(い)なかったとの結論(けつろん)が米国(べいこく)で出(で)てしまった。情報(じょうほう)部員(ぶいん)千(せん)人(にん)と、千(せん)億(おく)円(えん)近(ちか)い金(かね)や長(なが)い月日(つきひ)をかけた最終(さいしゅう)報告(ほうこく)である。 6 d) O& }, e6 b1 g5 U
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吾輩(わがはい)は、かつて吾輩(わがはい)の存在(そんざい)を、あれほど熱(ねつ)っぽく語(かた)ってくれた人々(ひとびと)のことを、決(けっ)して忘(わす)れない。「イラクは生物(せいぶつ)・化学(かがく)兵器(へいき)をテロ組織(そしき)やテロリスト個人(こじん)にいつでも供与(きょうよ)することができる」。「存在(そんざい)説(せつ)」の代表(だいひょう)格(かく)だった大統領(だいとうりょう)の記念(きねん)すべき発言(はつげん)だ。
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英国(えいこく)の首相(しゅしょう)も力強(ちからづよ)く語(かた)ってくれた。「大量(たいりょう)破壊(はかい)兵器(へいき)が見(み)つかることについて、疑(うたが)いはまったくない」。途中(とちゅう)からは「米(べい)調査(ちょうさ)団(だん)の最終(さいしゅう)報告(ほうこく)を待(ま)ってほしい」などと、吾輩(わがはい)から見(み)れば弱腰(よわごし)な姿勢(しせい)に変(か)わった。
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しかし、このふたりが存在(そんざい)しなければ、吾輩(わがはい)の存在(そんざい)も、これほど世界(せかい)からは注目(ちゅうもく)されなかった。逆(ぎゃく)に見(み)れば、吾輩(わがはい)の存在(そんざい)こそが先制(せんせい)攻撃(こうげき)の根拠(こんきょ)になっていたのだから、両人(りょうにん)の存在(そんざい)の方(ほう)も揺(ゆ)らがないか。ひとごとながら心配(しんぱい)だ。 & H7 E7 x" W* b: H* I$ R
# c( }3 _* E# ]5 X$ ~2 f 吾輩(わがはい)が思(おも)わず噴(ふ)き出(だ)してしまったのは、日本(にっぽん)の内閣(ないかく)官房(かんぼう)長官(ちょうかん)の発言(はつげん)だ。「そういうものがないということは非常(ひじょう)に結構(けっこう)ではないかと思(おも)う」。そういうものとは、吾輩(わがはい)のことらしい。確(たし)か、この国(くに)の首相(しゅしょう)は、大統領(だいとうりょう)の「存在(そんざい)説(せつ)仲間(なかま)」だったはずだ。なかなか「結構(けっこう)」な、おとぼけぶりのようだが、吾輩(わがはい)の立場(たちば)はどうなるのだ。
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結局(けっきょく)のところ、吾輩(わがはい)は、創作(そうさく)された存在(そんざい)だったのか。となれば、一時(いちじ)にせよ脚光(きゃっこう)を浴(あ)びた歴史(れきし)の舞台(ぶたい)からは、潔(いさぎよ)く降(お)りるとしよう。「存在(そんざい)説(せつ)」の人(ひと)たちにも、一考(いっこう)を勧(すす)めたい。 |
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