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发表于 2004-12-31 06:22:40
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12月31日& Y5 X+ o/ a E! J7 Y+ N
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吾輩(わがはい)は、この年である。つまり、今日一日限りとなった行く年だ。名前は……と言いかけた途端、「災い」と声がかかりそうだ。その気持ちは分かるが、それしかないのかと自問する。
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確かに、この年、災いが繰り返された。暮れにも、史上最悪の惨害となりそうな大津波が起きた。多くの人が、むやみに殺された。命を奪うことへの抵抗感が失われたのかと疑うような事件が続いた。
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一方で、勇気づけられることも起きた。アテネ五輪では、輝く青年たちや、味のある壮年の活躍があり、イチローの大リーグ新記録があった。そして洪水という災いの中、バスの屋根で身を寄せ合い、歌いながら一夜を過ごして全員が生還した人たちもいた。心を一つにして生まれた、大きな和の力だったと吾輩は思う。 3 K' N% P, G3 t) b* {- y
; C$ x' D. N8 U& M6 l5 o! N3 ~) C この年は、「和をもって貴しとなす」で知られる聖徳太子の十七条憲法の制定から1400年にあたっていたのをご存じだろうか。太子ゆかりの法隆寺が所蔵する国宝が東京で展示された。桜の季節だった。少年のような面もちで立つ白鳳彫刻の名品が「夢違(ゆめちがい)観音」である。この像に祈れば、悪い夢が良い夢に変わるとの言い伝えがある。今に通ずる、いにしえの人々の願いを吾輩は感じた。
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行く年の最後の新聞に皇族の婚約内定が載っている。2度の延期を経ての会見を吾輩も見た。ゆかしさとともに、どこか懐かしさも感じさせる紀宮さまと、きまじめさの奥にちゃめっ気がのぞく飸c樹さん。久々に、ほっとした。 3 O, k' u5 S" u2 l
( I3 A* J1 f* ?4 Y いよいよ吾輩は去る。名前は……まだ、決めてほしくない。 |
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