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发表于 2004-2-16 23:00:00
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02月17日8 L% j- c9 r$ e' C' J1 Q
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結果のわかったスポーツを録画で見るのは味気ないものだ。結果がわかっていなくても、録画では生放送の臨場感は弱まる。ところが、意図的に放送の時間をずらす動きが出てきた。
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先日の米国グラミー賞の贈呈式は5分遅れで放送された。全米が注目するスーパーボウルの生放送がそもそもの発端だ。ハーフタイムの余興で歌手の乳房が見えてしまい、非難が集中した。そんな「不測の事態」を避けるために時間差放送をした。
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8 W4 f+ R$ }5 [9 v# t E このアイデアを競馬中継に持ち込んだのが、映画「スティング」だった。結果のわかっているレースを、あたかも生放送であるかのように見せかけた。あざやかなだましの手口が、爽快(そうかい)な結末へとつながる。 9 B$ O3 {4 S6 _/ _4 M7 Y
! J5 S6 V7 W% I" R Q9 r 競馬は無理だろうが、スポーツ番組も含めて時間差放送が広がることには危惧(きぐ)を覚える。毒味をして無害であることを確認してから放送する。いま起きていると思っていることが実は5分前のできごとだった。詐欺とはいえないが、だまされているような後味の悪さがつきまといそうだ。
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日本テレビのサブリミナル疑惑が報じられた。1万円札の福沢諭吉の顔のカットをごく短い時間挿入したという。潜在意識に働きかけようとするサブリミナル効果は疑問視されている。とはいえ、画面の小さな操作で大きな影響を与えることがあるテレビが注視の的になるのは、やむをえない。 + g+ q9 \. l1 q; B
3 Z' v4 ?* n6 A3 e, V 現実と非現実との境界が薄れていく現代、テレビは境界線上をさまよっている感がしなくもない。少なくとも一方の足は、しっかりと現実の方に踏みとどまっていてほしい。
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单词解读:& Q5 k* K1 `* g8 E1 m
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サブリミナル 3 [subliminal]
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〔「識閾(しきいき)下の」「潜在意識の」の意〕テレビ・ラジオの放送や映画などに、通常の視覚・聴覚では捉(とら)えられない速度・音量によるメッセージを隠し、それを繰り返し流すことにより、視聴者の潜在意識に働きかけること。4 J8 r$ d8 E3 G0 x/ V7 @4 b
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# J6 i* C$ H& G& k7 |1 d' R 象をめぐる神話や伝説は多いが、「象の墓場」もその一つだろう。死期を悟った象が群れを離れ、墓場に向かう。無数の骨や牙が散らばる墓場に身を横たえ、静かに死を迎える。
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誇り高き彼らの最期にふさわしい荘重な光景だ。だが、そのような墓場はないというのが定説で、想像の産物とされる。とはいえ、象の死は劇的に語られることが多い。仲間の死を悲しむ姿が尋常ではないからだろう。 + _. r* T! Z2 O5 e, D; j
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瀕死(ひんし)の象を仲間は何とか助けようとする。倒れると、牙で引き起こそうとする。だめだとあきらめたら、埋葬に取りかかる。足や牙でまわりの土をふりかける。鼻で枝を集めて死骸(しがい)にかぶせていく。埋葬が終わってもその場を立ち去らない。アフリカ象の生態を調べた『野性の巨象』(ハミルトン夫妻著・朝日新聞社)には、3日間も死骸を見守った例が出ている。 4 Q& {4 m6 ]. h3 p6 ?
$ j0 Q+ |9 i) z+ V 埋葬は仲間の象だけではない。自分を襲ったライオンを地面にたたきつけて殺した後、やぶから枝を折り取ってライオンの死骸を覆った例もある(『動物たちの自然健康法』紀伊国屋書店)。記憶力が良く、仲間が死んだ場所にさしかかると、後々まで立ち止まるそうだ。
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ボルネオ島に生息するボルネオ象が、独自の進化をとげた「新亜種」らしいことがわかった。2千頭ほどしか残っておらず、絶滅が心配される。アジア象全体でも生息数は3万5千から5万頭程度といわれ、「絶滅危惧(きぐ)種」に指定されている。 6 I9 L; e3 }/ m) @7 e
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象を墓場に追い込んでいるのは、開発や密猟である。仲間の死を嘆き悲しむ象の姿は、人間の罪深さを映してもいる。. |5 Q; [6 N' g0 K" m! ]; @' L* N2 x# {
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5 O+ `% e; D: Q0 ]* F% W2 ^ 「事と次第では生命の危険にさらされる海外派兵を行うのであれば、その責任者自らも生命を投げ出すほどの覚悟がなければならないであろう」 % R7 m+ X: y! c" {: P
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きのうの党首討論で、民主党の菅代表が手にして小泉首相に迫った本『吉田茂の自問』(藤原書店)の一節だ。日中戦争から太平洋戦争までの外交を吉田元首相が若手外交官らに検証させた機密報告書を小倉和夫・前仏大使が読み解いた。
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9 X4 { X r; I! {$ t3 l いったん兵が海外に派遣されると「事態の急変や相手の挑発によって、『自衛のために』戦闘行為に走ることはとめられない」との記述もある。もちろん当時といまとを同列に論じることはできない。しかし、いまたどっている道が果たしてこれでいいのかとたびたび「自問」することの大切さに変わりはないだろう。
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米英のイラク開戦を支持し、自衛隊派遣を決めた小泉首相も、きっと自問を繰り返したに違いない。しかし、菅代表の追及への答えは、これまで何度も聞かされたことの繰り返しがほとんどだった。 5 I$ z% r* T' f7 T' Y- C
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「政治闘争は知的な争点、見方・分け方の原理を持っている」というのは、フランスの社会学者P・ブルデュー氏だ(『政治』藤原書店)。政治は、これまでとは別の新しい見方を示して、従来の見方に取って代わろうとする闘争だ、と。小泉首相の「繰り返し答弁」を突破できない民主党は、強力な「別の見方」を示すことができないでいるということか。 ! ] Y+ M: a- B" m8 m
1 n1 S% J6 i+ M, _# {% ~) @+ w0 ` 日本外交の失敗を反省する先の著書に戻れば「すべて根本が大切であるということである」という。「根本に誤りがないこと」だ、と。
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0 Y6 l: I$ K8 B フランスでは「死者との結婚」が、まれにあるという。先週、ロイター電は、こう伝えた。 . F, R& K S- H. c; T% k! f' F
0 y* {; Q) ^, i1 T4 N+ I# I ニースで、35歳の女性が、18カ月前に自動車事故死した男性と結婚した。し违辚攻匹毪丹螭稀副摔坤螭扦狻⑺饯媳摔确证梁悉盲縼齻幱Qを大切に思っている」と述べた。事故当時ふたりは婚約しており、式の日は男性の30歳の誕生日だった。
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; ^7 E; K& t# X$ h 死後の結婚は、ドゴール大統領の時代に導入された法律で認められているという。世界は様々だが、昔、この国の文豪が「あらゆる人間の知識のうちで結婚の知識がもっとも進んでいない」と書いていたのを思い起こす(『バルザック全集』東京創元社)。 7 m& N4 G6 w4 T8 R: _& ~7 ?
. `8 Y9 g# k1 T7 A5 E( ? 米国では、先週、サンフランシスコ市が同性同士の結婚を認め、市庁舎で数十組の結婚式をした。マサチューセッツ州の最高裁は昨年「同性婚を禁じるのは州憲法違反」としたが、ブッシュ氏は判決を批判した。大統領選の絡みもあるようだ。 : L6 ]. t2 L, C. K9 Z+ m4 U4 M3 b
7 x. f! E. y" j 「結婚こそは人間がなし得る最大の探検旅行であり、いつまでもさうなのだから」と記したデンマークの思想家は、今も、そう言うだろうか(『キェルケゴオル選集』人文書院)。 6 I1 e' _% ]) Z# @
- a1 F+ \, n6 w 日本では、著者自ら「30代以上、未婚、子なしの自分は女の負け犬」と書く『負け犬の遠吠(とおぼ)え』(講談社)が話題になっている。微妙なテーマを、バサバサと切り分けていく独特の語り口に、同意や反発が起きているのだろう。日本の古い文人の言葉を引く。「お前が結婚すればそれが嬉しい。お前が結婚しなければそれもうれしい」(『武者小路実篤全集』小学館)。 |
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