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楼主: sxd1025

「社説」连载(http://www.asahi.com/paper/editorial.html)

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 楼主| 发表于 2004-10-16 11:22:59 | 显示全部楼层
10月(じゅうがつ)16日(にち)付(づけ)
; j$ B4 M/ v3 D: W      水俣病(みなまたびょう)判決(はんけつ)――国(くに)の怠慢(たいまん)が裁(さば)かれた
( m4 A' w! ]- u$ s5 c7 u3 F8 p! l5 b7 R
  水俣病(みなまたびょう)の被害(ひがい)が広(ひろ)がったのは、国(くに)と熊本(くまもと)県(けん)の担当(たんとう)者(しゃ)たちが手(て)をこまぬいていたせいだ。最高裁(さいこうさい)がそう判断(はんだん)し、国(くに)と県(けん)に損害(そんがい)賠償(ばいしょう)を命(めい)じた。 , d1 n8 f) q6 j0 u) h/ |
& ]' N9 v0 A7 r' ^. N
 判決(はんけつ)は、化学(かがく)会社(かいしゃ)チッソの工場(こうじょう)排水(はいすい)を止(と)めさせなかったのは「行政(ぎょうせい)の怠慢(たいまん)である」と指摘(してき)した。半(はん)世紀(せいき)近(ちか)く続(つづ)いた責任(せきにん)論(ろん)に法的(ほうてき)な決着(けっちゃく)がついた。
6 O2 U. U$ ^# C; b- j" [2 _6 x' y/ M8 f- t
 原告(げんこく)は水俣(みなまた)から関西(かんさい)に移(うつ)り住(す)んだ平均(へいきん)年齢(ねんれい)73歳(さい)の人(ひと)たちだ。重(おも)い病気(びょうき)や生活苦(せいかつく)に耐(た)えてきた日々(ひび)を思(おも)えば、当然(とうぜん)すぎる結論(けつろん)である。 4 D  G8 P7 R8 V: e0 T

( a/ i/ i, \. c 9年(ねん)前(まえ)、当時(とうじ)の村山(むらやま)内閣(ないかく)が全国(ぜんこく)の未(み)認定(にんてい)の患者(かんじゃ)たちに一律(いちりつ)260万(まん)円(えん)を支払(しはら)うという決着(けっちゃく)案(あん)を示(しめ)した。これを約(やく)1万(まん)人(にん)が受(う)け入(い)れ、全国(ぜんこく)七(なな)つの地裁(ちさい)や高裁(こうさい)で続(つづ)いていた訴訟(そしょう)は次々(つぎつぎ)に終(お)わった。 6 m0 E- ?# H1 |! A. p# H

$ d. T8 Q( [: h それでも「患者(かんじゃ)とは認定(にんてい)せず、金(かね)だけ出(だ)す」という決着(けっちゃく)の仕方(しかた)に納得(なっとく)できず、認定(にんてい)を求(もと)めて最後(さいご)まで争(あらそ)ったのが今回(こんかい)の原告(げんこく)の45人(にん)だった。 9 B) Y) c9 T# h; e" y# q

9 N8 F  b5 Q/ q 最高裁(さいこうさい)は、水俣病(みなまたびょう)が問題(もんだい)になった50年代(ねんだい)後半(こうはん)当時(とうじ)の通産省(つうさんしょう)、厚生省(こうせいしょう)、水産庁(すいさんちょう)、経済企画庁(けいざいきかくちょう)のあり方(かた)を批判(ひはん)した。
' k$ a/ }/ Q8 E4 b7 {4 m7 r$ m! y3 P" @" I6 o$ ?7 r
 とりわけ通産省(つうさんしょう)には厳(きび)しい。「チッソの排水(はいすい)を病気(びょうき)の原因(げんいん)と決(き)めつけるな」と厚生省(こうせいしょう)に圧力(あつりょく)をかけた。チッソが渋々(しぶしぶ)取(と)りつけた排水(はいすい)浄化(じょうか)装置(そうち)について、水銀(すいぎん)を除去(じょきょ)できない代物(しろもの)だと見抜(みぬ)けなかった。そんな例(れい)を挙(あ)げて指弾(しだん)した。 , i6 s4 i* E2 D2 J

- G& T1 r! H5 j/ Q2 W 住民(じゅうみん)に身近(みぢか)なはずの熊本(くまもと)県(けん)に対(たい)しても、判決(はんけつ)は消極(しょうきょく)的(てき)な態度(たいど)を批判(ひはん)した。
; F6 u& B- ?3 D! L4 j1 f* G* q
1 k/ b9 G$ n' p# n: M0 p- j 水俣(みなまた)の人々(ひとびと)から見(み)れば、この半(はん)世紀(せいき)は、国(くに)や自治体(じちたい)にすがっては見放(みはな)されることの繰(く)り返(かえ)しだった。保健所(ほけんじょ)や市役所(しやくしょ)を頼(たよ)ると、伝染病(でんせんびょう)患者(かんじゃ)のように扱(あつか)われ、世間(せけん)の目(め)を恐(おそ)れる生活(せいかつ)を強(し)いられた。集団(しゅうだん)でチッソに抗議(こうぎ)に行(い)けば機動(きどう)隊(たい)に阻(はば)まれ、逮捕(たいほ)された。上京(じょうきょう)して省庁(しょうちょう)を回(まわ)っても相手(あいて)にされなかった。 6 Z# ^* y' A/ E# l0 ], b

1 c7 Z( K% f: z" l+ Y0 F" c* d0 L: y 国民(こくみん)が税金(ぜいきん)を納(おさ)めるのは、つまるところ、公的(こうてき)機関(きかん)が命(いのち)と健康(けんこう)を守(まも)ってくれると思(おも)うからではないか。水銀(すいぎん)に全身(ぜんしん)を侵(おか)された人々(ひとびと)の苦(くる)しみに気(き)づきながら、職務(しょくむ)を果(は)たさなかった公務員(こうむいん)には使命(しめい)感(かん)が欠(か)けていたといわれても仕方(しかた)がない。   Q% [) u  A0 q6 l7 D( K! z1 ]& Y

* b# `0 L! H" Y ハンセン病(びょう)患者(かんじゃ)を理由(りゆう)もないのに隔離(かくり)し続(つづ)ける。薬害(やくがい)エイズの危険(きけん)に気(き)づきながら手(て)を打(う)たない。そんな行政(ぎょうせい)の体質(たいしつ)は水俣病(みなまたびょう)でも無縁(むえん)でなかった。行政(ぎょうせい)の不作為(ふさくい)の罪(つみ)は許(ゆる)されないことが、はっきり示(しめ)されたのである。 + F$ B/ }/ ~' H: ^3 V4 n9 H

3 V5 E' u5 N9 M) N& {: C+ M& ~ 今回(こんかい)の判決(はんけつ)の意味(いみ)はもうひとつある。いまの環境省(かんきょうしょう)の基準(きじゅん)では患者(かんじゃ)と認(みと)められない人(ひと)たちを患者(かんじゃ)と認定(にんてい)したことだ。いまも認定(にんてい)を申請(しんせい)している人(ひと)たちはたくさんいる。環境省(かんきょうしょう)は77年(ねん)以来(いらい)ずっと変(か)えていない認定(にんてい)基準(きじゅん)を改(あらた)めるべきだ。
! ^3 O" X/ W' A" d
% r- D* S/ }  n* \# l; u  G0 k 水俣病(みなまたびょう)が見(み)つかって48年(ねん)、チッソが排水(はいすい)を止(と)めてからでも36年(ねん)になる。 " X5 _8 L( F. S7 l* c

7 _2 V! }4 V* a0 Z- C 水俣病(みなまたびょう)の有効(ゆうこう)な治療(ちりょう)方法(ほうほう)はまだ見(み)つかっていない。母胎(ぼたい)内(ない)でこの病気(びょうき)にかかった患者(かんじゃ)はまだ40代(だい)半(なか)ばである。患者(かんじゃ)たちの苦(くる)しみはなお続(つづ)く。 / J. t. T; b4 L. D" M; ~- X7 a! r

  |2 p/ P5 \8 z0 ?" k 健康(けんこう)や安全(あんぜん)が何(なに)よりも問(と)われる時代(じだい)だ。行政(ぎょうせい)にとって、この判決(はんけつ)の重(おも)みはいよいよ増(ま)す。
8 _, B3 M, M4 R2 A$ `0 M% ^  a5 E# A6 K
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5 W. ?& |9 @/ P4 r, C
米(べい)大統領(だいとうりょう)選(せん)――ケリー氏(し)にも言(い)いたい# `5 }( Y( t5 E' Y! `; r

, Z' O9 T8 O  l) \4 d  D) Q  来月(らいげつ)2日(にち)投票(とうひょう)の米(べい)大統領(だいとうりょう)選(せん)で、もしもケリー上院(じょういん)議員(ぎいん)がブッシュ大統領(だいとうりょう)の再選(さいせん)を阻(はば)むことになれば、テレビ討論(とうろん)が第(だい)一(いち)の勝因(しょういん)といわれるだろう。
; p2 l% i; F7 [$ U' X1 D1 f1 B, o
: ]$ w; F  K9 u7 N$ L" A 3回(かい)にわたったテレビ討論(とうろん)で、ケリー氏(し)は悠然(ゆうぜん)と振(ふ)る舞(ま)い、落(お)ち着(つ)きのなかったブッシュ氏(し)より「大統領(だいとうりょう)らしく」映(うつ)った。ケリー氏(し)に軍配(ぐんばい)を上(あ)げた視聴(しちょう)者(しゃ)はそう思(おも)ったのではないか。
; h: G6 |+ J8 s% u" p: D1 ]# k" T1 o3 j( w8 F; a7 f2 B, Z7 w
 ベトナム戦争(せんそう)での英雄(えいゆう)話(はなし)は偽(いつわ)りだ、とする反(はん)ケリー陣営(じんえい)のテレビ広告(こうこく)に足(あし)を引(ひ)っ張(ぱ)られ、8月(はちがつ)以降(いこう)の世論(せろん)調査(ちょうさ)でケリー氏(し)はブッシュ氏(し)に水(みず)をあけられた。 # J* l% L; E8 t; J5 |# |, ~
  V: z# R3 k! z# n) T$ G
 土壇場(どたんば)に追(お)い詰(つ)められたケリー氏(し)は、このテレビ討論(とうろん)で盛(も)り返(かえ)し、また互角(ごかく)に持(も)ち込(こ)んだ。米(べい)大統領(だいとうりょう)選(せん)はイメージ選挙(せんきょ)の色合(いろあ)いが濃(こ)い。彼(かれ)の浮(う)き沈(しず)みは、それを裏付(うらづ)けたかっこうである。 0 C, g( z4 u$ o% S' P
' X- \- O' M) M: J, z
 テレビ討論(とうろん)では、その中身(なかみ)でもケリー氏(し)が押(お)し気味(ぎみ)だった。イラク戦争(せんそう)をめぐって、ブッシュ政権(せいけん)は同盟(どうめい)国(こく)の結集(けっしゅう)に失敗(しっぱい)した。このため占領(せんりょう)後(ご)も国内(こくない)の治安(ちあん)維持(いじ)が不十分(ふじゅうぶん)になったり、米国(べいこく)の負担(ふたん)が大(おお)きすぎたりした、と攻(せ)め立(た)てた。 : i, ?% m2 @+ d' u: p
' S3 `$ b3 Z( G. N) P" m8 D
 経済(けいざい)では「この72年(ねん)の歴史(れきし)で、任期(にんき)中(ちゅう)に雇用(こよう)を減(へ)らした初(はじ)めての大統領(だいとうりょう)だ」とブッシュ氏(し)を批判(ひはん)した。大統領(だいとうりょう)は「雇用(こよう)を拡大(かくだい)するために、教育(きょういく)の機会(きかい)をふやしている」と反論(はんろん)したが、景気(けいき)回復(かいふく)でも期待(きたい)されたほど雇用(こよう)は伸(の)びず、ブッシュ氏(し)は得点(とくてん)を上(あ)げられないでいる。 0 E  k9 z4 R1 s

- N' I$ A* @2 r3 c とはいえ、両者(りょうしゃ)の支持(しじ)率(りつ)はほぼ均衡(きんこう)しており、勝利(しょうり)の女神(めがみ)がどちらにほほ笑(え)むかわからない。テレビ討論(とうろん)こそうまく
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发表于 2004-10-17 15:32:13 | 显示全部楼层
支持~~~(强烈的)
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发表于 2004-10-18 13:33:00 | 显示全部楼层
好久没来了,见到这么好的东西,真是谢谢楼主啊!
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 楼主| 发表于 2004-10-19 16:01:56 | 显示全部楼层
10月(じゅうがつ)17日(にち)付(づけ)
" p" j2 c( G- J& S* a# U
! `2 N4 c: B; B; I) t6 `# t: h, ^     戦争(せんそう)と新聞(しんぶん)――誤(あやま)りを正(ただ)す勇気(ゆうき)に学(まな)ぶ
% D, F3 g0 O: a% |; M! I9 ^4 n. v7 C& J" L; q5 r! Y
2 a4 ~4 y4 }* r6 Z8 Q
 米(べい)英(えい)の非(ひ)政府(せいふ)組織(そしき)は、イラク戦争(せんそう)が始(はじ)まってから市民(しみん)の死者(ししゃ)数(すう)を数(かぞ)えている。16日(にち)、その数字(すうじ)は「少(すく)なくとも1万(まん)3224人(にん)」となった。米(べい)軍(ぐん)の死者(ししゃ)も千(せん)人(にん)を超(こ)えた。 2 k5 s  D* H. w+ Q, O, w3 |

1 s+ ^$ k1 b4 j; C# K なぜ、こんなに多(おお)くの命(いのち)が失(うしな)われるのか。戦争(せんそう)への疑念(ぎねん)はふくらむばかりだ。 + h, D% }' i* t1 @: N
1 C5 Y3 o' B9 v
 米国(べいこく)の新聞(しんぶん)も自(みずか)らに問(と)い始(はじ)めた。戦争(せんそう)の大義(たいぎ)とされた大量(たいりょう)破壊(はかい)兵器(へいき)をめぐる報道(ほうどう)は正(ただ)しかったのか、と。開戦(かいせん)前(まえ)には核兵器(かくへいき)や生物(せいぶつ)化学(かがく)兵器(へいき)の疑惑(ぎわく)を報(ほう)じ続(つづ)けたが、結局(けっきょく)はなかったからだ。
$ X0 n, x" I! ~% U
3 F$ p! Q( [7 h1 k  C( b ワシントン・ポスト紙(し)は8月(はちがつ)、開戦(かいせん)までの8カ月(げつ)間(あいだ)の紙面(しめん)を検証(けんしょう)した。1面(めん)に限(かぎ)れば、政府(せいふ)の主張(しゅちょう)に沿(そ)った140本(ほん)以上(いじょう)の記事(きじ)を載(の)せていたが、異議(いぎ)を唱(とな)える記事(きじ)はほとんどなかった。 5 b' m+ }) r! C2 T9 o# {  o
, X6 B2 t0 [0 u% o1 I  V& U! {) q8 W
 「戦争(せんそう)に向(む)けて打(う)ち鳴(な)らされるドラの音(おと)に、警戒(けいかい)心(こころ)や疑問(ぎもん)がかき消(け)されていった」と、同紙(どうし)は検証(けんしょう)記事(きじ)で書(か)いた。 * F+ l4 [8 x. n" T0 f

1 R' A; g% M& e# h( Y ニューヨーク・タイムズ紙(し)は2度(ど)にわたり、ウラン濃縮(のうしゅく)疑惑(ぎわく)などの記事(きじ)を検証(けんしょう)した。審査(しんさ)役(やく)のオンブズマンは、同紙(どうし)が疑惑(ぎわく)を打(う)ち消(け)す見方(みかた)や報告(ほうこく)をきちんと扱(あつか)わなかった、と結論(けつろん)づけた。 - l- a- C: C0 t5 T8 K1 K' J5 O  [

3 D3 i4 b- z; }% K 同紙(どうし)は10月(じゅうがつ)、「ゆがんだ情報(じょうほう)が戦争(せんそう)への道(みち)を染(そ)め上(あ)げた」という特集(とくしゅう)を組(く)んだ。核(かく)開発(かいはつ)が進(すす)んでいるように世論(せろん)を誘導(ゆうどう)した米(べい)政府(せいふ)を批判(ひはん)する内容(ないよう)だ。 * W) Y+ p" X; @- N+ H
* e8 E4 m: j, B* I- f1 T; x: r. E
 なぜ、事実(じじつ)と違(ちが)う報道(ほうどう)が繰(く)り返(かえ)されたのだろうか。著名(ちょめい)なメディア研究(けんきゅう)者(しゃ)のマイケル・マシング氏(し)は、こう指摘(してき)している。「懐疑(かいぎ)心(しん)と独立(どくりつ)心(こころ)こそがジャーナリストの中心(ちゅうしん)的(てき)な職業(しょくぎょう)価値(かち)なのに、発揮(はっき)できなかった」 6 D4 w4 Y5 ^" Y+ u# T- j, P* s

( E3 [5 D; w8 Y) P/ B 両紙(りょうし)の検証(けんしょう)を紹介(しょうかい)したのは、間違(まちが)いをあげつらうためではない。自(みずか)らの誤(あやま)りを正(ただ)す強(つよ)さを私(わたし)たちも学(まな)びたいからだ。 8 t* Y  b# F- l( r7 S5 U/ y

& p6 }3 B: m4 P: q4 ?8 {6 {  a# B たとえやむにやまれぬ事情(じじょう)があれ、戦争(せんそう)は多(おお)くの命(いのち)を奪(うば)う行為(こうい)に違(ちが)いない。戦争(せんそう)が近(ちか)づいたとき、もっとも重要(じゅうよう)なのは国民(こくみん)の広範(こうはん)な論議(ろんぎ)と的確(てきかく)な判断(はんだん)だ。それを支(ささ)える言論(げんろん)の自由(じゆう)、そして情報(じょうほう)を伝(つた)える報道(ほうどう)の使命(しめい)もひときわ重(おも)くなる。
' v' I0 j' F! \2 w0 M& q5 {$ E5 N( l; a$ `- L/ ]
 だが、言論(げんろん)の自由(じゆう)がもっとも脅(おびや)かされるのも戦争(せんそう)だ。戦争(せんそう)に向(む)かう国家(こっか)は情報(じょうほう)を統制(とうせい)し、異論(いろん)を封(ふう)じようとする。新聞(しんぶん)の役割(やくわり)は、国家(こっか)と距離(きょり)を置(お)き、異論(いろん)を守(まも)ることにあるはずだ。 / R( A9 K' D/ e/ c" N, f
! T( e- u, @, ]& y
 目(め)を日本(にっぽん)に転(うたて)ずれば、開戦(かいせん)直後(ちょくご)、小泉(こいずみ)首相(しゅしょう)は「問題(もんだい)の核心(かくしん)は、イラクが保有(ほゆう)する大量(たいりょう)破壊(はかい)兵器(へいき)を廃棄(はいき)しようとしないことにある」と述(の)べている。「問題(もんだい)の本質(ほんしつ)は、イラクの大量(たいりょう)破壊(はかい)兵器(へいき)がテロリストの手(て)に渡(わた)る危険(きけん)性(せい)をどう排除(はいじょ)するかだ」と書(か)いて、戦争(せんそう)を強(つよ)く支持(しじ)する新聞(しんぶん)もあった。どちらも、イラクの保有(ほゆう)を前提(ぜんてい)にした言葉(ことば)である。
( s* L& B6 o' R" F* N( H
% b( w3 f; s, |$ Z$ h2 }. e7 h4 Z 大量(たいりょう)破壊(はかい)兵器(へいき)がなかったことがはっきりしても、首相(しゅしょう)は過去(かこ)の判断(はんだん)を「過(あやま)ちではない」と言()い張(いは)る。さきの新聞(しんぶん)も「脅威(きょうい)は存在(そんざい)していた」と書(か)くばかりだ。政府(せいふ)との二人三脚(ににんさんきゃく)のようではないか。 / J0 B- w+ M6 _
+ a  u. Z2 N7 F& w2 G) B$ C, H
 国家(こっか)がどこへ向(む)かうか危(あや)うい時代(じだい)である。だからこそ、新聞(しんぶん)は懐疑(かいぎ)心(しん)と独立(どくりつ)心(こころ)を鍛(きた)えておかねばならない。57回(かい)目(め)の新聞(しんぶん)週間(しゅうかん)に、このことを胸(むね)に刻(きざ)みたい。 , a  m) \2 {  E8 o* C

& B, x" J/ u2 k5 N--------------------------------------------------------------------------------- h/ m; Y0 J' i# O

% _* K- L3 H5 a8 l: ^0 P    NTT加入(かにゅう)権(けん)――廃止(はいし)だけで良(よ)いのか# U1 S6 |( Q+ [8 ^6 {

1 Q; T4 ~2 Q" D. U' d& D 電話(でんわ)の「加入(かにゅう)権(けん)」として知(し)られてきたNTTの施設(しせつ)設置(せっち)負担(ふたん)金(きん)が、廃止(はいし)される見通(みとお)しとなった。総務(そうむ)省(しょう)の審議(しんぎ)会(かい)の答申(とうしん)を受(う)けてNTTが判断(はんだん)するが、電話(でんわ)回線(かいせん)1本(ほん)当(あ)たり7万(まん)2千(せん)円(えん)の負担(ふたん)金(きん)は、数(すう)年(ねん)かけて段階(だんかい)的(てき)に引(ひ)き下(さ)げられたうえ、最終(さいしゅう)的(てき)にはゼロになる公算(こうさん)が大(おお)きい。
5 q$ r( j1 L+ p2 A0 S  g7 f' y+ _  a& v
 KDDIや日本(にほん)テレコムが、新(しん)技術(ぎじゅつ)を使(つか)うなどして、負担(ふたん)金(きん)がなく月々(つきづき)の基本(きほん)料金(りょうきん)も割安(わりやす)な固定(こてい)電話(でんわ)のサービスを始(はじ)めようとしている。それでなくても固定(こてい)電話(でんわ)は携帯(けいたい)電話(でんわ)に押(お)されて減(へ)っている。巻(ま)き返(かえ)しを図(はか)るNTTにとって高(たか)い負担(ふたん)金(きん)は商売(しょうばい)の邪魔(じゃま)というわけだ。
9 Z  Y# N# J4 s0 z2 m  @8 s6 F- ~) K2 v8 f* y
 この負担(ふたん)金(きん)は、加入(かにゅう)者(しゃ)が使(つか)う回線(かいせん)の設備(せつび)投資(とうし)に使(つか)われてきた。返済(へんさい)義務(ぎむ)はなく、加入(かにゅう)権(けん)が財産(ざいさん)権(けん)のように思(おも)われているのは誤解(ごかい)だ。これがNTTや総務(そうむ)省(しょう)の言()い分(いぶん)である。
+ x0 H$ E" w8 b+ u- r' U
  i& J, T5 Y: h  M; y* Z: f( y ちょっと待(ま)ってほしい。 - Z5 X0 j5 Q4 z8 J/ X
5 o% D6 k3 y+ s+ `5 b
 法的(ほうてき)な返済(へんさい)義務(ぎむ)はないにしても、質(しつ)に入(い)れることができたし、仲介(ちゅうかい)業者(ぎょうしゃ)を通(つう)じて売(う)り買(か)いされている。企業(きぎょう)会計(かいけい)の上(うえ)でも無形(むけい)固定(こてい)資産(しさん)として扱(あつか)われてきた。
5 V! L  }. _0 b+ x$ M" g6 K) l7 [7 x0 L4 F# X
 当(とう)のNTTも、営業(えいぎょう)用(よう)のパンフレットで、負担(ふたん)金(きん)を「大切(たいせつ)な財産(ざいさん)になる」とPRしたことさえある。そうした責任(せきにん)をどう考(かんが)えるのか。 ; e( t7 N! ^' B7 v7 F# b9 k
1 ^$ A0 j" S2 d6 f. r8 v5 G: K
 廃止(はいし)に反対(はんたい)はしていない。むしろもっと早(はや)く打(う)ち切(き)るべきだったと思(おも)う。設備(せつび)投資(とうし)の費用(ひよう)を、固定(こてい)された加入(かにゅう)料(りょう)などで負担(ふたん)してもらう仕組(しく)みは、国営(こくえい)や公社(こうしゃ)時代(じだい)ならともかく、競争(きょうそう)にさらされた民間(みんかん)会社(かいしゃ)が取(と)るべき商法(しょうほう)ではなかろう。
0 k# s5 b  f5 `# ]* c# s( x% X7 \  f$ ~
 本来(ほんらい)なら民営(みんえい)化(か)された85年(ねん)、遅(おそ)くとも携帯(けいたい)電話(でんわ)の負担(ふたん)金(きん)が廃止(はいし)された96年(ねん)に打(う)ち切(き)るべきものだった。新(しん)電電(でんでん)の動(うご)きを見(み)て廃止(はいし)を急(いそ)ごうとするNTTや総務(そうむ)省(しょう)の振(ふ)る舞(ま)いは、なんとも身勝手(みがって)に映(うつ)る。 0 b: n, ^2 b0 j7 ~& G5 Y

) R/ d% C/ C! O; O' a9 ^ 加入(かにゅう)者(しゃ)線(せん)を引(ひ)く費用(ひよう)が負担(ふたん)金(きん)と基本(きほん)料(りょう)に見合(みあ)っている。NTTは、そう説明(せつめい)してきたはずだ。
" Y: k2 S  U8 {$ M% V4 W' a) @
/ t* P0 P, g, |; g* c それなのに負担(ふたん)金(きん)を廃止(はいし)したり、新(しん)電電(でんでん)に対抗(たいこう)して基本(きほん)料金(りょうきん)を下(さ)げたりできるのも不思議(ふしぎ)だ。費用(ひよう)の算定(さんてい)の不透明(ふとうめい)さを印象(いんしょう)づける。 - m* g9 Z+ ^- S0 v3 `8 t+ l  R
; G" G' B4 z1 v& L$ W) I4 h+ u
 これまでの加入(かにゅう)者(しゃ)に対(たい)して、一部(いちぶ)を払(はら)い戻(もど)すことを考(かんが)えてもらいたい。道義(どうぎ)的(てき)な責任(せきにん)を考(かんが)えれば、そうした自発(じはつ)的(てき)な措置(そち)を取(と)らない限(かぎ)り、加入(かにゅう)者(しゃ)の理解(りかい)を得(え)ることはできないのではないか。   M+ y: v1 u, E- R( q
8 Y% j+ h: D$ m  `# h+ w
 現金(げんきん)での支払(しはら)いが難(むずか)しければ、一定(いってい)時間(じかん)の通話(つうわ)料(りょう)を無料(むりょう)にするような方法(ほうほう)もあろう。株主(かぶぬし)には、一時(いちじ)の出費(しゅっぴ)や収入(しゅうにゅう)減(げん)があっても長期(ちょうき)的(てき)に信用(しんよう)を高(たか)める手立(てだ)てであることを、丁寧(ていねい)に説明(せつめい)することだ。 " \/ o9 t" i7 Q9 P
" G. l8 v- u: {
 また、NTTが廃止(はいし)の方向(ほうこう)を目指(めざ)すことを公言(こうげん)しながら、いまだに7万(まん)2千(せん)円(えん)を払(はら)って加入(かにゅう)する方法(ほうほう)を残(のこ)しているのは消費(しょうひ)者(しゃ)を混乱(こんらん)させる。負担(ふたん)金(きん)がなく、若干(じゃっかん)の基本(きほん)料金(りょうきん)の上
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 楼主| 发表于 2004-10-19 16:02:46 | 显示全部楼层
10月(じゅうがつ)18日(にち)付(づけ)
  e1 }, E& K& N8 W3 W( |, ]4 [1 D
/ g" [! G/ f% t8 J# H       米(べい)軍(ぐん)の再編(さいへん)――安保(あんぽ)の枠内(わくない)でできるか* u& M+ h# M( p5 k) v! v4 j* p, I8 X* P

3 `: H  ~3 q% F, g( Z9 T4 f' S ブッシュ政権(せいけん)が米(べい)軍(ぐん)の世界(せかい)的(てき)再編(さいへん)を進(すす)めるなか、米(べい)陸軍(りくぐん)第(だい)1軍団(ぐんだん)司令(しれい)部(ぶ)を米(べい)本土(ほんど)から神奈川(かながわ)県(けん)キャンプ座間(ざま)に移設(いせつ)する構想(こうそう)が、日(にち)米(べい)関係(かんけい)を波立(なみだ)たせている。
  D# j/ W: k0 g/ I3 L+ B6 @* r: z" D, q' H& J3 l0 t- E5 o& q
 国際(こくさい)テロや大量(たいりょう)破壊(はかい)兵器(へいき)の拡散(かくさん)に対処(たいしょ)するには、現在(げんざい)のように陸海空(りくかいくう)軍(ぐん)をそれぞれ大(だい)規模(きぼ)に配置(はいち)しておくよりも、いざという時(とき)に統合(とうごう)軍(ぐん)として機動(きどう)的(てき)に動(うご)かす方(ほう)が有効(ゆうこう)だ。座間(ざま)の司令(しれい)部(ぶ)はそんな「戦力(せんりょく)展開(てんかい)拠点(きょてん)」として、中東(ちゅうとう)から東(ひがし)アジアまでの広(ひろ)い地域(ちいき)をにらむ役割(やくわり)を担(にな)う。それが米(べい)政権(せいけん)の提案(ていあん)である。 1 h* Q" K# U0 h) u: e$ O4 ^, A; r
. f/ N' n0 b  c
 しかし、これはおいそれと受(う)け入(い)れていい話(はなし)ではあるまい。
) _- ^- E9 F: c/ F% o  x% l
6 F8 G& F- w" M; F' J9 M 日本(にっぽん)は安保(あんぽ)条約(じょうやく)で基地(きち)提供(ていきょう)の義務(ぎむ)を負(お)っている。だが、その目的(もくてき)は「日本(にっぽん)の安全(あんぜん)」と「極東(きょくとう)における国際(こくさい)の平和(へいわ)及(およ)び安全(あんぜん)」への寄与(きよ)に限(かぎ)られている。 - ~, f. K, q" j( D7 z, S7 h" k
. w+ D3 ^( n0 U  g+ O3 @7 A" [+ p
 脅威(きょうい)や軍事(ぐんじ)技術(ぎじゅつ)の変化(へんか)があったとはいえ、この「極東(きょくとう)」条項(じょうこう)のもとで、日本(にっぽん)を拠点(きょてん)とする米(べい)軍(ぐん)が中東(ちゅうとう)までの広範(こうはん)な地域(ちいき)で行動(こうどう)することを、正当(せいとう)化(か)できるはずもない。司令(しれい)部(ぶ)を日本(にっぽん)に置(お)くとなれば、条約(じょうやく)の範囲(はんい)を超(こ)えると言(い)ってもいい。 : z2 ~0 _! S. h( n' |1 ^
9 D+ c3 O1 h# H  ?$ i
 米国(べいこく)の政権(せいけん)や軍(ぐん)からすれば、日本(にっぽん)に司令(しれい)部(ぶ)を移(うつ)すことは同盟(どうめい)の新(あら)たな証(しょう)しとなるばかりか、自衛隊(じえいたい)との協力(きょうりょく)を強(つよ)めるうえでも好(この)ましいという判断(はんだん)だろう。 : v. ~0 s& G( @- K

, q9 S/ o3 j& s  b7 Z, k しかし、条約(じょうやく)の目的(もくてき)や範囲(はんい)を今(いま)以上(いじょう)に空文(くうぶん)化(か)させることに、日本(にっぽん)国民(こくみん)の合意(ごうい)を得(え)ることは難(むずか)しい。アジア諸国(しょこく)に複雑(ふくざつ)な波紋(はもん)を呼(よ)ぶ恐(おそ)れも小(ちい)さくない。日本(にっぽん)政府(せいふ)がこれまで米(べい)提案(ていあん)に難色(なんしょく)を示(しめ)してきたのは、当然(とうぜん)である。 6 L5 ^( H# x7 S
) K: J7 ~& h: Y6 E" B( M' _( M
 だが、政府(せいふ)内(ない)も様々(さまざま)だ。「極東(きょくとう)条項(じょうこう)ありき」では「非常(ひじょう)に狭(せま)い議論(ぎろん)になる」と町村(ちょうそん)外相(がいしょう)は言(い)う。法律(ほうりつ)論(ろん)よりもまず同盟(どうめい)重視(じゅうし)ということだろう。「同盟(どうめい)のあり方(かた)から議論(ぎろん)すべきだ」というアーミテージ米(まい)国務(こくむ)副(ふく)長官(ちょうかん)の言葉(ことば)とも響(ひび)き合(あ)う。 % b5 M2 Z+ o* i

) E) C) l$ q8 {" I# n9 t" Z 米(べい)軍(ぐん)はもともと地球(ちきゅう)規模(きぼ)で行動(こうどう)しており、在日(ざいにち)米(まい)軍(ぐん)は湾岸(わんがん)戦争(せんそう)やイラク戦争(せんそう)にも参加(さんか)した。「極東(きょくとう)」条項(じょうこう)はすでに形骸(けいがい)化(か)している。90年代(ねんだい)の「安保(あんぽ)再(さい)定義(ていぎ)」を通(つう)じてその適用(てきよう)範囲(はんい)を「極東(きょくとう)」から「周辺(しゅうへん)事態(じたい)」へと読(よ)み替(か)えたように、こんどの米(べい)軍(ぐん)再編(さいへん)を機(き)に、安保(あんぽ)体制(たいせい)をさらに広(ひろ)い地域(ちいき)を対象(たいしょう)としたものに「再(さい)定義(ていぎ)」すべきだ。防衛庁(ぼうえいちょう)内(ない)には、そんな主張(しゅちょう)が強(つよ)まっている。
2 d, z! H8 @, Q3 x* s* E
3 X2 q* g. w6 _* L( P% T 日本(にっぽん)からすれば、沖縄(おきなわ)の基地(きち)の負担(ふたん)をいかに軽(かる)くするかも重(おも)い課題(かだい)である。 . \" ]! D# P# @* S! H
% t5 a( T# s1 F! z7 k
 米国(べいこく)が投(な)げかけた問題(もんだい)は、過去(かこ)半(はん)世紀(せいき)余(あま)りの安保(あんぽ)体制(たいせい)の姿(すがた)を変(か)える可能(かのう)性(せい)をはらんでいる。この機会(きかい)を生(い)かそうとするなら、世界(せかい)の平和(へいわ)と日本(にっぽん)の安全(あんぜん)のために安保(あんぽ)体制(たいせい)をどう使(つか)うのか、日本(にっぽん)の対案(たいあん)を米(べい)側(がわ)に示(しめ)すことから始(はじ)めてはどうか。 : p& x4 R# v3 j1 r; a. f' F, t. n
9 V* Z& X  F7 D1 o
 安保(あんぽ)体制(たいせい)は万能(ばんのう)ではない。米国(べいこく)は唯一(ゆいいつ)の超(ちょう)大国(たいこく)だが、それに付(つ)き従(したが)うだけで世界(せかい)を安全(あんぜん)にできないことは、イラクの現実(げんじつ)が物語(ものがた)る。
% c3 |. I5 X" ?& l4 {2 W2 }' z% C& G9 Y% S( M% V4 ~2 z  X
 小泉(こいずみ)首相(しゅしょう)は「憲法(けんぽう)と安保(あんぽ)条約(じょうやく)の枠内(わくない)」で再編(さいへん)問題(もんだい)に対処(たいしょ)するとしている。その基本(きほん)的(てき)な立場(たちば)を大事(だいじ)にしてもらいたい。この問題(もんだい)に拙速(せっそく)は禁物(きんもつ)だ。 & v2 D; A! T: Q  J5 J* \0 {5 b
1 k( \- A# b4 m# f+ |& o8 Y
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% ^/ T2 N: Z4 ~( _0 r
  障害(しょうがい)と闘(たたか)う――スーパーマンの遺言(ゆいごん): ~, q1 s' r8 M, m* W, U: h& S; B
+ l# V# C5 H5 M/ [! ?8 G
$ I( w0 o/ A2 n/ }% w! _, Z
 映画(えいが)『スーパーマン』の主人公(しゅじんこう)を演(えん)じた米国(べいこく)の俳優(はいゆう)、クリストファー・リーブ氏(し)が、先週(せんしゅう)亡(な)くなった。
7 m. X/ v% o/ q! J5 i; E0 s! F) z$ j$ S% t1 _1 a  Y1 f2 Y8 f" m" y3 Z
 空(そら)飛(と)ぶマント姿(すがた)から一転(いってん)、落馬(らくば)による脊髄(せきずい)の損傷(そんしょう)で車(くるま)いす生活(せいかつ)に。だが、ひるむことなく障害(しょうがい)者(しゃ)のために活動(かつどう)した彼(かれ)に「君(きみ)こそ真(しん)のヒーローだった」という賛辞(さんじ)がやまない。
: Y  L& F. R6 n4 e& O
! y( A5 A9 Z) Z% c 「いつか歩(ある)いてみせる」という積極(せっきょく)性(せい)が多(おお)くの障害(しょうがい)者(しゃ)に希望(きぼう)を与(あた)えただけではない。治療(ちりょう)につながる研究(けんきゅう)、とりわけ、神経(しんけい)を再生(さいせい)させる胚(はい)(はい)性(せい)幹(みき)細胞(さいぼう)の研究(けんきゅう)を急(いそ)いでほしい、と科学(かがく)者(しゃ)や政治(せいじ)家(か)に訴(うった)え続(つづ)けた。この研究(けんきゅう)を認(みと)めるかどうかは、こんどの米(べい)大統領(だいとうりょう)選挙(せんきょ)の争点(そうてん)でもある。 & M. `0 ]8 n, ?8 O

! z: ]3 O5 @9 V* a2 J- ` 闘病(とうびょう)9年(ねん)、彼(かれ)自身(じしん)は新(あたら)しい治療(ちりょう)法(ほう)の実現(じつげん)を見届(みとど)けることはできなかったが、その遺志(いし)を大切(たいせつ)に受(う)けとめたい。 ( e5 ?: M" S; H3 c# g+ n2 y7 I2 Z0 _

7 l: D0 H, n2 [5 J( t 日本(にっぽん)でも、毎年(まいとし)約(やく)5千(せん)人(にん)が交通(こうつう)事故(じこ)やスポーツ事故(じこ)で脊髄(せきずい)を傷(きず)つける。いつ、だれに起(お)きても不思議(ふしぎ)はない。明日(あした)はわが身(み)である。 5 K: Z- P( b+ P  k! L

0 D- ^& ]6 n9 z リーブ氏(し)の損傷(そんしょう)は、生(い)きているのが奇跡(きせき)と言(い)われたほど重(おも)かった。ほぼ全身(ぜんしん)がまひした。頭(あたま)の当(あ)たりどころがあと1ミリほどずれていれば即死(そくし)だった。 + C: f% Q0 Q4 w* Z4 s
+ @( P6 c% [& X
 ところが、さすがスーパーマンだった。2年(ねん)以上(いじょう)たったら症状(しょうじょう)はもう改善(かいぜん)しないという常識(じょうしき)を覆(くつがえ)し、5年(ねん)を過(す)ぎてから少(すこ)しだが手足(てあし)が動(うご)き、感覚(かんかく)が戻(もど)ってきた。毎年(まいとし)数(すう)千(せん)万(まん)円(えん)を医療(いりょう)費(ひ)にあてることができたためでもあるが、可能(かのう)性(せい)を求(もと)めて情報(じょうほう)を集(あつ)め、医師(いし)や科学(かがく)者(しゃ)を訪(たず)ねて回(まわ)った努力(どりょく)のたまものでもある。 4 V5 S8 ]) o2 R/ d0 A& s
& O' e, U" |+ c5 X( d
 リハビリ次第(しだい)で機能(きのう)は回復(かいふく)する。彼(かれ)が切(き)り開(ひら)いた道(みち)を今(いま)、同(おな)じ障害(しょうがい)をかかえる多(おお)くの人々(ひとびと)が歩(ある)いている。
5 t* \; k5 C4 m& \: |# }. S( @9 l: O% J  ?  b+ J
 人工(じんこう)呼吸(こきゅう)器(き)をつけて外出(がいしゅつ)するために必要(ひつよう)な装置(そうち)も、「実(じつ)に快適(かいてき)だよ」という彼(かれ)の言葉(ことば)をきっかけに普及(ふきゅう)が進(すす)んだ。「最初(さいしょ)は、車(くるま)いすで人工(じんこう)呼吸(こきゅう)器(き)をつけた姿(すがた)を人目(ひとめ)にさらしたくはなかった」と自伝(じでん)で明(あ)かしている。だが次第(しだい)に、知名度(ちめいど)の高(たか)い自分(じぶん)の言動(げんどう)が障害(しょうがい)者(しゃ)の役(やく)に立(た)つのではないかと思(おも)い始(はじ)めたのだそうだ。 / P1 F% _: K' m. e1 y  Y$ t
. m, g1 f  y$ A4 r' ]; G; [
 病(やまい)や障害(しょうがい)と闘(たたか)う姿(すがた)を社会(しゃかい)に見(み)せることを通(つう)じて、同(おな)じように苦(くる)しむ人々(ひとびと)を勇気(ゆうき)づけ、世(よ)の中(なか)を動(うご)かす。米国(べいこく)の伝統(でんとう)の一(ひと)つだ。映画(えいが)界(かい)には、パーキンソン病(びょう)を告白(こくはく)した俳優(はいゆう)のマイケル・J・フォックスがいる。政治(せいじ)家(か)では、退任(たいにん)後(ご)にアルツハイマー病(びょう)を公表(こうひょう)した故(こ)レーガン大統領(だいとうりょう)、古(ふる)くは車(くるま)いすのF・ルーズベルト大統領(だいとうりょう)も、その流(なが)れのなかにいる。 $ V% U) }# C0 A% V

- N' |9 n8 k4 I; k3 x8 U) F2 U; n さて、日本(にっぽん)はどうか。政治(せいじ)家(か)や著名(ちょめい)人(じん)はとかく病気(びょうき)を隠(かく)したがる。「遠(とお)い国(くに)のリーブ氏(し)がまぶしかった」。脊髄(せきずい)障害(しょうがい)の人(ひと)たちからそんな言葉(ことば)を聞(き)くと、いささか悲(かな)しい。実際(じっさい)、彼(かれ)らの活動(かつどう)を助(たす)ける装置(そうち)類(るい)やリハビリ指導(しどう)の面(めん)でも、米国(べいこく)や欧州(おうしゅう)に大(おお)きく後(おく)れをとっている。 $ r2 b1 A8 D! v. U6 q

* Y, F" e  \/ R3 M 「身体(しんたい)の不自由(ふじゆう)さで人生(じんせい)に枠(わく)をはめられたくない」。リーブ氏(し)の信念(しんねん)は、すべての障害(しょうがい)者(しゃ)に共通(きょうつう)する。そのために堂々(どうどう)と努力(どりょく)してみよう。社会(しゃかい)はそれを支(ささ)えてほしい。マントを脱(ぬ)いだスーパーマンはそう語(かた)り続(つづ)けている。
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 楼主| 发表于 2004-10-19 16:10:38 | 显示全部楼层
10月(じゅうがつ)19日(にち)付(づけ)- R# m9 S# ]7 O! J  @' @; K$ e
  / W" A% Z: ~/ N) Z# I% S% ~
     日(にち)歯(は)連(れん)献金(けんきん)――橋本(はしもと)氏(し)の喚問(かんもん)が要(い)る1 f" P: A4 U6 D1 m
  2 E9 g9 h7 y( g9 e" n  a" t
 またまた自民党(じみんとう)の金銭(きんせん)疑惑(ぎわく)が明(あき)らかになった。
. R2 @1 j7 r8 ?4 X; n6 i6 f- L# b4 H4 q5 ^1 d8 v3 s2 d
 党(とう)への政治(せいじ)献金(けんきん)の受(う)け皿(ざら)である「国民(こくみん)政治(せいじ)協会(きょうかい)」が、いかにも不審(ふしん)な領収(りょうしゅう)書(しょ)を発行(はっこう)していた。日本(にっぽん)歯科(しか)医師(いし)連盟(れんめい)から政治(せいじ)家(か)に直接(ちょくせつ)渡(わた)された金(かね)なのに、同(どう)協会(きょうかい)が受(う)け取(と)ったように「偽装(ぎそう)領収(りょうしゅう)書(しょ)」を出(だ)していたという。
9 P! b/ Y; c. V5 B1 L$ P8 i. ~
 金(かね)をもらったとされるのは計(けい)6人(にん)。ひとりは3千(せん)万(まん)円(えん)で、残(のこ)り5人(にん)は1千(せん)万(まん)円(えん)ずつだった。時期(じき)は99年(ねん)から01年(ねん)で、日(にち)歯(は)連(れん)は辕
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 楼主| 发表于 2004-10-20 16:43:20 | 显示全部楼层
10月(じゅうがつ)20日(にち)付(づけ)& m9 p; a& @5 t; x

2 B3 e% J6 c: D5 \/ |8 m% g; G% K      ガス田(た)開発(かいはつ)――日中(にっちゅう)協議(きょうぎ)で打開(だかい)を急(いそ)げ
( f" a/ R# v+ c- [3 k) @8 C- c2 s: v  z: c
 世界(せかい)第(だい)2位(い)の中国(ちゅうごく)。第(だい)3位(い)の日本(にっぽん)。ふたつの大(だい)石油(せきゆ)消費(しょうひ)国(こく)に挟(はさ)まれた東(ひがし)シナ海(かい)に、豊(ゆた)かな天然(てんねん)ガス資源(しげん)が眠(ねむ)っている。これをどう分(わ)け合(あ)ったらいいのか。その答(こた)えが見(み)えないまま、日中(にっちゅう)の緊張(きんちょう)が高(たか)まっている。
/ x. R. ~7 \- K) V/ p  k
. i0 P& y9 M/ R 最大(さいだい)の問題(もんだい)は、日中(にっちゅう)それぞれに海底(かいてい)資源(しげん)を開発(かいはつ)できる権利(けんり)がある排他(はいた)的(てき)経済(けいざい)水域(すいいき)の境界(きょうかい)線(せん)をどう引(ひ)くかだ。
- B5 z: X4 d! s, t3 U, a
" {5 `7 S! L7 h6 v. L: r 日本(にっぽん)政府(せいふ)は、双方(そうほう)の海岸(かいがん)からの中間(ちゅうかん)線(せん)を境界(きょうかい)とすべきだと主張(しゅちょう)してきた。中国(ちゅうごく)側(がわ)は、国連(こくれん)海洋(かいよう)法(ほう)条約(じょうやく)の解釈(かいしゃく)をたてに、中間(ちゅうかん)線(せん)よりも日本(にっぽん)側(がわ)に張(は)り出(だ)した大陸棚(たいりくだな)の際(さい)までをわが経済(けいざい)水域(すいいき)だと譲(ゆず)らない。それでも長(なが)い間(あいだ)、事(こと)が荒立(あらだ)たなかったのは、双方(そうほう)の主張(しゅちょう)が重(かさ)なる海域(かいいき)での開発(かいはつ)は互(たが)いに抑(おさ)えてきたからだ。
' y* t% k$ L8 S' b" ^
# r4 I: d7 k. r# @2 J6 Y+ G ところが、そんな状態(じょうたい)が一変(いっぺん)した。昨年(さくねん)着手(ちゃくしゅ)した「春暁(しゅんぎょう)」鉱区(こうく)をはじめ、中国(ちゅうごく)が中間(ちゅうかん)線(せん)からわずか数(すう)キロ中国(ちゅうごく)寄(よ)りの海域(かいいき)でもガス田(た)開発(かいはつ)を始(はじ)めたからだ。 # f0 N6 e9 v6 z$ S* Y1 x) }! c

5 q( ~1 l/ C; n" Z6 o% H 「日本(にっぽん)側(がわ)が主張(しゅちょう)する境界(きょうかい)線(せん)よりも中国(ちゅうごく)側(がわ)でやっている。問題(もんだい)はない」と中国(ちゅうごく)側(がわ)は説明(せつめい)するが、日本(にっぽん)側(がわ)は「ガス田(た)は地下(ちか)でつながっている。日本(にっぽん)の分(ぶん)まで吸(す)い取(と)られないか」と懸念(けねん)を募(つの)らせる。 ; N2 ]4 N4 f  E2 j5 y; A
) g  Z( R2 P) j& i8 P+ ]# u- C- W) S
 今週(こんしゅう)も、中川(なかがわ)経(けい)産(さん)相(しょう)が、中国(ちゅうごく)側(がわ)が日本(にっぽん)の水域(すいいき)内(ない)に鉱区(こうく)を設定(せってい)したという情報(じょうほう)があるとして、事実(じじつ)なら中止(ちゅうし)を求(もと)めると述(の)べた。資源(しげん)問題(もんだい)は国家(こっか)の基本(きほん)戦略(せんりゃく)と深(ふか)くかかわる。日本(にっぽん)側(がわ)が神経(しんけい)をとがらせるのは当然(とうぜん)だろう。 + ~' r) Q& p4 i

  E( ^% ~/ K, v6 U; \9 R! w: h" }9 i 問題(もんだい)は、日中(にっちゅう)両国(りょうこく)が角(かく)を突(つ)き合(あ)わせていても感情(かんじょう)的(てき)な亀裂(きれつ)ばかりが広(ひろ)がり、事(こと)が前(まえ)に進(すす)まないことだ。
3 k* K  N& j# b
% I' ^+ x2 C4 p2 C そんななかで、「春暁(しゅんぎょう)」開発(かいはつ)をめぐる両国(りょうこく)政府(せいふ)の初(はじ)めての実務(じつむ)者(しゃ)協議(きょうぎ)が来週(らいしゅう)、北京(ぺきん)で開(ひら)かれることになった。 ( E0 @6 e' i/ I. s

2 s3 L9 `" `7 S" ? むろん、両国(りょうこく)が原則(げんそく)論(ろん)でただちに妥協(だきょう)できるとは思(おも)えない。東(ひがし)シナ海(かい)の水域(すいいき)問題(もんだい)を国際司法裁判所(こくさいしほうさいばんしょ)に持(も)ち込(こ)む考(かんが)えも、今(いま)は日中(にっちゅう)双方(そうほう)にない。ならば当事者(とうじしゃ)である両国(りょうこく)が「示談(じだん)」によって、事態(じたい)を前(まえ)に動(うご)かすしかない。 2 S8 r4 C7 e6 |4 D* Q; [9 {

. }9 E% h/ j; E6 C( c 日本(にっぽん)は中国(ちゅうごく)に対(たい)して、天然(てんねん)ガス資源(しげん)の広(ひろ)がりについて調査(ちょうさ)資料(しりょう)の提供(ていきょう)を求(もと)めている。日本(にっぽん)側(がわ)も、ガス田(た)の分布(ぶんぷ)や埋蔵(まいぞう)量(りょう)についてのデータを準備(じゅんび)しなければ、交渉(こうしょう)にはならない。双方(そうほう)が情報(じょうほう)を共有(きょうゆう)することで、話(はな)し合(あ)いが始(はじ)まる。
" d1 D$ S0 |! P& q' T; ^  n$ |
0 L+ G# J. R! a1 z  |& N* o4 U 中国(ちゅうごく)側(がわ)は共同(きょうどう)開発(かいはつ)を提唱(ていしょう)しているが、日本(にっぽん)側(がわ)は、先行(せんこう)した中国(ちゅうごく)の提案(ていあん)に
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 楼主| 发表于 2004-10-21 07:16:16 | 显示全部楼层
10月(じゅうがつ)21日(にち)付(づけ)
5 H3 w& ?7 e0 T$ O8 ^3 s       ミャンマー――民主(みんしゅ)化(か)がさらに遠(とお)のく
, I; [6 W4 l/ o/ m% T, ~  
' {0 E5 u6 K% W ミャンマーで、また気持(きも)ちが沈(しず)むような出来事(できごと)が起(お)きた。
9 {; I+ w3 U8 s# w) m2 Z
5 c5 m2 t4 {2 _4 J0 L8 [3 D. p: a; b 軍事(ぐんじ)政権(せいけん)のナンバー3、キン・ニュン首相(しゅしょう)が更迭(こうてつ)され、後任(こうにん)にソー・ウィン第(だい)1書記(しょき)が任命(にんめい)された。最高(さいこう)実力(じつりょく)者(しゃ)、タン・シュエ国家(こっか)平和(へいわ)発展(はってん)評議(ひょうぎ)会議(かいぎ)長(ちょう)の懐刀(ふところがたな)といわれる人物(じんぶつ)だ。
1 g0 N0 a+ q; m6 }$ J$ N) Q: P: \0 w3 d2 ^: _) X1 O
 キン・ニュン氏(し)は民政(みんせい)移管(いかん)へ向(む)けた構想(こうそう)を発表(はっぴょう)するなど、民主(みんしゅ)化(か)邉
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 楼主| 发表于 2004-10-22 12:42:48 | 显示全部楼层
10月(じゅうがつ)22日(にち)付(づけ)
( k4 ?0 U: c; i       % M& W* S6 t- H7 _
     台風(たいふう)ラッシュ――地球(ちきゅう)が怒(おこ)っているのか
  b/ o: q  ?7 i+ Q8 Q# r' I% ^$ q  D, E$ f" ~( u, S

4 F* [3 M) ~2 G! `: |+ f& x5 i 台風(たいふう)23号(ごう)のすさまじい風(かぜ)と雨(あめ)で、たくさんの人(ひと)が亡(な)くなったり、行方(ゆくえ)不明(ふめい)になったりした。
0 J8 ~. ?7 Y5 @; q+ p* \  W: Q8 @! }2 f2 B8 y; J9 @0 d* W
 ことし、日本(にっぽん)に上陸(じょうりく)した台風(たいふう)はこれで10個(こ)になる。過去(かこ)30年間(ねんかん)の年(とし)平均(へいきん)は2・6個(こ)だから、いつもの4倍(ばい)近(ちか)い頻度(ひんど)の来襲(らいしゅう)である。 : C) b8 }6 U. D0 W

  K. S; a1 y4 V8 T' p; H7 c しかも、ことしは激(はげ)しい台風(たいふう)が多(おお)い。最大(さいだい)風速(ふうそく)が秒速(びょうそく)33メートル以上(いじょう)になるものを「強(つよ)い台風(たいふう)」と呼(よ)ぶが、「強(つよ)い」や「非常(ひじょう)に強(つよ)い」がほとんどだった。 7 \" r4 {0 u% U; Q
& f  Y# t. ]2 h9 g7 D5 n
 例年(れいねん)は10月(じゅうがつ)になると、台風(たいふう)の上陸(じょうりく)はほとんどなくなり、月(つき)平均(へいきん)で0・1個(こ)だ。ことしは10月(じゅうがつ)にもう2個(こ)目(め)である。南(みなみ)の海(うみ)には次(つぎ)の24号(ごう)がいる。毎週(まいしゅう)のように台風(たいふう)がやって来(く)るかもしれない。
5 B: b- n: B  G! S
! l( z2 D8 I2 I6 n1 U1 \3 Z 台風(たいふう)は南(みなみ)の海(うみ)の水温(すいおん)が高(たか)いほど強(つよ)くなり大(おお)きくなる。そういえば、この夏(なつ)は40度(ど)近(ちか)い猛暑(もうしょ)が続(つづ)いた。
8 I+ u/ T+ z# i9 `0 E- O" ~( x% u& o6 J1 Z* S/ O
 異常(いじょう)な気象(きしょう)は日本(にっぽん)だけではない。
% x/ y5 Z& ^4 t5 p9 m
( q0 E# Z3 D# }3 ~ この夏(なつ)、米国(べいこく)のフロリダ州(しゅう)はハリケーンに4度(ど)襲(おそ)われた。米(べい)本土(ほんど)で120人(にん)以上(いじょう)が死亡(しぼう)した。カリブ海(かい)のハイチはこれらのハリケーンで2700人(にん)以上(いじょう)が犠牲(ぎせい)になり、政情(せいじょう)不安(ふあん)の一因(いちいん)になった。 6 |$ K8 }0 ~9 g, Z, J
" J$ k! _; y6 T
 雨(あめ)が少(すく)ないことで知(し)られた北京(ぺきん)で、02年(ねん)ごろから、夏(なつ)に梅雨(つゆ)のような雨(あめ)が降(ふ)るようになった。現地(げんち)の新聞(しんぶん)や雑誌(ざっし)が「12日間(にちかん)太陽(たいよう)が見(み)られない。南方(なんぽう)の梅雨(つゆ)の感(かん)じがわかった」(02年(ねん))、「北京(ぺきん)はきのうから歴史(れきし)上(じょう)珍(めずら)しい梅雨(つゆ)に入(はい)った」(03年(ねん))、「6月(ろくがつ)末(まつ)、北京(ぺきん)は梅雨(つゆ)に入(はい)った」(04年(ねん))と書(か)くようになった。
- v9 q3 ^' b) i2 E
# n3 M3 O- z6 G0 @& L 欧州(おうしゅう)がひどい暑(あつ)さに見舞(みま)われたのは昨年(さくねん)だった。8月(はちがつ)の最高(さいこう)気温(きおん)が平年(へいねん)で24度(ど)のパリ・オルリ空港(くうこう)で40度(ど)になり、フランスで熱(ねつ)波(なみ)による死者(ししゃ)は約(やく)1万(まん)5千(せん)人(にん)に達(たっ)した。
( Y5 W( c* l1 k: r5 C2 J( b2 T( b* ^3 J) L) g# N0 \
 それぞれ、周(まわ)りの気圧(きあつ)の配置(はいち)や大気(たいき)の動(うご)きなどが直接(ちょくせつ)の原因(げんいん)になっている。だが、その背後(はいご)で地球(ちきゅう)温暖(おんだん)化(か)が影響(えいきょう)しているのではないか。そう多(おお)くの人(ひと)が心配(しんぱい)している。
/ T0 f$ u0 G7 J) q) `6 \4 l# L
' q, U" e. J8 @, o0 M$ \5 B 石炭(せきたん)や石油(せきゆ)を燃(も)やして出(で)る二酸化炭素(にさんかたんそ)の急速(きゅうそく)な増加(ぞうか)とともに、地球(ちきゅう)の気温(きおん)はこの100年間(ねんかん)で0・7度(ど)上(あ)がった。
5 a' H7 M/ l# [. [
7 a' D+ G, g4 G$ }* U 国立(こくりつ)環境(かんきょう)研究所(けんきゅうじょ)などの試算(しさん)によれば、このまま手(て)を打(う)たなければ、これから100年(ねん)で4度(ど)上(あ)がる。そして日本(にっぽん)では真夏(まなつ)日(び)がふえ、豪雨(ごうう)もふえる。 2 e7 U: T# T% v) ~, {$ f
# \: `+ L) S" u  I+ L' s, X9 b
 温暖(おんだん)化(か)は気温(きおん)が高(たか)くなるだけではない。大気(たいき)の持(も)つエネルギーがふえるので、気候(きこう)の変(か)わり具合(ぐあい)がもっと激(はげ)しくなる。雨(あめ)は1回(かい)あたりの量(りょう)がふえ、気温(きおん)の高(たか)いところはさらに高(たか)くなる。逆(ぎゃく)に雨(あめ)の少(すく)ないところは砂漠(さばく)化(か)がいっそう進(すす)むといわれている。 9 r8 P' S6 a# t/ T' Z- r+ E# P

$ C- x! o9 b8 O. Q2 C. f% U 米国(べいこく)の研究(けんきゅう)者(しゃ)も、温暖(おんだん)化(か)でハリケーンの風力(ふうりょく)や降雨(こうう)量(りょう)がふえると発表(はっぴょう)した。 9 N, s  x: V7 N. \: j5 Q" E2 w

0 h3 x, S' m$ r" c' Y/ j) T3 G 温暖(おんだん)化(か)はゆっくりと進(すす)む。毎年(まいとし)の気温(きおん)や雨量(うりょう)にも変動(へんどう)の幅(はば)がある。このため、1年(ねん)だけの変化(へんか)では、その原因(げんいん)がどこにあるのかははっきりしない。
) m: T' q# T) M- f+ ]
$ Y" r8 I& ]5 g だが、いま世界(せかい)が経験(けいけん)していることはまさに温暖(おんだん)化(か)の予測(よそく)の通(とお)りではないか。そんな気(き)もする。 - Q: M$ f$ [1 ?7 L
  e4 o. ~7 u6 t  N$ e+ y0 ]
 台風(たいふう)などの災害(さいがい)に備(そな)えながら、地球(ちきゅう)の気候(きこう)変動(へんどう)を防(ふせ)ぐ手(て)だても考(かんが)えたい。
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发表于 2004-10-22 19:29:25 | 显示全部楼层
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 楼主| 发表于 2004-10-23 20:18:27 | 显示全部楼层
10月(じゅうがつ)23日(にち)付(づけ)/ Y; V0 ?- M& ~! r8 P

# y- `, E1 ]2 P8 X  s       スカウト不正(ふせい)――ドラフトの原点(げんてん)に戻(もど)れ
  j$ L* e! `7 [# A8 m   O+ F2 H9 |5 Y0 }
 やはり、と思(おも)った人(ひと)が多(おお)いだろう。今秋(こんしゅう)のプロ野球(やきゅう)のドラフトで注目(ちゅうもく)されていた明治大学(めいじだいがく)の一場(いちじょう)靖弘(やすひろ)投手(とうしゅ)に現金(げんきん)を渡(わた)していたのは、巨人(きょじん)だけではなかった。横浜(よこはま)と阪神(はんしん)も同(おな)じような不正(ふせい)をしていた。 $ J3 H# g6 |$ m" X! D: y8 L

& r. L' T0 a8 ^+ m; Z: V この問題(もんだい)は8月(はちがつ)に巨人(きょじん)が公表(こうひょう)し、渡辺(わたなべ)恒雄(つねお)オーナーらが責任(せきにん)をとって辞(や)めた。今回(こんかい)も横浜(よこはま)の砂原(すなはら)幸雄(ゆきお)、阪神(はんしん)の久万(くま)俊二(しゅんじ)郎(ろう)の両(りょう)オーナーが辞任(じにん)を表明(ひょうめい)した。 ; q2 E" b/ V; f8 h" p0 W$ e- P
8 D# l4 ]+ |5 _& R5 X+ T- I6 ?
 横浜(よこはま)は食事(しょくじ)代(だい)の名目(めいもく)で10万(まん)円(えん)ずつ6回(かい)、計(けい)60万(まん)円(えん)を渡(わた)していた。阪神(はんしん)も3回(かい)にわたって計(けい)25万(まん)円(えん)を渡(わた)していた。
+ X% S+ u8 d# Y* w9 Y/ k. I7 k1 F
' ~+ P. i' j$ Z" \& B+ ^ 大学生(だいがくせい)は日本(にっぽん)学生(がくせい)野球(やきゅう)憲章(けんしょう)で金銭(きんせん)を受(う)け取(と)ることを禁(きん)じられている。スカウトらが知(し)らないわけはあるまい。 , A2 o& x) @% T  f$ A- D9 B9 \
: e- z/ B% F, n- u' r+ ~5 m6 G9 R! Z
 一場(いちば)投手(とうしゅ)については、巨人(きょじん)と横浜(よこはま)、阪神(はんしん)が獲得(かくとく)にしのぎを削(けず)っていた。 - Y- `* r' P% I' X
/ m, z/ B0 E3 t3 l6 Z2 t
 巨人(きょじん)の不正(ふせい)が明(あか)るみに出(で)た後(のち)、横浜(よこはま)はスカウトから事情(じじょう)を聴(き)いた。だが、「常識(じょうしき)を超(こ)えることはしていない」という答(こた)えをそのまま受(う)け入(い)れたという。
/ d6 z" m  V1 B2 p! F" K8 l: p  W$ k! d9 \  ^& b
 とても信(しん)じがたいことだ。巨人(きょじん)が現金(げんきん)を渡(わた)しているのだから、自分(じぶん)のスカウトも同(おな)じようなことをやっているかもしれない。オーナーや球団(きゅうだん)経営(けいえい)者(しゃ)としては、そう疑(うたが)ってかかるべきだろう。 $ r/ w( d1 W# m) ^/ k

  z$ o! b! H9 P+ B. ^/ w- G 今回(こんかい)、外部(がいぶ)からの情報(じょうほう)があって改(あらた)めて調(しら)べた結果(けっか)、不正(ふせい)がわかった。阪神(はんしん)も同(おな)じような経過(けいか)をたどった。 ( f5 m9 }& |2 h/ F3 |- x

% s! I+ H9 h9 A0 M 最初(さいしょ)からきちんとした調査(ちょうさ)をせず、不正(ふせい)をうやむやにした責任(せきにん)は重(おも)い。オーナーの辞任(じにん)は当然(とうぜん)のことだ。
$ J3 |9 {6 C4 m3 x; |; U9 S! T& `: N8 \
 新人(しんじん)選手(せんしゅ)を選(えら)ぶドラフト制度(せいど)は、特定(とくてい)の球団(きゅうだん)に有力(ゆうりょく)選手(せんしゅ)が偏(かたよ)らないようにして戦力(せんりょく)の釣(つ)り合(あ)いをとるのが狙(ねら)いだ。
9 A! H7 {+ \6 [4 l+ Z+ K! l, g0 ^" r( j+ C8 ^8 y
 ところが、選手(せんしゅ)からの逆(ぎゃく)指名(しめい)を認(みと)めたり、自由(じゆう)に獲得(かくとく)できる枠(わく)を設(もう)けたりして、ドラフトは骨抜(ほねぬ)きになった。 , P6 L5 S/ O& K  O" R& V0 R2 }4 h4 }
5 d. t0 ]' Y# C; V6 D
 選手(せんしゅ)からの逆(ぎゃく)指名(しめい)や自由(じゆう)獲得(かくとく)枠(わく)を認(みと)めれば、裏金(うらがね)が動(うご)きかねない。一場(いちば)投手(とうしゅ)の問題(もんだい)も、巨人(きょじん)などが自由(じゆう)獲得(かくとく)枠(わく)で取(と)ろうとして起(お)きたものだ。
3 K2 a( h- E+ w8 J$ \& v3 T& p. D. ~
2 s' q7 r2 f# g 明(あか)るみに出(で)た事実(じじつ)は氷山(ひょうざん)の一角(いっかく)ではないか。だとすれば、球団(きゅうだん)の自浄(じじょう)能力(のうりょく)を期待(きたい)するのは難(むずか)しい。ここはドラフト制度(せいど)を根本(こんぽん)的(てき)に改革(かいかく)するしかあるまい。 ' w, m& b  ^# a3 z
. [' M& ]9 E6 S% }3 u( @
 選手(せんしゅ)からの逆(ぎゃく)指名(しめい)や自由(じゆう)獲得(かくとく)枠(わく)をやめる。そのうえで、米(べい)大(だい)リーグにならって、最下位(さいかい)だった球団(きゅうだん)から順番(じゅんばん)に指名(しめい)するウエーバー制(せい)を採用(さいよう)する。そうすれば、各(かく)チームの戦力(せんりょく)も見合(みあ)うものになり、試合(しあい)ももっと面白(おもしろ)いものになる。 : f! X" g4 P2 p* B3 b
3 b1 [, m6 V- d! {- ^1 u8 g  a8 y
 希望(きぼう)するチームに行(い)きたいという選手(せんしゅ)の声(こえ)を聞(き)こうというのならば、フリーエージェント制(せい)を広(ひろ)げることを考(かんが)えればいい。ある一定(いってい)の期間(きかん)を過(す)ごせば、他(た)のチームに移(うつ)れる権利(けんり)である。 * @( w$ ~" R! E- }

2 G! U. Z! \2 f$ B ドラフト制度(せいど)などプロ野球(やきゅう)のあり方(かた)を検討(けんとう)する会議(かいぎ)をつくることが、ストをめぐる交渉(こうしょう)の中(なか)で労使(ろうし)で合意(ごうい)された。ところが、そのメンバーさえ決(き)まっていない。早(はや)く立(た)ち上(あ)げるべきだ。 & R  A8 X: k7 K/ N( B
5 Y/ d. W( u' @! q, W  c
 3球団(きゅうだん)から金(かね)を受(う)け取(と)っていた一場(いちじょう)投手(とうしゅ)にも言(い)いたい。スポーツの世界(せかい)ではルールを守(まも)るのが選手(せんしゅ)としての第一歩(だいいっぽ)である。それを忘(わす)れてはいけない。 5 A( {9 E, A* k4 G* D

' S- ?. A7 ]! i5 _+ F5 A--------------------------------------------------------------------------------2 H8 w% [9 ?9 ]# `1 \
/ e' }0 F8 j( t& j
   法相(ほうしょう)答弁(とうべん)――このままでは落第(らくだい)です
  q7 D$ b+ F+ s- h/ I2 j4 {1 Y& M$ J  ]1 H* q

. b* ~6 V9 p$ D1 J$ p
; E. H  j3 ~8 Y4 k9 t0 I6 }! a- N 『コメント力(りょく)』『わかりやすく説明(せつめい)説得(せっとく)する技術(ぎじゅつ)』。書店(しょてん)ではいま、話(はな)し方(かた)に関(かん)する本(ほん)が売(う)れている。 3 R  c' {2 |: y2 ]9 w
1 z% l+ y* O) h- X' I5 f
 だからというわけではないが、南野(のおの)知恵子(ちえこ)法相(ほうしょう)の国会(こっかい)での答弁(とうべん)ぶりが気(き)にかかる。内容(ないよう)がくるくる変(か)わり、質問(しつもん)とかみ合(あ)わない。これで法相(ほうしょう)が務(つと)まるのかと心配(しんぱい)になる。 ; K6 s  T9 j0 [* J- M" c
; M5 P# e0 X- E( N/ R$ _, j/ t* E
 性
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 楼主| 发表于 2004-10-24 17:08:47 | 显示全部楼层
10月(じゅうがつ)24日(にち)付(づけ)
4 s+ r% H  ?# W" p8 U      政治(せいじ)資金(しきん)――ざる法(ほう)の穴(あな)が埋(う)まらぬ; S4 V/ j! b8 c0 a

7 G; E( J2 T- }2 C, g 自民党(じみんとう)と公明党(こうめいとう)が政治(せいじ)資金(しきん)規正(きせい)法(ほう)の改正(かいせい)案(あん)をまとめた。政治(せいじ)団体(だんたい)間(かん)の献金(けんきん)額(がく)に5千(せん)万(まん)円(えん)の上限(じょうげん)を設(もう)けるのが柱(はしら)だ。いまは制限(せいげん)がないが、これで量的(りょうてき)な規制(きせい)ができるという理屈(りくつ)らしい。 / o6 ^' M2 |& k6 `3 L
- m0 ^/ i0 V+ e$ n8 e8 Z4 n( c5 C
 だが、これは改正(かいせい)とは呼(よ)べない。ざる法(ほう)と言(い)われる規正(きせい)法(ほう)の穴(あな)をふさぐつもりがないとしか思(おも)えない。
- N3 X) s: I9 t% J+ U) c4 O. u0 n  l* D+ n5 Q0 h$ H! N6 C4 M
 改正(かいせい)論議(ろんぎ)の大(おお)きなきっかけになった日本(にっぽん)歯科(しか)医師(いし)連盟(れんめい)から旧(きゅう)橋本(はしもと)派(は)への1億(おく)円(えん)献金(けんきん)事件(じけん)を考(かんが)えてみればわかる。どちらも政治(せいじ)団体(だんたい)なので、5千(せん)万(まん)円(えん)の上限(じょうげん)が適用(てきよう)される。だが、献金(けんきん)する業界(ぎょうかい)団体(だんたい)も、受(う)け取(と)る派閥(はばつ)も政治(せいじ)団体(だんたい)をいくつか設(もう)けて、それぞれ資金(しきん)をやりとりすれば、総額(そうがく)が上限(じょうげん)を超(こ)えても問題(もんだい)にならない。
+ |8 J3 i% c" H4 _- b3 P* \- \% w( G/ J9 \0 {% U8 B
 そのうえ、巨額(きょがく)の献金(けんきん)を受(う)ける政党(せいとう)の政治(せいじ)資金(しきん)団体(だんたい)には「上限(じょうげん)」を適用(てきよう)しない。自民党(じみんとう)の国民(こくみん)政治(せいじ)協会(きょうかい)はこれまで通(とお)り、日(にち)歯(は)連(れん)などから億(おく)単位(たんい)の献金(けんきん)を受(う)け取(と)ることができる。
  P* P8 X/ ?6 g: o$ {1 T/ d: B4 I/ r5 e( ^: _+ x4 [
 なぜ、いま改(あらた)めて政治(せいじ)と金(かね)の問題(もんだい)に火(ひ)がついたのか。その理由(りゆう)を振(ふ)り返(かえ)れば、与党(よとう)案(あん)の的(まと)はずれぶりは明(あき)らかだ。 ; V* f. G- q5 I2 z$ i0 {, N6 I% M

+ f1 v4 F' l! E9 H" l8 M9 [ 日(にち)歯(は)連(れん)の献金(けんきん)事件(じけん)で問(と)われたのは政治(せいじ)資金(しきん)の流(なが)れの不透明(ふとうめい)さである。
' y& s2 W3 F' @. {5 f* i4 [; o# G. d/ D% J! l
 その代表(だいひょう)格(かく)が迂回(うかい)献金(けんきん)だ。日(にち)歯(は)連(れん)が渡(わた)す相手(あいて)の議員(ぎいん)を指定(してい)して、自民党(じみんとう)の国民(こくみん)政治(せいじ)協会(きょうかい)に献金(けんきん)した疑惑(ぎわく)が明(あき)らかになった。いったん党(とう)を通(とお)すことで、だれからだれに渡(わた)ったのかをあいまいにする。こうした手法(しゅほう)は「党(とう)ぐるみの賄賂(わいろ)(わいろ)隠(かく)し」といわれても仕方(しかた)があるまい。 ' N( s1 V6 }$ }

8 l. A2 \* O4 t: s5 I6 W 自民党(じみんとう)を経由(けいゆ)せず、日(にち)歯(は)連(れん)から直接(ちょくせつ)議員(ぎいん)に渡(わた)された献金(けんきん)にも、国民(こくみん)政治(せいじ)協会(きょうかい)が偽(にせ)の領収(りょうしゅう)書(しょ)を出(だ)した疑惑(ぎわく)もある。
/ @; R& k! c/ R. z# u
. \8 e; S+ }5 u8 b5 \1 ^5 ?; I- p) R9 ~ 与党(よとう)協議(きょうぎ)で、公明党(こうめいとう)は迂回(うかい)献金(けんきん)の禁止(きんし)を唱(とな)えた。資金(しきん)の出入(でい)りを透明(とうめい)にするため、献金(けんきん)はすべて記録(きろく)の残(のこ)る銀行(ぎんこう)振(ふ)り込(こ)みにすべきだとも主張(しゅちょう)した。
: V4 x4 }9 d* N+ _8 `/ I( M2 t+ m4 _) B2 C, k2 [. T& @
 だが、自民党(じみんとう)は迂回(うかい)献金(けんきん)について存在(そんざい)さえ否定(ひてい)し、規制(きせい)は必要(ひつよう)ないとした。銀行(ぎんこう)振(ふ)り込(こ)みも、政党(せいとう)の政治(せいじ)資金(しきん)団体(だんたい)に限(かぎ)って受(う)け入(い)れたが、広(ひろ)く政治(せいじ)団体(だんたい)に適用(てきよう)することは拒(こば)んだ。政治(せいじ)活動(かつどう)に支障(ししょう)をきたしかねないというのが理由(りゆう)だった。
! h2 z" n" |$ G4 n! n3 L9 Q5 v; F; e1 ?. H5 [5 l
 自民党(じみんとう)にここまで押(お)し切(き)られたら、清潔(せいけつ)さを売(う)り物(もの)にする公明党(こうめいとう)の看板(かんばん)が泣(な)くだろう。
. S6 G$ G2 A5 [
0 y. G) H+ g% D! S' Y; } 実(じつ)は、小泉(こいずみ)首相(しゅしょう)が規正(きせい)法(ほう)の改正(かいせい)を言(い)うのはこれで3度目(どめ)だ。
* W2 L  b0 r5 U9 v, O8 i6 G0 g8 l( T) w) A; j
 最初(さいしょ)は一昨年(いっさくねん)、鈴木(すずき)宗男(むねお)性
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 楼主| 发表于 2004-10-25 08:28:01 | 显示全部楼层
10月(じゅうがつ)25日(にち)付(づけ)0 U. f- T/ V7 W5 a
     新潟(にいがた)中越(なかごえ)地震(じしん)――どこにも直下(ちょっか)型(がた)の怖(こわ)さ
! S% {' W4 x- f* A7 H. D+ c& ? , Y" }. a- C: C+ N! l, ?" z
 新潟(にいがた)県(けん)を襲(おそ)った地震(じしん)の被害(ひがい)がはっきりしてきた。
1 E2 R3 h8 A8 T: g5 n% [) u! F$ A- r! T* u0 p6 R6 G. F# _
 亡(な)くなった人(ひと)は20人(にん)を超(こ)え、けが人(にん)は2千(せん)人(にん)を超(こ)えた。2晩(ばん)目(め)の避難(ひなん)所(しょ)暮(く)らしを迎(むか)える人(ひと)が8万(まん)人(にん)もいる。
0 X1 ^. G# W& B( H9 X" I# k8 O
* {2 o8 i* A5 } 倒(たお)れた家(いえ)の下敷(したじ)きになって亡(な)くなった子(こ)どもやお年寄(としよ)り。土砂崩(どしゃくず)れで命(いのち)を失(うしな)った人(ひと)たち。地震(じしん)のショックで死亡(しぼう)した赤(あか)ちゃんもいる。 $ B6 y" a% v8 Y- M/ J
) i3 `* ?) {% r% t6 B8 Y' ]( w
 時間(じかん)がたつにつれ、揺(ゆ)れの恐(おそ)ろしさがわかり、身(み)がすくむ思(おも)いがする。土曜日(どようび)の穏(おだ)やかな夕方(ゆうがた)を襲(おそ)った突然(とつぜん)の悲劇(ひげき)に、言(い)うべき言葉(ことば)もない。 3 C3 {8 |1 M6 b9 t' I- F

; w& q- i* H6 l) n' _; Z; D 今回(こんかい)の地震(じしん)は、たび重(かさ)なる台風(たいふう)の直撃(ちょくげき)で地盤(じばん)が緩(ゆる)んだ直後(ちょくご)に起(お)きた。新潟(にいがた)県(けん)では7月(しちがつ)に死者(ししゃ)15人(にん)を出(だ)す集中(しゅうちゅう)豪雨(ごうう)に見舞(みま)われたうえ、秋(あき)には大型(おおがた)の台風(たいふう)が相次(あいつ)いで佐渡(さど)島(とう)沖(おき)を通(とお)った。そのせいで、山古志(やまこし)村(むら)では土砂崩(どしゃくず)れの被害(ひがい)が多発(たはつ)し、長岡(ながおか)市(し)では民家(みんか)が斜面(しゃめん)を滑(すべ)り落(お)ちるなど被害(ひがい)が広(ひろ)がった。
6 P. X" J4 g3 a+ |& z! G( U0 p" J
 地震(じしん)は23日(にち)午後(ごご)6時(じ)前(まえ)の本震(ほんしん)から始(はじ)まり、約(やく)40分(ぶん)の間(あいだ)に震度(しんど)6強(きょう)の揺(ゆ)れが3度(ど)続(つづ)くという激(はげ)しいものだった。
# I' \! Z* e# U# _) K  }+ e% D# s  H; h) t7 H* D5 P
 震度(しんど)6強(きょう)とは、「立(た)っていることができない。多(おお)くの建物(たてもの)で窓(まど)ガラスが割(わ)れる。耐震(たいしん)性(せい)の低(ひく)い木造(もくぞう)家屋(かおく)は倒壊(とうかい)するものが多(おお)い」という揺(ゆ)れだ。
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4 Q1 H; c* r  g/ G4 J4 v しかも、95年(ねん)の阪神(はんしん)大震災(だいしんさい)と同(おな)じ直下(ちょっか)型(がた)だった。震源(しんげん)が浅(あさ)いため、マグニチュード(M)で表(あらわ)す規模(きぼ)にも増(ま)して、地表(ちひょう)面(めん)での揺(ゆ)れはきわめて強(つよ)い。震度(しんど)は阪神(はんしん)大震災(だいしんさい)の7の方(ほう)が大(おお)きいが、瞬間(しゅんかん)的(てき)な揺(ゆ)れの強(つよ)さを示(しめ)す加速度(かそくど)で測(はか)ると、今回(こんかい)の方(ほう)が阪神(はんしん)大震災(だいしんさい)よりも大(おお)きかった。
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 6433人(にん)もの死者(ししゃ)を出(だ)した大震災(だいしんさい)に比(くら)べて犠牲(ぎせい)者(しゃ)が少(すく)ないのは、人口(じんこう)の密集(みっしゅう)度(ど)の違(ちが)いなどによるものだろう。 8 p+ z; O  A$ b( v- R# t8 F
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 近(ちか)く起(お)こるのではないかといわれている東海(とうかい)地震(じしん)や南海(なんかい)地震(じしん)など海洋(かいよう)型(がた)大(だい)地震(じしん)に比(くら)べ、直下(ちょっか)型(がた)は断層(だんそう)が地下(ちか)に隠(かく)れていることが多(おお)く、地震(じしん)の場所(ばしょ)も規模(きぼ)も頻度(ひんど)も予想(よそう)するのはむずかしい。日本(にっぽん)ではどこでも、いつでも、今回(こんかい)のような地震(じしん)が起(お)きて不思議(ふしぎ)ではない。 / {8 ~# M0 b# s- T
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 日頃(ひごろ)から一人(ひとり)ひとりが少(すこ)しでも被害(ひがい)を減(へ)らす方法(ほうほう)を考(かんが)えておく必要(ひつよう)がある。そのことを痛感(つうかん)させられた。 % ^/ h5 o/ ?9 M0 w

  ^( l5 N3 X+ |- ], Z. V 新潟(にいがた)の揺(ゆ)れはまだおさまっていない。気象庁(きしょうちょう)は今後(こんご)もしばらくは大(おお)きな余震(よしん)がありうると予測(よそく)している。気(き)を緩(ゆる)めてはいられない。 ( [/ I+ {) B' t. F  w
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 予期(よき)せぬ災害(さいがい)に見舞(みま)われたときには、通信(つうしん)手段(しゅだん)の確保(かくほ)が大切(たいせつ)になる。
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* K& c8 S' K5 f2 p# I だが、頼(たよ)りの携帯(けいたい)電話(でんわ)は役(やく)に立(た)たなかった。交通(こうつう)が寸断(すんだん)されて孤立(こりつ)した地域(ちいき)では、中継(ちゅうけい)基地(きち)が壊(こわ)れたりケーブルが切(き)れたりして、まったく通話(つうわ)できない状態(じょうたい)が続(つづ)いた。家(いえ)にある有線(ゆうせん)電話(でんわ)も、最初(さいしょ)の大(おお)きな揺(ゆ)れから丸(まる)1日(にち)以上(いじょう)がたっても、県内(けんない)で約(やく)6千(せん)回線(かいせん)が使(つか)えない。1日(にち)も早(はや)い復旧(ふっきゅう)が望(のぞ)まれる。 ; Y, ?8 ?$ U1 O
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 ライフラインの復旧(ふっきゅう)もめどがたっていない。電力(でんりょく)の供給(きょうきゅう)は徐々(じょじょ)に元(もと)に戻(もど)っているものの、水道(すいどう)とガスは各地(かくち)で寸断(すんだん)されたままだ。水(みず)と電気(でんき)とガスがそろわない限(かぎ)り、避難(ひなん)所(しょ)暮(く)らしは終(お)わらない。
0 h0 z) K) ~3 G4 _& M4 L) S' |' W7 N
! M) Y' e$ c0 v0 g# v 被災(ひさい)者(しゃ)は口々(くちぐち)に「寒(さむ)くて眠(ねむ)れない」と訴(うった)えている。中越(なかごえ)地方(ちほう)ではこの季節(きせつ)、最低(さいてい)気温(きおん)が5度(ど)近(ちか)くまで下(さ)がる日(ひ)がある。政府(せいふ)や自治体(じちたい)は食料(しょくりょう)はもちろん、毛布(もうふ)や暖房(だんぼう)器具(きぐ)の手配(てはい)も急(いそ)いでもらいたい。 2 H; B' m) w, _

- C+ J" ~8 L, s 年(とし)が明(あ)けて1月(いちがつ)17日(にち)には、阪神(はんしん)大震災(だいしんさい)からちょうど10年(ねん)になる。この間(あいだ)、鳥取(とっとり)県(けん)や宮城(みやぎ)県(けん)でも大(おお)きな地震(じしん)を経験(けいけん)した。この10年間(ねんかん)に私(わたし)たちは何(なに)を大震災(だいしんさい)から学(まな)んだのか。国(くに)や自治体(じちたい)だけでなく市民(しみん)の防災(ぼうさい)力(りょく)も問(と)われている。
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. P# w; x8 p) }6 |. z7 _    新潟(にいがた)中越(なかごえ)地震(じしん)――新幹線(しんかんせん)、脱線(だっせん)の衝撃(しょうげき) 
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" J0 U* m3 A  H! z6 ^# H1 | 新幹線(しんかんせん)40年(ねん)の歴史(れきし)で、伩
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发表于 2004-10-25 09:05:37 | 显示全部楼层
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 楼主| 发表于 2004-10-26 07:52:42 | 显示全部楼层
10月(じゅうがつ)26日(にち)付(づけ)
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      米(べい)大統領(だいとうりょう)選(せん)――ブッシュ氏(し)に委(ゆだ)ねる不安(ふあん)
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  米国(べいこく)がフロリダ、オハイオ、ペンシルベニアなど10州(しゅう)だけになってしまった。米(べい)紙(し)の政治(せいじ)漫画(まんが)が描(えが)く地図(ちず)である。 1 o; Z* {+ u% p% q
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 来月(らいげつ)2日(にち)の投票(とうひょう)日(び)に向(む)け、最後(さいご)の追(お)い込(こ)みに入(はい)った米(べい)大統領(だいとうりょう)選(せん)は、ブッシュ大統領(だいとうりょう)(共和(きょうわ))、ケリー上院(じょういん)議員(ぎいん)(民主(みんしゅ))の両(りょう)陣営(じんえい)とも、「接戦(せっせん)州(しゅう)」に候補者(こうほしゃ)の遊説(ゆうぜい)やテレビCMを集中(しゅうちゅう)させている。それを皮肉(ひにく)ったものだ。 ; `7 a' b  G. G4 v7 d3 N
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 残(のこ)りの州(しゅう)の有権者(ゆうけんしゃ)は「候補者(こうほしゃ)がちっとも来(こ)ない」と不満(ふまん)そうだが、投票(とうひょう)できるだけましかもしれない。「こちらにも投票(とうひょう)用紙(ようし)を配(くば)ってほしい」と思(おも)っている人々(ひとびと)が世界(せかい)にはたくさんいるからだ。
; D  s6 f5 k1 [6 O+ ~7 W  l4 p& J/ X. W7 {
 この4年間(ねんかん)のブッシュ政権(せいけん)は世界(せかい)に何(なに)をもたらしたのか。当選(とうせん)前(まえ)に掲(かか)げた「世界(せかい)に対(たい)する謙虚(けんきょ)な姿勢(しせい)」という公約(こうやく)は実行(じっこう)されず、世界(せかい)は米国(べいこく)の「単独(たんどく)行動(こうどう)主義(しゅぎ)」に失望(しつぼう)した。 + K6 v+ Y, E( A2 l6 C
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 地球(ちきゅう)温暖(おんだん)化(か)を抑(おさ)えるための京都(きょうと)議定(ぎてい)書(しょ)からの離脱(りだつ)。包括(ほうかつ)的(てき)核(かく)実験(じっけん)禁止(きんし)条約(じょうやく)(CTBT)の未(み)批准(ひじゅん)。そして強引(ごういん)なイラク戦争(せんそう)の開始(かいし)……。世界(せかい)は、ブッシュ政権(せいけん)に振(ふ)り回(まわ)された。
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2 p2 U" G5 U) c4 @( n# z それだけではない。大(だい)規模(きぼ)な減税(げんぜい)でふくらんだ財政(ざいせい)赤字(あかじ)は、貿易(ぼうえき)赤字(あかじ)と並(なら)ぶ「双子(ふたご)の赤字(あかじ)」問題(もんだい)を再燃(さいねん)させ、ドル安(やす)への不安(ふあん)を投(な)げかけている。 ' V1 l' _% u- H4 f# D

4 x: x( |5 o2 r2 R' u+ K, B 一方(いっぽう)のケリー候補(こうほ)は、京都(きょうと)議定(ぎてい)書(しょ)への復帰(ふっき)、欧州(おうしゅう)の同盟(どうめい)国(こく)との協調(きょうちょう)など、国際(こくさい)社会(しゃかい)とのぎくしゃくした関係(かんけい)を改善(かいぜん)すると言(い)っている。 4 e8 c: @* U4 T) l! K' ?8 W1 A
# b$ M9 I: o) S( c" `  h; Y
 ニューヨーク・タイムズ紙(し)が社説(しゃせつ)で、ブッシュ政権(せいけん)の4年間(ねんかん)を「破滅(はめつ)的(てき)」としたうえで、ケリー氏(し)を「熱烈(ねつれつ)に支持(しじ)する」とした理由(りゆう)でもある。 6 B; `; v1 P. j4 y& M% L. `) H; w
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 目(め)を日本(にっぽん)国内(こくない)に転(てん)じると、「日(にち)米(べい)関係(かんけい)はかつてないほど良(よ)い」と礼賛(らいさん)する声(こえ)が少(すく)なくない。ブッシュ政権(せいけん)の対外(たいがい)政策(せいさく)を全面(ぜんめん)的(てき)に支持(しじ)する小泉(こいずみ)政権(せいけん)の姿勢(しせい)によるものであろう。
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2 u- T! ]- Q6 m3 I/ w3 h 事実(じじつ)、摩擦(まさつ)が絶(た)えなかった経済(けいざい)分野(ぶんや)は比較的(ひかくてき)静(しず)かだ。不安定(ふあんてい)な朝鮮半島(ちょうせんはんとう)をにらめば、日(にち)米(べい)同盟(どうめい)を強化(きょうか)させようとするブッシュ政権(せいけん)の継続(けいぞく)こそが日本(にっぽん)の国益(こくえき)にかなうとの意見(いけん)もある。 9 m7 ]/ M) b8 N" B+ [
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 欧州(おうしゅう)との協調(きょうちょう)にひびが入(はい)った中(なか)で、イラク戦争(せんそう)を支持(しじ)し、自衛隊(じえいたい)を派遣(はけん)した日本(にっぽん)は、ブッシュ政権(せいけん)にとって、たしかにありがたい存在(そんざい)だろう。
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 一方(いっぽう)のケリー氏(し)は、同盟(どうめい)国(こく)に兵力(へいりょく)や資金(しきん)面(めん)での協力(きょうりょく)を促(うなが)している。彼(かれ)が当選(とうせん)し、米(べい)欧(おう)関係(かんけい)が修復(しゅうふく)したら、日本(にっぽん)の「ありがたみ」が薄(うす)れるに違(ちが)いない。
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 経済(けいざい)問題(もんだい)では、ケリー氏(し)は日本(にっぽん)の一層(いっそう)の市場(いちば)開放(かいほう)を求(もと)めている。ブッシュ時代(じだい)の「蜜月(みつげつ)」から、日(にち)米(べい)関係(かんけい)は変化(へんか)するかも知(し)れない。 0 i4 `# T: T0 n5 s1 @% J5 ^
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 しかし、だからといって、ブッシュ再選(さいせん)こそ日本(にっぽん)のためだ、と考(かんが)えるのはいささか短絡(たんらく)的(てき)だ。ときに米国(べいこく)にもの申(もう)してこそ、信頼(しんらい)に足(た)る同盟(どうめい)国(こく)になる。 ' g. T% \0 a/ t2 C, ^" f

) t3 U0 T* Z) O1 L たとえいっとき、さざ波(なみ)が立(た)ったとしても、国際(こくさい)社会(しゃかい)との安定(あんてい)した関係(かんけい)を重視(じゅうし)すると語(かた)るケリー氏(し)の方(ほう)が、長(なが)い目(め)で見(み)て、日(にち)米(べい)関係(かんけい)にもプラスだという考(かんが)え方(かた)もできるだろう。
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, k) o0 K4 m* [) u 9・11以降(いこう)、「テロとの戦(たたか)い」に突(つ)き進(すす)む米国(べいこく)を尻目(しりめ)に、イラクをはじめ各地(かくち)で大(だい)規模(きぼ)なテロが起(お)きている。パレスチナでも、自爆(じばく)テロと報復(ほうふく)攻撃(こうげき)が繰(く)り返(かえ)されるばかりだ。その点(てん)では「世界(せかい)はより安全(あんぜん)になった」と言(い)うブッシュ氏(し)にはとても同意(どうい)できない。
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 国際(こくさい)社会(しゃかい)の混乱(こんらん)をときほぐし、世界(せかい)をより安定(あんてい)させなければならない。そのことを考(かんが)えると、これからさらに4年間(ねんかん)、ブッシュ氏(し)に超(ちょう)大国(たいこく)のかじ取(と)りを託(たく)すことに強(つよ)い不安(ふあん)を覚(おぼ)える。 & C- [+ c3 [& r- V  f! Z
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  災害(さいがい)医療(いりょう)――「防(ふせ)ぎ得(え)た死(し)」を減(へ)らす
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  新潟(にいがた)県(けん)中越(なかごえ)地方(ちほう)を襲(おそ)った地震(じしん)で、これまでに、20人(にん)を超(こ)す人(ひと)が命(いのち)を落(お)とし、2200人(にん)以上(いじょう)がけがをした。 * A( g4 l( A& u; e" _5 E. a

* {/ w3 ^/ U1 q9 p 10万(まん)人(にん)近(ちか)い人(ひと)たちが避難(ひなん)生活(せいかつ)を強(し)いられており、水(みず)や食料(しょくりょう)も十分(じゅうぶん)にない寒(さむ)さの中(なか)で、体調(たいちょう)を崩(くず)す人(ひと)も出(で)ている。孤立(こりつ)した集落(しゅうらく)には病人(びょうにん)もいるはずだ。
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- z' t, Q3 |: R6 T8 R* v, o 現地(げんち)の病院(びょういん)では、建物(たてもの)が壊(こわ)れたり、停電(ていでん)や断水(だんすい)になったりしたところも多(おお)い。そうした中(なか)で、医療(いりょう)スタッフの不眠(ふみん)不休(ふきゅう)の活動(かつどう)が続(つづ)いている。   T5 S! p+ n; c8 O' `# s. u

! \' F  W+ `* k# C$ b; g; @3 P1 Y 今回(こんかい)、新(あたら)しい動(うご)きもあった。
( z: s1 b8 e2 M: q$ T% F4 H5 b
% h! c8 G, j5 x たとえば、東京(とうきょう)都(と)が8月(はちがつ)に発足(ほっそく)させたばかりの災害(さいがい)医療(いりょう)派遣(はけん)チーム「東京(とうきょう)DMAT」が、いち早(はや)く、小国(おぐに)町(まち)に入(はい)った。医師(いし)や看護(かんご)師(し)、事務(じむ)職員(しょくいん)ら14人(にん)で編成(へんせい)され、けが人(にん)の治療(ちりょう)にあたった。
; c7 n$ {( U! a' K" ^6 u2 `/ P- u- S+ l$ ?. D8 i0 i
 「プリベンタブル・デス(防(ふせ)ぎ得(え)た死(し))」をできるだけ減(へ)らす。
# h' G$ \* [# O, D' c+ j. W$ C' B
- o$ ~- M) w' N4 j8 U- |+ D* E それが災害(さいがい)医療(いりょう)の目的(もくてき)だ。「東京(とうきょう)DMAT」は、その道(みち)の先進(せんしん)国(こく)、米国(べいこく)にならい、国(くに)に先行(せんこう)して東京(とうきょう)都(と)が始(はじ)めた。 0 j$ V4 u4 a* E% q0 x

6 F4 F3 D% O+ X5 @7 q 災害(さいがい)医療(いりょう)の考(かんが)え方(かた)は、95年(ねん)の阪神(はんしん)大震災(だいしんさい)をきっかけに深(ふか)まり、システム作(づく)りも進(すす)んだ。各地(かくち)で拠点(きょてん)病院(びょういん)が整備(せいび)され、インターネットを使(つか)った医療(いりょう)情報(じょうほう)の交換(こうかん)も行(おこな)われるようになった。 . c: h' C! b8 a

& S, M! w% e8 Y, e& |2 b4 e% n6 ~ 「東京(とうきょう)DMAT」は、今回(こんかい)のような経験(けいけん)を重(かさ)ねて、将来(しょうらい)、首都(しゅと)で起(お)こりえる大(だい)災害(さいがい)の現場(げんば)で、建物(たてもの)にはさまれた人(ひと)の救出(きゅうしゅつ)や救命(きゅうめい)措置(そち)などを行(おこな)い、「防(ふせ)ぎ得(え)た死(し)」を減(へ)らすことをめざしている。 ; W/ n5 r( p3 g* j! x  E
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 阪神(はんしん)大震災(だいしんさい)では、死者(ししゃ)のうち約(やく)1割(わり)は即死(そくし)ではなかったといわれる。下敷(したじ)きになってから、しばらくして急(きゅう)に具合(ぐあい)が悪(わる)くなるクラッシュ症候群(しょうこうぐん)などで亡(な)くなった人(ひと)も多(おお)かった。初期(しょき)に適切(てきせつ)な手当(てあ)てをしていれば救(すく)えたはずの命(いのち)だ。
9 G; o4 k4 E- {2 F5 D
" V' K7 x1 B, R. g/ n 災害(さいがい)医療(いりょう)の重要(じゅうよう)性(せい)について、国(くに)や自治体(じちたい)が認識(にんしき)をより深(ふか)め、医療(いりょう)機関(きかん)同士(どうし)の協力(きょうりょく)や派遣(はけん)チームの増加(ぞうか)がはかられるといいと思(おも)う。
* P( q( t4 R1 d" H1 K# a3 H6 p
' e- B, J, O: y9 ], [7 Z! p- v7 V 災害(さいがい)医療(いりょう)には機動(きどう)力(りょく)も大切(たいせつ)である。 ! o0 w! i5 b! M" [- r

; z+ n% m$ f( t) @6 K" S1 D! D 新潟(にいがた)では、60近(ちか)い集落(しゅうらく)が道路(どうろ)の寸断(すんだん)などで孤立(こりつ)した。こういうときに威力(いりょく)を発揮(はっき)するのが、医師(いし)がヘリに
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