| 
 | 
 
 
发表于 2005-1-9 11:31:43
|
显示全部楼层
 
 
 
01月09日5 k# G: B. ?( J8 e 
  
1 n: l. m/ J+ v5 J+ Q' i) O 昭和という時代が終わったのは、16年前の今頃だった。その昭和で数えれば今年は80年になる。戦後60年でもある今年は、20世紀の歴史の節目となった昭和20年、1945年を、折に触れて思い起こしたい。 7 M. m8 @3 B% F1 B5 @: z& T' @ 
7 z. ]8 e) Z, i5 K, @6 [; U  j 
 その年の春、オーストリアのナチスの収容所を、ひとりのイタリア人が脱出し故郷をめざした。アルプスを越え、北イタリアの小村アジャーゴにたどり着くまでの過酷な体験を描いた短編は『雷鳥の森』(みすず書房)に収められている。 * R" V' S8 u$ E6 Z+ a 
 
* q8 ?: k6 I; {% H; D 著者マーリオ・リゴーニ・ステルンは21年生まれで、第二次大戦ではフランスやアルバニアの前線へ赴いた。ロシアの戦線へと向かう列車が停車中、外でポーランド人の老人が片言のイタリア語で「アジャーゴ」と故郷の名を叫ぶのを聞く。 2 V. i$ e, i9 \, p9 H1 e 
+ t, j: g, j% c 
 第一次大戦中、アジャーゴの山中で捕虜になった老人に、村の人々がパンを工面してくれたという。老人は、その礼にと列車の兵らにビールをふるまい、別れには雪の中に立ち尽くし帽子を振り続けた。 : V# \$ l3 a; \ 
& g) x, F$ ^/ S 
 その夜リゴーニは、生まれて初めて、貧しい者たちの呙恕⒇殼筏ふ撙郡沥藲ⅳ泛悉Δ长趣驈姢い霊檎趣いΔ猡韦讼耄à猓─い蜓菠椁蛔詥枻工搿!袱长纹嚖藖っているおれたちのなかで、帰れるのはだれだろう。何人の同郷の人(コンパエザーノ)をおれたちは殺すことになるのだろう。そして、なんのために……同じ世界に生きているわれわれは、だれもがみな同郷の人(コンパエザーノ)なのに」。  
, w. l6 m# H# \0 ^ 
  ?! X6 B2 e8 d# u4 W. h 同郷の人(コンパエザーノ)。耳慣れない言葉だが、つぶやいてみると、日向(ひなた)くさい懐かしみがある。そしてリゴーニの問いが古びていないことには、心が騒いだ。 |   
 
 
 
 |