2005年07月31日(日曜日)付
d7 u8 x! f3 A2 _. d, Q/ zのんびりと、牛が草をはむ。おいしそうに食べているのは、クズ、シロザなどふつうは雑草と呼ばれる草木だ。伸び放題の黄色いセイタカアワダチソウも平らげる。
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% @: g( Y4 h6 z L% Q. k* Q 草刈り用に牛を貸し出す。その名も「レンタカウ制度」。瀬戸内海に面する山口県柳井市で、ことしもやっている。人影の少ない、山あいの休耕田に、4頭の团¥蚍扭盲皮い搿% I6 _# U4 A' f* w
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牛を借りるのは、年老いて農作業がつらくなった農家が多い。周りの田んぼの稲が青々と育つなか、草だらけにしていては害虫がわく。迷惑をかけまいとして、草刈りをシルバー人材センターに頼むと、金がかさむ。炎天下での作業は、請け負う人もきつい。; _( s& j* a; l6 F! r% p
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ならば、牛に食べさせたらどうだろう。4年前に、市長の河内山哲朗さん(47)が言い出した。農地が減り続け、畜産も振るわない。ため息が重なる農業関係の集いでのことだ。牛を使えば、人件費も、えさ代も浮く。借り手も貸手も都合がいい。さっそく農協が事業化した。今夏は7軒の農家が利用する。
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/ F7 n& G+ Z. Y 手間もかからない。放牧地の周囲に2本の電線を張る。そこに太陽電池で電気を流すと、さくになる。持ち撙婴馊·晖猡筏夂唴gだ。市の試算では、5千平方メートルの草刈りを人間がやれば、2人で2日かかる。甙釀I理費も含めて5万円なり。牛なら、2頭がそこに寝泊まりして約50日で食べ尽くす。機材費込みで2万4千円ほど。
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]) L& n* R7 l/ X, d# J 牛はもぐもぐと黙々と働く。こんなのどかな光景が全国の休耕地に広がったら気持ちよかろう。そう思った瞬間、きょとんとした眼の牛と目が合った。 |