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发表于 2006-2-7 09:27:14
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第38課 日本語と国際交流
4 |! A8 Q0 ?1 z2 X& ]" F, T' Q1 u
, h1 i9 T/ o1 _$ b/ Z 教えることは教わることだというが、日本語を外国人に教えてみると、彼らから日本語について教えられ考えさせられることが多い。
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7 g' v! m. y' C5 H1 P 「先生、日本人、『さようなら』といいませんね。」7 {8 d7 H+ F+ C2 X" q( Y) y/ X+ r# L
: z' f2 U/ S! C, ?% b9 K2 X: ^: b 「へえ?」
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「good byeのことですよ。人と別れるとき、『さようなら』って言うのでしょう。国で習いました」) M+ A7 H* i0 J4 ^4 T, g9 m
) ~' I2 O) B& }- p
「いや、『さようなら』って言いますよ。」
2 _0 Q _3 c; ?, A- F# \7 S. J- i3 f! v* b
「でも、学生たち、使いませんね。」
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「何て言いますか。」( c- P6 `/ f5 U4 X3 F" _4 Q- t5 w
1 [3 r; q9 u4 q 「バイバイ」9 u6 {' a- {, K( p
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なるほど。親しい者同士、特に若い人たちが「バイバイ」とか、「バイ」とかといって、手を振って別れることが多い。年輩の私などでも使うことがある。幼児に向かっては当然のように言う。一般の辞典の中には「バイバイbye bye(俗語)『もと、幼児語』さようなら」と解説するのもあるが、掲出していないものもある。日本語教育の教科書にも、普通は出ていない。いわゆる教室日本語と生活日本語の違う所なのである。
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3 m+ d8 u& Y8 J2 s" |( t) g 「先生、『はい』と『ええ』と、どう違いますか。」# y9 h: S+ A, L9 |
# }. A, g. w D) t5 W 「『はい』の方が丁寧な返事ですね。」
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( w/ { z; M4 m: c5 g- W) K! m と答えたものの、それだけかな、と気になった。それで考えてみて気がついた。これは案外大事な問題のようだ。; ~: y+ m6 i! w
& X% d+ l) o) x# }9 [) I0 @+ W# s まず、「はい」も「ええ」も肯定の返事に使える点では共通している。7 @6 D$ o. b' H/ b4 X- ~
: o5 K8 d- @& ]$ u9 Z2 O t 「お土産に果物を持って行ってあげようか。」
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「はい、持って来てください。」
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1 k6 O8 [3 {1 ^* o- K \ と言うときの「はい」は「ええ」とも言える。「はい」のほうが、少し丁寧。あるいは、かしこまった感じがあるだろう。& S, ]( I, h2 }
; G' Q( F0 c% B- b# M 「作文、もうできた」とか、「明日の会いに出ますね。」とか、「旅行、好きですか?」などと聞かれたときに「はい」「ええ」の両方が使える。ところが、) g$ K( a' q! r1 ]/ b3 F# J' C
8 n) I% p6 \& }) K4 f 「そこにいるのは誰?」「はい、三郎です」
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と言うときの「はい」を「ええ」と言うのは変である。+ e$ z3 s- ?6 O, n- k0 m S% g
, E3 C* ^8 j# a# @
「おはようございます」「はい、おはよう」
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「じゃあ、さようなら」「はい、お気をつけて」+ R5 V( C) r" a' K
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などの「はい」を「ええ」ということもできないだろう。
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これらから考えて、次のようなことがいえるのではないか思う。, C3 G8 g. U+ [" O* s8 |5 i
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「はい」は、相手の言葉を受け止めたと言う意味の返事なのに対して、「ええ」は、相手の言葉を受け止め、さらにその内容を承認し肯定すると言う意味の返事である。「誰?」とか、「いつ?」とか、と聞かれるときに、その内容を承認する肯定するとかと言うことはあり得ない。だから、「はい」は使えるが、「ええ」は使えない。「おはよう」とか「さようなら」とか、挨拶されたときに、その内容を承認するとか肯定するとか考えること自体、変なものだ。だからこの場合にも「ええ」は使えない。
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さっきに「はい」も「ええ」もともに使える場合は、「肯定の返事」として「共通している」と言ったが、これは、「はい」が文脈上、自然に肯定の意味をも表すようになっている場合なのだ。
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ここまでが私の一応の結論だったのだが、しかしさらに考えてみると、「はい」にも「ええ」にも、返事ではなくて相槌を打つ用法があって、紛らわしい。承認してくれた返事、肯定の返事だと思ったものが、単なる相槌だったとしたら、たいへんな誤解を生むだろう。欧米人は、余り相槌を打たないで相手の言葉に聞き入る傾向がある。相槌を打つにしてもyesの類は使わないようだ。そのため、欧米人から、「日本人はよくyes yesと言うけれども、実は、肯定しているわけでも、賛成しているわけでもない。言うこととすることと違う」と非難されることがある。相槌の「はい」も「ええ」もyesに当たると思って気楽にyesを使うことが、国際的な不信感を生むもとになる。場面にもよるのだろうが、軽々しくyesを使ってはならないのだ。: ^9 e. a! A- `& U9 C( ~) x& @
- H% @+ V: d+ s4 W 「先生、『夢を見る』は慣用句ですね」5 z/ p/ e, I& h; N% x
3 X) T* ?* U7 A. Q と言われてはっとした。慣用句の問題を、留学生を交えて教室で話し合っているときに、ある中国人留学生が聞いたのである。
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慣用句は「決まり文句」の一種だが、例えば,「羽を伸ばす」は、鳥がのびのびと羽を伸ばすと言うもとの意味から離れて、人が制約を脱してのびのびとする。気ままに振るまうという意味に使われる。このような比喩的な慣用句には、「腹が立つ」(怒る)「心を打つ」(感動する)「鼻にかける」(自慢の種にする)などがある。
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& S0 x% C) Z. V3 l これらに対して、ごく普通の決まった言い回しの慣用句がある。「電報を打つ」「嫌気がさす」「気がつく」などである。これらは比喩的な慣用句とは違って、もとの意味を失っていないが、語と語の結び付きかたが決まっているものである。「夢を見る」もこのたぐいの慣用句だと言うのである。われわれ日本人にとって,[夢」は「見る」以外のものではない。「いやな夢を見た」「夢に母を見た」などと使う。「夢のない時代」「夢と知っていながら」などとも使うが、その「夢」自体、「見る」ものと思い込んでいる。余り当たり前で気がつかないでいたのである。
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9 M0 w. Q0 K! M( ^8 u& c 「中国語では『夢ヲスル』(做梦)と言うんです。『夢を見る』と言わないので、面白いと思いました。」と、その学生が付け加えた。数カ国の留学生を聞くと、中国語式の言い方をする言語もあるし、英語の“dream”のように一語で表す言語もある。日本語式に「見る」を使う言語もある。いろいろだということを教えられた。
: d+ h1 f: Y3 H& b/ d( f% C: q# h# f
文法:1、…点で(は)… バイオリンとギターは、弦楽器であると言う点で同じだ。
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中国語と日本語は、漢字を用いる点で、共通している。, Z# w: B5 H. D/ a' X. f0 A8 B
: |, q0 F: Z$ W1 V- \" g 男性と女性は、体力の点で、違いがある。
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6 g) R7 Q2 o) M4 s, b 2、…得る/得ない 商品が売れ残ることはあり得ない。3 C! d9 ?1 n6 n5 D! \3 e, O
( M3 z8 D3 d3 _9 X7 n" S# M この工場が閉鎖されることはあり得ない。& Z# a' G( y$ G9 r. U% y
- S0 ?* A/ f! k% L5 c8 A7 b この川で魚が釣れることはあり得ない。6 H1 h" F/ z- w! X* L( Q
% e4 a5 g! U2 u( q) D5 d言葉の使用の仕方:- D G2 \ R8 w. ?5 t
q2 `6 l( g/ W1、いや:『この小説はとても面白いよ。』『いや、僕はそう思わない。』" r0 @$ Z' z C( F
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2、はっとする:駅で、家の鍵を掛け忘れたことにはっと気がついた。$ f8 l+ q$ U0 I
v+ X8 w! Y! H/ T1 e3、嫌気がさす:仕事がつまらないので、会社に嫌気がさした。
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4、自体:提案した彼自体、余り積極的ではない。
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5、分かれるときと合うときの言葉:ⅱ; ~" N- z W- W1 ?9 w' H
3 J ` D. W9 B, D }( C: gごめんください/ f* C$ j) f9 J. l# ]4 X$ U
, U1 y1 e" {7 Z' H: \' K4 ]いらっしゃい. v7 z- x/ _! k' d
5 S; X( U: O" M0 ?/ O v失礼します
1 \( B6 _# {5 ^5 Q% l9 R$ J% X+ @6 F+ p, W
行ってきます; j& p0 B M3 W
5 T; M1 ?; o" o9 F, |: E. g
行ってらっしゃい
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+ |1 E- O$ e4 iただいま' Q* C7 }2 J( X6 S% s
8 a7 K( k0 {' O" W8 Dお帰りなさい |
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