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发表于 2004-4-10 23:00:00
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■《天声人語》 04月11日付5 V( e) Q% B. H8 b# V/ b c
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言葉には、物事の実際の姿をあいまいにするような働きもある。イラクから届く言葉も、例外ではない。 ' r0 V9 f7 B0 h% @5 [
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; G( o4 V! t$ K% Q6 B( x 例えば「掃討」。敵を払い除くことだが、一昨日までの5日間で住民450人が死亡したというファルージャでの掃討の実際は、こうだという。「米軍はヘリコプターのミサイルで住宅地を攻撃し、女性や子供が巻き添えになっている」。無差別の攻撃と明確な違いがあるものかどうか疑わしい。
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6 z( d" `. G8 V& u3 T 「敵」は誰なのか。「住民と握手をして敵をやっつけようと思った。しかし行ってみると、みんな敵だった」。掃討作戦に加わった米兵士のとまどいだ。
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「悲劇」は、戦功と裏表であり、そこが悲劇的だ。「ファルージャの悲劇を救え」が、イスラムの宗派を超えた合言葉になった。米軍の掃討を受ける悲劇のファルージャを救えというのだろう。しかし、そのファルージャでは、米国の民間人が焼かれ、つるされるという、ファルージャの悲劇もあった。
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C; J8 I9 L$ W4 O( F; M 「占領統治」という言葉は、イラクの実情からは、かなり離れているようだ。米英の暫定占領当局(CPA)から任命された統治評議会が、全土の騒乱について米軍と武装勢力に「即時停戦」を求めた。米軍への異例の異議表明だ。 : Q3 ^7 d0 i# B) N
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「復興」。破壊との対極にあるこの言葉は、はっきりとした戦争の終結が伴ってこそ力強く響く。バグダッド陥落から1年たっても破壊が続き、広がっている。治安が悪化したため、サマワの陸上自衛隊は宿営地の外での復興支援活動を休止した。
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+ G6 p3 }# e' D `. W 飛んでくる言葉の向こう側にも、目を凝らしたい。
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