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发表于 2004-12-4 20:16:58
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12月04日
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$ L [. v6 u, T! ~4 h! R+ r 車輪から伝わってくる軽い響きに身を委ねながら目を覚ます。まだ明け切らない窓の外を見知らぬ家並みが流れ、ど接挨趣毹D―。こんな一刻に、寝台特急の旅情がある。
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ブルートレインの先駆けとなった「あさかぜ」が、来年3月のJRのダイヤ改定で消える。「走るホテル」とも呼ばれたが、新幹線や飛行機に押された。時代の流れだが一抹の寂しさがある。
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6 ^$ G' H9 s% b! T$ V) O5 D. H 「あさかぜ」は、松本清張の初期の代表作「点と線」の重要な舞台となった。汚職疑惑のある某官庁の課長補佐と赤坂の料亭の女性が、東京駅の15番ホームから「あさかぜ」に仱贽zむ。14番線に列車がなく、13番ホームから「あさかぜ」が見通せるわずか4分の間に、偶然を装って目撃者を作り出す場面だ。
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「点と線」は、雑誌「旅」の57年、昭和32年の2月号から約1年連載された。九州などの風土を背景に、時刻表の秘めた意外な物語性を駆使して展開する。官と業の癒着の中で、詰め腹を切らされる中間管理職の悲哀と、責任を逃れて太ってゆく高級官僚への告発もにじむ。# ^2 a+ j9 d5 ? e6 _
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「松本清張ほど戦後状況をみごとに体現した作家はいない」。尾崎秀樹さんが『新潮現代文学・清張集』の解説に書いた。それから四半世紀たつが、このところ、テレビでの再演や、傑作選、随筆集の刊行などが続く。確かに、清張さんならどう捌(さば)くかと思わせる事件は後を絶たない。政権党の最大派閥の1億円献金隠しの怪もその一つだ。2 z7 H- S {9 g+ W( d2 m
2 w: A6 N |4 \7 u" k5 W# X 「あさかぜ」は、静かに走りを終える。しかし、権力の無法な走りの方には終着は見えない。 |
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