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かんじ: またおまえのせいで友達失くしたよ
みかみ: ハハ, そういえば高校ん時からそうだったよな.
かんじ: おまえが泣かせた女の子, 一人一人慰めて回ったこともあった.
リカ: ふ-ん, ほとんどタマネギとハンカチのような關係だったんだね.二人は.
かんじ: あのな
さとみ: でもね, 永尾くんが慰めてあげた娘は,
その後みんな永尾くんを好きになってたんだよ.
かんじ: 噓, 俺はそんないい目にあった覺えはないぞ
みかみ: それはおまえが鈍感だからさ
さとみ: でも,なんか嬉しいな.
かんじ: 何が?
さとみ: ちょっと不安だったんだ, 五年も逢ってなかったし,二人と逢っても.
あの頃みたく話せないんじゃないかなって思ってた.
かんじ: それは俺もそう, 關口が腰にスカ-フなんか卷いてきたら,
どうしようって
さとみ: 似合わないって
さとみ: ねぇ, 覺えてる? 一度三人で學校サボって, 海見に行った時のこと.
みかみ: え? あぁ ---- チョット
尙子(なおこ) : !..
みかみ: 驚いた.
なおこ: 何よ..
みかみ: ずいぶん變わるんだな. 晝と夜とじゃ.
大學で見た時はただの優等生のお孃さんだと思ってた.
リカ: どしたの?
さとみ: ---- え? , 何?
リカ: 妬いてるみたい.
さとみ: 三上くんに? まさか, 昔っからそうだもんね?
かんじ: みんなよく言ってた, 三上の人生にベッドシ-ンは あっても,
ラブシ-ンはないって
さとみ: そう, だいたい何で私が三上くんのことで
リカ: そ, じゃ私の見間違いだ.
さとみ: --- あ, そうだ, 永尾くん, ピンポン
かんじ: え?
さとみ: さっきの ---
かんじ: あ -- いないんだ? 彼氏
さとみ: 永尾くんってね, いつも私の悲しいのとか淋しいのとか,
そんな氣持をヒョイッてすくいあげてくれてたの.
ホント, 三上くんとは全然正反對
リカ: ふ - ん ---
--------------------------------------------PART 1-6 END
TOKYO LOVE STORY 1-7, 1-8
みかみ: 大學の硏究室で一緖なんだよ, 今の娘
みかみ: 高校ん時と同じだな?
俺が女の子誘ったりしてると,なんか背中に冷たい視線を感じてさ,
何だろって振り向くと, いつも關口が蔑むような目で見てた.
相變わらずだ, 關口の潔癖症は不治の病かもな.
(相(あい)變(か)わらずだ??)
かんじ: 三上
みかみ: いい, 俺が出るよ.
ここ, 永尾の奢りな?
かんじ: お, おい待てよ ---
リカ: 彼のこと嫌いなの?
さとみ: ---嫌いってゆ-んじゃないけど, 三上くんといるとイライラするの.
リカ: でも, いいよね, 同級生と今でも逢ったり出來るのって.
さとみ: そ - ゆ - の無いの?
リカ: 私の友達はみんな海の向こう
さとみ: 海外に住んでたんだ? 私なんかどっちかっていうと,
そっちの方が羨ましいけどな,
リカ: あ, ねぇ, 電話番號敎えて?
さとみ: うん ---
かんじ: 歸ったよ --- 關口に謝っといてくれって
さとみ: 噓, 三上くんがそんな氣遺うわけない.
かんじ: あ –
さとみ: ありがとう.
さとみ: あ, ありがと
リカ: 小さな親切,大きな下心
かんじ: あの, 俺に何か恨みでもあるんですか,あなた ---
かんじ: もしもし
リカ: はい, もしもし
かんじ: 俺に何か恨みでも -------
リカ: ガチャン
かんじ: 切るな
リカ: あ,そうだ, カンチ, これあげるね.
かんじ: 何,君の電話番號なんか ----
リカ: いいからいいから
かんじ: はい, 永尾です..
リカ(聲): わ - た - し.
かんじ: -- 赤名さん?
リカの 部屋
リカ: よく判るね, あ, 私のこと好きなの?
永尾の部屋
かんじ: スイマセン, 間違い電話でした
リカ: あ-っ
かんじ: 何,今歸ったトコ.
リカ: うん --------- ねぇ, 彼女のことなんでしょ?
かんじ: え?
リカ: カンチの靑春の一ペ-ジ目って, さとみちゃんのことなんでしょ?
かんじ: --- どうして?
リカ: そりゃあ判るよ,顔に書いてあったもん ----------
ねぇ, それ, 私が讀んであげようか? 彼女の前で.
かんじ: あ?
リカ: 自分じゃ言い出せないんでしょ?
好きって一言が早口言葉五百個言うよりも難しい時ってあるもんね
かんじ: 大きな御世話です.
リカ: 何で, この私が戀のキュ-ピットになってくださるのよ.
かんじ: 自分に敬語を使うなよな.
リカ: だから ----
リカ: あ--
かんじ: え, もしもしもしもし
リカ: もしもし, ごめん, もしもし..
永尾の部屋
かんじ: チクショ --
電話: はい,もしもし
かんじ: あのね, 俺を新入社員だと思ってからかってるわけ
さとみの聲: あのどちらにおかけでしょうか? 關口ですけど
かんじ: え, 關口 ------- !?
みかみ: へぇ- , 偉いね.
なおこ: 何するのよ
みかみ: 昨夜あれから何處行ったの?
知りたいな, どっちの君が本當の君なんだ?
なおこ: 放っといてよ.
みかみ: よそ見してる女をこっちに向かせるのが趣味なんだ,
風見鷄みたいなもの
なおこ: 風見鷄は風が吹いてくる方に背中向けるものなのよ
言っとくけど, 私あなたみたいな男,
大嫌いだから.
みかみ: みんなそう言うよ.
景子(けいこ) : 永尾さん, 愛媛ですよね?
かんじ: そうだよ..
のぼる: 愛媛ってあれだろ? 成人式に足に紐つけて塔の上から飛び下りる
儀式があるんだろ?
かんじ: あるわかないでしょ
けいこ: 中途人社でしょ?
かんじ: そ, 向こうで, 度就職したんだけど, やっぱこっち來たぅて
けいこ: ホントは社內戀愛で問題起こして居辛(いづら)くなったとか?
私と問題起こしません?
かんじ: え.
のぼる: 永尾, こ-見えて手早いんだよな.
のぼる: 赤名リカ
けいこ: え, 永尾さん, あの人と何かあるんですか?
無し 無し
のぼる: よせよ, あの女だけは --------- 出來てるってうわさなんだから.
かんじ: は?
のぼる: 部長とあの女
かんじ: また..
のぼる: 火の無い所に煙はたたないってな
かんじ: 火の無い所でも放火するクセに
のぼる: な?
かんじ: 何..
かんじ: 何?
リカ: 何?
かんじ: 何って, 呼んだろ?
リカ: 手首の邉婴筏皮郡螭坤堡 |