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发表于 2005-1-5 05:18:59
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01月05日
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$ I7 F8 p& o1 A 「東京の笑い」と「大阪の笑い」とどちらが好きか。「大阪」派が「東京」派の倍以上だった、とは本社世論調査の結果だ。 ( W3 C+ O2 h; f
0 e& _9 w) M& }3 |" X1 O 吉本興業会長の林裕章氏も「我が意を得たり」だろうと思っていた矢先に、氏の訃報(ふほう)が届いた。調査結果が掲載された3日の死だった。「我々でも大阪の喫茶店でお茶を飲んでいるときに、おばちゃん同士の会話で笑ってしまうことがある。これが上方の文化やし、笑いのDNAが大阪の人にしみ込んでいるんやろね」と語っていた人である。 , [. v8 I8 d+ ]& ^
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大阪の舞台で芸人を育て、東京のテレビ番組で人気者になって全国にファンを広げる。吉本興業がつくりあげてきた仕組みだ。テレビだけで育ったタレントはすぐ消えてしまう、とまず芸を競わせた。
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' K# N; p4 ^' W 林氏の前任者にあたる中邨秀雄氏が芸人たちのことを「旬のある消耗品」と称したことがある。旬を見抜かなければならない。しかし消耗品だから深入りしすぎてもだめだ。厳しい世界である。 4 \* h I9 \1 z- _% a+ A
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先の調査でも好きな芸人・タレントのトップだった明石家さんまについて中邨氏は「売れるまでに十年以上かかっているからトップの座に十年以上座っていられるのだ」と(『笑いに賭けろ!』日本経済新聞社)。一方で、テレビ界の安易なタレント志向が演芸界の奥深い芸を掘り崩していくことへの危機感も募らせていた。 , K7 V4 A' m/ M; \3 G, U
0 G2 u7 b* @3 z2 k6 r 「東京の歴史なんかたかだか400年」とは亡くなった林氏の言葉だ。先の世論調査では「いまの日本に笑いは少ない」という結果が出たものの、日本の「笑いの文化」には、なかなかの厚みがある。 |
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