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发表于 2005-10-12 14:34:49
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【天声人語】2005年10月09日(日曜日)付
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! t9 n: K: f* j6 [ 「チームは売り物じゃない」という横断幕が昨秋、ロンドン市内に掲げられた。英サッカーの強豪マンチェスター・ユナイテッドのファンたちだ。強引にチームを買い取ろうとする米実業家グレーザー氏に反発し、本人に似せた人形を焼いた。
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グレーザー氏は8歳で家業の時計店を継ぎ、13歳で独立した。投資事業で成功しアメフット球団を所有する富豪となった。半年余りでマンチェスター株を70%支配し、買収提案を拒む旧経営陣をねじ伏せた。グレーザー氏には他国のサッカーも投資先の一つにすぎない。地元ファンをなだめるようなこともしなかった。
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0 F. W* Q0 k7 `4 v: \- l3 i1 N 「買収お断り」「魂は買えない」。そんなプラカードが先日、甲子園の客席に揺れた。阪神電気鉄道株を40%近くまで買い進めた村上世彰(よしあき)氏に向けたファンの抗議である。
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村上氏は大阪・道頓堀の近くで育った。株取引は小4の頃から。「これで小遣いを稼いでみろ」と父親から100万円を渡された。中学では、四季報や経済紙を愛読した。
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東大から通産省に進んだ村上氏が30歳で書いたという小説の草稿を読んでみた。題は「滅びゆく日本」。主人公は大阪生まれで、東大在学中から株で財をなす。内閣官房長官となって女性首相を支え、「生きてる間に日本を動かすでっかいことをやりたい」と語る。1 F5 N# k* e0 s* n+ H
& V6 f& I: L3 n$ a) H 中高の6年間、阪神電車で通学した村上氏は、「球団名、甲子園、縦じまユニホームに愛着を感じる」とファンを自任する。同時に、球団を投資対象と見ていることも隠さない。「村上・タイガース戦」から目が離せない。 |
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